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こちらは 国王陛下とオリオン王子
テーブルを挟み ソファーに座って
お茶は 置いてある
ただオリオン王子の周りは 近衛騎士団が
取り囲んでいる状態
とても和やかに話のできる状態ではない
たが 流石は年の功 サウルの国王陛下は
にこやかに話をする
「さて オリオン王子は 何故
同盟国同士の取り決めを破って 我が国に来られたのかな?」
穏やかな表情ではあるが 圧が凄い
「この度は申し訳ございませんでした」
立って頭を下げるオリオン王子
「まぁ 座りなさい」
「ありがとうございます」
「謝罪を口にしてくれてはいるが
それで済まされる問題ではない」
「……はい」
「同盟国同士の取り決めを破っての入国
しかも 王族二人がだ もう一つは
この国の王族 王子に剣で切りつけようとしたこと 分かるかな?ここまでは
理解できるかね?」
「はい しかし…!」
「しかし?何か間違ったことを言ったかね?結果こんな事をして タダでは済まない ラインハルトが傷でも負っていたら
君たちを殺しているところだ!」
「ひゅ」
「既に そちらの国には早馬を送ってある」
「えっ!」
「当たり前だろう?王太子とはいえ
国王ではない
しかもあと一人王族がいることだしね
しかも王族の婚約者も 逃げてきているのだよね?」
「あっ……」
「こちらからは 賠償請求と同盟国破棄を申し込んだよ 国が残ればいいね」
「そんな……」
「それに 要求を受け入れなければ
君たちはこの国で裁判を受けることになる それ程の事をやったと 正しく受け止めることだよ」
そこで 話し合いは終わり オリオン王子は 貴族用の牢屋に入れられてしまう
「あの時侍従の言うことを聞いていたら
こんな大事には ならなかった……」
後悔先にたたず
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同盟国同士の取り決めを破って 我が国に来られたのかな?」
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「まぁ 座りなさい」
「ありがとうございます」
「謝罪を口にしてくれてはいるが
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「……はい」
「同盟国同士の取り決めを破っての入国
しかも 王族二人がだ もう一つは
この国の王族 王子に剣で切りつけようとしたこと 分かるかな?ここまでは
理解できるかね?」
「はい しかし…!」
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君たちを殺しているところだ!」
「ひゅ」
「既に そちらの国には早馬を送ってある」
「えっ!」
「当たり前だろう?王太子とはいえ
国王ではない
しかもあと一人王族がいることだしね
しかも王族の婚約者も 逃げてきているのだよね?」
「あっ……」
「こちらからは 賠償請求と同盟国破棄を申し込んだよ 国が残ればいいね」
「そんな……」
「それに 要求を受け入れなければ
君たちはこの国で裁判を受けることになる それ程の事をやったと 正しく受け止めることだよ」
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こんな大事には ならなかった……」
後悔先にたたず
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