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宿を後にした一行はまたもや
進みに進んで ついに国境を越えた
「国境も越えた事だし 今日は宿に泊まろう」
公爵の一言で 早々に宿をとった
「総勢で8名だ 二人一部屋で頼む 夕飯は部屋で 明日は夜明け前に立つので 携帯食を8人分頼む」
「畏まりました」
「後で手紙を届けて欲しい
早馬で」
「どちらまで?」
「レイン公爵家だ」
「畏まりました」
案内されて部屋につくと
公爵は早速手紙を書き始めた
8人でいくこと
オリオン王子がアンジェリカに求婚に来ようとした事を
「これを頼む」
騎士に手紙を渡す
「はっ!」
受け取り 先程のロビーで渡して
「必ず早馬で 明日中に頼む」
「畏まりました 必ず明日中には
お届けします」
「ありがとう」
その後は 食事を取り 風呂に入り
睡眠
早朝に出発
「今日走り抜ければ 明日には
つけるだろう もう少しだ 頑張って欲しい」
公爵がそう告げると
十分に休養をとった皆んなが
「「「「「「「はっ!」」」」」」」
そして 本当に走り抜け
夕方 宿を取るために 街に入ったとたん
大型の馬車3台が止まっていた
「ん?あれは……」
公爵が馬車を見つけると
「レイン家の紋章が入ってますね」
ラインハルトも確認したらしい
馬を近づけると 見覚えのある執事が
立っていた
「お久しぶりでございます
ラインハルト様 エドアルド様」
「おぉ バルトロ久しぶりだ!
元気にしていたか?」
「エドアルド様 おかげさまでつつが無く」
「迎えに来てくれたのか?リザ殿?」
「そうでございます
奥様がここでお迎えするようにと」
「そうか ありがたい ではラインハルト様乗りましょうか」
「そうですね バルトロありがとう」
「はっ!」
騎士達も馬車にのり 出発
「エドアルド様 これだけの強行は
久しぶりではないですか?お疲れでしょう」
「そうだな アンジェリカが王都に縛られてからは 無かったな」
「アンジェリカ様といえば
大変でございましたね 帰っていらした
奥様が説明するにあたり 再度怒りが湧いたのか 大変でした………」
「バルトロ……遠い目をしておるぞ…」
公爵が憐れむようにバルトロを見つめる
「あの……リザ殿って一体……」
「ラインハルト様 まだまだ 付き合いが浅いですな……ふっ」
「そ…そうですか……」
「考えてもご覧なさい
あのまま 馬で駆け続けると 何処かで
泊まらないといけませんよね」
「は…い…仰るとおりですね」
「今 馬車に乗ってますよね」
「はい……?それが何か?」
「馬車で移動する 食事は馬車の中で
食べれる 我々が寝ていても 馬車は進む」
「はい」
「馬よりも早く着きますよね?」
「ㇵヒィィィ」
「それは リザが早く我々に会いたいと
それだけの為に 御者もちょ~束縛され
我々も安眠を奪われてる……馬車の中で寝るのは 大変……ですぞ」
「それって……善意の様で実は……自己中
という……」
「女性は難しい……ラインハルト様
その点アンジェリカは天使ですぞ」
「勿論ですよ!女神です!」
「そうでしょう そうでしょう!」
「ラインハルト様
エドアルド様はアンジェリカ様が天使
奥様が悪魔とよく言われるのです
私からしたら エドアルド様も奥様と
同じだと思うのですが…… やれやれ」
バルトロが遠い目をする
進みに進んで ついに国境を越えた
「国境も越えた事だし 今日は宿に泊まろう」
公爵の一言で 早々に宿をとった
「総勢で8名だ 二人一部屋で頼む 夕飯は部屋で 明日は夜明け前に立つので 携帯食を8人分頼む」
「畏まりました」
「後で手紙を届けて欲しい
早馬で」
「どちらまで?」
「レイン公爵家だ」
「畏まりました」
案内されて部屋につくと
公爵は早速手紙を書き始めた
8人でいくこと
オリオン王子がアンジェリカに求婚に来ようとした事を
「これを頼む」
騎士に手紙を渡す
「はっ!」
受け取り 先程のロビーで渡して
「必ず早馬で 明日中に頼む」
「畏まりました 必ず明日中には
お届けします」
「ありがとう」
その後は 食事を取り 風呂に入り
睡眠
早朝に出発
「今日走り抜ければ 明日には
つけるだろう もう少しだ 頑張って欲しい」
公爵がそう告げると
十分に休養をとった皆んなが
「「「「「「「はっ!」」」」」」」
そして 本当に走り抜け
夕方 宿を取るために 街に入ったとたん
大型の馬車3台が止まっていた
「ん?あれは……」
公爵が馬車を見つけると
「レイン家の紋章が入ってますね」
ラインハルトも確認したらしい
馬を近づけると 見覚えのある執事が
立っていた
「お久しぶりでございます
ラインハルト様 エドアルド様」
「おぉ バルトロ久しぶりだ!
元気にしていたか?」
「エドアルド様 おかげさまでつつが無く」
「迎えに来てくれたのか?リザ殿?」
「そうでございます
奥様がここでお迎えするようにと」
「そうか ありがたい ではラインハルト様乗りましょうか」
「そうですね バルトロありがとう」
「はっ!」
騎士達も馬車にのり 出発
「エドアルド様 これだけの強行は
久しぶりではないですか?お疲れでしょう」
「そうだな アンジェリカが王都に縛られてからは 無かったな」
「アンジェリカ様といえば
大変でございましたね 帰っていらした
奥様が説明するにあたり 再度怒りが湧いたのか 大変でした………」
「バルトロ……遠い目をしておるぞ…」
公爵が憐れむようにバルトロを見つめる
「あの……リザ殿って一体……」
「ラインハルト様 まだまだ 付き合いが浅いですな……ふっ」
「そ…そうですか……」
「考えてもご覧なさい
あのまま 馬で駆け続けると 何処かで
泊まらないといけませんよね」
「は…い…仰るとおりですね」
「今 馬車に乗ってますよね」
「はい……?それが何か?」
「馬車で移動する 食事は馬車の中で
食べれる 我々が寝ていても 馬車は進む」
「はい」
「馬よりも早く着きますよね?」
「ㇵヒィィィ」
「それは リザが早く我々に会いたいと
それだけの為に 御者もちょ~束縛され
我々も安眠を奪われてる……馬車の中で寝るのは 大変……ですぞ」
「それって……善意の様で実は……自己中
という……」
「女性は難しい……ラインハルト様
その点アンジェリカは天使ですぞ」
「勿論ですよ!女神です!」
「そうでしょう そうでしょう!」
「ラインハルト様
エドアルド様はアンジェリカ様が天使
奥様が悪魔とよく言われるのです
私からしたら エドアルド様も奥様と
同じだと思うのですが…… やれやれ」
バルトロが遠い目をする
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