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第1巻 異世界でもギターしかなかった ~迷わずの森とバーウの村~
第22話「チケットを作ろう」
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「いや、その事なんだけど、俺一つ考えがあるんだ。
俺が住んでた世界では、ライブをする時、【チケット】を作ってそれを配るんだ。
それを作るのはどうだろう?」
幸は続ける。
「この世界の人が、音楽を受け付けないのは、俺も肌で感じた。
もし、無策で、ゲリラライブしても誰も見にこないと思うんだ。
チケットを作って、それに音楽のライブをするって書かないで、例えば、もの凄くワクワクする催し物を開催します!とか、書いとけば、とりあえず人は来てくれるのかな?って。
人が集まって聴いてさえくれればこっちのもんでしょ!」
幸は自分達の演奏に自信満々でニヤニヤしている。
「いいねそれ!!
チケット!!
作ってみよう!!
でも私お金全くないよ……
紙で作るってことだよね?
もの凄くお金かかるんじゃない?」
新聞の捨てられた楽奴のページしか見たことがないキヨラが言う。
「あっ……。
そうか現実世界みたいに、“ルーズリーフ”とか簡単に手に入るものじゃないのか……。」
幸の落胆。
そうこの世界では紙は貴重品であり、ありふれている物ではない。
チケット作戦は、現実世界の技術が無ければ相当厳しいものになる。
作るには現実世界では、「印刷」をするという行為になる。
それは、その技術が生まれた時、産業革命が起こった程の画期的な発明なのだ。
電気も無いこの村で出来るはずもない。
そもそも幸達は、印刷以前に、紙を作るすべすら持ち合わせていない。
器やグラスすら無いこの魔物の村では制作するのは絶望的であろう。
「紙って木で作るんだよね?
ここには、素材は溢れてるのに…。」
「そう、俺のいた世界では、木の繊維とノリを使って作ってたんだけど……。」
小学生の時に伝統工芸の見学に行ったことを思い出す幸。
「木の繊維をノリで溶かして薄く平らにするんだよ。
漉きを使って水と材料を分離させるんだけど……。」
手で宙を漕いで工程を説明する幸。
「なるほどね……。
何か出来そうな気も……。
……。
あっ!!
スラちゃん!!
サイクロプスさーん!!」
キヨラが何か思いついたのか、“ハイマジシャン”と“ソードマスター”を召喚する。
「……うぃうぃ。」
「ごわす、ごわす。」
サイクロプスがドシドシとやって来て、肩にはスライムが乗っている。
これを人は戸愚呂兄弟スタイルと呼ぶ。
「ゴニョゴニョゴニョ……。」
キヨラは二人の耳元で、漫画のアイコン的なゴニョゴニョで思惑を伝えて、二人にお願いする。
「「まかせとけ」」
上級職二人は快く快諾した。
紙を作る材料は、木とノリである。
木からなんらかの方法で繊維を取り出して、煮詰めて、ノリを加えて、それを「漉」と言う器具を使い漉く。
これが簡易的な和紙の作り方である。
サイクロプスは手に持つ棍棒で、大きな幹の大木を真横に薙ぐ。
大漢の膝ぐらいでカットされた切り株は幸の胸ぐらいの位置。
年輪を見て、80を越えるであろう老樹を今度は縦に年輪をぐりぐりと棍棒で潰していく。
それはすり鉢状の形になり、木の太い根が、がっちりと支える「寸胴」のようなものになる。
「オッケーいい感じ!
サイクロプスさん、倒れた木の繊維もすり潰してこの中に入れて!」
キヨラは思惑が組み上がって行くのを楽しみつつ指示を出して行く。
親の仇かと言うほどに粉砕され、ほぐされた木の繊維が寸胴の中にどんどん吸い込まれる。
「スラちゃーん!
次はあなたの番よ!」
スライムは無詠唱で“ウォーター”の魔法を唱える。
それは本来水の塊を敵にぶつけるものである。
水玉はスライムの頭上で浮遊し、スライムは自分の身体の一部も練りこんで行く。
スライムの身体は核さえ傷つけなければ、再生可能な粘度の非常に高い水分で出来ている。
混ぜ込んだそれは、現実世界で言う“ノリ”と全く同じものになった。
“ヒュン……ボチョン”
粘着質の水の塊が、木の寸胴に入っていく。
それをすかさず棍棒で混ぜれば、木の繊維がたっぷり含まれた粘着質の水分。
特製の紙の素の完成だ。
「二人ともありがとう!!
これであとは…どうするんだっけ?」
キヨラの思惑はここまでで終了だった。
素を作るまでは完成したが、そこから漉く工程が難しい。
寸胴から素材を、長方形の底が浅く広い容器に移し入れ、目の細かい「簀」と呼ばれるもので、水から粘着質と繊維を少しずつ分離させて行く工程が必要である。
現状の手持ちのアイディアではそれを作るのすべは無かった。
「みんなありがとう。
でもここからどうしたら紙に出来るんだ…。」
幸は頭を抱えるが何も浮かんでこない。
「俺達にも手伝わせてくれ!」
ダッカダッカと蹄を駆って現れたのはケンタウロスのつがいだった。
馬の体躯に成人の身体が合わさった容姿の彼らは高さで言うと軽く2mは超えていた。
その長人が持つ槍。
棒の中腹を持ってして、地に着き、尚自らの顔を超える長さのそれは2mを越える長さである。
それがつがい分の2本あるわけだ。
「……ダースパちゃん。
あなたの糸って粘力や細さは自由自在なのよね?」
キヨラが何か閃いたかの様に告げる。
「もちろんよ。
それどころか色や強度も自由自在よ。」
にやりと笑って告げる。
「じゃあ、こうしてみよう!
ゴニョゴニョゴニョ」
「「「わかった!!」」」
ケンタウロスとダースパちゃんが迎合した。
サイクロプスとスライムの上級職の技と、ケンタウロスと大蜘蛛が集まって出来る唯一の紙作り方法だった。
ケンタウロス2体が1m半ほど離れて槍を地に突き刺し構える。
その2本の棒に、ダースパちゃんが1本では目視で見えない程細い糸をぐりぐりと無数に巻き付けて行く。
その格好はまるでテニスやバレーのネットの様だ。
しかし、きめ細かさはまるで違う。
細かく伸びるその糸は強靭さも兼ね揃えており切れない。
2m程の槍に、地面に拳一個分ほどつかない余白がある以外全てに糸を巻きつけたのちに、登場するのはサイクロプス。
ケンタウロスと大蜘蛛の作業の間に、片手で持てる程の木の丸太を用意していた。
そして、その先端は無数に裂いた状態になっている。
そう「はけ」である。
サイクロプスは、はけ状になった丸太に、先程の紙の素材を蓄え、そして、ケンタウロス達の作ったネットに塗り付ける。
細かな糸になっているそのネットは潤沢に素材を含んで行く。
そして、スライムの登場である。
またしても無詠唱で今度は“ヒート”と言う呪文。
本来なら放射される熱で敵を熱殺する魔法だ。
しかし、これもスライムの絶妙な技術により範囲と威力を調整し、水分がみるみる蒸発して行く程度の熱風となり、素材をたっぷり含んだネットを乾かして行く。
幸の現世の知識、キヨラの機転、そして魔物達の個人技の集大により、この森では製作不可能と思われた【紙】が完成した。
…………。
……。
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俺が住んでた世界では、ライブをする時、【チケット】を作ってそれを配るんだ。
それを作るのはどうだろう?」
幸は続ける。
「この世界の人が、音楽を受け付けないのは、俺も肌で感じた。
もし、無策で、ゲリラライブしても誰も見にこないと思うんだ。
チケットを作って、それに音楽のライブをするって書かないで、例えば、もの凄くワクワクする催し物を開催します!とか、書いとけば、とりあえず人は来てくれるのかな?って。
人が集まって聴いてさえくれればこっちのもんでしょ!」
幸は自分達の演奏に自信満々でニヤニヤしている。
「いいねそれ!!
チケット!!
作ってみよう!!
でも私お金全くないよ……
紙で作るってことだよね?
もの凄くお金かかるんじゃない?」
新聞の捨てられた楽奴のページしか見たことがないキヨラが言う。
「あっ……。
そうか現実世界みたいに、“ルーズリーフ”とか簡単に手に入るものじゃないのか……。」
幸の落胆。
そうこの世界では紙は貴重品であり、ありふれている物ではない。
チケット作戦は、現実世界の技術が無ければ相当厳しいものになる。
作るには現実世界では、「印刷」をするという行為になる。
それは、その技術が生まれた時、産業革命が起こった程の画期的な発明なのだ。
電気も無いこの村で出来るはずもない。
そもそも幸達は、印刷以前に、紙を作るすべすら持ち合わせていない。
器やグラスすら無いこの魔物の村では制作するのは絶望的であろう。
「紙って木で作るんだよね?
ここには、素材は溢れてるのに…。」
「そう、俺のいた世界では、木の繊維とノリを使って作ってたんだけど……。」
小学生の時に伝統工芸の見学に行ったことを思い出す幸。
「木の繊維をノリで溶かして薄く平らにするんだよ。
漉きを使って水と材料を分離させるんだけど……。」
手で宙を漕いで工程を説明する幸。
「なるほどね……。
何か出来そうな気も……。
……。
あっ!!
スラちゃん!!
サイクロプスさーん!!」
キヨラが何か思いついたのか、“ハイマジシャン”と“ソードマスター”を召喚する。
「……うぃうぃ。」
「ごわす、ごわす。」
サイクロプスがドシドシとやって来て、肩にはスライムが乗っている。
これを人は戸愚呂兄弟スタイルと呼ぶ。
「ゴニョゴニョゴニョ……。」
キヨラは二人の耳元で、漫画のアイコン的なゴニョゴニョで思惑を伝えて、二人にお願いする。
「「まかせとけ」」
上級職二人は快く快諾した。
紙を作る材料は、木とノリである。
木からなんらかの方法で繊維を取り出して、煮詰めて、ノリを加えて、それを「漉」と言う器具を使い漉く。
これが簡易的な和紙の作り方である。
サイクロプスは手に持つ棍棒で、大きな幹の大木を真横に薙ぐ。
大漢の膝ぐらいでカットされた切り株は幸の胸ぐらいの位置。
年輪を見て、80を越えるであろう老樹を今度は縦に年輪をぐりぐりと棍棒で潰していく。
それはすり鉢状の形になり、木の太い根が、がっちりと支える「寸胴」のようなものになる。
「オッケーいい感じ!
サイクロプスさん、倒れた木の繊維もすり潰してこの中に入れて!」
キヨラは思惑が組み上がって行くのを楽しみつつ指示を出して行く。
親の仇かと言うほどに粉砕され、ほぐされた木の繊維が寸胴の中にどんどん吸い込まれる。
「スラちゃーん!
次はあなたの番よ!」
スライムは無詠唱で“ウォーター”の魔法を唱える。
それは本来水の塊を敵にぶつけるものである。
水玉はスライムの頭上で浮遊し、スライムは自分の身体の一部も練りこんで行く。
スライムの身体は核さえ傷つけなければ、再生可能な粘度の非常に高い水分で出来ている。
混ぜ込んだそれは、現実世界で言う“ノリ”と全く同じものになった。
“ヒュン……ボチョン”
粘着質の水の塊が、木の寸胴に入っていく。
それをすかさず棍棒で混ぜれば、木の繊維がたっぷり含まれた粘着質の水分。
特製の紙の素の完成だ。
「二人ともありがとう!!
これであとは…どうするんだっけ?」
キヨラの思惑はここまでで終了だった。
素を作るまでは完成したが、そこから漉く工程が難しい。
寸胴から素材を、長方形の底が浅く広い容器に移し入れ、目の細かい「簀」と呼ばれるもので、水から粘着質と繊維を少しずつ分離させて行く工程が必要である。
現状の手持ちのアイディアではそれを作るのすべは無かった。
「みんなありがとう。
でもここからどうしたら紙に出来るんだ…。」
幸は頭を抱えるが何も浮かんでこない。
「俺達にも手伝わせてくれ!」
ダッカダッカと蹄を駆って現れたのはケンタウロスのつがいだった。
馬の体躯に成人の身体が合わさった容姿の彼らは高さで言うと軽く2mは超えていた。
その長人が持つ槍。
棒の中腹を持ってして、地に着き、尚自らの顔を超える長さのそれは2mを越える長さである。
それがつがい分の2本あるわけだ。
「……ダースパちゃん。
あなたの糸って粘力や細さは自由自在なのよね?」
キヨラが何か閃いたかの様に告げる。
「もちろんよ。
それどころか色や強度も自由自在よ。」
にやりと笑って告げる。
「じゃあ、こうしてみよう!
ゴニョゴニョゴニョ」
「「「わかった!!」」」
ケンタウロスとダースパちゃんが迎合した。
サイクロプスとスライムの上級職の技と、ケンタウロスと大蜘蛛が集まって出来る唯一の紙作り方法だった。
ケンタウロス2体が1m半ほど離れて槍を地に突き刺し構える。
その2本の棒に、ダースパちゃんが1本では目視で見えない程細い糸をぐりぐりと無数に巻き付けて行く。
その格好はまるでテニスやバレーのネットの様だ。
しかし、きめ細かさはまるで違う。
細かく伸びるその糸は強靭さも兼ね揃えており切れない。
2m程の槍に、地面に拳一個分ほどつかない余白がある以外全てに糸を巻きつけたのちに、登場するのはサイクロプス。
ケンタウロスと大蜘蛛の作業の間に、片手で持てる程の木の丸太を用意していた。
そして、その先端は無数に裂いた状態になっている。
そう「はけ」である。
サイクロプスは、はけ状になった丸太に、先程の紙の素材を蓄え、そして、ケンタウロス達の作ったネットに塗り付ける。
細かな糸になっているそのネットは潤沢に素材を含んで行く。
そして、スライムの登場である。
またしても無詠唱で今度は“ヒート”と言う呪文。
本来なら放射される熱で敵を熱殺する魔法だ。
しかし、これもスライムの絶妙な技術により範囲と威力を調整し、水分がみるみる蒸発して行く程度の熱風となり、素材をたっぷり含んだネットを乾かして行く。
幸の現世の知識、キヨラの機転、そして魔物達の個人技の集大により、この森では製作不可能と思われた【紙】が完成した。
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