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【本編後】蓮が咲いたら
かくれ鬼 1
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「てん、とん、てん、とん」
その町では微かに聞こえる。まりつきの音を真似た少女の声が。毎日ではなく、時刻もまちまち。旅人ならば気のせいで済ませられようが、住まう人は不気味がった。
「古い町には、家に付く幸運の妖がいるというけど。ここは地区内でも若い町だからなあ」
「あちこちで声がしたんじゃあ、家に付いているとは思えん。このくらいの女の子の影を見たって人もいるが、目の迷いかも」
噂の中で示された姿は、四つから六つの子どもの背丈。不意にものが倒れたとき、けらけら笑う声を聞いた例もあった。
「幸い、大した怪我人はいないものの……いたずらが危険かどうか、分別のない感じがする。姉ちゃんも、滞在するなら気をつけてな」
「はい。覚えておきます」
人と話すのは得意ではないが、苦手でもない。霊の声を追う時、添花は積極的に情報を集めた。
道場に舞い込んだ害獣駆除の依頼をこなした帰り、大師範への報告を翔雲師範に託して個人行動をしている。この町に着く前の晩、すすり泣きを聞いたのが耳に残っていた。噂のものと同じ子かは分からないが、幼い声だ。
来てはすぐ去る旅人に姿を見せてくれるだろうか。場合によっては何日か泊まることになる。懐具合を確かめて、宿屋の店構えを吟味した。
一泊め。安い寝床でも野宿よりは体が休まる。まずは己の調子を整えるべきと判断する。耳を傾けても、今日はすすり泣きを追いかけない。
声の主がいるのは、やはりこの町らしい。前日よりも近いところから聞こえた。いたずらっ子にしては、さめざめと。
(そういえば、子どもってどう接していいか分かんないな。何を悲しんで泣いてるのか……話が通じる年齢なのか。ちょっと骨が折れそうだね)
目を閉じたまま、泣き声を聞いている。
「……どこ?」
時折混ざる問いかけは、切実ながら主語がない。誰でもいいから答えてほしい、感情だけは伝わってきた。
「ここ……どこなの?」
夢か現か、明け方に聞いた言葉は、想像していた状況を覆す。町の子の霊かと思っていたが、他所から来た可能性も出てきた。滞在二日目は、改めて情報収集が必要になる。
(むごい最期を迎えた子どもや、拐かしの噂はない。頭でこね回すより、本人と話せれば手っ取り早いんだけど)
どちらかというと、気が短いほうだ。近年の死者でないなら、今の生者からの情報は期待できない。人に尋ねることは美味い名物などに移り、噂の主は第六感で探すことにした。現れる時間も場所もまちまちならば、あと頼りにできるのは運くらい。添花は砂糖醤油味の揚げ煎餅を頬張った。ごりごり、口の中から頭に響く歯ごたえが小気味よい。またここに訪れることがあれば、必ず食べようと思う。
二泊め。添花は夜更けに寝床を抜け出した。昼間は、静かな路地を歩いている時に気配を感じたくらい。壁越しに、男性の溜息と独り言が聞こえた。地震でもないのに倒れた花瓶を、すんでのところで押さえたらしい。
「あれえ、おじさん、はやいなぁ」
残念がる声は恐らくすすり泣きと同じ。人の寝静まる夜に、また現れるかもしれない。
よく当たる勘を信じて、昼間行った路地へ。おじさんと勝負しているなら可愛いものだが、寝ているところへ花瓶を落とされては危険だ。いたずらを防ぎ、目的の霊に会えれば願ったり叶ったり。
「てん、とん、てん、とん」
歌うような、まりつきの口真似が聞こえてきた。今夜は月明かりで、建物の影が落ちている。暗がりに身を潜め、添花は声の方向に意識を向けた。目線はまだだ。急に意思疎通のできる者が現れると、警戒して逃げられてしまうことがある。
「てん、とん、てん、とん」
調子良く弾む声が近くなる。影のできない幼い姿は、すれ違う添花に気付かない。
(そんなにトゲトゲした感じじゃない。呼び止めるのもあり……かな?)
後ろ姿に目を向ける。低い位置でふたつに結った髪は、三つ編みにするには短いだろうか。背丈は立ち上がった添花の腰近く。足取りの軽さを見るに、周りに自分を認識する者がいるとは思っていない。少し考え、添花はわざと靴底を地面に擦った。
「てん」
声も歩みも止まる。もうひとつ、土を擦る音が立つ。幼子の霊は肩を縮めた。
「……こんばんは」
出来るだけ優しい言い方を心がけた。しかし、ゆっくり振り返る霊の動きはぎくしゃくしている。
目が合う。首は半分、体は更にその半分だけこちらを向いている。すっかりそこで動きを止めてしまった。
「ここの家のおじさんと、遊んでるの?」
怖がっている様子だから、いたずらを咎めるのは避けた。噂を信じれば、この子に悪気はない。
「……おねえさん、わたしが見えるの?」
震えながら絞り出す声音は、ますます例の泣き声に近い。添花は確信を持って頷いた。
「うん。声も聞こえるよ。あんたのこと探してたんだ……泣いてたでしょ」
深い青の目は、普段よりやわらかな光で少女を見つめた。
すると、みるみる涙が盛り上がって、少女は泣き出した。どんなに大粒を落としても地面は濡れない。ただ、話を聞くどころではなくなり、困ってしまう。
「ずいぶん、辛かったんだね」
こんな所にいて、自分が不審者扱いされると面倒だ。添花は少女を抱え上げ、宿へ戻ることにした。霊に重さはないから、そこまで変な姿勢にはならないはずだ。
もしこの子が生きた人間だったら、添花の肩はびしょ濡れになっていただろう。部屋でもしゃくり上げて泣くから、ずっと抱っこしている。
小さな背中を撫でる動きは一定で、自分の眠気を誘う。そういえば名前すらわからない。気付いたころ、少しずつ少女の言葉が聞き取れるようになってきた。泣き声の合間には、「怖かった」とか「寂しかった」との感情がこぼれる。
「だれも、わたしのこと、しらない。わたしも、だれのことも、しらない」
やはり、ここがどこかを知らないようだ。当然、霊感なしに霊を認識しやすい縁者もいない。
「そっか。お家に、帰りたい?」
探すのが難しいとしても、いちばんに思いつく未練だ。
「わかんない。だれかに見つけてほしいって、それだけおもってたから」
その瞬間、焼きついた感情が魂を世に留めることがある。当時の状況に、これ以上泣かせずに迫りたい。
「どうして、見つけてほしかったの?」
「どうしてだろう。わたし、おねえさんが見つけてくれたのに、まだ見つけてほしい」
「ちょっと考えてみようか。分かったら、寂しくなくなるかもしれないし」
添花は少女を布団に寝かせ、自分も隣に転がった。姿勢を変えれば、思考も変わる。名前を聞くのは、まあ後回しでもいい。
「誰に見つけてほしいか、とかさ」
あくび混じりでも、何とか頭を回転させている。幼い子どもの社会は狭い。大人が思うより、「誰か」は具体的なはずだ。
(あ、この子……霊だって自覚、あるかな?)
出かかった問いは飲み下す。話すうちに察せられればいい。混乱させるのは避けたかった。
少女はしきりに首を傾げている。これまで、見つけてほしい願望に突き動かされて彷徨っていたのだから、当然だ。自分を見つけ直すには時間がかかる。
「思い出したら、教えてよ。今日のところは、おやすみ」
この子は取り憑くような霊ではない。いい加減まぶたが重いので、添花は休むことにした。布団は、ふたり一緒に被せる。霊のいる側が少し寒いが、平気だ。
その町では微かに聞こえる。まりつきの音を真似た少女の声が。毎日ではなく、時刻もまちまち。旅人ならば気のせいで済ませられようが、住まう人は不気味がった。
「古い町には、家に付く幸運の妖がいるというけど。ここは地区内でも若い町だからなあ」
「あちこちで声がしたんじゃあ、家に付いているとは思えん。このくらいの女の子の影を見たって人もいるが、目の迷いかも」
噂の中で示された姿は、四つから六つの子どもの背丈。不意にものが倒れたとき、けらけら笑う声を聞いた例もあった。
「幸い、大した怪我人はいないものの……いたずらが危険かどうか、分別のない感じがする。姉ちゃんも、滞在するなら気をつけてな」
「はい。覚えておきます」
人と話すのは得意ではないが、苦手でもない。霊の声を追う時、添花は積極的に情報を集めた。
道場に舞い込んだ害獣駆除の依頼をこなした帰り、大師範への報告を翔雲師範に託して個人行動をしている。この町に着く前の晩、すすり泣きを聞いたのが耳に残っていた。噂のものと同じ子かは分からないが、幼い声だ。
来てはすぐ去る旅人に姿を見せてくれるだろうか。場合によっては何日か泊まることになる。懐具合を確かめて、宿屋の店構えを吟味した。
一泊め。安い寝床でも野宿よりは体が休まる。まずは己の調子を整えるべきと判断する。耳を傾けても、今日はすすり泣きを追いかけない。
声の主がいるのは、やはりこの町らしい。前日よりも近いところから聞こえた。いたずらっ子にしては、さめざめと。
(そういえば、子どもってどう接していいか分かんないな。何を悲しんで泣いてるのか……話が通じる年齢なのか。ちょっと骨が折れそうだね)
目を閉じたまま、泣き声を聞いている。
「……どこ?」
時折混ざる問いかけは、切実ながら主語がない。誰でもいいから答えてほしい、感情だけは伝わってきた。
「ここ……どこなの?」
夢か現か、明け方に聞いた言葉は、想像していた状況を覆す。町の子の霊かと思っていたが、他所から来た可能性も出てきた。滞在二日目は、改めて情報収集が必要になる。
(むごい最期を迎えた子どもや、拐かしの噂はない。頭でこね回すより、本人と話せれば手っ取り早いんだけど)
どちらかというと、気が短いほうだ。近年の死者でないなら、今の生者からの情報は期待できない。人に尋ねることは美味い名物などに移り、噂の主は第六感で探すことにした。現れる時間も場所もまちまちならば、あと頼りにできるのは運くらい。添花は砂糖醤油味の揚げ煎餅を頬張った。ごりごり、口の中から頭に響く歯ごたえが小気味よい。またここに訪れることがあれば、必ず食べようと思う。
二泊め。添花は夜更けに寝床を抜け出した。昼間は、静かな路地を歩いている時に気配を感じたくらい。壁越しに、男性の溜息と独り言が聞こえた。地震でもないのに倒れた花瓶を、すんでのところで押さえたらしい。
「あれえ、おじさん、はやいなぁ」
残念がる声は恐らくすすり泣きと同じ。人の寝静まる夜に、また現れるかもしれない。
よく当たる勘を信じて、昼間行った路地へ。おじさんと勝負しているなら可愛いものだが、寝ているところへ花瓶を落とされては危険だ。いたずらを防ぎ、目的の霊に会えれば願ったり叶ったり。
「てん、とん、てん、とん」
歌うような、まりつきの口真似が聞こえてきた。今夜は月明かりで、建物の影が落ちている。暗がりに身を潜め、添花は声の方向に意識を向けた。目線はまだだ。急に意思疎通のできる者が現れると、警戒して逃げられてしまうことがある。
「てん、とん、てん、とん」
調子良く弾む声が近くなる。影のできない幼い姿は、すれ違う添花に気付かない。
(そんなにトゲトゲした感じじゃない。呼び止めるのもあり……かな?)
後ろ姿に目を向ける。低い位置でふたつに結った髪は、三つ編みにするには短いだろうか。背丈は立ち上がった添花の腰近く。足取りの軽さを見るに、周りに自分を認識する者がいるとは思っていない。少し考え、添花はわざと靴底を地面に擦った。
「てん」
声も歩みも止まる。もうひとつ、土を擦る音が立つ。幼子の霊は肩を縮めた。
「……こんばんは」
出来るだけ優しい言い方を心がけた。しかし、ゆっくり振り返る霊の動きはぎくしゃくしている。
目が合う。首は半分、体は更にその半分だけこちらを向いている。すっかりそこで動きを止めてしまった。
「ここの家のおじさんと、遊んでるの?」
怖がっている様子だから、いたずらを咎めるのは避けた。噂を信じれば、この子に悪気はない。
「……おねえさん、わたしが見えるの?」
震えながら絞り出す声音は、ますます例の泣き声に近い。添花は確信を持って頷いた。
「うん。声も聞こえるよ。あんたのこと探してたんだ……泣いてたでしょ」
深い青の目は、普段よりやわらかな光で少女を見つめた。
すると、みるみる涙が盛り上がって、少女は泣き出した。どんなに大粒を落としても地面は濡れない。ただ、話を聞くどころではなくなり、困ってしまう。
「ずいぶん、辛かったんだね」
こんな所にいて、自分が不審者扱いされると面倒だ。添花は少女を抱え上げ、宿へ戻ることにした。霊に重さはないから、そこまで変な姿勢にはならないはずだ。
もしこの子が生きた人間だったら、添花の肩はびしょ濡れになっていただろう。部屋でもしゃくり上げて泣くから、ずっと抱っこしている。
小さな背中を撫でる動きは一定で、自分の眠気を誘う。そういえば名前すらわからない。気付いたころ、少しずつ少女の言葉が聞き取れるようになってきた。泣き声の合間には、「怖かった」とか「寂しかった」との感情がこぼれる。
「だれも、わたしのこと、しらない。わたしも、だれのことも、しらない」
やはり、ここがどこかを知らないようだ。当然、霊感なしに霊を認識しやすい縁者もいない。
「そっか。お家に、帰りたい?」
探すのが難しいとしても、いちばんに思いつく未練だ。
「わかんない。だれかに見つけてほしいって、それだけおもってたから」
その瞬間、焼きついた感情が魂を世に留めることがある。当時の状況に、これ以上泣かせずに迫りたい。
「どうして、見つけてほしかったの?」
「どうしてだろう。わたし、おねえさんが見つけてくれたのに、まだ見つけてほしい」
「ちょっと考えてみようか。分かったら、寂しくなくなるかもしれないし」
添花は少女を布団に寝かせ、自分も隣に転がった。姿勢を変えれば、思考も変わる。名前を聞くのは、まあ後回しでもいい。
「誰に見つけてほしいか、とかさ」
あくび混じりでも、何とか頭を回転させている。幼い子どもの社会は狭い。大人が思うより、「誰か」は具体的なはずだ。
(あ、この子……霊だって自覚、あるかな?)
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少女はしきりに首を傾げている。これまで、見つけてほしい願望に突き動かされて彷徨っていたのだから、当然だ。自分を見つけ直すには時間がかかる。
「思い出したら、教えてよ。今日のところは、おやすみ」
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