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第一章 別世界
20話 貿易開始
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「うーん...」早紀はゆっくりと目を開ける「おはようございます早紀さん。はい、こちらお料理です」ウンディーネが机にご飯を置く「ありがとうございますウンディーネさん!わざわざ…」早紀が水を飲む「いえいえ…領主の守りをするのは私達の役目ですから」「それなら!私のギルドに入りませんか?」早紀がウンディーネの顔を見る「良いのですか?私達は1度あなたを危険な目に合わせたのですよ?」ウンディーネが下を向く「良いのいいの!もう私も怒ってないから!」「それでは…」早紀の目にまた文字が浮かぶ。
〔ウンディーネさんからギルド加入申請が来ました。承認しますか?〕
早紀は迷わず承認した。
「今日は初めての貿易だから私見に行きたい!」早紀が目を輝かせる「えぇ…そうね」「それでマリとシルフは?家に居ないようですけど」ウンディーネが軽く笑う「2人とも出ていかれました。『早紀ちゃんの助けをするのだ!』とか張り切っちゃって」
(はぁ…あの2人なら物凄く言いそうなセリフ…)
「それでは私も」「お気を付けて下さいね!」早紀は朝食を済ますと家を出ていった。
「ここに商人達が来るのね」早紀が手を組み道の真ん中に立つ「私達も終わりました!」後ろからマリとシルフが走ってくる「あれ?今日はウンディーネさんと2人?」マリが早紀とウンディーネを見る。
「うん!あまり多くても相手の迷惑になるかもだしね!」早紀が2人を見る「早紀さん!ラミ帝国の人達が来たようです!」奥から馬車が走ってくるのが見えた「すごーい!騎士達だ!」妖精達の子供がはしゃいでくる「こら!騎士たちに失礼でしょ!」ウンディーネが止める。
「お初にお目にかかります!私ラミ帝国騎士団団長のスパイヤーと申します。こちらのお方がこの国の領主ですな。いやぁーお美しい妖精様だ」「い…いえ私は領主様の護衛です」ウンディーネが両手を振る「んな!では領主様は…」騎士が周りを見る「はーい私なんですけどー」早紀が不満そうな声を出す「これは面目ない!」「どうもこの国の領主のサキです冒険者ランクはZよろしくお願いしますー」早紀が口を尖らせながら話す。
「早紀さん怒ってますか…?」ウンディーネがシルフとマリに聞く「あぁ…間違いない」マリがつぶやく「私もあの言い方に腹が立つの」シルフも手を挙げる「ほう…最弱であるZランクの貴方がこの国の?笑わせる。おーい!本当の領主は誰だ!?俺はこんなやつと取り引きしに来たのじゃないのだが?」スパイヤーが頭を抱える。
「あはは…そうですかー」「ウンディーネさん…早紀の周りに嫌なオーラが……」マリが震えている「とても怖いのですぅ…」「あらあら…スパイヤーさん早紀さんは正真正銘の領主ですのよ」ウンディーネが歩いてくる「まぁ…妖精達が言うならそうなのであろう…分かった。よろしく頼む」スパイヤーが早紀に手を伸ばす「はい~よろしくお願いしますね~」早紀はにっこり笑顔を見せながら握手をした。
(このおじさん!そんなにZランクが悪いか!しかも謝罪無しか!先程の発言取り消すとかないのか!?)
「まぁまぁ~早紀さんせっかくの取り引きですしここは戻りましょう~」マリが右手を握る「そうですよ!領主さんですから私達の国も発展させましょう!」「え?ええー!」マリとシルフが猛ダッシュで早紀を引きずり走っていった。
「お…おう…」「うふふっ…可愛いでしょう」ウンディーネがスパイヤーの顔を見る「私達の領主はとても優しい方でとても努力家なので~」「なんだ?」スパイヤーがウンディーネの顔を見る「あまり早紀さんの事をZランクだとしても悪く言わないで欲しいと思います~仮にも私達の領主であり私のギルドマスターなんですから~」ウンディーネがさらに笑顔になる
(ウンディーネさん超怖いっす!)
周りの妖精達とラミ帝国騎士団達も震えている「そうか…分かった。君は笑顔が素敵だな。あなたが領主なら俺も良かったのだが…」
(騎士長様!それを言ってしまうと…)
騎士たちが何歩か後ずさる
「あらあら~それは嬉しいですね~でも」ウンディーネがスパイヤーの肩を掴み地面に座らせる「私の前で早紀さんの悪口を言わないでくださいね~妖精達の命の恩人ですから~次言ったら……」「な…なんですか…?」スパイヤーがゆっくりと顔を上げる「そうですねぇ私がこれで質問した後ラミ王女様にあなたを騎士団から追放させますよ~」ウンディーネが何やらムチみたいな物を持っていた。
「ひぃー!」スパイヤーは自分の馬に戻る「帰るぞ!」「またお越しくださいませー」ウンディーネが笑いながら手を振っていた。
「あなた達?見ているだけじゃなくて貿易なんです。しっかりと働いてください~早紀さんに負担をかけないようにね~」ウンディーネが周りの妖精達を笑顔で見る「はっ…はい!行ってきます!」商人達はラミ帝国に向けて馬車で走り出した。
(これはあの温厚と言われたウンディーネさんも怒っているな…)
妖精達はため息をつきながら仕事に取り組んだ。
「もう!何なのよあのスパイヤーって人!もう見たくもない~」早紀が珍しく布団でじたばたしている「あの言い方は流石に酷いね。私も1発入れようかと…」マリも椅子に座っている「そうだ!私がとっちめてやろうと思った!」シルフも殴るふりをしている。
「こらこら~早紀さん、マリさん、シルフさん、あの人は私が追い払いましたのでもう大丈夫ですよ~」ウンディーネが歩いてくる「あのウンディーネが珍しく怒ったね」シルフがウンディーネを肘でつつく「あら~恩人を傷付けられたら誰だって怒るじゃないですか~。それに…私もアイツの顔もう見たくもありませんから2度とここに来ないで欲しいです~」
(あっこれは敵に回したらやばいやつだこれ…てか笑顔のまま言う事が怖すぎですよ!ウンディーネさん!)
3人は思わず黙ってしまった。
〔ウンディーネさんからギルド加入申請が来ました。承認しますか?〕
早紀は迷わず承認した。
「今日は初めての貿易だから私見に行きたい!」早紀が目を輝かせる「えぇ…そうね」「それでマリとシルフは?家に居ないようですけど」ウンディーネが軽く笑う「2人とも出ていかれました。『早紀ちゃんの助けをするのだ!』とか張り切っちゃって」
(はぁ…あの2人なら物凄く言いそうなセリフ…)
「それでは私も」「お気を付けて下さいね!」早紀は朝食を済ますと家を出ていった。
「ここに商人達が来るのね」早紀が手を組み道の真ん中に立つ「私達も終わりました!」後ろからマリとシルフが走ってくる「あれ?今日はウンディーネさんと2人?」マリが早紀とウンディーネを見る。
「うん!あまり多くても相手の迷惑になるかもだしね!」早紀が2人を見る「早紀さん!ラミ帝国の人達が来たようです!」奥から馬車が走ってくるのが見えた「すごーい!騎士達だ!」妖精達の子供がはしゃいでくる「こら!騎士たちに失礼でしょ!」ウンディーネが止める。
「お初にお目にかかります!私ラミ帝国騎士団団長のスパイヤーと申します。こちらのお方がこの国の領主ですな。いやぁーお美しい妖精様だ」「い…いえ私は領主様の護衛です」ウンディーネが両手を振る「んな!では領主様は…」騎士が周りを見る「はーい私なんですけどー」早紀が不満そうな声を出す「これは面目ない!」「どうもこの国の領主のサキです冒険者ランクはZよろしくお願いしますー」早紀が口を尖らせながら話す。
「早紀さん怒ってますか…?」ウンディーネがシルフとマリに聞く「あぁ…間違いない」マリがつぶやく「私もあの言い方に腹が立つの」シルフも手を挙げる「ほう…最弱であるZランクの貴方がこの国の?笑わせる。おーい!本当の領主は誰だ!?俺はこんなやつと取り引きしに来たのじゃないのだが?」スパイヤーが頭を抱える。
「あはは…そうですかー」「ウンディーネさん…早紀の周りに嫌なオーラが……」マリが震えている「とても怖いのですぅ…」「あらあら…スパイヤーさん早紀さんは正真正銘の領主ですのよ」ウンディーネが歩いてくる「まぁ…妖精達が言うならそうなのであろう…分かった。よろしく頼む」スパイヤーが早紀に手を伸ばす「はい~よろしくお願いしますね~」早紀はにっこり笑顔を見せながら握手をした。
(このおじさん!そんなにZランクが悪いか!しかも謝罪無しか!先程の発言取り消すとかないのか!?)
「まぁまぁ~早紀さんせっかくの取り引きですしここは戻りましょう~」マリが右手を握る「そうですよ!領主さんですから私達の国も発展させましょう!」「え?ええー!」マリとシルフが猛ダッシュで早紀を引きずり走っていった。
「お…おう…」「うふふっ…可愛いでしょう」ウンディーネがスパイヤーの顔を見る「私達の領主はとても優しい方でとても努力家なので~」「なんだ?」スパイヤーがウンディーネの顔を見る「あまり早紀さんの事をZランクだとしても悪く言わないで欲しいと思います~仮にも私達の領主であり私のギルドマスターなんですから~」ウンディーネがさらに笑顔になる
(ウンディーネさん超怖いっす!)
周りの妖精達とラミ帝国騎士団達も震えている「そうか…分かった。君は笑顔が素敵だな。あなたが領主なら俺も良かったのだが…」
(騎士長様!それを言ってしまうと…)
騎士たちが何歩か後ずさる
「あらあら~それは嬉しいですね~でも」ウンディーネがスパイヤーの肩を掴み地面に座らせる「私の前で早紀さんの悪口を言わないでくださいね~妖精達の命の恩人ですから~次言ったら……」「な…なんですか…?」スパイヤーがゆっくりと顔を上げる「そうですねぇ私がこれで質問した後ラミ王女様にあなたを騎士団から追放させますよ~」ウンディーネが何やらムチみたいな物を持っていた。
「ひぃー!」スパイヤーは自分の馬に戻る「帰るぞ!」「またお越しくださいませー」ウンディーネが笑いながら手を振っていた。
「あなた達?見ているだけじゃなくて貿易なんです。しっかりと働いてください~早紀さんに負担をかけないようにね~」ウンディーネが周りの妖精達を笑顔で見る「はっ…はい!行ってきます!」商人達はラミ帝国に向けて馬車で走り出した。
(これはあの温厚と言われたウンディーネさんも怒っているな…)
妖精達はため息をつきながら仕事に取り組んだ。
「もう!何なのよあのスパイヤーって人!もう見たくもない~」早紀が珍しく布団でじたばたしている「あの言い方は流石に酷いね。私も1発入れようかと…」マリも椅子に座っている「そうだ!私がとっちめてやろうと思った!」シルフも殴るふりをしている。
「こらこら~早紀さん、マリさん、シルフさん、あの人は私が追い払いましたのでもう大丈夫ですよ~」ウンディーネが歩いてくる「あのウンディーネが珍しく怒ったね」シルフがウンディーネを肘でつつく「あら~恩人を傷付けられたら誰だって怒るじゃないですか~。それに…私もアイツの顔もう見たくもありませんから2度とここに来ないで欲しいです~」
(あっこれは敵に回したらやばいやつだこれ…てか笑顔のまま言う事が怖すぎですよ!ウンディーネさん!)
3人は思わず黙ってしまった。
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