スペースワールド・宇宙(そら)の世界

蜂鳥 タイト

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ミュージック・ワールド

プロローグ

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「うわぁー」亜美は広い草原を見ると目を輝かせる。

ガブリエルが先頭を歩いていると不意に亜美の方向に振り返る「亜美さんにはお伝えしたいことがあります。相良英美里と言う人が別世界にいます」ガブリエルが衝撃な事実を伝えた。

「えっ!?私のお姉ちゃんが!?」ガブリエルが大きく頷く「はい…その世界の名はミュージック・ワールドです」ガブリエルが後ろを向き歩いていく「どういう事ですか?お姉ちゃんは…」亜美が膝を着く「悲しまないでください。これは英美里さん自身の決断だったのです」ガブリエルが下を向き亜美の頭を撫でる。

「どういう事ですか?」亜美が小さく首を曲げる「全てを話します」ガブリエルが亜美の前に正座する、亜美もその場で慌てて正座すると英美里がここに来たことそしてミュージック・ワールドに送った事など全てを亜美に話した。

  「私は英美里、相良英美里です!あの…私を音楽がある世界に連れていってください!」15才だろうか幼い子供がガブリエルに叫ぶ。

「あなたは…人間…?」ガブリエルが聞くと英美里は頷く「お願いです!私は今いる世界ではもう音楽を続けることが出来ないです!だからお願いします…」英美里は泣きながら座り込むとガブリエルが溜息をつきながら話す。

「…ミュージック・ワールドと言う世界が存在します…主に音楽が主流の世界、もちろん誰が上手いかという大会なども沢山あります」ガブリエルが説明すると英美里が目を輝かせる「そこが良いです!」英美里はガブリエルに詰め寄る「おいおい!ガブリエル良いのかよー別世界の人を別世界に行かすのは違反だろう」ミカエルが隣から歩いてくる「まぁ…良いじゃ無いですか?」ガブリエルが振り向く「それと!あなた!」英美里が指を指す「あなたじゃないですよ、私は第7天使情報屋ガブリエルです」英美里の頭を撫でる。

天使という言葉を聞き英美里は目を丸くする「ガブリエルさん…私には相良亜美という妹がいます…妹がもし私を探しているならば…内緒にしてください」英美里が頭を下げるとガブリエルが少し考えると小さく頷く「分かりました。本当に良いんですね?」ガブリエルは両手を広げると何やら巨大な黒いワープが出てきた。

「…この先がミュージック・ワールドです」ガブリエルが英美里に言うと英美里はそのまま飛び込んで行った「本当に行くとはねー」ミカエルが呟く「とても音楽好きなようですね…ただ妹も探しに来ないか心配ですよ」2人は笑いながら歩いていった。

 「…という訳です」ガブリエルが顔を上げる「お姉ちゃんが私に隠し事?」亜美が首を曲げる「はい…私も何故かは分かりませんが…あなたがもしも…英美里さんを探すのであれば、ミュージック・ワールドへ送ることは出来ますがどうしますか?」ガブリエルが笑いながら言うと亜美は真剣な顔をする。

「そんなの決まってるじゃないですか!行きますよ!」亜美が叫ぶ「分かりました、それでは戻りましょうすぐに手配します」2人はまた戻って行った。

「え!?ガブリエル組1番ですよ!?早すぎじゃないですか!?」ラファエルとアリエルが驚いている「これから亜美ちゃんをミュージック・ワールドに向かわせます!アリエル!スペースパトロールに連絡を!そして時間をミュージック・ワールドの1年をこっちの世界の1分に!全員が揃い結界が貼り終わり次第すぐに向かわせます!」ガブリエルが指導する。

「ちょっと待ってください!どういう事ですか?」アリエルが言うとガブリエルは真剣な顔で「亜美さんの姉がミュージック・ワールドにいます」ラファエルとアリエルはしばらく黙ると「…分かりました、今すぐに連絡を取ります」アリエルが走っていく「お姉ちゃん…待っててね!」亜美が言うとそのままソファに座った。

  「ミュージック・ワールド?」大池が亜美とガブリエルを見る「はい、ミュージック・ワールドとは音楽で構成されている世界です」ガブリエルが説明する「そこで私はミュージック・ワールドに行く決意をしました!なので今回ご報告させていただきます!」亜美が言うと大池は笑っている「おう!行ってこい」「亜美ちゃん!頑張ってね!」琳咲も言うと他も応援する「一応亜美だけでは可哀想なので」ウリエルが歩いてくる「キリエルさんあなたが亜美と一緒に行きなさい」「え?」キリエルが驚く「あなたは亜美が解放したのでしょう?ならば亜美の守護は出来るよね?」ウリエルが笑った。

キリエルは顔を笑顔にしながら「はい!もちろんです!喜んで!」キリエルが敬礼する「ガブリエルよろしく」ウリエルがガブリエルの方を見た。

「はい!それでは2人とも行きます!」ガブリエルが亜美とキリエル2人の方に両手を伸ばすと2人の前にワープのような巨大な黒い渦が現れた。

「亜美なら必ず姉に会えるわ!」キリエルが亜美と手を繋ぐ「行ってきます!」2人はそのまま穴の中に入っていった。

 「行ったわね…2人とも」アンドロメダが小さな声で呟いた「頑張れ…亜美…必ず姉と再会してくれ」大池が祈ると周りの皆も手を合わせ一礼した。
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