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そして、人生は続く
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また水流に押し流されて、私は湖を潜っていった。
湖面越しに入ってくる太陽の光が、沈むごとに薄くなる。
どんどん暗くなる視界の中で、見たこともない大きくて長い黄土色の生物が私の髪の傍を泳いだ。
しかし沈んでも沈んでも、底にはつかない。
いったいどこに向かっているのだろう。
世界が10cm先も見えなくなって、恐怖が湧いた。
(怖い!暗い!冷たい!)
それでも暗い水中で何か見ようと、目を凝らす。
しかし目が暗さに慣れる前に、水面から出された。
私の喉に、冷たいひんやりとした空気が入ってくる。
膝に当たる感触も少し柔らかいが、冷たく湿っている。
今回はむせなかった私は、顔の水を払って自分がいる場所を見た。
しかし真っ暗な視界に見えたのは、ぼんやりと浮き上がる白い蛇だけだった。
小さい蛇が体を丸めて、赤い瞳を私に向けた。
「大丈夫?」
玲泉の声がして、私は目を細めた。
「この蛇、玲泉様ですか?」
自分の声が近くで反響した。随分狭いところらしい。
「そうだよ」
蛇がチロチロと赤い舌を僅かに見せる。
私は咄嗟に一歩後ずさった。
ポタンと水滴の落ちる音がする。
「蛇は、嫌い?」
「そ、そうですね。私は苦手です。というか、苦手な人がほとんどですよ」
「そうなんだ、昔は人気だったんだけど」
蛇が小首を傾げる。
「それより、何が起こったんです?」
「ん?どのこと?」
冷たい空間に響く呑気な声に、ため息をつきたくなる。
「何がって…貴方、首を噛まれたじゃないですか」
「ああ、あれはビックリしたね」
蛇がいかにもというように、ウンウンと頷いた。
そして静かな沈黙が訪れる。
「えっと、大丈夫なんですか?」
「うん。死んだふりをした方がいいかと思って」
「死んだふりって…」
私は絶句した。
あれは死んだふりと言えるのか?
「まあ、貴方が無事なら、いいんですけど」
「心配してくれたの?」
玲泉の声が少し明るくなる。
「ありがとうね」
私は返答に困って、曖昧に頷いた。
「ああ、まあ、はい」
「貴方もとてもうまくやったね。さすが、私の国民」
蛇越しに、玲泉が笑った気配がした。
「いや、まあ」
そんなことを言っている場合ではないと思うのだが。
「…ありがとうございます」
とりあえず誉め言葉を受け取ってから、私はため息をついた。
「で、どうするんですか?あの狼」
私は思い出したくもない、その姿を頭に浮かべる。
嘘と肉が嫌いで、あら汁が好きなその横顔を。
「考えなしに蘇生したわけじゃないんでしょう?」
「そうだね、あの子は」
玲泉がまた笑う。
「放っておけばいいんじゃない?」
「は?」
私は自分の耳を疑った。
「いや、このままだったら危ないでしょ!」
思わず玲泉に近づく。
「貴方の力で、殺せないんですか?」
「殺すって」
玲泉がちょっと苦い顔をした。
「折角、生かしたのに」
「できないんですか?」
「できるけど」
玲泉が困ったように視線を投げかける。
「あまりやりたくないんだ」
私は苛立ちを覚えた。
何を子供のようなことを言っているんだ。
「貴方が、やらないのならば」
感情を抑えて、声を出す。
「衛隊を呼べばいいでしょう、私が行きます」
「そうしたら、人間だって無事ではすまないでしょう?」
玲泉が赤い瞳が冷たく光る。
「それは困るな。だからそんなことはしてほしくない」
私の苛立ちがグワリと増す。
と同時に背筋にうすら寒いものを感じる。
「では、どうするというのですか」
「放っておけばいいじゃない。幸い私の庭は広いんだし」
玲泉が何でもないように言う。
「彼が人間に手を出すようなことがあれば、その時は鎮めるよ」
「何かあってからじゃ、遅いでしょう…!」
「間に合わせるよ」
その言葉に玲泉は当然の様に言った。
「今までも、そうしてきた」
その揺るがぬ声に、喉が凍り付いた。
吸った空気が冷たくて、痛い。
「私も」
声が震えた。
「私も、困ります」
届かないであろうかことを自覚しながら、それを声に乗せるのは怖かった。
「私たちの神が考えなしでは、困ります」
赤い瞳が私を見ている。
「こんなんじゃ、死ねません」
私たちの神が、私を見ている。
「こんなんじゃ、安心して死ねません」
言い終えてみると、私の方が子供みたいだった。
それが恥ずかしくなって、私は口を閉ざした。
こんなに情けなく、死にたくはなかった。
人生の終わりがこんな惨めなものになるなんて、思いもしなかった。
「浅葱さん」
玲泉の声が優しくて、余計に聞きたくなかった。
「それなら、いい考えがあるよ」
そんなことを言われたって、何の希望も感じない。
しかし聞く前から決めつけるのは、私の主義に反する。
「…どんな考えですか」
やっと目が暗さが慣れてきて、周りの環境が分かり始めた。
周りを岩肌に囲まれた、狭い洞窟のようだった。
低い岩の天井から、水滴が時折落ちる。
「貴方が、あの狼に誓わせればいいんだ」
「…何を?」
ポタンと大きい水滴が、私の足元に落ちる。
「『私の全てを貴方に捧げます』と」
玲泉は簡単そうに、当然の様に言った。
「しからば、彼は間接的に私の物になる」
世界の仕組みを明かすように、当然の様に言う。
「精神はともかく、肉体の方は自在に操れるようになる」
でもそんな仕組みはどうだっていい。
だってこんなものは実現不可能だ。
「どうやって、誓わせるんですか?」
「それを考えることが、貴方の新しい使命」
「はあ?」
ただ笑う玲泉に、私はまた耳を疑う。
この神、テキトーすぎる。
こんな神の爪の垢は、煎じて飲むべきじゃない!
「難しそうだけど、不可能じゃないさ!」
玲泉は言い聞かせるようにそう言うと、私に近づいた。
「だってあの狼は強いけど、若くて単純で」
赤い瞳が確信的に光る。
「多分、孤独だから」
私はそれをただ、呆然と見ている。
ああ、やっぱり蛇は嫌いだ。
「貴方ならできるよ」
玲泉は明るく笑うと、無責任に言い放った。
「頑張ってね」
湖面越しに入ってくる太陽の光が、沈むごとに薄くなる。
どんどん暗くなる視界の中で、見たこともない大きくて長い黄土色の生物が私の髪の傍を泳いだ。
しかし沈んでも沈んでも、底にはつかない。
いったいどこに向かっているのだろう。
世界が10cm先も見えなくなって、恐怖が湧いた。
(怖い!暗い!冷たい!)
それでも暗い水中で何か見ようと、目を凝らす。
しかし目が暗さに慣れる前に、水面から出された。
私の喉に、冷たいひんやりとした空気が入ってくる。
膝に当たる感触も少し柔らかいが、冷たく湿っている。
今回はむせなかった私は、顔の水を払って自分がいる場所を見た。
しかし真っ暗な視界に見えたのは、ぼんやりと浮き上がる白い蛇だけだった。
小さい蛇が体を丸めて、赤い瞳を私に向けた。
「大丈夫?」
玲泉の声がして、私は目を細めた。
「この蛇、玲泉様ですか?」
自分の声が近くで反響した。随分狭いところらしい。
「そうだよ」
蛇がチロチロと赤い舌を僅かに見せる。
私は咄嗟に一歩後ずさった。
ポタンと水滴の落ちる音がする。
「蛇は、嫌い?」
「そ、そうですね。私は苦手です。というか、苦手な人がほとんどですよ」
「そうなんだ、昔は人気だったんだけど」
蛇が小首を傾げる。
「それより、何が起こったんです?」
「ん?どのこと?」
冷たい空間に響く呑気な声に、ため息をつきたくなる。
「何がって…貴方、首を噛まれたじゃないですか」
「ああ、あれはビックリしたね」
蛇がいかにもというように、ウンウンと頷いた。
そして静かな沈黙が訪れる。
「えっと、大丈夫なんですか?」
「うん。死んだふりをした方がいいかと思って」
「死んだふりって…」
私は絶句した。
あれは死んだふりと言えるのか?
「まあ、貴方が無事なら、いいんですけど」
「心配してくれたの?」
玲泉の声が少し明るくなる。
「ありがとうね」
私は返答に困って、曖昧に頷いた。
「ああ、まあ、はい」
「貴方もとてもうまくやったね。さすが、私の国民」
蛇越しに、玲泉が笑った気配がした。
「いや、まあ」
そんなことを言っている場合ではないと思うのだが。
「…ありがとうございます」
とりあえず誉め言葉を受け取ってから、私はため息をついた。
「で、どうするんですか?あの狼」
私は思い出したくもない、その姿を頭に浮かべる。
嘘と肉が嫌いで、あら汁が好きなその横顔を。
「考えなしに蘇生したわけじゃないんでしょう?」
「そうだね、あの子は」
玲泉がまた笑う。
「放っておけばいいんじゃない?」
「は?」
私は自分の耳を疑った。
「いや、このままだったら危ないでしょ!」
思わず玲泉に近づく。
「貴方の力で、殺せないんですか?」
「殺すって」
玲泉がちょっと苦い顔をした。
「折角、生かしたのに」
「できないんですか?」
「できるけど」
玲泉が困ったように視線を投げかける。
「あまりやりたくないんだ」
私は苛立ちを覚えた。
何を子供のようなことを言っているんだ。
「貴方が、やらないのならば」
感情を抑えて、声を出す。
「衛隊を呼べばいいでしょう、私が行きます」
「そうしたら、人間だって無事ではすまないでしょう?」
玲泉が赤い瞳が冷たく光る。
「それは困るな。だからそんなことはしてほしくない」
私の苛立ちがグワリと増す。
と同時に背筋にうすら寒いものを感じる。
「では、どうするというのですか」
「放っておけばいいじゃない。幸い私の庭は広いんだし」
玲泉が何でもないように言う。
「彼が人間に手を出すようなことがあれば、その時は鎮めるよ」
「何かあってからじゃ、遅いでしょう…!」
「間に合わせるよ」
その言葉に玲泉は当然の様に言った。
「今までも、そうしてきた」
その揺るがぬ声に、喉が凍り付いた。
吸った空気が冷たくて、痛い。
「私も」
声が震えた。
「私も、困ります」
届かないであろうかことを自覚しながら、それを声に乗せるのは怖かった。
「私たちの神が考えなしでは、困ります」
赤い瞳が私を見ている。
「こんなんじゃ、死ねません」
私たちの神が、私を見ている。
「こんなんじゃ、安心して死ねません」
言い終えてみると、私の方が子供みたいだった。
それが恥ずかしくなって、私は口を閉ざした。
こんなに情けなく、死にたくはなかった。
人生の終わりがこんな惨めなものになるなんて、思いもしなかった。
「浅葱さん」
玲泉の声が優しくて、余計に聞きたくなかった。
「それなら、いい考えがあるよ」
そんなことを言われたって、何の希望も感じない。
しかし聞く前から決めつけるのは、私の主義に反する。
「…どんな考えですか」
やっと目が暗さが慣れてきて、周りの環境が分かり始めた。
周りを岩肌に囲まれた、狭い洞窟のようだった。
低い岩の天井から、水滴が時折落ちる。
「貴方が、あの狼に誓わせればいいんだ」
「…何を?」
ポタンと大きい水滴が、私の足元に落ちる。
「『私の全てを貴方に捧げます』と」
玲泉は簡単そうに、当然の様に言った。
「しからば、彼は間接的に私の物になる」
世界の仕組みを明かすように、当然の様に言う。
「精神はともかく、肉体の方は自在に操れるようになる」
でもそんな仕組みはどうだっていい。
だってこんなものは実現不可能だ。
「どうやって、誓わせるんですか?」
「それを考えることが、貴方の新しい使命」
「はあ?」
ただ笑う玲泉に、私はまた耳を疑う。
この神、テキトーすぎる。
こんな神の爪の垢は、煎じて飲むべきじゃない!
「難しそうだけど、不可能じゃないさ!」
玲泉は言い聞かせるようにそう言うと、私に近づいた。
「だってあの狼は強いけど、若くて単純で」
赤い瞳が確信的に光る。
「多分、孤独だから」
私はそれをただ、呆然と見ている。
ああ、やっぱり蛇は嫌いだ。
「貴方ならできるよ」
玲泉は明るく笑うと、無責任に言い放った。
「頑張ってね」
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