異世界に召喚されたらなぜか呪われていた上にクラスメートにも殺されかけたので好き勝手生きることにしました

M・K

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第二章 炎の山

1. プロローグ

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 視界を埋め尽くすのは絶対的な「赤」。

 炎は自分以外の全てを燃やし尽くす。

 その暴力的なまでの侵略はとどまるところを知らない。

 既に周りは火の海となっており、逃げ道などどこにもなかった。

 いや逃げる必要などない、炎は友人なのだ。

 そっと目を閉じ、心の中で呟く。

 これでよかったのだ、と。

 自分は死ぬべきなんだ、と。

 そう思うと少し気が楽になり、自然と口角が上がる。

 そのまま母親に甘えるかのように、そっとその身を委ねた。
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