ゴミ捨て場で男に拾われた話。

ぽんぽこ狸

文字の大きさ
60 / 75

61

しおりを挟む





「っ、なぁ、やだ。やっぱやめ、る、ン、っつ」
「どうして?ほらユキ、舐めてくれるんじゃなかったっけ」
 
 腕を引かれて振り向く、セージはボクの主張をスルーして朗らかにほほ笑む。ボクは彼の足元で懇願するように見上げるだけしかできない。

 きちんと衣類を着せられてしまったので、自分で脱いで、中に入っている物を抜くのはハードルが高い。彼が一言いいよと、許してくれれば、それもできるだろうが、セージはそんな気はないようだった。

 中に入っている物のせいで、背筋を丸めて、ひざまずいているボクの腹に彼は足を移動して、ぐっと下腹部を刺激する。

「あっ……く、アぅ、や、せー、じ」

 とっさに、下腹部に力を入れてしまい、中でエネマが動いて気持ちいいところを抉って、目の前がちかちかするほどの快感に体がふわふわする。

「はっ、ンン!っ!」

 背筋を這いあがってくるぞわぞわするような快感に、肌が粟立って、何とか快感を逃そうと、のけぞって堪えるが、その動きでより一層エネマが動いて快感から逃れられない。

 セージに何かされているわけでもないのに、とめどなく続く快感に、ボクは何かおかしくなってしまったのかもしれないなんて思って、ぽたぽた涙が出てくる。

「気持ちいい?ユキ」
「はッ、はあ、!、あ、っつ」
「君、前立腺弱いもんね、かわいい」

 問いかけに答える余裕すらないボクを彼は強引に腕を引いて、彼の方へと倒れこむ。腿に頭を預けて、きゅっと彼の服を掴み縋りつくみたいにして、溢れる快感に侵されていくのを体を震わせて我慢する。

 セージは震えるボクの背を大きな手で撫でて、あやすような優しい声で言う。

「大丈夫。ユキ、だいじょーぶ。ほら、ゆっくり力抜いてごらん」
「っ、ん、っは、っ。む、りっ」
「無理じゃない、ね。ユキ」

 トントンと背中を軽く叩かれながら、言い聞かせるように言われると、先程まで、どんなに意識しても無理だったのに、だんだんと力が抜けてくる。

「うん、いい子」

 まるで、ペットが芸をできるようになったのを褒めるみたいに言われて、頭を撫でられる。

 なんだか屈辱的だと思う気持ちと、セージ相手ならいいかと思う気持ちがせめぎあってその間にも、身じろぎするたびに小さな快感が襲ってきて、快楽に理性がぼやける。

 頭を撫でてくれる手が心地よくて、思わず目を細めて、感覚を享受する。

「うーん、……あはは、ユキ、お腹のなか、きもちいい?」
「ん、ンン、いい、っは。……」
「っ。かわいい」

 愛おし気に見下ろされて、その欲情した瞳に射抜かれるだけでゾクゾクして、中の玩具をきゅんきゅん締めて、快楽にもだえる。

「ね、ユキ、浸ってるところ悪いけど、そろそろいい?情けないけど俺も期待しちゃってね。お願い」

 顎を持ち上げられて、何かをお願いされる。とろけきった頭で何だったかなと考えた。しばらく、ボンヤリしながら適当に思考を巡らせて、ああ、そうだったと思い出し、玩具が強く動かないように、ゆっくりソファーの座面に乗り上げて、セージのベルトに手をかける。

「ふ、ふふっ。もう、おっきくなってんな」
「玩具で善がってる君が可愛くてね」

 いつも恥ずかしいことを口に出されて、羞恥心を味わっているので、今日はボクがセージを恥じらわせてやろうと思って、すでに熱く主張しているソレのことをわざと口に出したのに、彼は当たり前の事のようにそう返してきて、途端に自分の状況の方が恥ずかしくなってくる。

「そ、そぉかよ……」

 ジィーと、音を立ててジッパーを下げて、セージのを露出させる。すでに、それは硬く屹立していて、自分のそれよりいくらか大きくて、それなりに凶悪な見た目だ。

 ……ていうか、そもそも、こんなのボクの中に入ってたの?

 道理で圧迫感が激しいわけである。よく、これで奥を抉られて快感を得られるようになったな。いつもこれを中で、揺らされたり突かれたりして……それで。

 フラッシュバックのように、昨夜も二人で重なってお互いに甘い快楽をむさぼったのを思い出して、腹の奥がジンジンして、エネマがいいところを刺激するたびに足が震えて、涙がにじんでくる。

「っ、……」

 それでも、見ただけで怖気づいてると思われるのが嫌で、手を伸ばしてみて、なんとなく扱いてみる。つくりは自分のものと同じはずなので、竿の部分を手のひらで包み込んで、動かしながら、フェラなのであとは舐めればいいのだろうと考えて、れえっと舌をだして、ぺろぺろ舐める。



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

自己肯定感低めの不幸な義弟が完璧な義兄と大揉めに揉める話

あと
BL
「こんな僕をお兄ちゃんは嫌ってるだろうな」 トップ俳優な完璧超人の義理の兄×不幸な自己肯定感低めのネガティブ義理の弟です。 お金ない受けが追い詰められて変なアルバイトしようとしたら、攻めと再会して……?みたいな話です。 攻めがヤンデレ気味で、受けがマジで卑屈なので苦手な人はブラウザバックで。 兄弟は親が離婚してるため、苗字が違います。 攻め:水瀬真広 受け:神崎彼方 ⚠️作者は芸能界にもお葬式ににもエアプなので、気にしないでください。 途中でモブおじが出てきます。 義理とはいえ兄弟なので、地雷の人はブラウザバックで。 初投稿です。 初投稿がちょっと人を選ぶ作品なので不安です。 ひよったら消します。 誤字脱字はサイレント修正します。 内容も時々サイレント修正するかもです。 定期的にタグ整理します。 批判・中傷コメントはお控えください。 見つけ次第削除いたします。

陰キャな俺、人気者の幼馴染に溺愛されてます。

陽七 葵
BL
 主人公である佐倉 晴翔(さくら はると)は、顔がコンプレックスで、何をやらせてもダメダメな高校二年生。前髪で顔を隠し、目立たず平穏な高校ライフを望んでいる。  しかし、そんな晴翔の平穏な生活を脅かすのはこの男。幼馴染の葉山 蓮(はやま れん)。  蓮は、イケメンな上に人当たりも良く、勉強、スポーツ何でも出来る学校一の人気者。蓮と一緒にいれば、自ずと目立つ。  だから、晴翔は学校では極力蓮に近付きたくないのだが、避けているはずの蓮が晴翔にベッタリ構ってくる。  そして、ひょんなことから『恋人のフリ』を始める二人。  そこから物語は始まるのだが——。  実はこの二人、最初から両想いだったのにそれを拗らせまくり。蓮に新たな恋敵も現れ、蓮の執着心は過剰なモノへと変わっていく。  素直になれない主人公と人気者な幼馴染の恋の物語。どうぞお楽しみ下さい♪

のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした

こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。

今日もBL営業カフェで働いています!?

卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ ※ 不定期更新です。

[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった

ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン モデル事務所で メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才 中学時代の初恋相手 高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が 突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。 昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき… 夏にピッタリな青春ラブストーリー💕

イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした

天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです! 元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。 持ち主は、顔面国宝の一年生。 なんで俺の写真? なんでロック画? 問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。 頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ! ☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。

魔王の息子を育てることになった俺の話

お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。 「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」 現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません? 魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。 BL大賞エントリー中です。

【完結】かわいい美形の後輩が、俺にだけメロい

日向汐
BL
番外編はTwitter(べったー)に載せていきますので、よかったらぜひ🤲 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ 過保護なかわいい系美形の後輩。 たまに見せる甘い言動が受けの心を揺する♡ そんなお話。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ 【攻め】 雨宮千冬(あめみや・ちふゆ) 大学1年。法学部。 淡いピンク髪、甘い顔立ちの砂糖系イケメン。 甘く切ないラブソングが人気の、歌い手「フユ」として匿名活動中。 【受け】 睦月伊織(むつき・いおり) 大学2年。工学部。 黒髪黒目の平凡大学生。ぶっきらぼうな口調と態度で、ちょっとずぼら。恋愛は初心。

処理中です...