67 / 94
スカウト
しおりを挟む
結局、その日は店から出ずに、複数発動したレーダーとアラート機能の動作検証を行った。
検証の為に、途中、何度かテレポーテーションで外に出てみたけど、僕を見張っている連中からは、僕はずっと家に居たように見えたはずだ。
クレアボヤンスで再度確認したところ、赤茶色の髪の男のことを少し思い出した。確か、僕と同じ日にガチャで召喚された中に居た男だ。
名前は忘れたけど、確かレア度赤の人だ。聖騎士か忍者だったはず。
で、この男を含んだ三人は、丸一日店の近くで息を潜めていた。
ハワードさん達にレーダーを付けることはできたけど、この状態が続くのはよろしくない。
さて、どちらから片付けようかね。
とりあえず、ギルドに行ってみようか。途中で誰かに動きがあれば、その時は対応するってことで。
夕飯を頂いたあと、僕は「ちょっとギフのとこに行ってきます」と言って店を出た。
僕が店を出ると、レア度赤とガロに動きがあった。ノーラはそのまま店の近くに残るようだ。
特に攻撃などされることなく、ギルドに到着し、中に入ろうとしたところで声をかけられた。
「あのっ、すいません! フトウ君、ですよね。突然で悪いんですがちょっと時間を貰えないですか」
別にナイフを突き付けられることなく、振り返ると二メートルほど後方に、少し背の低い、レア度赤の男がいた。
「……どちら様ですか?」
実際、僕は彼の名前を知らないので、こう聞くしかなかった。あの時はお互いに自己紹介もしてなかったし、じいさんに名前を言ってたかも知れないけど、彼のことはあまり記憶がない。それに、僕はすぐにハズレ部屋に隔離されてしまったからね。
「すいません、カゴシマといいます。あの、フトウ君とここに一緒に召喚されたもんです」
「はあ。その、カゴシマさんが僕に何のご用でしょうか」
「ここで立ち話もなんなんで、どこかで」
「だったらここで話しませんか?」
僕はダンジョン攻略ギルドの扉を開けながら、レア度赤のカゴシマさんとやらにそう言いつつ、中に入っていった。カゴシマさんは、仕方なく、という様子で僕の後をついて中に入ってきた。
中は相変わらず暗い。
僕は誰もいないテーブルの席に着き、特にカゴシマさんに椅子を勧めることなく、カウンターにいるギフに話しかけた。
「ギフ、ちょっとこっちにこれますか?」
カウンター側からは誰が入って来たのかよく分かってなかったようだ。僕の声を聞いて、「おう、随分と久しぶりに顔出しといて俺を呼びつけるたあ何様だこのやろう」と、不機嫌そう、かつ、少し嬉しそうな謎のトーンで返事を返してきた。
「いや、このギルドと僕の相性が良くないみたいなので。色々と気分の悪いことが起こるからちょっと離れようかと思って」
「まあ、この間の話は聞いたぜ。ありゃあ、現地のギルドから「交流の為に」ってんで受け入れさせられた奴でよ。魔石の換金やら備品やらをちょろまかしてやがってな。お前さんの時が一番酷かったみてえだ。すまなかったぜ」
ギフは近くまで来るとしっかりと頭を下げてきた。
ビッキーやプニルという現地人チャレンジャー入門者も、交流の為に来ていたらしい。ただ、ビッキーは現地人の冒険者ギルドのようなところから来たスパイだったようだ。ただ、彼は闘士という存在自体が嫌いだった為、スパイというよりは単に態度の悪い若者という立ち位置で終わったそうだ。
既に現地人はこのギルドから追い出され、さらに現地人の冒険者ギルドとは確執ができてしまったそうだ。まあ、それはそうなるだろうね。
「で、今日はどうしたんだ? それとこっちは誰だ?」
「実はここ何日か誰かに尾行されているような気がして気持ち悪くて。こういうのってこの世界だとどこに相談すればいいのか聞こうかと思って」
僕のこの言葉に、カゴシマさんもギフもピクっと反応した。当たり前だけど心当たりがあるんだろう。
「すいません、それ、僕かも知れません。ただ、僕の他にもフトウ君を監視してた人はいたみたいですけど」
カゴシマさんが小さく手を上げて正直に答えた。ギフは少し困った顔をした。
「何故僕を?」
「実は……」
カゴシマさんは、自分がチャールズ男爵のところに居る闘士であることと、人員補充のために強い闘士を探していること、その確認のために、まずは直近で召喚した人を見て回っているのだと、かなり正直ベースで話してきた。
「僕はハズレってことで放逐されたんですけどね。そんな人間まで回収しに来たってことは、かなりの人が抜けてしまったんですか?」
「いえ……その……」
「フトー、そいつらのパーティーが崩壊レベルでやられたって話は魔鉱窟じゃ有名なんだぜ」
「崩壊? やられたっていうのは」
「死んだってことだぜ」
おお……人死が出ていたのか。
「はい。僕らの同期はゴブリンナイトとの戦いで四人亡くなりました。今はもうアキラ君とレンゲさんと僕しか残ってないです」
アキラ君というのはよくわからないけど、レンゲという人とは温泉の所で少し話したような気がする。
「上位パーティーもレア度が高い人以外は殺られてしまって、今は男爵の所には五人しかいないんです」
「はっ、ざまあねえな。いや、クソだあな。俺等をこんなところに召喚したあの野郎がよ、無理難題押し付けて奥の階層へと無理矢理進めさせたんだろ?」
「アイカワさんもシラカワさんもトキタさんも悪い人じゃなかったです! アオヤギさんはちょっとアレでしたけど……でも彼らの死をざまあないとか言わないでほしいです」
「ああ、わりいな。別に死んじまった奴をバカにしたつもりはねえんだ。ただ、俺をここに呼び出しやがった男爵が失敗してんだって話がよ……いや、言い方が悪かった。すまん」
「いえ……」
「えっと。話の途中ですみません。申し訳ないんですが、僕は男爵の所には行きません。今ギフも言ってましたが、無理矢理この世界に呼び出しておいてポイ捨てしたような奴に使われたくないので」
「そ、そうですよね……昨日の鹿狩りとか凄かったので、来てくれたらパーティーの安定性が上がりそうだったので声をかけさせてもらったんですが……うん。了解です。ちなみにギフさん、でしたか。こちらに男爵の所に来たいって方は」
「いねえな」
「ですよね」
前にも男爵のところにいる人と話した時に、ハズレとして外に出されたのが羨ましい、みたいに言われたことがあったけど、このカゴシマさんもそんな感じだったな。
彼は肩を落として扉から出ていった。
そして、彼が出て行って少し後に、ガロが入ってきたのだった。
検証の為に、途中、何度かテレポーテーションで外に出てみたけど、僕を見張っている連中からは、僕はずっと家に居たように見えたはずだ。
クレアボヤンスで再度確認したところ、赤茶色の髪の男のことを少し思い出した。確か、僕と同じ日にガチャで召喚された中に居た男だ。
名前は忘れたけど、確かレア度赤の人だ。聖騎士か忍者だったはず。
で、この男を含んだ三人は、丸一日店の近くで息を潜めていた。
ハワードさん達にレーダーを付けることはできたけど、この状態が続くのはよろしくない。
さて、どちらから片付けようかね。
とりあえず、ギルドに行ってみようか。途中で誰かに動きがあれば、その時は対応するってことで。
夕飯を頂いたあと、僕は「ちょっとギフのとこに行ってきます」と言って店を出た。
僕が店を出ると、レア度赤とガロに動きがあった。ノーラはそのまま店の近くに残るようだ。
特に攻撃などされることなく、ギルドに到着し、中に入ろうとしたところで声をかけられた。
「あのっ、すいません! フトウ君、ですよね。突然で悪いんですがちょっと時間を貰えないですか」
別にナイフを突き付けられることなく、振り返ると二メートルほど後方に、少し背の低い、レア度赤の男がいた。
「……どちら様ですか?」
実際、僕は彼の名前を知らないので、こう聞くしかなかった。あの時はお互いに自己紹介もしてなかったし、じいさんに名前を言ってたかも知れないけど、彼のことはあまり記憶がない。それに、僕はすぐにハズレ部屋に隔離されてしまったからね。
「すいません、カゴシマといいます。あの、フトウ君とここに一緒に召喚されたもんです」
「はあ。その、カゴシマさんが僕に何のご用でしょうか」
「ここで立ち話もなんなんで、どこかで」
「だったらここで話しませんか?」
僕はダンジョン攻略ギルドの扉を開けながら、レア度赤のカゴシマさんとやらにそう言いつつ、中に入っていった。カゴシマさんは、仕方なく、という様子で僕の後をついて中に入ってきた。
中は相変わらず暗い。
僕は誰もいないテーブルの席に着き、特にカゴシマさんに椅子を勧めることなく、カウンターにいるギフに話しかけた。
「ギフ、ちょっとこっちにこれますか?」
カウンター側からは誰が入って来たのかよく分かってなかったようだ。僕の声を聞いて、「おう、随分と久しぶりに顔出しといて俺を呼びつけるたあ何様だこのやろう」と、不機嫌そう、かつ、少し嬉しそうな謎のトーンで返事を返してきた。
「いや、このギルドと僕の相性が良くないみたいなので。色々と気分の悪いことが起こるからちょっと離れようかと思って」
「まあ、この間の話は聞いたぜ。ありゃあ、現地のギルドから「交流の為に」ってんで受け入れさせられた奴でよ。魔石の換金やら備品やらをちょろまかしてやがってな。お前さんの時が一番酷かったみてえだ。すまなかったぜ」
ギフは近くまで来るとしっかりと頭を下げてきた。
ビッキーやプニルという現地人チャレンジャー入門者も、交流の為に来ていたらしい。ただ、ビッキーは現地人の冒険者ギルドのようなところから来たスパイだったようだ。ただ、彼は闘士という存在自体が嫌いだった為、スパイというよりは単に態度の悪い若者という立ち位置で終わったそうだ。
既に現地人はこのギルドから追い出され、さらに現地人の冒険者ギルドとは確執ができてしまったそうだ。まあ、それはそうなるだろうね。
「で、今日はどうしたんだ? それとこっちは誰だ?」
「実はここ何日か誰かに尾行されているような気がして気持ち悪くて。こういうのってこの世界だとどこに相談すればいいのか聞こうかと思って」
僕のこの言葉に、カゴシマさんもギフもピクっと反応した。当たり前だけど心当たりがあるんだろう。
「すいません、それ、僕かも知れません。ただ、僕の他にもフトウ君を監視してた人はいたみたいですけど」
カゴシマさんが小さく手を上げて正直に答えた。ギフは少し困った顔をした。
「何故僕を?」
「実は……」
カゴシマさんは、自分がチャールズ男爵のところに居る闘士であることと、人員補充のために強い闘士を探していること、その確認のために、まずは直近で召喚した人を見て回っているのだと、かなり正直ベースで話してきた。
「僕はハズレってことで放逐されたんですけどね。そんな人間まで回収しに来たってことは、かなりの人が抜けてしまったんですか?」
「いえ……その……」
「フトー、そいつらのパーティーが崩壊レベルでやられたって話は魔鉱窟じゃ有名なんだぜ」
「崩壊? やられたっていうのは」
「死んだってことだぜ」
おお……人死が出ていたのか。
「はい。僕らの同期はゴブリンナイトとの戦いで四人亡くなりました。今はもうアキラ君とレンゲさんと僕しか残ってないです」
アキラ君というのはよくわからないけど、レンゲという人とは温泉の所で少し話したような気がする。
「上位パーティーもレア度が高い人以外は殺られてしまって、今は男爵の所には五人しかいないんです」
「はっ、ざまあねえな。いや、クソだあな。俺等をこんなところに召喚したあの野郎がよ、無理難題押し付けて奥の階層へと無理矢理進めさせたんだろ?」
「アイカワさんもシラカワさんもトキタさんも悪い人じゃなかったです! アオヤギさんはちょっとアレでしたけど……でも彼らの死をざまあないとか言わないでほしいです」
「ああ、わりいな。別に死んじまった奴をバカにしたつもりはねえんだ。ただ、俺をここに呼び出しやがった男爵が失敗してんだって話がよ……いや、言い方が悪かった。すまん」
「いえ……」
「えっと。話の途中ですみません。申し訳ないんですが、僕は男爵の所には行きません。今ギフも言ってましたが、無理矢理この世界に呼び出しておいてポイ捨てしたような奴に使われたくないので」
「そ、そうですよね……昨日の鹿狩りとか凄かったので、来てくれたらパーティーの安定性が上がりそうだったので声をかけさせてもらったんですが……うん。了解です。ちなみにギフさん、でしたか。こちらに男爵の所に来たいって方は」
「いねえな」
「ですよね」
前にも男爵のところにいる人と話した時に、ハズレとして外に出されたのが羨ましい、みたいに言われたことがあったけど、このカゴシマさんもそんな感じだったな。
彼は肩を落として扉から出ていった。
そして、彼が出て行って少し後に、ガロが入ってきたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さくら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる