転生令嬢の密かな楽しみ

文字の大きさ
18 / 22

17

しおりを挟む
「これは 何度食べても美味しいな」
陛下がニコニコしながら
唐揚げやピグカツを召し上がっている
「叔父様!ちゃんとお野菜もお食べくださいね」
「ぬ!リリアナ ちゃんと食べとるぞ」
そう言いながら キャベをワシャワシャ食べだす
「陛下もリリアナには弱いですね」
「ちゃんと言うことを聞いていないと
次の新作を食べさせてもらえぬかもしれん」
「叔父様ったら ふふふ」
みんながアハハハと笑い出す

そしてデザートのリンゴが出てきた

「これはリンゴかしら?」
「そうですわ 叔母様召し上がってみてください」

シャクリ
「おいひぃ~!」
叔母様 おいしかったのでしょうが
お口に入っているときに喋るのは
淑女ではございませんことよふふふ

「どれ」
シャクリ
「ほう美味いな
これなら儂でも食べれるぞ」

「はい 砂糖で甘くしてありますが
リンゴを食べるのは良いことですわ
毎日 そのままで食べられると 
リンゴは体に良いのですよ」
「そうなのか」
「はい」
「それは もう一つのか?」
「そうですわ 
食のお仕事をされていたようです  リンゴの知識は一般的なことのようですけれども」
「ほう そのあたりもボチボチ広めてくれると 国民のためになるからの 
頼むぞリリアナ」
「はい 叔父様」

それから暫くして 王宮を後にした



翌朝
「お嬢様 おはようございます」
アリアが起こしに来て
カーテンを開ける

ん~よく寝たわ
「おはよう」
今日は何をしようかしら
そう言えば 
お米!
見つけたのよね ふふふ
これで やよいの記憶を再現できるのが増えるわね
甘味も そう炊き込みご飯も!
よろずやに 行くのよ!
ミハエルと午前中って約束していたわ!

「アリア!着替えて朝食を食べたら
よろずやにミハエルと行くって
約束していたわ」
「それでは 急ぎましょうか」

朝食を慌てて食べて
厨房へ

「ミハエルはいるかしら?」

「はい お嬢様 ここにいます!」
「あぁ 今日の…」
「覚えてますよ よろずやですよね」
「そう!」
「少しだけお待ち下さい
お昼の仕込み もうすぐ終わるので」
「あぁ 急がせてしまったわね
ゆっくりでいいわよ」
「もう…終わりました」
「ミハエルは朝御飯は食べたの?」
「えぇ 朝食を作る前に食べました」
「そう それなら安心したわ」
「では行きましょうかお嬢様
色々みて お気に召したら
買って帰られるのでしょう?」
「そうね」
「では 荷馬車を持っていきます
お嬢様は別の馬車で行かれてください」
「え!それなら私もそれで行くわ」
「え?お嬢様それは…ちょっと
ご令嬢がなさる事では…」
「いいのよ」
「えっと…アリアさん~」
「お嬢様が行かれると言うなら
それで宜しいですよ」
「そうですか…」
「いいわね!ミハエル」
「はい」
諦め顔のミハエルが荷馬車を御して
リリアナの側にやってきた

「じゃあ アリア行ってくるわ」
「お気をつけて ミハエルさんお願いしますね」
「え!アリアさん行かないんですか?」
「えぇ」
「お嬢様と二人で?」
「そう言ってるじゃない ミハエル早く行きましょう!」
「はぁ」

もっと諦め顔になったミハエルは
気をつけながら 荷馬車を出発させた

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~

真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

お姫様は死に、魔女様は目覚めた

悠十
恋愛
 とある大国に、小さいけれど豊かな国の姫君が側妃として嫁いだ。  しかし、離宮に案内されるも、離宮には侍女も衛兵も居ない。ベルを鳴らしても、人を呼んでも誰も来ず、姫君は長旅の疲れから眠り込んでしまう。  そして、深夜、姫君は目覚め、体の不調を感じた。そのまま気を失い、三度目覚め、三度気を失い、そして…… 「あ、あれ? えっ、なんで私、前の体に戻ってるわけ?」  姫君だった少女は、前世の魔女の体に魂が戻ってきていた。 「えっ、まさか、あのまま死んだ⁉」  魔女は慌てて遠見の水晶を覗き込む。自分の――姫君の体は、嫁いだ大国はいったいどうなっているのか知るために……

二度目の初恋は、穏やかな伯爵と

柴田はつみ
恋愛
交通事故に遭い、気がつけば18歳のアランと出会う前の自分に戻っていた伯爵令嬢リーシャン。 冷酷で傲慢な伯爵アランとの不和な結婚生活を経験した彼女は、今度こそ彼とは関わらないと固く誓う。しかし運命のいたずらか、リーシャンは再びアランと出会ってしまう。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

わたしたちの庭

犬飼ハルノ
恋愛
「おい、ウェスト伯。いくらなんでもこんなみすぼらしい子どもに金を払えと?」 「まあまあ、ブルーノ伯爵。この子の母親もこんな感じでしたが、年ごろになると見違えるように成熟しましたよ。後妻のアリスは元妻の従妹です。あの一族の女は容姿も良いし、ぽんぽんと子どもを産みますよ」 「ふうん。そうか」 「直系の跡継ぎをお望みでしょう」 「まあな」 「しかも伯爵以上の正妻の子で年ごろの娘に婚約者がいないのは、この国ではこの子くらいしかもう残っていませんよ」 「ふ……。口が上手いなウェスト伯。なら、買い取ってやろうか、その子を」  目の前で醜悪な会話が繰り広げられる中、フィリスは思った。  まるで山羊の売買のようだと。  かくして。  フィリスの嫁ぎ先が決まった。 ------------------------------------------  安定の見切り発車ですが、二月中に一日一回更新と完結に挑みます。  ヒロインのフィリスが自らの力と人々に支えられて幸せをつかむ話ですが、  序盤は暗く重い展開です。  タグを途中から追加します。   他サイトでも公開中。

悪役令嬢の心変わり

ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。 7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。 そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス! カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!

サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします

二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位! ※この物語はフィクションです 流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。 当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。

処理中です...