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しおりを挟む「っ、なぁ、やだ。やっぱやめ、る、ン、っつ」
「どうして?ほらユキ、舐めてくれるんじゃなかったっけ」
腕を引かれて振り向く、セージはボクの主張をスルーして朗らかにほほ笑む。ボクは彼の足元で懇願するように見上げるだけしかできない。
きちんと衣類を着せられてしまったので、自分で脱いで、中に入っている物を抜くのはハードルが高い。彼が一言いいよと、許してくれれば、それもできるだろうが、セージはそんな気はないようだった。
中に入っている物のせいで、背筋を丸めて、ひざまずいているボクの腹に彼は足を移動して、ぐっと下腹部を刺激する。
「あっ……く、アぅ、や、せー、じ」
とっさに、下腹部に力を入れてしまい、中でエネマが動いて気持ちいいところを抉って、目の前がちかちかするほどの快感に体がふわふわする。
「はっ、ンン!っ!」
背筋を這いあがってくるぞわぞわするような快感に、肌が粟立って、何とか快感を逃そうと、のけぞって堪えるが、その動きでより一層エネマが動いて快感から逃れられない。
セージに何かされているわけでもないのに、とめどなく続く快感に、ボクは何かおかしくなってしまったのかもしれないなんて思って、ぽたぽた涙が出てくる。
「気持ちいい?ユキ」
「はッ、はあ、!、あ、っつ」
「君、前立腺弱いもんね、かわいい」
問いかけに答える余裕すらないボクを彼は強引に腕を引いて、彼の方へと倒れこむ。腿に頭を預けて、きゅっと彼の服を掴み縋りつくみたいにして、溢れる快感に侵されていくのを体を震わせて我慢する。
セージは震えるボクの背を大きな手で撫でて、あやすような優しい声で言う。
「大丈夫。ユキ、だいじょーぶ。ほら、ゆっくり力抜いてごらん」
「っ、ん、っは、っ。む、りっ」
「無理じゃない、ね。ユキ」
トントンと背中を軽く叩かれながら、言い聞かせるように言われると、先程まで、どんなに意識しても無理だったのに、だんだんと力が抜けてくる。
「うん、いい子」
まるで、ペットが芸をできるようになったのを褒めるみたいに言われて、頭を撫でられる。
なんだか屈辱的だと思う気持ちと、セージ相手ならいいかと思う気持ちがせめぎあってその間にも、身じろぎするたびに小さな快感が襲ってきて、快楽に理性がぼやける。
頭を撫でてくれる手が心地よくて、思わず目を細めて、感覚を享受する。
「うーん、……あはは、ユキ、お腹のなか、きもちいい?」
「ん、ンン、いい、っは。……」
「っ。かわいい」
愛おし気に見下ろされて、その欲情した瞳に射抜かれるだけでゾクゾクして、中の玩具をきゅんきゅん締めて、快楽にもだえる。
「ね、ユキ、浸ってるところ悪いけど、そろそろいい?情けないけど俺も期待しちゃってね。お願い」
顎を持ち上げられて、何かをお願いされる。とろけきった頭で何だったかなと考えた。しばらく、ボンヤリしながら適当に思考を巡らせて、ああ、そうだったと思い出し、玩具が強く動かないように、ゆっくりソファーの座面に乗り上げて、セージのベルトに手をかける。
「ふ、ふふっ。もう、おっきくなってんな」
「玩具で善がってる君が可愛くてね」
いつも恥ずかしいことを口に出されて、羞恥心を味わっているので、今日はボクがセージを恥じらわせてやろうと思って、すでに熱く主張しているソレのことをわざと口に出したのに、彼は当たり前の事のようにそう返してきて、途端に自分の状況の方が恥ずかしくなってくる。
「そ、そぉかよ……」
ジィーと、音を立ててジッパーを下げて、セージのを露出させる。すでに、それは硬く屹立していて、自分のそれよりいくらか大きくて、それなりに凶悪な見た目だ。
……ていうか、そもそも、こんなのボクの中に入ってたの?
道理で圧迫感が激しいわけである。よく、これで奥を抉られて快感を得られるようになったな。いつもこれを中で、揺らされたり突かれたりして……それで。
フラッシュバックのように、昨夜も二人で重なってお互いに甘い快楽をむさぼったのを思い出して、腹の奥がジンジンして、エネマがいいところを刺激するたびに足が震えて、涙がにじんでくる。
「っ、……」
それでも、見ただけで怖気づいてると思われるのが嫌で、手を伸ばしてみて、なんとなく扱いてみる。つくりは自分のものと同じはずなので、竿の部分を手のひらで包み込んで、動かしながら、フェラなのであとは舐めればいいのだろうと考えて、れえっと舌をだして、ぺろぺろ舐める。
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