スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部

文字の大きさ
25 / 146
1章 リブロ編

ブラックドラゴンの魔石とステータス

しおりを挟む
 怒っていたようだったので、ルーリエさんに謝った後、俺はこの空気を変えるために今日の探索で得た魔石を取り出す。

「そ、そうだ!俺、魔石もゲットしてきたんです!換金お願いします!」

 そう言って俺はブラックドラゴンの魔石を取り出す。

「………なんですか?この魔石は?」

 ランクSに分類されるモンスターの魔石を見たことはないようで、ルーリエさんが顔を引きつりながら聞いてくる。

「えーっと……ブラックドラゴンの魔石です」
「………え?」
「ブラックドラゴンの魔石です」
「えぇーっ!」

 ルーリエさんの驚きいた声が支部内に響き渡る。
 その声で周りにいた冒険者が俺たちに注目する。

「お、おい!何だ、あのバカでかい魔石は!」
「でかっ!オーガの魔石の数倍はデカいぞ!」
「どんなモンスターを倒してきたんだ!?」

 そして、周囲の冒険者たちが魔石を見て騒ぎ出す。
 俺は周囲にブラックドラゴンの魔石だということを伝えようとすると、いつの間にか自分の世界から戻っていたソラさんが大きな声を出す。

「あれはランクSに分類されるブラックドラゴンの魔石だよ!カミトくんはA級ダンジョンの隠し通路にいたブラックドラゴンを1人で討伐したんだ!」
「「「ブラックドラゴン!?」」」

 なぜか得意気にソラさんが言う。

「え!アイツ、ブラックドラゴンを1人で討伐したのか!?」
「いやいや!それはあり得ないだろ!きっとA級冒険者のソラちゃんと協力したんだって!」
「だよな!ランクSのモンスターを1人で討伐できるとなれば、5人しかいないS級冒険者の仲間入りだぞ!」
「でも、ラジハルを圧倒的な実力でねじ伏せたんだ。ランクSのモンスターを1人で討伐するくらいの実力はあるかもしれねぇ!」

 数日前まで俺がスライムしか倒せなかったことなど忘れたかのように、冒険者たちが話し合う。

(ラジハルとの決闘で俺の実力が知れ渡ったからかな。俺がブラックドラゴンを1人で討伐したと言われて疑う人はいても難癖をつけてくる人はいないな)

 前回、俺がオーガの魔石を持ってきた時のように難癖をつける人がいなかったことに一安心する。

「ホントだって!カミトくんは私がブラックドラゴンに襲われているところをヒーローのように助けてくれたんだよ!すごくカッコよかったんだから!」
「俺がカッコよかったとか言わなくていいから!」

 変なことを大声で言ってるソラさんを注意する。

「ホントなんだよ、ルーリエさん!カミトくんは私がブラックドラゴンに襲われてるところをカッコよく助け、そのままブラックドラゴンを1人で討伐したんだから!」
「だ、大丈夫です!最初は驚きましたが、私はソラさんの言うことを信じてますよ!だって……そんなイベントがない限り、ソラさんがカミトさんに惚れたりしませんからね」
「ふえっ!」

 後半部分をソラさんの耳元でルーリエさんが囁いた後、ソラさんの顔が一瞬で真っ赤になる。

「ど、どうした?ルーリエさんから何を言われたんだ?」
「えっ!え、えーっと……い、言えるわけないよ!カミトくんのえっちっ!」
「なんで!?」

 唐突に変態扱いされる。
 すると「なんの騒ぎだ!」との声が響き渡ったため声のした方を向くと、そこにはソフィア会長がいた。
 周りにいた冒険者たちもソフィアさんが冒険者協会の会長ということは知っているので、ソフィアさんの登場で支部内が静かになる。

「あ、会長!お疲れ様です!」
「お、ソラか。お疲れ様……ってどうした?顔が赤いぞ?」
「な、何でもありません!」
「そ、そうか。それよりも、なんの騒ぎだ。外まで声が聞こえてきたぞ」
「実はカミトさんがA級ダンジョンの隠し通路にいたブラックドラゴンを1人で討伐したらしく……」

 そう言ってルーリエさんがブラックドラゴンの魔石をソフィアさんに見せる。

「この大きさ……間違いない。ランクSの魔石だ」
「ってことはアイツ、本当にブラックドラゴンを討伐したのかよ!」
「いや、きっとソラちゃんと協力して討伐したんだ!1人でブラックドラゴンの討伐は無理だろ!」

 ソフィアさんの発言を聞き、周りの冒険者たちが再び騒ぎ出す。

「で、ブラックドラゴンは誰が倒したんだ?」
「カミトくんです!私は見てるだけでした!」
「………ちょっと鑑定してもいいか?」
「あ、はい。いいですよ」

 ソラさんの言葉に疑心暗鬼なソフィアさんは俺に断りを入れた後、俺の顔をジーッと見つめる。

「どうやら本当のようだな。カミトくんが急激に強くなってる。というより化け物になってる」

(化け物は言い過ぎだと……ってそういえば、ブラックドラゴンを倒した後、ステータスを確認してなかったな)

 そう思い、俺は自分自身のステータスを確認する。


*****

名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:2246(2206up!)
筋力:19167(6575up!)
器用:18649(6561up!)
耐久:18844(6549up!)
俊敏:18853(6557up!)
魔力:18605(6526up!)
知力:18694(6592up!)

スキル:【剣聖】
    【賢者の眼】

称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉(New!)
        〈無傷の冒険者 Lv.5〉(New!)

装備:頑丈な服(耐久:200上昇)
   頑丈な靴(俊敏:200上昇)

*****


ーーーーー

〈ジャイアントキリング Lv.4〉

 レベル差が4,000以上の状態で格上のモンスターを倒すと獲得できる称号。

 称号保持者のレベルよりもレベルが上のモンスターを相手にする時、全ステータスが4,000上昇する。

〈無傷の冒険者 Lv.5〉

 ダメージを負うことなくレベル5,000以上のモンスターを討伐すると獲得できる称号。

 称号保持者がレベルアップした際、装備している武器や防具の性能もアップする。

ーーーーー


(……ナニコレ)

 異常すぎて何度も確認した。
しおりを挟む
感想 13

あなたにおすすめの小説

異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部
ファンタジー
 2XXX年、X月。  俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。  そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。  その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。  俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。  これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。 《作者からのお知らせ!》 ※2025/11月中旬、  辺境領主の3巻が刊行となります。 今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。 【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん! ※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。

初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花
ファンタジー
 神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。  神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。 書籍8巻11月24日発売します。 漫画版2巻まで発売中。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます

難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』" ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。 社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー…… ……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!? ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。 「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」 「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族! 「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」 かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、 竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。 「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」 人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、 やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。 ——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、 「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。 世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、 最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕! ※小説家になろう様にも掲載しています。

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

処理中です...