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ジョシュアさんに 言われて 馬車の窓からみたら 今までで暗闇しかなかったのに そこは ふんわりと 明るかった 日本の夜見たいに 電気がないから 優しい明るさ
「ちょっと ドキドキします あと ワクワクですね!」
「町よりそりゃ でかいぞ!店なんて 数えたこともないけど 活気も違うし 時間をとって 行ってみよう 買い物!」
「本当ですか?楽しみにしときます!その前に……拝謁ですが……そっちも ある意味ドキドキです…」
「緊張するだろうけど 大丈夫 ちゃんと説明してるし 分かってもらってるから」
「そう なんですけども やはり 民主主義の時代に生まれているので そこは えへへ」
「王都に入ったぞ あの奥の 城が 王宮 今日は このまま 王宮に入って 休んでもらって 明日 拝謁の流れは大丈夫?」
「はい」
「あと マ―ガレットを侍女でつけるから 独りじゃないよ」
「そうなんですか!良かった 心細かったんです!皆さん 悪い人じゃないだろうけど 1人だと わからないことあったら どうしようって 良かった マ―ガレットさんが 居てくれるなら」
「来栖は 聖女だから もっと堂々としてていいんだぞ」
「それは 無理です ふふふ」
そんな 話をしていて 王宮の門を 通り抜けた
「検問は無いんですか?」
「あぁ この馬車は 無し」
「そんなんですね」
なんか 凄いのかな?この馬車自体が……乗る人 使える人は ノ―チェックってこと?
かぽかぽ ヒヒィ~ン
馬車が止まった
え
人が 沢山
え
あの二人 服装が 違うんですが
王様?
え
お出迎え?
え
誰を?
馬車の扉が開けられ
ジョシュアさんが 先に降りて 私に手を差し出す
「お手をどうぞ 聖女来栖」
お姫様対応に 真っ赤になりながら
エスコートしてもらい ステップを降りたとたん
「よく 来た!来栖 待ち遠しかったぞ!ガハハハ!」
「陛下!来栖さんが びっくりしますでしょ 少しテンションをお下げなさいな」
「そうは言っても 妃よ 嬉しいではないか ジョシュアが連れてきた 婚約者が ワシと同じ聖女なのだ 親子そろってだの ガハハハ!」
「え?」
思わず口に出て ジョシュアを見ると
「ん?こっちが 親父 んで こっちが お袋 国王と王妃」
しれっと いい放つ
聞いてないよ~~!
「ビックリしたでしょ 来栖さん お初に御目にかかります ジョシュアが お世話になっております 母でございます 宜しくお願いしますね」
「こちらこそ お世話になっております 三田 来栖と申します」
相手の方から 挨拶を受けて 私が先にしないといけないのに~~!と もう失敗してしまった
「親父もお袋も 来栖が疲れてるはずだから とりあえず 中に入って 休ませてあげなきゃだろ」
「そうね!来栖さん ごめんなさいね 今日は この挨拶だけに しましょう お部屋に行って 休んでちょうだい あなた 行きますよ」
「そうだな では来栖ちゃん 疲れをとって 明日また 会おう 色々話も聞きたいから」
「はい お心遣いありがとうございます お休みなさいませ」
「あぁ お休み」
「ちょっと ドキドキします あと ワクワクですね!」
「町よりそりゃ でかいぞ!店なんて 数えたこともないけど 活気も違うし 時間をとって 行ってみよう 買い物!」
「本当ですか?楽しみにしときます!その前に……拝謁ですが……そっちも ある意味ドキドキです…」
「緊張するだろうけど 大丈夫 ちゃんと説明してるし 分かってもらってるから」
「そう なんですけども やはり 民主主義の時代に生まれているので そこは えへへ」
「王都に入ったぞ あの奥の 城が 王宮 今日は このまま 王宮に入って 休んでもらって 明日 拝謁の流れは大丈夫?」
「はい」
「あと マ―ガレットを侍女でつけるから 独りじゃないよ」
「そうなんですか!良かった 心細かったんです!皆さん 悪い人じゃないだろうけど 1人だと わからないことあったら どうしようって 良かった マ―ガレットさんが 居てくれるなら」
「来栖は 聖女だから もっと堂々としてていいんだぞ」
「それは 無理です ふふふ」
そんな 話をしていて 王宮の門を 通り抜けた
「検問は無いんですか?」
「あぁ この馬車は 無し」
「そんなんですね」
なんか 凄いのかな?この馬車自体が……乗る人 使える人は ノ―チェックってこと?
かぽかぽ ヒヒィ~ン
馬車が止まった
え
人が 沢山
え
あの二人 服装が 違うんですが
王様?
え
お出迎え?
え
誰を?
馬車の扉が開けられ
ジョシュアさんが 先に降りて 私に手を差し出す
「お手をどうぞ 聖女来栖」
お姫様対応に 真っ赤になりながら
エスコートしてもらい ステップを降りたとたん
「よく 来た!来栖 待ち遠しかったぞ!ガハハハ!」
「陛下!来栖さんが びっくりしますでしょ 少しテンションをお下げなさいな」
「そうは言っても 妃よ 嬉しいではないか ジョシュアが連れてきた 婚約者が ワシと同じ聖女なのだ 親子そろってだの ガハハハ!」
「え?」
思わず口に出て ジョシュアを見ると
「ん?こっちが 親父 んで こっちが お袋 国王と王妃」
しれっと いい放つ
聞いてないよ~~!
「ビックリしたでしょ 来栖さん お初に御目にかかります ジョシュアが お世話になっております 母でございます 宜しくお願いしますね」
「こちらこそ お世話になっております 三田 来栖と申します」
相手の方から 挨拶を受けて 私が先にしないといけないのに~~!と もう失敗してしまった
「親父もお袋も 来栖が疲れてるはずだから とりあえず 中に入って 休ませてあげなきゃだろ」
「そうね!来栖さん ごめんなさいね 今日は この挨拶だけに しましょう お部屋に行って 休んでちょうだい あなた 行きますよ」
「そうだな では来栖ちゃん 疲れをとって 明日また 会おう 色々話も聞きたいから」
「はい お心遣いありがとうございます お休みなさいませ」
「あぁ お休み」
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