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2章 霖
2_③
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霖という言葉がある。何日か降り続く長雨のことで、「霖雨」ともいう。この水芳地区では頻繁に起こる天候だ。
町が近付くにつれて強くなる雨に追われて、添花は道端の屋根の下に駆け込んだ。この道には、一定の間隔で雨宿りのための屋根が建ててある。きちんと瓦が葺かれた、壁の無い平屋といった感じだ。
旅の中、大荷物になる傘は持ち歩いておらず、屋根から屋根へ走って移動した。さほど濡れずに町へ着けそうだったのだが、途中、微かな霊の声を聞き取り立ち止まった。おかげで添花はずぶ濡れだ。傘の代わりに荷物も中に抱えて羽織った外套は、脱いで絞ると雨水が出た。
墓地を出て数日、たどり着いた町は水神(みなかみ)。土地柄がそうさせるのか、人々は雨など知るかという活気に満ちていた。慣れれば、晴れも雨も等しくいい天気らしい。
宿の軒下で、添花はひとつ溜息をついた。今は、夕飯時の少し前と言った頃合だ。普通なら、宿はとうに全室埋まっている。
外套をばさりと振ってたたみ、腕に掛けると、添花は空き部屋を確かめに宿へと入っていった。
「空いてるよ。好きな部屋を使いな」
台所から出てきた威勢のいい女将さんは、遅い時間の客を笑顔で迎えた。宿の一階は、入ってすぐ土間の食堂になっている。その奥を指差して、空いている部屋を教えてくれた。
「今日は、向こうの角しか使ってないの。夕飯はすぐだからね、荷物を置いたら食堂においで」
「はい、ありがとうございます」
二階は全室空いているようだが、添花は一階に残っている北側の角部屋を選び、すぐ荷物を置きに行った。部屋の位置ぐらいであれこれ悩む性質ではないし、何となくそこが気になったのだ。
隅に布団がたたんである部屋は、上着や荷物を掛ける鉤を壁に備えている。木製の引き戸の前に靴を脱ぐ土間が少しだけあって、あとはこじんまりした塗り板張りの部屋だった。ここの気候は湿気が多い。畳がすぐに傷んでしまうから、こういう床なのだ。
外套を壁の鉤に掛けて荷物を降ろすと、添花は濡れた体が冷え切っていることに気付いた。早々に部屋を出て、食堂に戻る。
すると、案外多くの客で賑わっていた。旅の宿としてだけではなく、町人の食卓にもなっているらしい。
出てくる料理は、一体どうやって火をおこしているのだろう、温かいものばかりだった。ここにはここの燃料があるから、意外と何とでもなる、と女将さんは自慢げだ。食後のお茶を飲む頃には、体の芯まで温まっていた。
宿屋が食堂のついでに見えるほどの盛況ぶりであるから、大量の洗い物が出た。女将さんと、実子を含む三人の町娘だけでは、片付けも大変だ。忙しそうに見えたので、添花も手伝うことにする。
礼儀正しい旅人に機嫌をよくした女将さんは、食器を洗う間も、拭いて片付ける間も、楽しそうに喋っていた。
「そうだ、最初から思ってたんだけど、あんた蓮橋の人でしょ?」
「ええ、まあ……」
食器を拭く手が止まる。他の地区に来て、故郷の町を名指しされるとは思っていなかったのだ。ちょっと考えて、理由がわかった。添花の服には、町の紋が染め抜かれている。
「やっぱり。やけに力持ちだから、もしかして~ってね」
娘達もうなずいている。それというのも、食器を集めて洗い場に持っていく際、添花はお盆に山盛りの皿を乗せても、軽々と運んでいたからだ。布巾を絞るのも誰より固くできた。
「蓮の花と道場の町だもんね。誰でもみんな門下生なの?」
「町で生まれた子は、三つか四つの頃には入門しますね」
「だったら怖いものなんてないかもしれないけどさ、この町、出るんだよ」
喋りたいのはこのことだったようだ。添花が「出る?」と聞き返すのを待って、皆が口を揃える。
「幽霊が!」
両手の甲をひらひら見せて、ひとりは白目まで剥いて、町の怪異を語る口調は、どう見ても楽しそうだ。添花もつい吹き出した。
近頃、北の方をじっと睨んでいる姿を多くの人が目撃している。瞬きの間に消えていたり、黒い煙になるのを見た者がいたりと、噂が噂を呼んでいるそうだ。
「……あれ? 蓮橋って、そんなに有名な土地なんですか」
添花は少し間の悪い質問だとわかっていても、強引に話題をずらしにかかった。かすかに霊の呼び声が聞こえていたし、面白半分で霊の話を続けられるのは気分が悪い。
「そりゃあ、そうだよあんた。立派な道場があるんだよね。あそこは蓮の名所だし、三大龍派の町の紋は誰だって知ってるさ」
女将さんも娘達も、喋れれば何でもいいようだ。今度は蓮橋のことに話題が転がっていく。添花はこっそり眉尻を下げた。
三大龍派とは、各地に生息する猛獣、竜の脅威に対抗して始まった、武術の道場だ。添花の故郷である蓮橋は、その始まりの地とも言われる。青藍龍拳法が道場を構える場所として有名だった。町の子供は必ず入門し、その心身を鍛えることになる。ある程度の基礎を修めると、武の道から遠ざかる女性が多い中、添花はずいぶん出世した。
女将さん達は詳しく聞きたがったが、とうとう、自らの階級は明かさなかった。
(準師範、なんて……こんな風に、ふらふらしていていい立場じゃないからね、本当は)
部屋に戻って靴を脱ぐとそのまま、板張りの床へ座り込む。
正直、人付き合いは得意ではない。片付けを手伝ったのは礼儀だからだ。会話に交じったのは仕方なく。明日は町長の家に役者が来て、観劇会をやるらしい。明後日には郵便が来て、受け取りついでにどこだったか、別の地区に手紙を出すらしい。そうですか。
「あの……」
面倒ながらも靴を揃えていると、背後から声がした。振り向くと、出来る限り隅に寄った暗がりから、こちらを見ている姿がある。
「なに?」
いつもの調子で返事をすると、ぼんやり浮かび上がる男性の霊は、「ひゃあ」と喉が引きつった声を出して消えてしまった。
確かに情けない面構えをしていたが、拍子抜けだ。まさか、あれだけで成仏したのだろうか。添花は集中して、霊の気配を探してみた。一応街の中にはいる。用があって来たのだろうし、添花は再訪を待つことにする。
部屋に備わった布団を敷いて、その上に寝転がる。明かりを点けていないから、目を凝らしても見えるものは限られている。こうまで暗く感じるのは、月が隠れているせいだ。耳に触れる雨音だけがはっきりしていた。
ただ待っているのも暇で、何となく寝返りを打つ。添花は髪を短くしてよかった、と物思いにふける。故郷を旅立つ前は、伸ばしていた時期もあったのだ。波打つ髪が首に鬱陶しくて、結う必要がない程度の短さにした。これはこれで、元からの癖っ毛がいっそう暴れているが。
しばらくの間、そうして色々と考えを巡らせていた。町の中に霊の気配はいくつかある。自然に消えていきそうな弱い気配に混ざって、先ほどの男性の霊が町をうろうろしていた。食器を片付けていたときに聞こえた呼び声は、彼のものだろう。どこにいるか気配だけで把握できるのだから、きっと、強い未練を残している。
(なんだ、全然来ないや。もう寝るかな)
雨音が心地よくなってきて、添花は大あくびをした。布団を被って寝ようとしたら、あの霊が壁の中から半分だけ顔を出した。
「あの……僕の声が聞こえるんですか?」
「聞こえる」
あくびを見られたと恥じらうこともなく、添花は頷いた。あぐらをかいて向き合うと、霊の方がおどおどして俯いてしまう。
「あんたは、噂の霊じゃなさそうだね」
話が詰まったまま、時間が過ぎていくので、先に添花が口を開いた。苛立ちは隠したはずだが、霊は肩をびくりと震わせた。
「えぇえっ、噂になってるんだ……どうしよう、なるべく人目は避けていたのに」
隠れたつもりか、壁の中に入る。物に触れられない、つまりなんでもすり抜けられる状態をわかっているようだ。その姿が見えて、声が聞こえる人物を探していた。ならば彼には、気がかりなこと、知りたいことがあるはずだ。
「……もう、まず用件を言いなさいって。何かあるから、私に話しかけたんでしょ?」
「ひぃ」
男性の霊はどう見ても添花より年上だったが、またも恐れおののいて姿を消した。
(ああいう人、苦手なんだよなあ。今度は脅かさないように注意しないとね)
添花は大きく溜息をついて布団を被った。
町が近付くにつれて強くなる雨に追われて、添花は道端の屋根の下に駆け込んだ。この道には、一定の間隔で雨宿りのための屋根が建ててある。きちんと瓦が葺かれた、壁の無い平屋といった感じだ。
旅の中、大荷物になる傘は持ち歩いておらず、屋根から屋根へ走って移動した。さほど濡れずに町へ着けそうだったのだが、途中、微かな霊の声を聞き取り立ち止まった。おかげで添花はずぶ濡れだ。傘の代わりに荷物も中に抱えて羽織った外套は、脱いで絞ると雨水が出た。
墓地を出て数日、たどり着いた町は水神(みなかみ)。土地柄がそうさせるのか、人々は雨など知るかという活気に満ちていた。慣れれば、晴れも雨も等しくいい天気らしい。
宿の軒下で、添花はひとつ溜息をついた。今は、夕飯時の少し前と言った頃合だ。普通なら、宿はとうに全室埋まっている。
外套をばさりと振ってたたみ、腕に掛けると、添花は空き部屋を確かめに宿へと入っていった。
「空いてるよ。好きな部屋を使いな」
台所から出てきた威勢のいい女将さんは、遅い時間の客を笑顔で迎えた。宿の一階は、入ってすぐ土間の食堂になっている。その奥を指差して、空いている部屋を教えてくれた。
「今日は、向こうの角しか使ってないの。夕飯はすぐだからね、荷物を置いたら食堂においで」
「はい、ありがとうございます」
二階は全室空いているようだが、添花は一階に残っている北側の角部屋を選び、すぐ荷物を置きに行った。部屋の位置ぐらいであれこれ悩む性質ではないし、何となくそこが気になったのだ。
隅に布団がたたんである部屋は、上着や荷物を掛ける鉤を壁に備えている。木製の引き戸の前に靴を脱ぐ土間が少しだけあって、あとはこじんまりした塗り板張りの部屋だった。ここの気候は湿気が多い。畳がすぐに傷んでしまうから、こういう床なのだ。
外套を壁の鉤に掛けて荷物を降ろすと、添花は濡れた体が冷え切っていることに気付いた。早々に部屋を出て、食堂に戻る。
すると、案外多くの客で賑わっていた。旅の宿としてだけではなく、町人の食卓にもなっているらしい。
出てくる料理は、一体どうやって火をおこしているのだろう、温かいものばかりだった。ここにはここの燃料があるから、意外と何とでもなる、と女将さんは自慢げだ。食後のお茶を飲む頃には、体の芯まで温まっていた。
宿屋が食堂のついでに見えるほどの盛況ぶりであるから、大量の洗い物が出た。女将さんと、実子を含む三人の町娘だけでは、片付けも大変だ。忙しそうに見えたので、添花も手伝うことにする。
礼儀正しい旅人に機嫌をよくした女将さんは、食器を洗う間も、拭いて片付ける間も、楽しそうに喋っていた。
「そうだ、最初から思ってたんだけど、あんた蓮橋の人でしょ?」
「ええ、まあ……」
食器を拭く手が止まる。他の地区に来て、故郷の町を名指しされるとは思っていなかったのだ。ちょっと考えて、理由がわかった。添花の服には、町の紋が染め抜かれている。
「やっぱり。やけに力持ちだから、もしかして~ってね」
娘達もうなずいている。それというのも、食器を集めて洗い場に持っていく際、添花はお盆に山盛りの皿を乗せても、軽々と運んでいたからだ。布巾を絞るのも誰より固くできた。
「蓮の花と道場の町だもんね。誰でもみんな門下生なの?」
「町で生まれた子は、三つか四つの頃には入門しますね」
「だったら怖いものなんてないかもしれないけどさ、この町、出るんだよ」
喋りたいのはこのことだったようだ。添花が「出る?」と聞き返すのを待って、皆が口を揃える。
「幽霊が!」
両手の甲をひらひら見せて、ひとりは白目まで剥いて、町の怪異を語る口調は、どう見ても楽しそうだ。添花もつい吹き出した。
近頃、北の方をじっと睨んでいる姿を多くの人が目撃している。瞬きの間に消えていたり、黒い煙になるのを見た者がいたりと、噂が噂を呼んでいるそうだ。
「……あれ? 蓮橋って、そんなに有名な土地なんですか」
添花は少し間の悪い質問だとわかっていても、強引に話題をずらしにかかった。かすかに霊の呼び声が聞こえていたし、面白半分で霊の話を続けられるのは気分が悪い。
「そりゃあ、そうだよあんた。立派な道場があるんだよね。あそこは蓮の名所だし、三大龍派の町の紋は誰だって知ってるさ」
女将さんも娘達も、喋れれば何でもいいようだ。今度は蓮橋のことに話題が転がっていく。添花はこっそり眉尻を下げた。
三大龍派とは、各地に生息する猛獣、竜の脅威に対抗して始まった、武術の道場だ。添花の故郷である蓮橋は、その始まりの地とも言われる。青藍龍拳法が道場を構える場所として有名だった。町の子供は必ず入門し、その心身を鍛えることになる。ある程度の基礎を修めると、武の道から遠ざかる女性が多い中、添花はずいぶん出世した。
女将さん達は詳しく聞きたがったが、とうとう、自らの階級は明かさなかった。
(準師範、なんて……こんな風に、ふらふらしていていい立場じゃないからね、本当は)
部屋に戻って靴を脱ぐとそのまま、板張りの床へ座り込む。
正直、人付き合いは得意ではない。片付けを手伝ったのは礼儀だからだ。会話に交じったのは仕方なく。明日は町長の家に役者が来て、観劇会をやるらしい。明後日には郵便が来て、受け取りついでにどこだったか、別の地区に手紙を出すらしい。そうですか。
「あの……」
面倒ながらも靴を揃えていると、背後から声がした。振り向くと、出来る限り隅に寄った暗がりから、こちらを見ている姿がある。
「なに?」
いつもの調子で返事をすると、ぼんやり浮かび上がる男性の霊は、「ひゃあ」と喉が引きつった声を出して消えてしまった。
確かに情けない面構えをしていたが、拍子抜けだ。まさか、あれだけで成仏したのだろうか。添花は集中して、霊の気配を探してみた。一応街の中にはいる。用があって来たのだろうし、添花は再訪を待つことにする。
部屋に備わった布団を敷いて、その上に寝転がる。明かりを点けていないから、目を凝らしても見えるものは限られている。こうまで暗く感じるのは、月が隠れているせいだ。耳に触れる雨音だけがはっきりしていた。
ただ待っているのも暇で、何となく寝返りを打つ。添花は髪を短くしてよかった、と物思いにふける。故郷を旅立つ前は、伸ばしていた時期もあったのだ。波打つ髪が首に鬱陶しくて、結う必要がない程度の短さにした。これはこれで、元からの癖っ毛がいっそう暴れているが。
しばらくの間、そうして色々と考えを巡らせていた。町の中に霊の気配はいくつかある。自然に消えていきそうな弱い気配に混ざって、先ほどの男性の霊が町をうろうろしていた。食器を片付けていたときに聞こえた呼び声は、彼のものだろう。どこにいるか気配だけで把握できるのだから、きっと、強い未練を残している。
(なんだ、全然来ないや。もう寝るかな)
雨音が心地よくなってきて、添花は大あくびをした。布団を被って寝ようとしたら、あの霊が壁の中から半分だけ顔を出した。
「あの……僕の声が聞こえるんですか?」
「聞こえる」
あくびを見られたと恥じらうこともなく、添花は頷いた。あぐらをかいて向き合うと、霊の方がおどおどして俯いてしまう。
「あんたは、噂の霊じゃなさそうだね」
話が詰まったまま、時間が過ぎていくので、先に添花が口を開いた。苛立ちは隠したはずだが、霊は肩をびくりと震わせた。
「えぇえっ、噂になってるんだ……どうしよう、なるべく人目は避けていたのに」
隠れたつもりか、壁の中に入る。物に触れられない、つまりなんでもすり抜けられる状態をわかっているようだ。その姿が見えて、声が聞こえる人物を探していた。ならば彼には、気がかりなこと、知りたいことがあるはずだ。
「……もう、まず用件を言いなさいって。何かあるから、私に話しかけたんでしょ?」
「ひぃ」
男性の霊はどう見ても添花より年上だったが、またも恐れおののいて姿を消した。
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