17 / 84
3章 暁の杼竜
3_⑥
しおりを挟む
添花は燦陽に集会所への案内を頼み、一旦その場を離れることにした。討伐隊への参加を、説明の時までに紅龍に気付かれると困る。こっそり集会の隅に入り、場をしのぐつもりだ。
踵を返すと、竜舎から竜を連れて幾人かの門下生が出てきた。どうやら掃除の時間らしい。全ての竜が外に出ると、広かった平らな空間が急に狭く感じられた。
「わっ、待てよ!」
焦った声を合図に、ふたつの足音が添花の方に走ってきた。誰かが竜の手綱を放してしまったらしい。赤い飛竜が猛烈に駆け寄ってきたかと思うと、目の前でぴたりと止まる。大きな目で睨んでくるので、負けじと添花も睨み返した。
「紅蓮、脅かすなって! 悪いね、添花ちゃん。こいつ紅龍以外になかなか懐かなくてさ」
(このぐらいで驚きやしないっての。何? ちゃん、って)
手綱を放した門下生は、先刻顔を合わせた雄人だった。紅蓮と呼ばれた竜と睨み合いをしているので、添花は「ふうん」とだけ淡白に言葉を返した。ちゃん付けで名を呼ばれると気持ちが悪く、文句のひとつも言いたかったが、今は紅蓮が優先だ。こういう場合、目を逸らした方の負けなのだ。
しばらくすると、何か納得したように短い鳴き声をあげて、紅蓮の方から睨むのをやめた。
「珍しいな、自分から警戒を解くなんて。蓮橋でも竜と仲良かったの?」
今度は逃がすまいとしっかり手綱を捕まえた雄人は、紅蓮をなでようとした。「フギャッ」と牙を剥いて威嚇された。
「え、別に……普通だけど」
添花が鼻先をなでると嬉しそうに目を細め、紅蓮は大人しくなる。初対面でこれができた者は、紅龍を含めてひとりもいないらしく、雄人はたいそう驚いた。
(初対面? ……違うな。紅にしか懐かないなら、あいつの相棒ってことでしょ)
谷底から、竜鱗に連れてきてくれたのが紅蓮だったのだ。添花は微笑んで、もう一度鼻先をなでる。
「さっきはありがとう。いきなり世話になっちゃったね」
懐いたというよりは、認めたという感じだろうか。きっと、紅龍と添花の間柄を理解している。
竜を追いかけて走り回ることもなく、暇のできた雄人は、初めて見る添花の笑顔に胸を高鳴らせていた。その表情を自分に向けてほしいと思うと、黙っていられなくなる。おしゃべり男の性だった。
あれこれ話題が出てくる中、添花は適当に相槌を打つ。ならばと持ち出した雄人とっておきの話は、紅龍のことだった。
「俺も人のこと言えねえけどさ、紅龍って、なんでか全然もてないんだよな」
「ああ、そうだろうね。あいつ誰にでも優しいから」
簡潔な指摘が、雄人の言葉を切り捨てる。「添花ちゃんはもてもてなんでしょ?」と続きの言葉を用意していたが、雄人は言う機会を逃した。
「そんな話ばかりして、どつかれても知らないよ?」
添花が雄人に向けたのは、片眉を上げた冷笑だった。紅龍をからかうネタを探しているのだとしたら、気分が悪い。先刻、ちゃん付けで呼ばれた文句を言い損ねたこともある。ここらで、しょうもない雑談を終わりにしたいものだ。
鋭い眼光に雄人が閉口したところ、ちょうど掃除を終えた紅龍達が竜舎から出てきた。紅蓮の目の前に添花を見つけ、走ってくる。
「添花、ここに来てたのか。……雄人、変な話、吹き込まなかっただろうな?」
別に、と苦笑する雄人から手綱を受け取りつつ、添花が大師範とどんな話をしたのか、聞きたそうだ。もしかすると、討伐への参加をかけあったと、想像がついているのかもしれない。
「紅はこのあと説明だっけ」
さも、自分は部外者のように振舞って、その場を誤魔化した。
「ああ。まあ、飯の後だけど。一緒に食う?」
「うん」
発着場と道場の中ほどにある食堂でも、添花は紅龍の友人達から質問攻めにされたので、討伐隊の話は出なかった。
(こういう時だけは、おしゃべりに感謝だね。とっつきにくい奴だけど)
相変わらずちゃん付けで名前を呼ぶ雄人を睨みつけると、紅龍に笑われる。
「馬鹿にして言ってるんじゃないし、そんな気にすんなよ」
「……わかってる。ただ、耳が受け付けないんだよね。呼び捨ての方がいいな」
初めて訪れた町でも、旧知の仲がひとりいると馴染みやすい。食堂を出て集会所へ向かう紅龍達を見送る時には、皆が添花に手を振った。
(さて、と)
添花は竜舎の前にとって返し、すぐ燦陽と合流して集会所に行く。時間差ができたことと、屈強な男達の中にあっては小柄なため、説明が始まるまで紅龍に気付かれることはなかった。
討伐隊員の候補は五十余名。紅龍を始めとした優秀な竜使いと、剣の腕に優れた者達だ。表情を引き締めた雄人の姿もある。
大師範が封印を調べに降りた当初、約六日とされていた猶予は、燦陽の証言を受けて半分になった。作戦は急遽組み立てたもので、まだ大まかな動きしか決まっていないらしい。現状、誰にどんな役回りを任せるかを説明し、力不足を感じる者は日没までに辞退を申し出ろというのだ。それから、やっと討伐の動きが詳しく決まる。
中には、既にやることが決まっている者もいた。添花達がそれにあたり、幼馴染みの名を呼ぶ大師範の視線をたどった紅龍は、目を見開いた。しかし状況が口を開くことを許さず、前に向き直って話の続きを聞いていた。ふたりは共に行動し、飛竜で撹乱したり、杼竜の目を奪ったりする、要の役割を担う。
(今のところは大丈夫だね……まあ、解散したら黙ってはいないんだろうな)
「出撃する者は明朝、夜明け前に発着場に集合してくれ」
「はい!」
集会の締めくくりは、門下生達の地響きのような返事だった。添花も含め、皆の意思がひとつの方向を向いてまとまっている。
解散となり、集会場を後にする人の波を縫って、紅龍が添花の所にやってきた。怒ったような拗ねたような顔は、蓮橋にいる彼の父親を想起させる。
「添花、お前、いつの間にそんな話になってんだよ?」
「いつの間だかは分かるでしょ。私がどんな性格かもね」
つい幼馴染みの心配をはねつけてしまう。添花に言わせれば紅龍は過保護なのだ。彼は考え方も父親似で、兄弟同然に育った添花を危険から遠ざけたがる。
「……うちの親が竜鱗を離れた理由、知ってるよな」
小さな呟きを聞き、こっそり様子をうかがっていた雄人は驚いた。普段の紅龍が自分からは絶対に口にしない過去の話だからだ。
「それほどの相手なんだ、あの竜は」
添花はうなずき、まっすぐに紅龍をみつめる。
「わがまま言って悪いとは思ってる。でも降りないよ。絶対に」
杼竜の脅威から逃れ、蓮橋へ渡ることを決めた紅龍の父親。竜の鞍職人として暮らす傍ら、道場では優れた竜使いだったと聞く。討伐隊に召集されながらも辞退したため、臆病者の烙印を押された。
事情を知っているから、紅龍も冷たい目に晒されたのだと添花にも想像がついた。このことは話題に上せたくなかったはずだ。
(そうまでして止めたいんだね。本当に過保護なんだから)
溜息は胸の内に押し留める。紅龍のような存在はありがたいが、添花だって譲れない。
沈黙の中、ふたりは目を通して互いの気持ちを理解した。溜息をついたのは紅龍のほうだ。
「……相変わらず、言い出したら押し通すんだな。無茶はしないって約束しろよ」
「うん」
軽く拳をぶつけ合って、ようやく場の緊張が解かれた。
いつの間にか燦陽は定位置に戻り、険しい顔で慰霊碑を見つめていた。
踵を返すと、竜舎から竜を連れて幾人かの門下生が出てきた。どうやら掃除の時間らしい。全ての竜が外に出ると、広かった平らな空間が急に狭く感じられた。
「わっ、待てよ!」
焦った声を合図に、ふたつの足音が添花の方に走ってきた。誰かが竜の手綱を放してしまったらしい。赤い飛竜が猛烈に駆け寄ってきたかと思うと、目の前でぴたりと止まる。大きな目で睨んでくるので、負けじと添花も睨み返した。
「紅蓮、脅かすなって! 悪いね、添花ちゃん。こいつ紅龍以外になかなか懐かなくてさ」
(このぐらいで驚きやしないっての。何? ちゃん、って)
手綱を放した門下生は、先刻顔を合わせた雄人だった。紅蓮と呼ばれた竜と睨み合いをしているので、添花は「ふうん」とだけ淡白に言葉を返した。ちゃん付けで名を呼ばれると気持ちが悪く、文句のひとつも言いたかったが、今は紅蓮が優先だ。こういう場合、目を逸らした方の負けなのだ。
しばらくすると、何か納得したように短い鳴き声をあげて、紅蓮の方から睨むのをやめた。
「珍しいな、自分から警戒を解くなんて。蓮橋でも竜と仲良かったの?」
今度は逃がすまいとしっかり手綱を捕まえた雄人は、紅蓮をなでようとした。「フギャッ」と牙を剥いて威嚇された。
「え、別に……普通だけど」
添花が鼻先をなでると嬉しそうに目を細め、紅蓮は大人しくなる。初対面でこれができた者は、紅龍を含めてひとりもいないらしく、雄人はたいそう驚いた。
(初対面? ……違うな。紅にしか懐かないなら、あいつの相棒ってことでしょ)
谷底から、竜鱗に連れてきてくれたのが紅蓮だったのだ。添花は微笑んで、もう一度鼻先をなでる。
「さっきはありがとう。いきなり世話になっちゃったね」
懐いたというよりは、認めたという感じだろうか。きっと、紅龍と添花の間柄を理解している。
竜を追いかけて走り回ることもなく、暇のできた雄人は、初めて見る添花の笑顔に胸を高鳴らせていた。その表情を自分に向けてほしいと思うと、黙っていられなくなる。おしゃべり男の性だった。
あれこれ話題が出てくる中、添花は適当に相槌を打つ。ならばと持ち出した雄人とっておきの話は、紅龍のことだった。
「俺も人のこと言えねえけどさ、紅龍って、なんでか全然もてないんだよな」
「ああ、そうだろうね。あいつ誰にでも優しいから」
簡潔な指摘が、雄人の言葉を切り捨てる。「添花ちゃんはもてもてなんでしょ?」と続きの言葉を用意していたが、雄人は言う機会を逃した。
「そんな話ばかりして、どつかれても知らないよ?」
添花が雄人に向けたのは、片眉を上げた冷笑だった。紅龍をからかうネタを探しているのだとしたら、気分が悪い。先刻、ちゃん付けで呼ばれた文句を言い損ねたこともある。ここらで、しょうもない雑談を終わりにしたいものだ。
鋭い眼光に雄人が閉口したところ、ちょうど掃除を終えた紅龍達が竜舎から出てきた。紅蓮の目の前に添花を見つけ、走ってくる。
「添花、ここに来てたのか。……雄人、変な話、吹き込まなかっただろうな?」
別に、と苦笑する雄人から手綱を受け取りつつ、添花が大師範とどんな話をしたのか、聞きたそうだ。もしかすると、討伐への参加をかけあったと、想像がついているのかもしれない。
「紅はこのあと説明だっけ」
さも、自分は部外者のように振舞って、その場を誤魔化した。
「ああ。まあ、飯の後だけど。一緒に食う?」
「うん」
発着場と道場の中ほどにある食堂でも、添花は紅龍の友人達から質問攻めにされたので、討伐隊の話は出なかった。
(こういう時だけは、おしゃべりに感謝だね。とっつきにくい奴だけど)
相変わらずちゃん付けで名前を呼ぶ雄人を睨みつけると、紅龍に笑われる。
「馬鹿にして言ってるんじゃないし、そんな気にすんなよ」
「……わかってる。ただ、耳が受け付けないんだよね。呼び捨ての方がいいな」
初めて訪れた町でも、旧知の仲がひとりいると馴染みやすい。食堂を出て集会所へ向かう紅龍達を見送る時には、皆が添花に手を振った。
(さて、と)
添花は竜舎の前にとって返し、すぐ燦陽と合流して集会所に行く。時間差ができたことと、屈強な男達の中にあっては小柄なため、説明が始まるまで紅龍に気付かれることはなかった。
討伐隊員の候補は五十余名。紅龍を始めとした優秀な竜使いと、剣の腕に優れた者達だ。表情を引き締めた雄人の姿もある。
大師範が封印を調べに降りた当初、約六日とされていた猶予は、燦陽の証言を受けて半分になった。作戦は急遽組み立てたもので、まだ大まかな動きしか決まっていないらしい。現状、誰にどんな役回りを任せるかを説明し、力不足を感じる者は日没までに辞退を申し出ろというのだ。それから、やっと討伐の動きが詳しく決まる。
中には、既にやることが決まっている者もいた。添花達がそれにあたり、幼馴染みの名を呼ぶ大師範の視線をたどった紅龍は、目を見開いた。しかし状況が口を開くことを許さず、前に向き直って話の続きを聞いていた。ふたりは共に行動し、飛竜で撹乱したり、杼竜の目を奪ったりする、要の役割を担う。
(今のところは大丈夫だね……まあ、解散したら黙ってはいないんだろうな)
「出撃する者は明朝、夜明け前に発着場に集合してくれ」
「はい!」
集会の締めくくりは、門下生達の地響きのような返事だった。添花も含め、皆の意思がひとつの方向を向いてまとまっている。
解散となり、集会場を後にする人の波を縫って、紅龍が添花の所にやってきた。怒ったような拗ねたような顔は、蓮橋にいる彼の父親を想起させる。
「添花、お前、いつの間にそんな話になってんだよ?」
「いつの間だかは分かるでしょ。私がどんな性格かもね」
つい幼馴染みの心配をはねつけてしまう。添花に言わせれば紅龍は過保護なのだ。彼は考え方も父親似で、兄弟同然に育った添花を危険から遠ざけたがる。
「……うちの親が竜鱗を離れた理由、知ってるよな」
小さな呟きを聞き、こっそり様子をうかがっていた雄人は驚いた。普段の紅龍が自分からは絶対に口にしない過去の話だからだ。
「それほどの相手なんだ、あの竜は」
添花はうなずき、まっすぐに紅龍をみつめる。
「わがまま言って悪いとは思ってる。でも降りないよ。絶対に」
杼竜の脅威から逃れ、蓮橋へ渡ることを決めた紅龍の父親。竜の鞍職人として暮らす傍ら、道場では優れた竜使いだったと聞く。討伐隊に召集されながらも辞退したため、臆病者の烙印を押された。
事情を知っているから、紅龍も冷たい目に晒されたのだと添花にも想像がついた。このことは話題に上せたくなかったはずだ。
(そうまでして止めたいんだね。本当に過保護なんだから)
溜息は胸の内に押し留める。紅龍のような存在はありがたいが、添花だって譲れない。
沈黙の中、ふたりは目を通して互いの気持ちを理解した。溜息をついたのは紅龍のほうだ。
「……相変わらず、言い出したら押し通すんだな。無茶はしないって約束しろよ」
「うん」
軽く拳をぶつけ合って、ようやく場の緊張が解かれた。
いつの間にか燦陽は定位置に戻り、険しい顔で慰霊碑を見つめていた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
アガルタ・クライシス ―接点―
来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。
九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。
同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。
不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。
古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる