転生令嬢の密かな楽しみ

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「如月さん!これでオッケーですか?確認お願いします!」
「はいよ  ん~と ここと ここかな?六琅君 ここ2箇所 もうちょい 詳しくね  見やすくグラフも入れてくれると 見る方は分かりやすいよね もうちょっとだよ がんばれ~!」
「了解です!」

デスクに向かいパソコン操作が迅速に行われ…………

「出来ました!」
「資料20部 プリンタいそぐのよ!七海ちゃん!」
「はい!」

私 如月弥生
名前が 二月三月だけど 結構お気に入りです  寒いけど 凛とするような二月から花の咲き始める三月 どちらも好きな時期だから  名付けの父さんは 
「いやぁ ほら学校でさ覚えさせられるじゃないか  むつき きさらぎ やよいって なんか頭から離れなくてな  ハハハハ」

ちょっとと思うけど 父さんらしい


只今27歳 大学卒業後  希望していた食品 お菓子の中堅メ―カ―に就職  色々な部署を廻って勉強させてもらってます  5年目社会人 彼氏は おりませんなぁ 欲しいですよ 要らないなんて言ってないんですが 居ないんですよねぇ いいんです 仕事が恋人 古い………こんなところが 彼氏の出来ないとこなのかな  でも私を慰めてくれてるものもあって まず仕事!食べるの大好きなので   次に旅行 これも食べるのに関係しててご当地グルメを満喫する  次に ゲームとか小説にハマる ちょっとずつしか先に進まないけど 学生の時からのゲームも続けてやってますよ 


「如月さん! 資料出来ました!」
「ありがとう! さあ時間も14時10分前です 行きましょうか!六琅君 七海ちゃん」

「「はい!」」

食育をコンセプトにして  食品からお菓子まで展開させたシリーズ立ち上げ  言ってみれば うちの会社の商品を 赤ちゃんから学生の間まで食べてもらう あえていうなら その子達が親になったときまた使ってもらえたらいいなぁって考えてきた


ガチャ
「さぁ 並べて並べて  七海ちゃん 飲み物チェック コップある?ミネラルウォーターのペットボトルも一緒に置いていって うちの企画ものだけど 皆の感想聞きたいから」
「畏まりました~」敬礼!
「ぷぷ」
和ませてくれるなぁ!


「準備完了です!」
「いつでも おいでやす~」

コンコン
ガチャ
「あ お疲れ様です プレートを置いておりますので お座りください」






「はぁ~~~~~~あ!」
「終わりましたねぇ~~」
「終わったね~~とりあえずお疲れ様!乾杯!」
「「乾杯!」」
カン!
ゴキュゴキュゴキュゴキュ
「「「はぁ~~~」」」
「結果はまぁまぁ 問題点も言ってもらえたし もうちょい掘り下げと幅広で考えないとだね  でも 二人にはホントに頑張ってもらえて 嬉しいわ」
「如月さんがちゃんと見ててくれたからですよ」
「そうそう 自分じゃ考えるってことすら出来なかったですぅ」
「そんなことないよ 二人ともよく頑張った ちょっと一区切りだね!今晩どっか食べに行こう」
「「了解!!」」
「タイミングピッタリだね!」
あははは
「あ 虹だ!」
「え?どこ?」
「あそこです ほら あっちあっち」
指差す方を見ると 山の方に 大きくてくっきり 虹が見えた
久々にみたなぁ 
「おもいだすなぁ」
「虹を見てですか?」
「うん 何かあった訳じゃないんだけど お祖父ちゃんお祖母ちゃんと家の家族全員で紅葉を見に行ってね 小雨が降ってきたから東屋で雨宿りしてたら 雨が止んで薄日が差してきて 虹ができてて  子供だったから 嬉しくて凄くはしゃいじやって 大きくなるにつれて 何でもないことなんだけど 幸せな時だった う~んじんわりくる幸せの象徴みたいな感じかな その後 祖父母とも亡くなったし」
「そうなんですね じゃあ 今も幸せの象徴ですよ!企画通ったし!」
「そうだね!」
「あ 消えてる」
「ホントだ」
「でも 夜も幸せですよ!ご飯いきましょうね」
「勿論 如月さんのおごりですよね!」
「任せなさい!あんまり高いのはダメよ!」
「だめか~~しょぼん」
「六琅君食べるもんね~」
「さぁ 残り頑張って終わらせちゃお」
「はあ―い」


ピッピッピ!
「はい 終業!」
「「如月さん!いきましょう!」」
「行こうか 何処かある?」
「如月さんのあそこで!」
「え!いくの?」
「はい!一番美味しいし 如月さんの料理美味しいんですよね~!あそこよりいいとこ 俺知りません」
「私も~!いきましょ!」
「ホントにいいの?」
「勿論!」
「うんうん!」

如月さんのあそこ とは私のアパートの事で この二人には私の手料理を食べさせる事が何度もあった 美味しい美味しいと食べてくれるのは良いんだけど ホントに美味しいのかしらと疑心暗鬼  まぁ家で良いって言ってくれてるから 
「デザート作る時間は無いから それだけ買っていこう!」
「いきましょいきましょ」
背中を押されて前に進む
「もう そんなに押さなくてもいくから~」
「早く!早く!早く!」
七海ちゃんって かなり食べるし 味つけかなりうるさいんだよね やれやれ
そして  私たちは会社を後に一路コンビニへ





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