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60だよ
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「シイラ オクボード男爵令嬢」
「成る程じゃな オクボード家のご令嬢か やりかねん クリストファーにご熱心だったの」
「お祖父様 ご存知なのですか?
オクボード家といえば 最近孤児院への寄付が多く ペーパーカンパニー的な商会の存在ですわね」
アイリスがそう言うと
クリストファーがそれに付け加えて
「ヨロレイ公爵の一派なんだよね
汚い事を引き受けていたみたいだよ
でも どうやって招待客の中に入れたんだろう」
「それについては クリストファーが来るみたいだから 金を積んで招待客の権利を買ったみたいだ 追求はしたんだけどね
あれこれ言って 追い出すまでは出来なかったんだよ すまん」
「オスカー兄さんのせいじゃないから
ある意味 ありがとうだね アクアを誘拐した罪は償ってもらうし」
「そう言えば アクアちゃんの衣装合わせ そろそろね 行ってくるわ」
アイリス自ら迎えに行くらしい
「姉さん頼むね」
「分かったわよ 見にきちゃ駄目よ」
アイリスがアクアを迎えに行った
その後は十分に警戒するようもう一度プランが確認された
アクアを迎えに行ったアイリス
コンコン
「はい どうぞお入り下さい」
返事が帰ってきたので
「アクアちゃん 衣装合わせに行きましょう 迎えに来たわ」
アイリスがそう言いながらドアを開けると
「王妃殿下!」
ベルトロン侯爵夫妻がまた固まった
「アクアは先程お迎えの方が来られて
一緒に参りましたが……」
「え?迎えを誰かに頼もうと思ったけれど頼む時間がなくて 私がそのまま来たのですが…」
嫌な予感がしてきたアイリス
廊下に出て
「誰か!来て!」
その声を聞いたフロアの警備の騎士が
やってきた
「王妃殿下!いかがなさいました?」
「この部屋の アクア嬢が先程出ていったかと思うのだが 見かけたかしら?」
二人に聞くと
「はい!10分程前でしょうか
侍女の方と二人で あちらの方に行かれました!」
二人が歩いていった方を指差す
ほんの少し前
「お嬢様 衣装合わせは 街なかのお店で行いますので 馬車に乗っての移動になります あちらに馬車を待たせております」
そう あの侍女である
「まぁ 館ではなくお店の方なのですね」
侍女の後をついていくアクア
「はい」
どこの出入り口にも警護の騎士が立っている為 それなら正面から堂々と出たほうが
質問されることはない
馬車留めに 男爵家の馬車を待機させて
その中に 男爵令嬢シイラ オクボードが乗っている
この短い時間の中で アクアを殺すまではいかなくとも 顔に傷をつければ
クリストファーとの婚姻は無くなるだろうと考え アクアを誘い出し
馬車で傷者にしようと計画した
アイリスはというと
「貴方は オスカーにアクア嬢が連れさらわれたの報告を!出入り口の確認をするように伝えて頂戴!」
そう騎士に指示した
「はっ!」
「貴方はここで警備を続けて」
「はっ!」
そして
「王妃殿下!アクアは連れ去られたのですか!」
少し興奮気味の侯爵夫人
「そうだと思います 今から捜索しますが 服装等は覚えておられますか?髪の色とか」
ガタガタ震えながらも
「髪の色は栗色……そう言えば手に
緑色のフードを持っておりました!」
「ありがとう御座います
必ず無事にお連れしますね
お部屋でお待ち下さい!」
そう二人に話して その場を去っていった
「成る程じゃな オクボード家のご令嬢か やりかねん クリストファーにご熱心だったの」
「お祖父様 ご存知なのですか?
オクボード家といえば 最近孤児院への寄付が多く ペーパーカンパニー的な商会の存在ですわね」
アイリスがそう言うと
クリストファーがそれに付け加えて
「ヨロレイ公爵の一派なんだよね
汚い事を引き受けていたみたいだよ
でも どうやって招待客の中に入れたんだろう」
「それについては クリストファーが来るみたいだから 金を積んで招待客の権利を買ったみたいだ 追求はしたんだけどね
あれこれ言って 追い出すまでは出来なかったんだよ すまん」
「オスカー兄さんのせいじゃないから
ある意味 ありがとうだね アクアを誘拐した罪は償ってもらうし」
「そう言えば アクアちゃんの衣装合わせ そろそろね 行ってくるわ」
アイリス自ら迎えに行くらしい
「姉さん頼むね」
「分かったわよ 見にきちゃ駄目よ」
アイリスがアクアを迎えに行った
その後は十分に警戒するようもう一度プランが確認された
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コンコン
「はい どうぞお入り下さい」
返事が帰ってきたので
「アクアちゃん 衣装合わせに行きましょう 迎えに来たわ」
アイリスがそう言いながらドアを開けると
「王妃殿下!」
ベルトロン侯爵夫妻がまた固まった
「アクアは先程お迎えの方が来られて
一緒に参りましたが……」
「え?迎えを誰かに頼もうと思ったけれど頼む時間がなくて 私がそのまま来たのですが…」
嫌な予感がしてきたアイリス
廊下に出て
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その声を聞いたフロアの警備の騎士が
やってきた
「王妃殿下!いかがなさいました?」
「この部屋の アクア嬢が先程出ていったかと思うのだが 見かけたかしら?」
二人に聞くと
「はい!10分程前でしょうか
侍女の方と二人で あちらの方に行かれました!」
二人が歩いていった方を指差す
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「お嬢様 衣装合わせは 街なかのお店で行いますので 馬車に乗っての移動になります あちらに馬車を待たせております」
そう あの侍女である
「まぁ 館ではなくお店の方なのですね」
侍女の後をついていくアクア
「はい」
どこの出入り口にも警護の騎士が立っている為 それなら正面から堂々と出たほうが
質問されることはない
馬車留めに 男爵家の馬車を待機させて
その中に 男爵令嬢シイラ オクボードが乗っている
この短い時間の中で アクアを殺すまではいかなくとも 顔に傷をつければ
クリストファーとの婚姻は無くなるだろうと考え アクアを誘い出し
馬車で傷者にしようと計画した
アイリスはというと
「貴方は オスカーにアクア嬢が連れさらわれたの報告を!出入り口の確認をするように伝えて頂戴!」
そう騎士に指示した
「はっ!」
「貴方はここで警備を続けて」
「はっ!」
そして
「王妃殿下!アクアは連れ去られたのですか!」
少し興奮気味の侯爵夫人
「そうだと思います 今から捜索しますが 服装等は覚えておられますか?髪の色とか」
ガタガタ震えながらも
「髪の色は栗色……そう言えば手に
緑色のフードを持っておりました!」
「ありがとう御座います
必ず無事にお連れしますね
お部屋でお待ち下さい!」
そう二人に話して その場を去っていった
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