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満天の星
1
時計を見ると、午後十一時を回っている。
あれからしばらく峰子は泣いていた。
とにかく寝かせよう。慧一はそう思ってベッドに連れてきたが、傍にいてくれとせがむので、一緒に横になった。
慧一に腕枕されて、大人しくする峰子。小さな子どもに戻ったかのような彼女の頬を、彼はそっと撫でた。
「慧一さん……」
「うん」
「ごめんなさい」
「何が?」
峰子の髪の匂いを楽しみながら、優しく応える。すごく優しくしてあげたい気持ちだった。
「痛かったでしょう?」
峰子は慧一の口元に指を添えた。唇に小さな血の塊がある。
「いや、どうってことねえよ」
ぶっきらぼうに言い、ニヤリと笑ってみせる。きれいな白い歯が覗いて、峰子を安心させた。
「そんなことよりさ、どんな話をしたんだ」
唯が一体、どんなことを言ってこの子を動揺させたのか。
ちゃんと訊いておきたかった。
「お風呂で、ですか?」
「ああ」
峰子は一旦、口をつぐむ。だがやがて、答えを待つ慧一の胸に額を押し当てると、唯から聞いた話を素直に教えた。
「あなたのことを、どうしようもない女狂いだって」
「な、なにい?」
いきなりの直球である。
「えっと、それから、慧一さんはご近所に住む若い女性のほとんどに手を付け……関係していると」
「ちょっと待ってくれよ」
思わず半身を起こした。
予想の斜め上を行く、とんでもない話になっている。
「一体どこから出てきたんだ、そんな話」
慧一の反応に、峰子は首をすくめた。
「慧一さんのご近所に住むおじいさんが教えてくれたとか。妖怪……と、彼女は言ってましたが」
石田の爺さんだ――
慧一は頭を抱えた。石田の爺が、唯に慧一を振らせるためについた嘘である。
(そんな内容だったとは。あの爺さん、滅茶苦茶言いやがって!)
それにしても……と、慧一は横目で峰子を睨んだ。
「君はそれを信じたのか」
「いいえ、あの。頭では否定しましたが……」
言いにくそうにもじもじする。要するに、慧一は疑われたらしい。
「どうしてかな。俺はそんな風に見える?」
「いいえ……あの、はい」
「何っ?」
「いえその、実際あなたは素敵だし、女の人と付き合った経験は少なくないと、思っています」
峰子は浴衣の衿をいじりながら、小さな声で返事した。
とにかく、慧一には心外な話である。
確かに女性経験は豊富だが、女狂いというほどではない。ましてや近所の女に無節操に手を付けるなど、常識的に有り得ないと思わないのか。
唯にしろ、峰子にしろだ。
「それに、元カノさんも美人でスタイルがよくて、大人で……慧一さんならどんな女性とだって」
「峰子」
それ以上は聞かない。この子にだけは、そんな見方をしてほしくない。
「俺が心底惚れたのは君だけだ。それに、俺は今まで女に振られっぱなしだ。言いたくないけど、実際はまったくモテないんだよ」
峰子はぽかんとした。
「でも、経験は……」
「泡のような恋愛は経験のうちに入らない。俺の本物の経験は今だ。君との恋愛だけだ」
男くさい怒った顔で、慧一は熱弁する。峰子にだけは分かって欲しい。
「だから、君にはどうしても強引になる。貪欲になるんだ。俺がこんなにも求めるのは、君が初めてだよ」
峰子が顔を赤らめる。
慧一は、ここがベッドの上なのを、すっかり忘れていた。
「いやつまり、その……セックスだけが愛情表現ではないが、まあ、それだけ我を忘れるっていうか……例えばの話だ」
慧一は咳払いをして、話題を変えた。
「ところで、どうだ。アレは」
「えっ?」
「月に一度の、さ。例の」
峰子は「ああ」と気が付き、はにかんだ。
「まだです。まだ、始まりません」
「ふうん。で、体調はどうだい。さっきはふらついてたけど」
「今は何ともないです。大丈夫です」
峰子はレストランでふらついた時より顔色が良い。女性の体は複雑で、精神的なものと生理的なものと、相互作用で良くも悪くもなるようだ。
「ま、ともかくだ。今夜は清らかに過ごそうぜ、お姫様」
「お姫様?」
「お伽噺の世界だよ。俺は今夜、清く正しく品行方正な王子様になる」
慧一のユーモラスな口調に、峰子が噴き出した。
「何笑ってんのよ、失礼な子ね」
女言葉でふざけるが、気持ちは真面目だった。
「そんなわけで、俺は退散させていただくよ。おやすみ」
慧一がするりとベッドを脱け出す。
「あっ、どこに行くの?」
「窓のところで寝る。風が入って涼しいからさ、丁度いいんだ」
「そんな……」
峰子がベッドを降りて慧一を追いかけ、彼の浴衣を掴んだ。
「おいおい、はだけるじゃねえか」
思い切り引っ張ったので、慧一の太腿が露わになってしまう。
「あっ、ごめんなさい」
「エッチ」
「えっ? いえ、そんな、違います」
裾を直しながら、にやりと笑う慧一。
峰子はしどろもどろになり、赤面した。
「真面目な話、今夜は眠ったほうがいい。いろいろあったし、疲れてるだろ」
珍しく分別臭いことを言う慧一を、峰子は驚いた顔で見上げる。
「本当に、別々に寝るんですか」
セックスをしないなんて、具合でも悪いんじゃないか――という表情に、慧一は苦笑する。
「俺はケダモノじゃないぞ」
「そういう意味では……」
とは言うもののそういう意味なので、峰子は口ごもってもじもじした。
「おやすみ」
慧一は腰をかがめ、峰子の額にキスした。
浴衣の衿もとから、男の香りが流れる。それは峰子の本能を甘く痺れさせた。
「いやです。一緒に寝てください!」
「峰子」
恋人にしがみつかれ、慧一は弱ってしまう。どう言えばいいのやら。
「俺の気持ちも考えろ。一緒に寝て、やらずにいられるか」
女にはわかんねえだろうなあと、ため息をついた。
「でも、嫌です。離れて眠るなんて」
「あのなあ」
「嫌です」
子どもみたいに半泣きだ。
感情のコントロールが利かなくなったのか。どうにもわがままで、困りものだ。
(やっぱり俺には王子様なんて無理。一生なれそうにない。諦めたぜ)
慧一は峰子を抱き上げ、ベッドに運んだ。
「しょうがない子だ」
素直で可愛くて優しい峰子。だけど、それだけじゃない。泣き虫で、早とちりで、わがままで、とんでもないお嬢様だ。
慧一も隣に寝て、彼女を抱きしめた。
(これから俺が育ててやる。ひとり寝ができるように、俺が成長させてやる)
だが、慧一は分かっている。
偉そうなことを言ったって、結局必要としているのは自分なのだ。峰子なしの人生なんて、もう考えられない。
「慧一さん……」
峰子が目を閉じる。
慧一は、満天の星を思った。運命の星が巡る、高原の美しい夜空を――
「愛してるよ」
「私も、愛してる」
大切な女性と囁き合い、慧一は灯りを消した。
あれからしばらく峰子は泣いていた。
とにかく寝かせよう。慧一はそう思ってベッドに連れてきたが、傍にいてくれとせがむので、一緒に横になった。
慧一に腕枕されて、大人しくする峰子。小さな子どもに戻ったかのような彼女の頬を、彼はそっと撫でた。
「慧一さん……」
「うん」
「ごめんなさい」
「何が?」
峰子の髪の匂いを楽しみながら、優しく応える。すごく優しくしてあげたい気持ちだった。
「痛かったでしょう?」
峰子は慧一の口元に指を添えた。唇に小さな血の塊がある。
「いや、どうってことねえよ」
ぶっきらぼうに言い、ニヤリと笑ってみせる。きれいな白い歯が覗いて、峰子を安心させた。
「そんなことよりさ、どんな話をしたんだ」
唯が一体、どんなことを言ってこの子を動揺させたのか。
ちゃんと訊いておきたかった。
「お風呂で、ですか?」
「ああ」
峰子は一旦、口をつぐむ。だがやがて、答えを待つ慧一の胸に額を押し当てると、唯から聞いた話を素直に教えた。
「あなたのことを、どうしようもない女狂いだって」
「な、なにい?」
いきなりの直球である。
「えっと、それから、慧一さんはご近所に住む若い女性のほとんどに手を付け……関係していると」
「ちょっと待ってくれよ」
思わず半身を起こした。
予想の斜め上を行く、とんでもない話になっている。
「一体どこから出てきたんだ、そんな話」
慧一の反応に、峰子は首をすくめた。
「慧一さんのご近所に住むおじいさんが教えてくれたとか。妖怪……と、彼女は言ってましたが」
石田の爺さんだ――
慧一は頭を抱えた。石田の爺が、唯に慧一を振らせるためについた嘘である。
(そんな内容だったとは。あの爺さん、滅茶苦茶言いやがって!)
それにしても……と、慧一は横目で峰子を睨んだ。
「君はそれを信じたのか」
「いいえ、あの。頭では否定しましたが……」
言いにくそうにもじもじする。要するに、慧一は疑われたらしい。
「どうしてかな。俺はそんな風に見える?」
「いいえ……あの、はい」
「何っ?」
「いえその、実際あなたは素敵だし、女の人と付き合った経験は少なくないと、思っています」
峰子は浴衣の衿をいじりながら、小さな声で返事した。
とにかく、慧一には心外な話である。
確かに女性経験は豊富だが、女狂いというほどではない。ましてや近所の女に無節操に手を付けるなど、常識的に有り得ないと思わないのか。
唯にしろ、峰子にしろだ。
「それに、元カノさんも美人でスタイルがよくて、大人で……慧一さんならどんな女性とだって」
「峰子」
それ以上は聞かない。この子にだけは、そんな見方をしてほしくない。
「俺が心底惚れたのは君だけだ。それに、俺は今まで女に振られっぱなしだ。言いたくないけど、実際はまったくモテないんだよ」
峰子はぽかんとした。
「でも、経験は……」
「泡のような恋愛は経験のうちに入らない。俺の本物の経験は今だ。君との恋愛だけだ」
男くさい怒った顔で、慧一は熱弁する。峰子にだけは分かって欲しい。
「だから、君にはどうしても強引になる。貪欲になるんだ。俺がこんなにも求めるのは、君が初めてだよ」
峰子が顔を赤らめる。
慧一は、ここがベッドの上なのを、すっかり忘れていた。
「いやつまり、その……セックスだけが愛情表現ではないが、まあ、それだけ我を忘れるっていうか……例えばの話だ」
慧一は咳払いをして、話題を変えた。
「ところで、どうだ。アレは」
「えっ?」
「月に一度の、さ。例の」
峰子は「ああ」と気が付き、はにかんだ。
「まだです。まだ、始まりません」
「ふうん。で、体調はどうだい。さっきはふらついてたけど」
「今は何ともないです。大丈夫です」
峰子はレストランでふらついた時より顔色が良い。女性の体は複雑で、精神的なものと生理的なものと、相互作用で良くも悪くもなるようだ。
「ま、ともかくだ。今夜は清らかに過ごそうぜ、お姫様」
「お姫様?」
「お伽噺の世界だよ。俺は今夜、清く正しく品行方正な王子様になる」
慧一のユーモラスな口調に、峰子が噴き出した。
「何笑ってんのよ、失礼な子ね」
女言葉でふざけるが、気持ちは真面目だった。
「そんなわけで、俺は退散させていただくよ。おやすみ」
慧一がするりとベッドを脱け出す。
「あっ、どこに行くの?」
「窓のところで寝る。風が入って涼しいからさ、丁度いいんだ」
「そんな……」
峰子がベッドを降りて慧一を追いかけ、彼の浴衣を掴んだ。
「おいおい、はだけるじゃねえか」
思い切り引っ張ったので、慧一の太腿が露わになってしまう。
「あっ、ごめんなさい」
「エッチ」
「えっ? いえ、そんな、違います」
裾を直しながら、にやりと笑う慧一。
峰子はしどろもどろになり、赤面した。
「真面目な話、今夜は眠ったほうがいい。いろいろあったし、疲れてるだろ」
珍しく分別臭いことを言う慧一を、峰子は驚いた顔で見上げる。
「本当に、別々に寝るんですか」
セックスをしないなんて、具合でも悪いんじゃないか――という表情に、慧一は苦笑する。
「俺はケダモノじゃないぞ」
「そういう意味では……」
とは言うもののそういう意味なので、峰子は口ごもってもじもじした。
「おやすみ」
慧一は腰をかがめ、峰子の額にキスした。
浴衣の衿もとから、男の香りが流れる。それは峰子の本能を甘く痺れさせた。
「いやです。一緒に寝てください!」
「峰子」
恋人にしがみつかれ、慧一は弱ってしまう。どう言えばいいのやら。
「俺の気持ちも考えろ。一緒に寝て、やらずにいられるか」
女にはわかんねえだろうなあと、ため息をついた。
「でも、嫌です。離れて眠るなんて」
「あのなあ」
「嫌です」
子どもみたいに半泣きだ。
感情のコントロールが利かなくなったのか。どうにもわがままで、困りものだ。
(やっぱり俺には王子様なんて無理。一生なれそうにない。諦めたぜ)
慧一は峰子を抱き上げ、ベッドに運んだ。
「しょうがない子だ」
素直で可愛くて優しい峰子。だけど、それだけじゃない。泣き虫で、早とちりで、わがままで、とんでもないお嬢様だ。
慧一も隣に寝て、彼女を抱きしめた。
(これから俺が育ててやる。ひとり寝ができるように、俺が成長させてやる)
だが、慧一は分かっている。
偉そうなことを言ったって、結局必要としているのは自分なのだ。峰子なしの人生なんて、もう考えられない。
「慧一さん……」
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