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辻村 颯
『おもしれぇ男』入りましたぞい
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4月15日(金)曇り
みなさんこんにちは。辻村颯16(89)歳じゃよ。何だかこの自己紹介にも、手慣れてきたもんじゃのう。
昨日は、えらい目に合ったわい。まさか、実のひ孫からかようにして熱烈なアプローチを受けようとはの。まぁ、それはおいおいと対策を考えていけばいいことじゃ。
差し当たって、今はそれどころではない。状況を説明すると、何か知らんがトオイの(元)想い人から呼び出しを食らっておるぞい。こやつが、諸悪の根源…。ってかまぁ、苛め云々はワシの勘違いであったようじゃが。
しかして、こやつのせいでトオイがホモバレしたのもまた事実。おおかた、男に告白されたことをネタとして仲間内に吹聴でもしたのであろう。最終的にトオイとこやつを結びつける目的は変わらんが、事と次第によってはお主も無事で済まさんぞい!
「…って、何か勘違いしてる?オレが、仲間内に吹聴したとか何とか。しねーよ。あいつら…お前が、昨日投げ飛ばした奴らだけど。人のスマホ、勝手に覗き込んできやがってさ…。それで、トオイからのLIMEの文面を見たんだ。あいつには、悪いことしたと思ってる…」
おぉ。これは、思わぬ方向だったぞい。こやつ、いかにも不良めいた外見の割にはなかなかの真人間ではないか。ちなみに、その外見の方もなかなかにイケメンじゃ。
耳にはピアスをじゃらじゃら開けて、髪色は見事な銀髪をしておる…。これは実際に染めているのか、反社会性を表すアニメ的表現であるのかちょいと分からんぞい。
最近180cm越えの若者がポンポンいるので目立たんが、こやつもなかなかに身長が高い。トオイよりちょうど10cm上、175cmと言ったところかの?何その身長差、萌える…。って、ワシまで腐男子思考に染まってどうするんじゃい!
「それよりも、オレが興味あるのはお前の方でさ」
「は?ワシ?」
「そうじゃよ。…って、口調うつっちまった。勘違いしてたにせよ、トオイのためにそこまで本気になって怒るなんてな。お前、トオイの何?名前、何て言うの?」
「えっ、いや。その、ワシは…名乗る程の者ではないよ…。ちょいと、トオイとは浅からぬ因縁があったのじゃ。そ、それじゃワシはこれにて失礼する…」
そう言って退散しようとするワシの腕を、こやつが掴んできおった。いつまでも『こやつ』では呼びにくいな。こやつの名は、笹川縁。名前の部分は、エニシと読むらしい。そう言えばトオイの幼なじみが、そんな名前であった気がするの…。
「待てよ。実は、すでに名前調べて知ってたりして。辻村颯、だろ?ハヤテくんって言うんだ。ふっ、おもしれぇ男…」
おぉっとー!?『おもしれぇ男』入りましたぞい!雪兎くんのBL漫画にて予習済みではあったが、まさか日常生活で実際に使う輩がおるとは思わなんだの!まこと僭越ながら、臆面もなくその言葉を発する事が出来るお主の方がよっぽど『面白い』と評価せざるを得まいて。
みなさんこんにちは。辻村颯16(89)歳じゃよ。何だかこの自己紹介にも、手慣れてきたもんじゃのう。
昨日は、えらい目に合ったわい。まさか、実のひ孫からかようにして熱烈なアプローチを受けようとはの。まぁ、それはおいおいと対策を考えていけばいいことじゃ。
差し当たって、今はそれどころではない。状況を説明すると、何か知らんがトオイの(元)想い人から呼び出しを食らっておるぞい。こやつが、諸悪の根源…。ってかまぁ、苛め云々はワシの勘違いであったようじゃが。
しかして、こやつのせいでトオイがホモバレしたのもまた事実。おおかた、男に告白されたことをネタとして仲間内に吹聴でもしたのであろう。最終的にトオイとこやつを結びつける目的は変わらんが、事と次第によってはお主も無事で済まさんぞい!
「…って、何か勘違いしてる?オレが、仲間内に吹聴したとか何とか。しねーよ。あいつら…お前が、昨日投げ飛ばした奴らだけど。人のスマホ、勝手に覗き込んできやがってさ…。それで、トオイからのLIMEの文面を見たんだ。あいつには、悪いことしたと思ってる…」
おぉ。これは、思わぬ方向だったぞい。こやつ、いかにも不良めいた外見の割にはなかなかの真人間ではないか。ちなみに、その外見の方もなかなかにイケメンじゃ。
耳にはピアスをじゃらじゃら開けて、髪色は見事な銀髪をしておる…。これは実際に染めているのか、反社会性を表すアニメ的表現であるのかちょいと分からんぞい。
最近180cm越えの若者がポンポンいるので目立たんが、こやつもなかなかに身長が高い。トオイよりちょうど10cm上、175cmと言ったところかの?何その身長差、萌える…。って、ワシまで腐男子思考に染まってどうするんじゃい!
「それよりも、オレが興味あるのはお前の方でさ」
「は?ワシ?」
「そうじゃよ。…って、口調うつっちまった。勘違いしてたにせよ、トオイのためにそこまで本気になって怒るなんてな。お前、トオイの何?名前、何て言うの?」
「えっ、いや。その、ワシは…名乗る程の者ではないよ…。ちょいと、トオイとは浅からぬ因縁があったのじゃ。そ、それじゃワシはこれにて失礼する…」
そう言って退散しようとするワシの腕を、こやつが掴んできおった。いつまでも『こやつ』では呼びにくいな。こやつの名は、笹川縁。名前の部分は、エニシと読むらしい。そう言えばトオイの幼なじみが、そんな名前であった気がするの…。
「待てよ。実は、すでに名前調べて知ってたりして。辻村颯、だろ?ハヤテくんって言うんだ。ふっ、おもしれぇ男…」
おぉっとー!?『おもしれぇ男』入りましたぞい!雪兎くんのBL漫画にて予習済みではあったが、まさか日常生活で実際に使う輩がおるとは思わなんだの!まこと僭越ながら、臆面もなくその言葉を発する事が出来るお主の方がよっぽど『面白い』と評価せざるを得まいて。
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