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10 頂きへ
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「……そういえばさ、鍵をつくれって言われてたな。何のことだろう?」
遺跡の階段を降りながら、すっかり元気になったデュークが疑問を浮かべる。仕掛けの部屋に戻ったところで、ミュエルがその答えを示した。
「これよ。この鍵、封印術が作用してるの。例えば、興味本位で無理矢理ここへ来た冒険者がいたとして……」
全員が部屋の中に入ると、元通り扉が閉まる。再び横滑りした閂に錠がかかり、差さったままの鍵を回す。がちゃん、と音がする時、封印術の緑の光が鍵を包んでいた。
「封印士が一緒にいなきゃ、鍵が回らない仕掛けね。不要な影響を大穴に与えないためよ」
挑む者によって試練は形を変えるが、封印後にする事は決まっているらしい。これまでに封印を成した封印士も、これから成す者も、同じ様にして大穴を守っていくのだ。
さっきは踏み石の仕掛けで開いた壁がひとりでに開き、ミュエルの手から離れた鍵は、糸で引かれるように元あった場所へ引き寄せられていった。仕掛けの壁が閉まって、床の幾何学模様が消える。すると、迷路だった遺跡が一本道として開けた。帰りは、少し楽な道程になりそうだ。
遺跡を抜けて山道まで戻ると、背後からは迷路を再構成する不穏な音が聞こえたが、皆の考える事は封印の旅から離れ始めていた。
麓の町に戻ると、入り口には町の全ての宿から迎えが来ていた。大穴封印という偉業を成したご一行様に宿泊してもらい、自分の宿に箔付けしたいのだ。
商魂たくましさに苦笑しながら、泊まると決めたのは、共用キッチンがある素泊まりの安宿だ。霊峰を上る前に決めた通り、ミュエルが皆の好物を作ってくれた。
「本当に、これで……あとは帰るだけなんですね」
手羽元のグリルを手に呟いて、エイルは淋しげだ。今やもう、旅の終わりがはっきりと見える。せっかくだから、お姫様もお嬢様もしない食べ方ができるものと希望した当人が、骨付き肉にかぶりつけずにいた。全ての行動が帰郷への一歩であり、仲間と交わすひと言ひと言が名残惜しい。
「おふたりは、帰った後の方が忙しそうですね」
「ええ。やることは色々あると思うけど、まずは鬱陶しいほどお祝いされそう」
うんざりした口調ながら、穏やかな表情をするミュエルは、グラスを傾けている。中身は、宿屋の主人が差し入れてくれたお酒だ。
「喜ぶときは喜ぶで、いいじゃねえか。わーっと酒呑んで寝ちまえば、先に向かってまた頑張ろうって、切り替えられるさ」
細切りの野菜が入ったオムレツを頬張りながら、能天気な発言をするデュークには、溜息まじりの憎まれ口が。
「あんた程、簡単にはいかないわよ」
(これが、いつもの雰囲気だよね。……そう、いつもの)
旅の最初と比べて辛みの抑えられたスープに、堅焼きのパンを浸しながら、ザントは感慨にふけった。家族と過ごしたサーカスの時間の方が、この旅よりずっと長いはずなのに、四人で食卓を囲む時間に愛おしさを感じる。
皆、同じ気持ちらしい。それぞれ普段通りに振る舞おうとして、何かが違ってしまい、感傷が増していく。
「へへ、僕はもう切り替え、できた。帰ったってお別れじゃない。ラナンキュラスにも、ケケアにも、コンスリンクトにも、そのうち行けるはずだもん」
自らに言い聞かせるようなザントの言葉は、あとの三人への励ましを含んでいた。きっと、また会える。
「いっつも移動してるから、手紙の返事が来なくたって、気にならないし!」
「おお! ザント、手紙くれるのか」
「タダ券も送りつけてあげるよ。だからちゃんと読んでよね」
「楽しみにしてるわ。……あんたも、気が向いたら手紙のやりとり、しましょう」
一同をきょとんとさせるほど素直な、微笑みに乗せたミュエルの言葉は、エイルに向いていた。
「はい! 便せんをどれだけ使うでしょうねぇ、長くなりますよ。覚悟しておいてください」
「上等よ」
「なんだそれ、手紙でケンカでもするのか?」
「あら、ケンカはもちろん、女の子同士の内緒話も出来ますよ」
ね。エイルとミュエルは、楽しそうに顔を見合わせた。
笑いと感傷の間を揺れ動きながら、四人は残りの道を歩くこととなった。
ポリアンサを経て、隣の国はもうラナンキュラス。エイルの帰る場所だ。町の入り口である門を見上げ、しばらく沈黙した後で、意を決しエイルは皆に向き直った。
「では皆さん。また」
簡単な挨拶は再会の約束だ。あまり言葉を重ねると悲しくなってしまうから、笑っていられるうちに手を振る。
帰る道程は旅を巻き戻していく。ラナンキュラスとテイタテイトの境の森を歩いている時、唐突に時間の経過が見えた。前に通った際には崖崩れで通れなかった、テイタテイト王都への道が通じていたのだ。ザントの家族はきっと、その向こうにいる。
「う~ん、まずは皆に謝らなくちゃね。怒られるかなあ。……ああ、最初の手紙は愚痴になるかも」
手の甲で陽を遮って、ザントは道を眺める。その横顔は、子供時代を卒業しようとしていた。
「それじゃあ、僕、頑張ってくるよ」
「おう! またな」
デュークと拳の側面を軽くぶつけあって、少年は前へ踏み出した。王都を目指して小さくなっていく背中は、これから、会うたびに大きく成長するのだろう。
旅の始めにふたりで歩いたグラオ平原を、またふたりで行く。草が風になびく音に紛れて、デュークの呟きが地に落ちた。
「……なーんか、懐かしいや」
「迎えてくれるのは、懐かしい景色じゃないけどね」
陰りのあるミュエルの言葉に首を傾げ、一時、歩みを止める。
「そりゃ、最初は皆でお祝いしよーぜ! って感じだろうけど。すぐ元のコンスリンクトに戻るだろ」
大穴の封印は成したが、それによる世界の安定は永遠ではない。後進の育成、逸材の発掘……コンスリンクトが中心になってやるべき事は多い。デュークの言い分には一理あった。
「そうね。でも厄介ごとがない限り、封印の旅はしばらくお休み。私達は未来の封印士や護衛士を、指導する立場になるでしょう」
行く先を見つめつつ、紫の瞳は期待と不安を織り交ぜて揺れていた。
「指導……か。厳しくやりすぎるなよ」
微笑んで言うデュークに目線だけを向け、ミュエルは両手を腰に当てる。真剣な話を茶化されたと思ったらしい。
「甘くしたら、私の二の舞になるわ。伝えられる事は伝えたいの」
「いや、それはわかってるつもりだよ。ただ、ミュエルは自分に厳しいからさ。たまには力抜いて休んでも、いいんじゃねえか」
先に歩き出した背中に、少し驚いた目線が付いてくる。
旅の最中も強がってばかりだった封印士のことが、デュークはやはり心配だ。言おうかどうか迷って、言うなら今だと自分に頷いた。
「……俺、これからもミュエルの護衛士でいたい」
ミュエルに負けず劣らず、大真面目に考えた事だ。旅を終える今、面と向かってでは照れくさいから、近付いてくる故郷の町に目を凝らす。
「荷物係くらいに思っててくれよ。ひとりで抱え込まないでほしいなって、思うだけだから」
しばらく、言葉は返ってこなかった。それどころか、未だミュエルは歩き出していない。沈黙に耐えかねて振り向くと、俯き加減の長髪が風に揺れていた。手で顔を覆っているが、泣いている訳ではないようだ。不意にデュークに向けたのは、赤らめた頬の笑顔だった。
「もう。あんまり、甘やかさないでちょうだい」
開いていた距離を駆け足で一気に縮めて、耳元に囁きを残していく。
「ありがとう」
故郷へ、これからの時間へと進む足取りは、ずいぶんと軽くなっていた。いつも通り、無邪気な顔をしたデュークも隣に並んで、平原を歩く。
大穴の封印は、この世界の未来を少し延ばした。もっと先へと時を繋いでいくために、いつか再び封印士達は行くのだ。
前を向いた笑みを浮かべ、ふたりは故郷の町へ足を踏み入れた。そこには、終わらない旅へと踏み出す決意があった。
「ただいま」
遺跡の階段を降りながら、すっかり元気になったデュークが疑問を浮かべる。仕掛けの部屋に戻ったところで、ミュエルがその答えを示した。
「これよ。この鍵、封印術が作用してるの。例えば、興味本位で無理矢理ここへ来た冒険者がいたとして……」
全員が部屋の中に入ると、元通り扉が閉まる。再び横滑りした閂に錠がかかり、差さったままの鍵を回す。がちゃん、と音がする時、封印術の緑の光が鍵を包んでいた。
「封印士が一緒にいなきゃ、鍵が回らない仕掛けね。不要な影響を大穴に与えないためよ」
挑む者によって試練は形を変えるが、封印後にする事は決まっているらしい。これまでに封印を成した封印士も、これから成す者も、同じ様にして大穴を守っていくのだ。
さっきは踏み石の仕掛けで開いた壁がひとりでに開き、ミュエルの手から離れた鍵は、糸で引かれるように元あった場所へ引き寄せられていった。仕掛けの壁が閉まって、床の幾何学模様が消える。すると、迷路だった遺跡が一本道として開けた。帰りは、少し楽な道程になりそうだ。
遺跡を抜けて山道まで戻ると、背後からは迷路を再構成する不穏な音が聞こえたが、皆の考える事は封印の旅から離れ始めていた。
麓の町に戻ると、入り口には町の全ての宿から迎えが来ていた。大穴封印という偉業を成したご一行様に宿泊してもらい、自分の宿に箔付けしたいのだ。
商魂たくましさに苦笑しながら、泊まると決めたのは、共用キッチンがある素泊まりの安宿だ。霊峰を上る前に決めた通り、ミュエルが皆の好物を作ってくれた。
「本当に、これで……あとは帰るだけなんですね」
手羽元のグリルを手に呟いて、エイルは淋しげだ。今やもう、旅の終わりがはっきりと見える。せっかくだから、お姫様もお嬢様もしない食べ方ができるものと希望した当人が、骨付き肉にかぶりつけずにいた。全ての行動が帰郷への一歩であり、仲間と交わすひと言ひと言が名残惜しい。
「おふたりは、帰った後の方が忙しそうですね」
「ええ。やることは色々あると思うけど、まずは鬱陶しいほどお祝いされそう」
うんざりした口調ながら、穏やかな表情をするミュエルは、グラスを傾けている。中身は、宿屋の主人が差し入れてくれたお酒だ。
「喜ぶときは喜ぶで、いいじゃねえか。わーっと酒呑んで寝ちまえば、先に向かってまた頑張ろうって、切り替えられるさ」
細切りの野菜が入ったオムレツを頬張りながら、能天気な発言をするデュークには、溜息まじりの憎まれ口が。
「あんた程、簡単にはいかないわよ」
(これが、いつもの雰囲気だよね。……そう、いつもの)
旅の最初と比べて辛みの抑えられたスープに、堅焼きのパンを浸しながら、ザントは感慨にふけった。家族と過ごしたサーカスの時間の方が、この旅よりずっと長いはずなのに、四人で食卓を囲む時間に愛おしさを感じる。
皆、同じ気持ちらしい。それぞれ普段通りに振る舞おうとして、何かが違ってしまい、感傷が増していく。
「へへ、僕はもう切り替え、できた。帰ったってお別れじゃない。ラナンキュラスにも、ケケアにも、コンスリンクトにも、そのうち行けるはずだもん」
自らに言い聞かせるようなザントの言葉は、あとの三人への励ましを含んでいた。きっと、また会える。
「いっつも移動してるから、手紙の返事が来なくたって、気にならないし!」
「おお! ザント、手紙くれるのか」
「タダ券も送りつけてあげるよ。だからちゃんと読んでよね」
「楽しみにしてるわ。……あんたも、気が向いたら手紙のやりとり、しましょう」
一同をきょとんとさせるほど素直な、微笑みに乗せたミュエルの言葉は、エイルに向いていた。
「はい! 便せんをどれだけ使うでしょうねぇ、長くなりますよ。覚悟しておいてください」
「上等よ」
「なんだそれ、手紙でケンカでもするのか?」
「あら、ケンカはもちろん、女の子同士の内緒話も出来ますよ」
ね。エイルとミュエルは、楽しそうに顔を見合わせた。
笑いと感傷の間を揺れ動きながら、四人は残りの道を歩くこととなった。
ポリアンサを経て、隣の国はもうラナンキュラス。エイルの帰る場所だ。町の入り口である門を見上げ、しばらく沈黙した後で、意を決しエイルは皆に向き直った。
「では皆さん。また」
簡単な挨拶は再会の約束だ。あまり言葉を重ねると悲しくなってしまうから、笑っていられるうちに手を振る。
帰る道程は旅を巻き戻していく。ラナンキュラスとテイタテイトの境の森を歩いている時、唐突に時間の経過が見えた。前に通った際には崖崩れで通れなかった、テイタテイト王都への道が通じていたのだ。ザントの家族はきっと、その向こうにいる。
「う~ん、まずは皆に謝らなくちゃね。怒られるかなあ。……ああ、最初の手紙は愚痴になるかも」
手の甲で陽を遮って、ザントは道を眺める。その横顔は、子供時代を卒業しようとしていた。
「それじゃあ、僕、頑張ってくるよ」
「おう! またな」
デュークと拳の側面を軽くぶつけあって、少年は前へ踏み出した。王都を目指して小さくなっていく背中は、これから、会うたびに大きく成長するのだろう。
旅の始めにふたりで歩いたグラオ平原を、またふたりで行く。草が風になびく音に紛れて、デュークの呟きが地に落ちた。
「……なーんか、懐かしいや」
「迎えてくれるのは、懐かしい景色じゃないけどね」
陰りのあるミュエルの言葉に首を傾げ、一時、歩みを止める。
「そりゃ、最初は皆でお祝いしよーぜ! って感じだろうけど。すぐ元のコンスリンクトに戻るだろ」
大穴の封印は成したが、それによる世界の安定は永遠ではない。後進の育成、逸材の発掘……コンスリンクトが中心になってやるべき事は多い。デュークの言い分には一理あった。
「そうね。でも厄介ごとがない限り、封印の旅はしばらくお休み。私達は未来の封印士や護衛士を、指導する立場になるでしょう」
行く先を見つめつつ、紫の瞳は期待と不安を織り交ぜて揺れていた。
「指導……か。厳しくやりすぎるなよ」
微笑んで言うデュークに目線だけを向け、ミュエルは両手を腰に当てる。真剣な話を茶化されたと思ったらしい。
「甘くしたら、私の二の舞になるわ。伝えられる事は伝えたいの」
「いや、それはわかってるつもりだよ。ただ、ミュエルは自分に厳しいからさ。たまには力抜いて休んでも、いいんじゃねえか」
先に歩き出した背中に、少し驚いた目線が付いてくる。
旅の最中も強がってばかりだった封印士のことが、デュークはやはり心配だ。言おうかどうか迷って、言うなら今だと自分に頷いた。
「……俺、これからもミュエルの護衛士でいたい」
ミュエルに負けず劣らず、大真面目に考えた事だ。旅を終える今、面と向かってでは照れくさいから、近付いてくる故郷の町に目を凝らす。
「荷物係くらいに思っててくれよ。ひとりで抱え込まないでほしいなって、思うだけだから」
しばらく、言葉は返ってこなかった。それどころか、未だミュエルは歩き出していない。沈黙に耐えかねて振り向くと、俯き加減の長髪が風に揺れていた。手で顔を覆っているが、泣いている訳ではないようだ。不意にデュークに向けたのは、赤らめた頬の笑顔だった。
「もう。あんまり、甘やかさないでちょうだい」
開いていた距離を駆け足で一気に縮めて、耳元に囁きを残していく。
「ありがとう」
故郷へ、これからの時間へと進む足取りは、ずいぶんと軽くなっていた。いつも通り、無邪気な顔をしたデュークも隣に並んで、平原を歩く。
大穴の封印は、この世界の未来を少し延ばした。もっと先へと時を繋いでいくために、いつか再び封印士達は行くのだ。
前を向いた笑みを浮かべ、ふたりは故郷の町へ足を踏み入れた。そこには、終わらない旅へと踏み出す決意があった。
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