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神界

プロローグ

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 「ここが神界か…」バルエルが降り立ったそこは森の中だった「バルエル様!誰かが来たようです!」ラジエルが言うとバルエルが奥から飛んでくる人達を見る「そうか…楽しみだなぁ…」バルエルは笑いながら部屋に戻っていった。

 「なぁーワタツミさんのところまであとどれ位だ?」「あと2時間ほどかしら…」2人が空を飛んでいる「ねぇあそこの森…何か居ないかしら?」隣の人が指をさす「とりあえず降りるか…ここは強力な神以外立ち入り禁止のはずだが…」と2人は降りる「やっぱりだれも…」2人は後ろの影に気付き剣を持つ「なんですか!?あなた達は…」女の人が剣を持つ「俺達は天聖樹を破壊する為に来た」バルエルが言うと2人は驚愕する「なんですって…」女の人が剣を抜く「邪魔なんだよ」ラジエルが後ろから2人を切る「そんな…」2人は倒れ込む「おい、エキドナ」バルエルが言うとエキドナは上から炎の球体を2人に放った。

大きな爆音とともに周りが消し飛ぶと雲が2つ現れ飛んで行く、バルエルがそれを見上げると「あまり大きな音を立てるな、たかが2人だ」エキドナに向かって言った「ですがバルエルさん本当にいいのですか?神界は人界や妖精界とは違いますよ」ラジエルが言った。

「はっ!そんなの変わんねぇだろ俺達がいるんだ」エキドナが剣を持つ「俺の能力『全破壊』で全て破壊してやるよ」エキドナが言うとバルエルが止める「やめとけとりあえず引くぞ」奥から沢山の神が来る「近くに拠点を作る、せいぜいバレるなよ」バルエルを先頭に森の中へ走る。

 「とりあえずここに拠点を作るぞ」バルエルが崖の上にある巨大な洞窟を指さす「めんどくさいですね」ラジエルが言うと手を伸ばす「はぁ!」と目の前にある洞窟から全てを吹き飛ばすとさらに手を伸ばし目をつぶる。

上から巨大な城が降ってきた「これで良いでしょ」ラジエルが扉を開ける「うむ…おい!みんな入るぞ!」バルエルが皆を呼び中に入る「とりあえずまずは天聖樹の在処を突き止めることだ」バルエルが部屋に入る「はっ!」幹部たちが膝をつくとラジエルが歩き出す「この部屋で天聖樹を探す」後ろの部隊に言う「はっ!」部隊が入ると目の前にこの世界の3Dマップが現れる「どうだ?」ラジエルが聞く「この世界は広いからな…少し時間がかかる…」エキドナが下のキーボードを叩いている「なるべく早くしないとバルエルに怒られるぞ」ラジエルが言うとエキドナが笑う「俺に任せてくださいよラジエル1週間程で見つけてやりますよ」マップを見ながら探している。
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