新薬を開発してTSしてみた

なぎさセツナ

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1年経過

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治験開始から1年が経過した。

(九条 蘭:TS男)
1年が経過したな。
今のところ、安全性に問題はないな。

(早乙女 飛鳥:TS男)
流石、哲先輩の開発した薬ですね!

(山中 哲:TS女)
ありがとう。
でもまだ1年が過ぎたにすぎない。
これを飲む人は死ぬまで維持できなきゃ意味ないから、焦って判断したらマズい。

(九条 蘭:TS男)
だな。
その後の人生がかかっている。
その分、慎重に判断しないといけないな。
という事で、話がまとまった。
今日は給料日だ、1年目の報酬も振り込まれてるぞ。
口座を確認に行こうじゃないか。

(山中 哲:TS女)
?外、出るんですか?蘭様。

(九条 蘭:TS男)
哲、お前、まだ躾けが足りないようだな(ニヤッ)

(山中 哲:TS女)
嘘です、足りてます、蘭。

(九条 蘭:TS男)
外と言っても、観察室の外だ。
所内にATMがあるだろ?
外出プログラムはまだ聞いてないな。

(山中 哲:TS女)
なるほど。

(早乙女 飛鳥:TS男)
早く行きましょうよ、蘭、哲。


早速、所内のATMに行く。
途中、他の研究員達とすれ違ったが、特に反応は無かった。
まあ、治験だからな。
いちいち反応してたらキリがない、各々、自分の研究もあるんだから。
ただ、事務員達は興味津々で、如何にも何か聞きたそうだった。
口座を確認する。

(早乙女 飛鳥:TS男)
やったぁ~!!本当に1億振り込まれてる!(嬉)

(九条 蘭:TS男)
当たり前だ。
研究所が報酬を誤魔化したりはしない(笑)

(山中 哲:TS女)
あれ?1億は分かるけど、500万??
しかもこの1年間、給料日に500万振り込まれてる??

(九条 蘭:TS男)
あゝ、言うのを忘れてた。
哲の年俸は上がったんだ。

(山中 哲:TS女)
マジで!でも4倍になってる!!

(九条 蘭:TS男)
それだけの価値のある成功だ。
市販されたら、どれだけの人が救われると思う?
それでも安いと思うぞ?

(山中 哲:TS女)
TS女は、まだ要改良なのに。

(九条 蘭:TS男)
それでもだ。
リスクの高い、高額な外科手術が必要なくなるだけでも価値はある。

(山中 哲:TS女)
そうか……

(九条 蘭:TS男)
それと、ついでに今後の活動なんだが、来年から外出プログラムが始まる。
生活は今まで通り観察室だが、段階を踏んで、ある程度自由に外出できるようになる。
最終目標は、定期検診付きでの通常生活だ。
ただし、私は同棲を考えている(ニヤッ)

(山中 哲:TS女)
それ、姦りたいだけでしょ(ため息)

(九条 蘭:TS男)
それもある!

(山中 哲:TS女)
あるんかい!

(九条 蘭:TS男)
何かあった時の保険だ。
バラバラに住めば、対応が間に合わない場合があれば困る。
心配するな、私が戸建てを買うから安心しろ。

(早乙女 飛鳥:TS男)
あっ!私も出します。大きな家で色々リホームしましょうよ。

(九条 蘭:TS男)
もちろんだ。
姦り部屋と姦り風呂は必須だからな(ニヤッ)

(山中 哲:TS女)
逃げます。

(九条 蘭:TS男)
ダメだ、私に従ってもらう(ニヤリ)

(早乙女 飛鳥:TS男)
私達で立派な姦り家作りますから(ニヤリ)

(九条 蘭:TS男)
ちなみに哲は出さなくて良い。
私達からの報酬だ。

(山中 哲:TS女)
何の?

(九条 蘭:TS男)
もちろん、なっ(ニヤリ)

(早乙女 飛鳥:TS男)
姦り代ですよ(ニヤリ)

(山中 哲:TS女)
お断りします。

(九条 蘭:TS男)
ダメだ、拒否権は無い(ニヤリ)

(山中 哲:TS女)
なんで!

(九条 蘭:TS男)
既に所長に企画書を出して承認されている。

(早乙女 飛鳥:TS男)
今後の為にも最善の策だと大賛成でした。

(山中 哲:TS女)
いつの間に。

(九条 蘭:TS男)
私が嬲って、姦りまくって、壊した時だ(ニヤッ)
その為に堕として失神させたんだからな(ニヤリ)

(早乙女 飛鳥:TS男)
蘭と打ち合わせしましたもんね(ニヤリ)

(山中 哲:TS女)
アンタら怖ぇ~よ(涙目)

(九条 蘭:TS男)
それと、治験薬の改良だが、引き続き頼むと。

(山中 哲:TS女)
分かった、やってみる。
それと、元に戻るかも試さないと。

(九条 蘭:TS男)
必要あるか?

(山中 哲:TS女)
あるかもと考えている。
ないか……

(早乙女 飛鳥:TS男)
無いですよ。
それだけ慎重な選択です。
あまりに簡単に変えられると、逆に悪用される恐れがありますよ。

(山中 哲:TS女)
うーん……確かに。
でも、研究者としては確かめたい。

(九条 蘭:TS男)
それは良いが、戻るのか?男に?

(山中 哲:TS女)
いや、確かめるだけ。
その後、もう一度飲んで、女になる。
男での人生は嫌だ。

(九条 蘭:TS男)
お前も性別不一致だもんな。

(山中 哲:TS女)
はい。

(早乙女 飛鳥:TS男)
一方通行で良いんだから、仮に不具合が出ても死ななければ大丈夫ですよ。
その方が抑止力になります。
安易に考えてたら、痛い目みるよって。

(山中 哲:TS女)
その不具合がボクに起こるのが怖いと言えば怖い。

(九条 蘭:TS男)
大丈夫だ、私達が一生、面倒をみる。
安心しろ。

(山中 哲:TS女)
安心して良いのかが不安だ。
でも、あまりにエグい事になったら、事故扱いで死なせてくださいよ?
流石にボク自身が辛い。

(九条 蘭:TS男)
分かった。
それは約束しよう。


そんな約束をしながら、観察室に戻る。

(山中 哲:TS女)
そうそう、研究再開は?

(九条 蘭:TS男)
5年後、だから、あと4年したらだな。
とりあえず、今の状態を5年は観察したい。
実際はもっと必要だが、それでは先に進まないから仕方ないとの判断だ。

(山中 哲:TS女)
分かった。

(九条 蘭:TS男)
観察室から出るのは、もっと先だぞ?
職場復帰後の観察データも必要だからな。

(山中 哲:TS女)
あっ!そうか!そうですね。
まぁ、快適だから良いですけどね。

(九条 蘭:TS男)
ここに居る間は、食費不要だしな(ニヤッ)

(早乙女 飛鳥:TS男)
ですよねぇ~。
メニュー表縛りだけど、食費が要らないのはデカい。
家賃も要らないし。

(山中 哲:TS女)
家賃?

(九条 蘭:TS男)
あゝ、家賃だ。
哲は賃貸だったな。
家賃は研究所持ちだ。
観察室を出ると、引き上げる事になる。
その時に家を買う、リホームもしてな(ニヤッ)
というか、建てるな。

(早乙女 飛鳥:TS男)
完成まではそのままで、完成したら、引っ越しです。
家事掃除はここを出るまでは家政婦を研究所が雇って管理してますから、ゴミ屋敷になったりしてないですよ。

(山中 哲:TS女)
そのまま?

(九条 蘭:TS男)
観察室待機だ。
下手に分散しても良くないとの判断だ。

(山中 哲:TS女)
なるほど。
しかし、そんなにすぐ土地が見つかるの?

(早乙女 飛鳥:TS男)
私の父は、大手不動産会社の代表取締役です。
もう条件は伝えてありますから、大丈夫です。

(山中 哲:TS女)
さいですか……

(九条 蘭:TS男)
喫緊の予定は決まったな(ニヤッ)

(早乙女 飛鳥:TS男)
では、戻って姦りましょう(ニヤッ)

(山中 哲:TS女)
なんで!

(九条 蘭:TS男)
貴重なデータ収集だ。
哲を姦ってる時に、私達のデータも収集してるんだからな。

(早乙女 飛鳥:TS男)
日常のデータは放っておいても、腐るほど取れてます。
SEXの時のデータは姦らないと取れません。

(山中 哲:TS女)
充分取れてないか?

(九条 蘭:TS男)
あればあるに越したことはない。
それに日々体調は違う。
その時のデータが必要だ(ニヤッ)

(早乙女 飛鳥:TS男)
市販されたら、全世界で使われるんですよ?
しっかりデータは取らないと(ニヤッ)

(山中 哲:TS女)
本音は?

(九条 蘭:TS男)
姦りたい!(鼻息)

(早乙女 飛鳥:TS男)
さっきから疼いて仕方ないんですからね!(血走り目)

(山中 哲:TS女)
副作用じゃないのか?

(九条 蘭:TS男)
本能に忠実なだけだ(鼻息・鼻血)

(早乙女 飛鳥:TS男)
自分に素直になることは大切です(鼻息・鼻血・血走り目)

(山中 哲:TS女)
お前ら、鼻血拭けよ!怖ぇ~よ(涙目)

(九条 蘭:TS男)
その目、堪んないな(鼻息・鼻血・血走り目)

(早乙女 飛鳥:TS男)
そんな先輩が悪いんですよ(捕食者の目)

(九条 蘭:TS男)
行くぞ、飛鳥!

(早乙女 飛鳥:TS男)
はい!蘭様!

(山中 哲:TS女)
えっ?♡あっ♡ちょっと待ってぇ~♡

(蘭&飛鳥)
待♡た♡な♡い♡

(山中 哲:TS女)
あれぇぇぇっ♡


九条と早乙女にガッシリ脇を固められ、後ろ向きで引きずっていかれる哲。
もはやドナドナレベルを超えた!(笑)

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