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2章 芸能界デビュー編
大学へ
美容院で髪を切り、スケジュールの調整を神里さんへ依頼した翌日。
俺は講義を受けるため、大学へ向かっていた。
ちなみに高校までは紫乃と同じ学校に通っていたが、大学からは別々の学校に通っている。
「紫乃から登校中は変装セットを脱ぐなって言われてるけど紫乃は大袈裟に言うからなぁ」
表紙を飾った俺を見て気づく人はいると思うが、数人程度だと思うので声をかけられても登校に支障はないと思っていた。
しかし紫乃が真剣な表情で言うため、忠告通り登校中は変装した状態で街を歩く。
そして10分ほど歩いた俺は無事大学の敷地内に入ることができた。
「大学に辿り着いたし、もう外していいよな」
そう思い、マスクとサングラス、帽子を外すして歩き出す。
すると…
「えっ!クロ様がウチの大学にいるっ!」
「ほんとだっ!」
「クロ様ってここの学生じゃないよね!?」
「何かの撮影で来たのかな?」
周囲からそんな声が聞こえてくる。
そして一瞬で女子大生たちに囲まれる。
その数、なんと10人以上。
「クロ様っ!おはようございます!」
「写真で見るよりカッコいいですね!」
「私、写真集買いました!」
「私、クロ様の大ファンです!ずーっと応援し続けます!」
一瞬で囲まれたことに驚きつつも、集まった女子大生から嬉しい言葉を言われる。
美容室の店長以外にもファンがいたことに嬉しさを感じた俺は…
「ありがとうございます。とても嬉しいです」
そう言って笑顔を向ける。
「「「「はぅ~っ」」」」
すると目の前で数人の女子大生が倒れ始める。
「か、かっこいい……」
「クロ様ほどのイケメンに出会えて幸せ……」
「もう悔いはない……」
皆、幸せそうな顔をして倒れており、倒れなかった女子大生も頬を染め、ウットリしている。
「だ、大丈夫ですか!?」
そう問いかけるが返事はない。
「………」
(なぁ紫乃。この状況、どうすればいいと思う?)
俺は空を見上げ、この場にいない紫乃へ助けを求めた。
騒ぎが起こったため周囲の人たちが集まり、俺がこの大学に通っていることが周知の事実となった。
「結局、午前中は一つも講義を受けれなかった……」
女子大生から囲まれ続けた俺は質問攻めやファンサービスを要求され、結局解放されたのはお昼前。
「お腹すいたから!」と言って延々に続きそうなファンサービスを無理やり終わらせ、俺は昼休憩を取るために食堂へ向かっている。
(疲れたがファンから応援されるって嬉しいな)
無理やり交流を終わらせたが、大ファンと言ってくれた人たちとの交流は俺に元気を与えてくれた。
(応援してくれる人が沢山いるんだ。精一杯頑張ってみよう)
そんなことを思いつつ食堂へ足を踏み入れると…
「嘘っ!クロ様がいるんだけど!」
「やっぱりクロ様がこの大学の学生だって噂は本当だったんだ!」
「はぅっ!」
「おい!クロ様を見て倒れた奴がいるぞ!医務室に運べ!」
等々、食堂が騒がしくなる。
「あ、あの!私、クロ様の大ファンなんです!あ、握手してもよろしいですか!?」
「あ、ずるいっ!クロ様っ!私とも握手してください!」
「私とはツーショット写真を撮ってほしいです!」
そして一瞬で女子大生に囲まれた俺は、再びファンサービスを依頼される。
その後、俺が無理やり切り上げるまで、俺は昼ごはんを食べれなかった。
食事を終えた俺は講義を受ける気力がなかったため帰ることにした。
「あの人、巷で噂のクロ様らしいぞ」
「この大学の生徒だったんだ」
俺のことを見ながらコソコソと話す男子学生2人。
「でもあれ程のイケメンなら一度くらい見たことありそうだけど、一回も見たことないんだよな」
「それがアイツ、2年の赤星黒羽らしいぞ」
「えっ!前髪を目元まで伸ばしてた陰キャみたいなやつ!?」
「あぁ。いつも声優の秋吉小町ちゃんと仲良さそうに歩いてる陰キャだな」
幼馴染である小町は俺と同じ大学に通っており、よく俺と行動を共にしていた。
そのため、一時期『小町ちゃんの弱みを握ってる陰キャ』と噂されていた。
その噂は小町がしっかり否定してくれたため、俺に危害を加える人はいなかったが、小町の件で一躍有名人となった。
「やっぱり俺がStyleの表紙を飾ったクロって知ったら驚いてるな。特に男性陣は」
ちなみに女性陣は赤星黒羽がクロだということを知った時、「だから小町ちゃんは黒羽くんといつも一緒にいたんだ!」と言って、大して驚かれなかった。
「今日は怒涛の1日だったなぁ。紫乃に話したら爆笑されそうだが」
そんなことを思いつつ俺は帰路についた。
そして小町との収録日を迎える。
俺は講義を受けるため、大学へ向かっていた。
ちなみに高校までは紫乃と同じ学校に通っていたが、大学からは別々の学校に通っている。
「紫乃から登校中は変装セットを脱ぐなって言われてるけど紫乃は大袈裟に言うからなぁ」
表紙を飾った俺を見て気づく人はいると思うが、数人程度だと思うので声をかけられても登校に支障はないと思っていた。
しかし紫乃が真剣な表情で言うため、忠告通り登校中は変装した状態で街を歩く。
そして10分ほど歩いた俺は無事大学の敷地内に入ることができた。
「大学に辿り着いたし、もう外していいよな」
そう思い、マスクとサングラス、帽子を外すして歩き出す。
すると…
「えっ!クロ様がウチの大学にいるっ!」
「ほんとだっ!」
「クロ様ってここの学生じゃないよね!?」
「何かの撮影で来たのかな?」
周囲からそんな声が聞こえてくる。
そして一瞬で女子大生たちに囲まれる。
その数、なんと10人以上。
「クロ様っ!おはようございます!」
「写真で見るよりカッコいいですね!」
「私、写真集買いました!」
「私、クロ様の大ファンです!ずーっと応援し続けます!」
一瞬で囲まれたことに驚きつつも、集まった女子大生から嬉しい言葉を言われる。
美容室の店長以外にもファンがいたことに嬉しさを感じた俺は…
「ありがとうございます。とても嬉しいです」
そう言って笑顔を向ける。
「「「「はぅ~っ」」」」
すると目の前で数人の女子大生が倒れ始める。
「か、かっこいい……」
「クロ様ほどのイケメンに出会えて幸せ……」
「もう悔いはない……」
皆、幸せそうな顔をして倒れており、倒れなかった女子大生も頬を染め、ウットリしている。
「だ、大丈夫ですか!?」
そう問いかけるが返事はない。
「………」
(なぁ紫乃。この状況、どうすればいいと思う?)
俺は空を見上げ、この場にいない紫乃へ助けを求めた。
騒ぎが起こったため周囲の人たちが集まり、俺がこの大学に通っていることが周知の事実となった。
「結局、午前中は一つも講義を受けれなかった……」
女子大生から囲まれ続けた俺は質問攻めやファンサービスを要求され、結局解放されたのはお昼前。
「お腹すいたから!」と言って延々に続きそうなファンサービスを無理やり終わらせ、俺は昼休憩を取るために食堂へ向かっている。
(疲れたがファンから応援されるって嬉しいな)
無理やり交流を終わらせたが、大ファンと言ってくれた人たちとの交流は俺に元気を与えてくれた。
(応援してくれる人が沢山いるんだ。精一杯頑張ってみよう)
そんなことを思いつつ食堂へ足を踏み入れると…
「嘘っ!クロ様がいるんだけど!」
「やっぱりクロ様がこの大学の学生だって噂は本当だったんだ!」
「はぅっ!」
「おい!クロ様を見て倒れた奴がいるぞ!医務室に運べ!」
等々、食堂が騒がしくなる。
「あ、あの!私、クロ様の大ファンなんです!あ、握手してもよろしいですか!?」
「あ、ずるいっ!クロ様っ!私とも握手してください!」
「私とはツーショット写真を撮ってほしいです!」
そして一瞬で女子大生に囲まれた俺は、再びファンサービスを依頼される。
その後、俺が無理やり切り上げるまで、俺は昼ごはんを食べれなかった。
食事を終えた俺は講義を受ける気力がなかったため帰ることにした。
「あの人、巷で噂のクロ様らしいぞ」
「この大学の生徒だったんだ」
俺のことを見ながらコソコソと話す男子学生2人。
「でもあれ程のイケメンなら一度くらい見たことありそうだけど、一回も見たことないんだよな」
「それがアイツ、2年の赤星黒羽らしいぞ」
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「あぁ。いつも声優の秋吉小町ちゃんと仲良さそうに歩いてる陰キャだな」
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そのため、一時期『小町ちゃんの弱みを握ってる陰キャ』と噂されていた。
その噂は小町がしっかり否定してくれたため、俺に危害を加える人はいなかったが、小町の件で一躍有名人となった。
「やっぱり俺がStyleの表紙を飾ったクロって知ったら驚いてるな。特に男性陣は」
ちなみに女性陣は赤星黒羽がクロだということを知った時、「だから小町ちゃんは黒羽くんといつも一緒にいたんだ!」と言って、大して驚かれなかった。
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