66 / 86
9章 鳩の行方
9_⑤
しおりを挟む
翌日、村で自警団が警戒を強めている中、ライカ達は森に入った。
「うん、やっぱり怪しげな雰囲気! 団長の言ったとおりだね」
相変わらずの空元気で、ライカが仲間に注意を促す。以前より、森の魔物も増えていた。ただ、玉石を安置した洞窟は、不思議と魔物が寄り付かない。そこまで行けばひとまず大丈夫だ。
岩壁のくぼみにキートの玉石、急ごしらえだが石で組んだ台座の上にセイルの玉石がある。淡い光を帯びて、力が満ちてきていると見えるが、声をかけても沈黙している。像を結ぶこともなかった。もう少し、時間が必要らしい。
仕方がないので、満月に喩えられた丸い湖まで行ってみることにした。もしかしたら、何か手がかりが見つかるかもしれない。
「……あれれ? ここも、魔物が寄り付かないんだ」
コンパスで描いたような湖を前に、ライカの声は緊張を帯びた。シダンが残した涙型の結晶を取り出し、覗き込む。ここが、記された古語に関係のある場所なら、何かしら反応があるはずだ。掌にのせて水辺に近付くと、トラメやキョウネが歓声を上げる。
「おお、光った!」
「浮いてる!」
結晶は自ら宙に浮いて、柔らかなつむじ風を起こしている。ライカは髪をなびかせながら目を凝らした。
やがて、湖の真上に移動した結晶は、ゆっくりと水面に触れて沈んでいった。と、湖全体が発光する。青白い光は、メネ・ウロスの雰囲気を思い出させた。
「ふわぁ」
突如、結晶が沈んだ位置を中心として、放射状に突風が吹きぬけた。身の軽いユニマが尻餅をつき、もはやお決まりのごとく、セルが手を差し伸べる。だが、ユニマは座ったまま、セルは手を半端な位置で止めたまま、湖を見て硬直していた。
満月だった湖は、三日月形に姿を変えていた。新たに出現した岸には、淡い光が漂っている。ぼんやり、人の形にも見えた。ここに魔物が寄り付かないのは、キートの洞窟のように、不思議な力で守られていたからかもしれない。
──時が来たか……
(えっ? 今の声は?)
幻聴かと思って、ライカはみんなを見た。誰も、声を聞いてはいないようだ。
──案ずるな、封印は解かれた。幾百年の眠りから覚めるには時がかかる。一夜待て……
そういえば、キートの声が最初に聞こえたのも、同族のナバナだった。漂う光には、翼のシルエットも見える。これは恐らく天使レマの声で、今はライカにしか聞こえないのだろう。
「天使は、こんなに近くに、いたんだ……」
ほぼ世界中を探しても、手がかりを掴むことにさえ苦労した。本当に、この旅では想像もしなかったことが次々に起こる。少し呆然としてしまったが、ライカは気を取り直し、聞こえたことを皆に伝えた。
野営の準備もなかったし、一度村へ戻ることになった。夜が明けたら、また湖へ行くつもりだ。
(シダンに、天使レマがどう関係しているか……明日にはわかるのかな。どんな真実が待ってるんだろう)
慣れた布団の中でも、ライカは目が冴えて眠れない。何回も寝返りを打っていたら、とうに夜半を過ぎてしまった。
──聞こえるか、同志よ……
突然、頭の中にレマの声が響いてきた。湖を離れたせいか、随分かすれている。ライカは耳を澄ませた。
──手短に伝える。我が体は、今や魔物と化しているのだ。蝕まれずに残った心だけで、島に向かっている。
(そんな……!)
ライカは衝撃を受けたが、レマは静かに状況を語る。クーンシルッピは、キートの力と湖に沈んだ結晶の効果があれば、魔物となった自身には手が出せない場所なのだそうだ。聞いていて、寒くないはずなのに、ライカは布団をかき寄せた。
──私は今度こそ世界を守るため、自らの魔を打ち倒さなくてはならない。だが、心だけでいては消え行くのみ。戦うには、新たな体が必要だ。
今や災禍の元凶はレマであると、暗に示している。魔物になってしまったということは、シダンと同じような状態なのだろう。心の一部だけ抜け出すなど、危うい行動に出たのは、切羽詰っている証拠だ。
(私の身を借りて……戦おうっていうの?)
──恥を忍んで頼む、若き同志よ。私の他に、誰が私を止められる?
この一言が、ライカの胸を締めつけた。災禍の元凶を倒すために、レマの力を借りようとして始まった旅だ。例えば自ら挑んだとして、勝てる気はしない。悩みながらライカは布団を出た。天使と称えられ、伝承になった英雄が、なりふりかまわず助力を求めている。
物音を立てないように身支度を整えると、武器を手に森に入った。
夜になると、眠りと共に憎しみや妬みが吐き出されるのか、魔物が更に増える。湖まで飛んで行っても、空中で魔物に襲われた。やはり、八方に気を張って戦うのは楽ではない。
(トラメ、仲間がいるって素敵だね。自分より強い奴にだって、挑もうって気になれるもん)
ライカは、人間大のコウモリを真っ二つにした。敵わないと踏んで、何体かは逃げていく。
(兄さんにも会えたし。……母さん、父さんは会えなかったけど)
武器が手元に戻る前に軽く手を振ると、逃げた振りで不意打ちを狙ったコウモリ目掛けて、チャクラムが飛んだ。
(待っててくれるひとがいるって、嬉しいよ。……ユニマ、もっと色んな本の話がしたいね。あれで中々、セルも気が合う友達だよね。キョウネは私の姉さんだって、勝手に思ってるんだよ)
戦っているのに、頭の中には皆のことが浮かんでくる。邪魔な魔物だけ倒して、ライカは湖へと急ぐことにした。
(ヴァルは二人目の兄さん。それに……あの人も、この世界のどこかにいるんだ)
色々なことを考えてしまうのは不安だからだ。レマのためにその身を貸せば、ライカの心はどこへ行くのかわからない。消えてしまう可能性だってある。決意できないまま、進んだ。
(みんながいれば、世界はもっと優しい場所に変わっていけると思う。世界がなくなったら、みんなもいなくなる。何もないなんて、いやだよ)
ライカが湖のほとりに降り立った。いつもの習慣で、翼を消して腕輪をはめる。レマは昼間よりはっきりと像を結んで、その姿を見せていた。すらりと背が高く、真っ白で力強い翼が美しい。神殿で見た石像そのままの、堂々とした佇まいだ。
『よく来てくれた』
静かだが力強い声を聞いたら、ここまで来て引き下がれないと思った。
(ほら、こんな風にしないと決意できないし。……いや、まだ迷う。自分がどうなるのか聞くのも怖いくらい)
『案ずるな』
不安を見透かすように、レマが言葉を続ける。
『お前が世界を想うから、私の声が届いたのだ。私の想いと重なり、お前の心は生きていく』
レマは、ライカに向かって手を差し伸べた。ゆっくりと、ライカも手を伸ばす。
「ライカ!」
呼ぶ声に驚いて、手が止まる。振り向くと、みんなが息を切らせて走ってきていた。足の速いキョウネが先頭で、本来そこまで俊足でないトラメがすごい形相で併走している。それぞれの手には武器があった。
「そこから離れろぉっ!」
『ちっ』
トラメが叫んだ意味を理解する前に、微かな舌打ちを背後に聞く。ライカは寒気がした。低い響きは、神々しい天使の雰囲気とは、どうも違う感じがした。
(なんで今まで気が付かなかったんだろう!)
レマに背を向けたまま翼を広げた。ライカの前で、みんなが立ち止まる。
瞬間、光に目が眩んで、しばらく音が聞こえなかった気がする。
『やるな、小娘でも鳩か……』
冷たい呟きが、真っ赤に濡れた翼に刺さる。仲間が来たのを見て、レマは躊躇なく攻撃したのだ。ライカが翼を盾にして庇ったため、みんなは軽い切り傷で済んだ。ただ、思いがけない光景に言葉を失っている。
ライカは「どうして」と声を絞り出した。背を向けたまま、レマにかける言葉を探す顔は泣きそうだ。
「どうして、あなたが魔物なの……?」
「うん、やっぱり怪しげな雰囲気! 団長の言ったとおりだね」
相変わらずの空元気で、ライカが仲間に注意を促す。以前より、森の魔物も増えていた。ただ、玉石を安置した洞窟は、不思議と魔物が寄り付かない。そこまで行けばひとまず大丈夫だ。
岩壁のくぼみにキートの玉石、急ごしらえだが石で組んだ台座の上にセイルの玉石がある。淡い光を帯びて、力が満ちてきていると見えるが、声をかけても沈黙している。像を結ぶこともなかった。もう少し、時間が必要らしい。
仕方がないので、満月に喩えられた丸い湖まで行ってみることにした。もしかしたら、何か手がかりが見つかるかもしれない。
「……あれれ? ここも、魔物が寄り付かないんだ」
コンパスで描いたような湖を前に、ライカの声は緊張を帯びた。シダンが残した涙型の結晶を取り出し、覗き込む。ここが、記された古語に関係のある場所なら、何かしら反応があるはずだ。掌にのせて水辺に近付くと、トラメやキョウネが歓声を上げる。
「おお、光った!」
「浮いてる!」
結晶は自ら宙に浮いて、柔らかなつむじ風を起こしている。ライカは髪をなびかせながら目を凝らした。
やがて、湖の真上に移動した結晶は、ゆっくりと水面に触れて沈んでいった。と、湖全体が発光する。青白い光は、メネ・ウロスの雰囲気を思い出させた。
「ふわぁ」
突如、結晶が沈んだ位置を中心として、放射状に突風が吹きぬけた。身の軽いユニマが尻餅をつき、もはやお決まりのごとく、セルが手を差し伸べる。だが、ユニマは座ったまま、セルは手を半端な位置で止めたまま、湖を見て硬直していた。
満月だった湖は、三日月形に姿を変えていた。新たに出現した岸には、淡い光が漂っている。ぼんやり、人の形にも見えた。ここに魔物が寄り付かないのは、キートの洞窟のように、不思議な力で守られていたからかもしれない。
──時が来たか……
(えっ? 今の声は?)
幻聴かと思って、ライカはみんなを見た。誰も、声を聞いてはいないようだ。
──案ずるな、封印は解かれた。幾百年の眠りから覚めるには時がかかる。一夜待て……
そういえば、キートの声が最初に聞こえたのも、同族のナバナだった。漂う光には、翼のシルエットも見える。これは恐らく天使レマの声で、今はライカにしか聞こえないのだろう。
「天使は、こんなに近くに、いたんだ……」
ほぼ世界中を探しても、手がかりを掴むことにさえ苦労した。本当に、この旅では想像もしなかったことが次々に起こる。少し呆然としてしまったが、ライカは気を取り直し、聞こえたことを皆に伝えた。
野営の準備もなかったし、一度村へ戻ることになった。夜が明けたら、また湖へ行くつもりだ。
(シダンに、天使レマがどう関係しているか……明日にはわかるのかな。どんな真実が待ってるんだろう)
慣れた布団の中でも、ライカは目が冴えて眠れない。何回も寝返りを打っていたら、とうに夜半を過ぎてしまった。
──聞こえるか、同志よ……
突然、頭の中にレマの声が響いてきた。湖を離れたせいか、随分かすれている。ライカは耳を澄ませた。
──手短に伝える。我が体は、今や魔物と化しているのだ。蝕まれずに残った心だけで、島に向かっている。
(そんな……!)
ライカは衝撃を受けたが、レマは静かに状況を語る。クーンシルッピは、キートの力と湖に沈んだ結晶の効果があれば、魔物となった自身には手が出せない場所なのだそうだ。聞いていて、寒くないはずなのに、ライカは布団をかき寄せた。
──私は今度こそ世界を守るため、自らの魔を打ち倒さなくてはならない。だが、心だけでいては消え行くのみ。戦うには、新たな体が必要だ。
今や災禍の元凶はレマであると、暗に示している。魔物になってしまったということは、シダンと同じような状態なのだろう。心の一部だけ抜け出すなど、危うい行動に出たのは、切羽詰っている証拠だ。
(私の身を借りて……戦おうっていうの?)
──恥を忍んで頼む、若き同志よ。私の他に、誰が私を止められる?
この一言が、ライカの胸を締めつけた。災禍の元凶を倒すために、レマの力を借りようとして始まった旅だ。例えば自ら挑んだとして、勝てる気はしない。悩みながらライカは布団を出た。天使と称えられ、伝承になった英雄が、なりふりかまわず助力を求めている。
物音を立てないように身支度を整えると、武器を手に森に入った。
夜になると、眠りと共に憎しみや妬みが吐き出されるのか、魔物が更に増える。湖まで飛んで行っても、空中で魔物に襲われた。やはり、八方に気を張って戦うのは楽ではない。
(トラメ、仲間がいるって素敵だね。自分より強い奴にだって、挑もうって気になれるもん)
ライカは、人間大のコウモリを真っ二つにした。敵わないと踏んで、何体かは逃げていく。
(兄さんにも会えたし。……母さん、父さんは会えなかったけど)
武器が手元に戻る前に軽く手を振ると、逃げた振りで不意打ちを狙ったコウモリ目掛けて、チャクラムが飛んだ。
(待っててくれるひとがいるって、嬉しいよ。……ユニマ、もっと色んな本の話がしたいね。あれで中々、セルも気が合う友達だよね。キョウネは私の姉さんだって、勝手に思ってるんだよ)
戦っているのに、頭の中には皆のことが浮かんでくる。邪魔な魔物だけ倒して、ライカは湖へと急ぐことにした。
(ヴァルは二人目の兄さん。それに……あの人も、この世界のどこかにいるんだ)
色々なことを考えてしまうのは不安だからだ。レマのためにその身を貸せば、ライカの心はどこへ行くのかわからない。消えてしまう可能性だってある。決意できないまま、進んだ。
(みんながいれば、世界はもっと優しい場所に変わっていけると思う。世界がなくなったら、みんなもいなくなる。何もないなんて、いやだよ)
ライカが湖のほとりに降り立った。いつもの習慣で、翼を消して腕輪をはめる。レマは昼間よりはっきりと像を結んで、その姿を見せていた。すらりと背が高く、真っ白で力強い翼が美しい。神殿で見た石像そのままの、堂々とした佇まいだ。
『よく来てくれた』
静かだが力強い声を聞いたら、ここまで来て引き下がれないと思った。
(ほら、こんな風にしないと決意できないし。……いや、まだ迷う。自分がどうなるのか聞くのも怖いくらい)
『案ずるな』
不安を見透かすように、レマが言葉を続ける。
『お前が世界を想うから、私の声が届いたのだ。私の想いと重なり、お前の心は生きていく』
レマは、ライカに向かって手を差し伸べた。ゆっくりと、ライカも手を伸ばす。
「ライカ!」
呼ぶ声に驚いて、手が止まる。振り向くと、みんなが息を切らせて走ってきていた。足の速いキョウネが先頭で、本来そこまで俊足でないトラメがすごい形相で併走している。それぞれの手には武器があった。
「そこから離れろぉっ!」
『ちっ』
トラメが叫んだ意味を理解する前に、微かな舌打ちを背後に聞く。ライカは寒気がした。低い響きは、神々しい天使の雰囲気とは、どうも違う感じがした。
(なんで今まで気が付かなかったんだろう!)
レマに背を向けたまま翼を広げた。ライカの前で、みんなが立ち止まる。
瞬間、光に目が眩んで、しばらく音が聞こえなかった気がする。
『やるな、小娘でも鳩か……』
冷たい呟きが、真っ赤に濡れた翼に刺さる。仲間が来たのを見て、レマは躊躇なく攻撃したのだ。ライカが翼を盾にして庇ったため、みんなは軽い切り傷で済んだ。ただ、思いがけない光景に言葉を失っている。
ライカは「どうして」と声を絞り出した。背を向けたまま、レマにかける言葉を探す顔は泣きそうだ。
「どうして、あなたが魔物なの……?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
【完結】無能と婚約破棄された令嬢、辺境で最強魔導士として覚醒しました
東野あさひ
ファンタジー
無能の烙印、婚約破棄、そして辺境追放――。でもそれ、全部“勘違い”でした。
王国随一の名門貴族令嬢ノクティア・エルヴァーンは、魔力がないと断定され、婚約を破棄されて辺境へと追放された。
だが、誰も知らなかった――彼女が「古代魔術」の適性を持つ唯一の魔導士であることを。
行き着いた先は魔物の脅威に晒されるグランツ砦。
冷徹な司令官カイラスとの出会いをきっかけに、彼女の眠っていた力が次第に目を覚まし始める。
無能令嬢と嘲笑された少女が、辺境で覚醒し、最強へと駆け上がる――!
王都の者たちよ、見ていなさい。今度は私が、あなたたちを見下ろす番です。
これは、“追放令嬢”が辺境から世界を変える、痛快ざまぁ×覚醒ファンタジー。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
アガルタ・クライシス ―接点―
来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。
九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。
同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。
不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。
古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる