【完結】続 結婚しないと言われました 婚約破棄でございますね

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「アイリス アクア嬢が困っておる
クリストファーをからかうのは やめよ」
「はぁ~い」
元宰相から言われて 席に座ると同時に
お茶が運ばれてきた

「さぁ公爵も座られよ」
元国王がそう勧めると
「アイリス様の護衛ですので このままで」
と 立ちっぱなし

「公爵 この部屋の前にも護衛はおるし
そこに1番の護衛がおるから 座られるがよい」
と元宰相は護衛というので 元帥を
指差す

「確かに……1番の護衛ですな
では お言葉に甘えまして 失礼いたします」
漸く椅子に腰を降ろす

その後は お茶を飲みながら 
話をしていたが 部屋の用意と食事の用意が整ったとの事で ブレシア公爵は
部屋を退出した

アイリスは食事を運んでもらい
そのまま歓談を続けた

「あちらでは オスカーがてんてこ舞いしてますわ♪」
「そうであろう なんせ今までにない
来客だからな」
「それもこれも クリストファーが
オスカーにお願いしたんでしょ?」
「あ 姉上 そ…そんなことは……
あったような……」
「まぁクリストファー様
オスカー様になんとおっしゃったのです?」
「いや 特にはお願いしてないよ?
ただアクアちゃんとの婚約式を やりたいって…だったような……
そしたらオスカー兄上が協力してくれるって 武闘大会もやろうか なんて言い出して」
「あら じゃあ オスカーの自業自得ですわね」

オスカーもふんだりけったりだ……

お互いに情報交換も終わったようで

「ふぁ~ では おやすみなさいませ」
お腹もいっぱいになったアイリスは
皆にお休みの挨拶をして部屋へと向かった

「ゆあ~ん ついたよ~ おやすみぃ…」





翌朝

「おやおや 疲れが残っているなら
今日は休まれたほうが良いのでは?」

「はぁはぁはぁ いやまだまだ」


元帥と公爵が手合わせをしている様子

公爵よりもかなり年上のはずが
やはり鬼なのか 体力的に公爵より
上回っているらしい元帥

「まぁ 少し休まれよ
これから出発だからの」
「はぁ そうですね はぁはぁ」

そこへ

「お祖父様 公爵 おはようございます
これ もらってきました どうぞ」
アイリスが絞ったタオルと飲み物を持ってきた

「アイリスおはよう おぉ すまんな」
「アイリス様 おはようございます
ありがとうございます」
二人共タオルと飲み物を受け取る

「はぁ 生き返ります」
飲み物を飲み干した公爵が 感想をいうと

「お祖父様に絞られましたね」
「いや 凄い 良かったですよ 
ここに来られて キツイが
こんな経験は出来ないから」

「あまり バテてもこの後の護衛の仕事に差し障るからの 途中途中でまたやれば良い」
「はい!」

「では 私は先に食堂に行ってまいりますね」
アイリスが戻っていく
「あぁ 儂らもすぐに行く」

「はぁ~い」


朝食もたべ 出発

馬車の旅なので 早駆けも出来ないから
少し会話ができる

「アイリス様
1つお聞きしたいことがあるのですが」
公爵がポクポクと進みながら
アイリスに話をふる

「どうかされました?
お答えできることなら どうぞ聞いてくださいませ」
同じくポクポク進みながら答える

「この軍馬のことですが 売っていただく事は出来ますでしょうか?」

(きたわ!)
「お気に召されまして?」

「とても気に入りました
体力 知能 普通の馬よりも数倍素晴らしいですな」

「ですが 公爵はどちらの国に身を置かれるのですか?レイン公爵と共にサウル王国ですか?」
「ええ 国王陛下にも許可を頂いて
領地も爵位もほぼ決まっております」
「それは良かったですわ!
お尋ねのこの軍馬 実はサウル王国に買っていただきたかったのですが どなたかに 試乗していただきたかったのです
公爵に乗っていただいて 実感していただいてと思っておりました」
「そうですか!」
「ええ やはり軍馬はお値段が張りますから!」
「それは勿論のことです
何頭くらいが 現在購入できますでしょうか?」
「今は20頭くらいです
1年後には倍40頭にはなる予定ですわ」
「ふむ ではレイン公爵と話し合っておきましょう」
「ええ 他にもご質問がありましたら
オスカーやユアンを交えてお話の場を設けますわね」
「ありがとうございます」

ポクポクと進む









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