転生令嬢の密かな楽しみ

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大学卒業まで実家暮しだったので 共働きの母親に代わって家事をすることは多かった 4歳離れた妹も 出来ないながら色々やってくれていた 家事は嫌いじゃなくて やっぱりここでも 食べることが大好き!が影響していた 

「おねぇちゃあん これは何処に入れるの~?」
「なに?」
「玉ねぎとにんじんと………じゃがいも~」
「それは 棚の下の方に篭あるでしょ~そこに入れて~」
「はぁい」

「お姉ちゃん 今日は晩御飯なに~?」
「今日は唐揚げ!」
「やったぁ!」
「白菜のサラダもね」
「大丈夫買ってるよ~」


そんな感じでやってて 楽しかった




「如月さん!」
「あ、」
「ぼぉっとしてたら怪我しちゃいますよ~

「ごめんごめん」
「俺 やりましょうか?」
「勘弁!」
「え~~~!」
「大丈夫だよ 作るから座っといてくれる?」
「なんか やりますよ?」
「座っといてくれるのが一番 昨日から作ってるビ―フシチューあるし ちゃっちゃと唐揚げ揚げちゃうし ニンニク醤油です!」
「わぉ!座っときます!」
「じぁ私も適当にやっときますね~」
「うん よろしく~」


トントントントントン
キャベツの千切り
ジュッ!パチパチ 油跳ねちゃったよ(>_<)
火傷になっちゃったな


「お待たせ~~~~」
「うわぁ 来た!激ウマ唐揚げ! 」
「美味しそうなニンニクの匂い! 明日の事は気にしません!美味しいものを食べるのみですね!」
「そうそう じゃ!乾杯!」
「「乾杯!」」


その晩は三人でよく食べたよ
六琅君何キロ分よ………
でも二人とも美味しそうに食べてくれてた
良かった~


後片付けも手伝ってもらって さぁ 寝よう
「明日からまた 頑張らなくちゃ」
そして私は 二度と起きれない事など知らないで 眠りに落ちていった









「リリアナ様!」
「う~ん」
「リリアナ様!リリアナ様 起きてくださいませ!」
「アリア~もうちょっと眠いです~」
「ダメですよ!起きてくださいませ!」
「アリア おねがいしゅるでしゅ」
「そんな 赤ちゃん言葉通じるわけがありません! まあ起きなくてもよろしいんですのよ シェフが待っておりますが 待たせておけばよろしいですからね」

ガバ!
バサッ!
「アリア まず洗顔 着替えたら 食堂で朝食をいただくわ お父様達は もう?」
「はい 食堂でお待ちになっております」
「急ぐわ!」
「だから 起こしてたのに…」ボソッ

バシャバシャ
フキフキ

「ジェシカ お化粧を軽くお願い」
「畏まりました」

ヌリヌリ
パフパフ
カキカキ

「リリアナ様今日はこちらのドレスでいかがでしょう」
「そうね 後で厨房に行くから ワンピースにしましょう」
「畏まりました」




カツカツカツ
ギィ―
バタン

「おはようございます お父様 お母様  ジェイドお兄様 遅くなりまして申し訳ございません」
お辞儀をして挨拶をする

「おはよう リリアナ」
お父様今日も渋いですわ
その声 何人の女性を口説いてきたのでしょうか 落ちない方などいらっしゃらないですわね
「おはよう リリアナ」
お母様 二人の子持ち(成人一人成人間近一人)とは思えない その美貌 よくよくホントに失礼になる距離でお顔を拝見しないと 目尻の一本の皺なんて分かりませんわ
「おはよう リリアナ お寝坊さんだね」
ジェイドお兄様  今日もちょっと微笑まれたら 若い令嬢なんてイチコロ いえ 失神しそうなお顔 拝見いたしました ゴチ

「さぁ 揃ったことだしいただこうか」
「そうね」
「リリアナ ちゃんと食べないとダメだぞ!」
ジェイドお兄様 私はお子ちゃまではございません

「リリアナ様はお子ちゃまではなく赤ちゃんですものね」
アリアが給仕をしながら お行儀悪く 私の耳元で囁く

「ん?アリアどうしたんだい?後で私のもとに来て教えておくれ」
「お兄様 なんでもございませんわ アリアいいわね」
何も言わずにお辞儀して下がるアリア

「セバスチャン!」
「後で厨房に行くのでシェフにそう伝えてちょうだい」
「畏まりました」

カチャカチャ
「ご馳走さま」
席を立とうとするお父様に
「お父様 後程お伺いしてもよろしいでしょうか?」
「あぁ構わないよ」
「では 伺いますわ」

「では 私も  リリアナちゃん後で私の所にいらっしゃいね」
「…………はい」
お母様が立ち上がり 食堂を出ていく
「では 僕もいかなくては ではリリアナまたね」
お兄様 行ってしまってください


「ご馳走さま では シェフの所に行きましょうか!」
「リリアナ様 厨房には知らせておりますのでいつでもお越しになられて大丈夫でございます」
「ありがとう セバスチャン」


ギィ―ッ
バタン
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