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第1章 国盗り始め
第33話 禍根
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「こんな時間に呼び出して申し訳ありません……」
辺境伯は昼と同じく寝台の上で身体を起こしていた。
しかし、室内におられるのは辺境伯お一人のみ。
奥方もベンノ殿も、ミナもいない。
怪訝に思っていると、辺境伯が薄く笑った。
「人払いをしたのです」
「俺のような余所者と二人きりでは危のうござりますぞ?」
「あなたへの信頼の証とお受け取り下さい」
そう申されると、辺境伯は俺の顔をジッと見つめた。
「……お調べになられたのでしょう? 当家の事を」
「何故左様にお思いに?」
「本日の進物が的確でしたから。しばらく共にいたヴィルヘルミナならともかく、私、ゾフィー、それのベンノ。各人の好みや困りごとに、実に的確に対応されていました」
「……お見逸れ致しました」
俺が頭を下げると、辺境伯は「いいえ」と申された。
「サイトー殿も数多くの家臣と領民を抱える領主です。彼らの行く末を考えれば、慎重になって当然のこと」
「お気遣い痛み入ります」
「あなたの目から見て、今後どうなるとお考えになりますか?」
「……戦になります」
短く告げると、辺境伯は長く息を吐いた。
「どうして戦になるとお考えなのです?」
「ゲルトは焦っております。そろそろ我慢が効かなくなる頃合かと」
「焦る……ですか? ゲルトは圧倒的に優位な立場にあるのですよ?」
「辺境伯がミナの結婚相手を探しておられるからでござります」
「うまくいっておりませんよ。どこからも色好い返事はないのですからね」
「考えを変える者が出ないとは限りません」
「どうでしょうか……」
「辺境伯領は決して小さくはござらん。多少の面倒事は引き受けても、手に入れたいと思う者がいてもおかしくはない。ミナが結婚してしまえば、ゲルトが辺境伯家を手に入れる術はなくなる。ゲルトに変わって、婿入りした者の実家が幅を利かせることとなりましょう」
辺境伯が口を閉じた。
俺はそのまま話を続ける。
「己が築き上げたものがあと一歩のところで崩れ去ろうとしているのでござります。切羽詰まった者はなんでもする。邪魔者は辺境伯、貴殿にござる。貴殿を取り除くためならば、戦の一つや二つ、起こしましょうぞ」
「……理由は? 戦の理由はどうするのです? 形だけであっても、私はゲルトの主筋に当たります。私相手に戦など、ただの謀反にしかなりません」
「どうとでもなりましょう。例えば、辺境伯が帝室への反逆を企てたので誅殺した、などと」
「帝室への反逆!?」
「貴殿の父上は帝室に振り回された挙句にお亡くなりになった。動機は十分にござろう? あとは帝室の忠臣のフリをして後釜に座ればよい。帝都に人脈のあるゲルトならば可能やもしれませんぞ」
「私が邪魔なら私一人を殺せばよいではないですか! 以前もそうしたのだから……!」
「やはり、辺境伯のご病気は毒でござったか」
「気付いた時には手遅れでした。それに確たる証拠もありません。おかげでネッカーの町に引き籠り、暗殺に怯える毎日です」
「残念ながら、貴殿お一人では済みませぬ。どうせ事を起こすならこの際だ。奥方やベンノ殿、そしてミナ。己の邪魔になる者は謀反人として根こそぎ討ち取る。ゲルトは左様に考えておりましょう」
「ヴィルヘルミナまで、ですか?」
「ゲルトにとって、ミナは辺境伯の地位を手に入れるための道具。しかし、道具にならないのならば討ち取った方がよろしい。だからこその戦です。全ての事を成すには戦のどさくさに紛れるしかない。貴殿お一人を暗殺するだけでは足らぬのでござります」
「…………私は奴に対抗したつもりでしたが、より悪い結果を招いただけだったのですね」
辺境伯は肩を落とした。
「……分からないことが一つあります」
「は?」
「サイトー殿、あなたは全てをご存じのはず。ならばどうして、私に礼を尽くされた? 沈みゆく泥船に返礼など不要でしょう?」
「泥船を下りるつもりがないからでござるな」
俺の答えに、辺境伯はさらに怪訝そうな顔になった。
「……余計に分からなくなりました。あなたの領地も領民も危険に晒すことになるかもしれないんですよ?」
「重々承知の上でござる」
「ではなぜ?」
「勝算がござる」
「は?」
「戦となっても、我らはゲルトに勝てまする」
「馬鹿な……。あなた方、異世界のサムライの強さはヴィルヘルミナから聞いています。ですが、ゲルトだけでも三千ほどの兵を集められるのですよ?」
「存じております」
「日和見の家臣団や寄騎貴族がゲルトに味方すれば倍の六千です。金に物を言わせて傭兵や冒険者をかき集めればさらにその数は……」
「それも存じております」
「ご存知でいながらどうしてなのです!? 戦となれば、負ける未来しか私には……!」
「確かに、戦は数が大事。数に勝った方が戦に勝つのが道理にございます」
「それを理解されているのに勝算などと――――」
「が、敵は同床異夢の烏合の衆にござります」
「――――は?」
「日ノ本では、斯様な者共が何度も戦に敗れております。付け入る隙がいくらでもあるのですからな」
「……敵に調略を仕掛けて寝返らせるおつもりですか? ですが事はそう簡単ではありませんよ? 我々には、そうさせるだけの利は何も……」
「寝返りなど不要。付け入る隙があるのならば、討ち取った方が早うござります」
「しょ、正面切って戦って勝つおつもりなのですか?」
「然り。ただし、被害なしとは参りません。ネッカーの町が焼け落ちる程度はお覚悟下さい」
「……私の民や家臣……家族はどうなります?」
「人についてはご安心を。町は燃えても、人は生かしてご覧にいれましょう」
「サムライは魔法を使えぬと聞きましたが……あなたの仰ることはまるで魔法です」
「では、俺の提案にはお乗りになりませぬか?」
「……いいえ。乗ります」
辺境伯は力強い口調で答える。
「あなたと初めてお会いした時、お願いしたことを覚えておられますか?」
「俺も判官のようにあって欲しいと、そう申されましたな」
「淡い期待を込めてのお願いでした。子供の夢のようなものです。異世界から来たお方が、私の苦境を救ってはくれぬかと……」
「溺れる者は藁をも掴む。異変だけでなく、ゲルトの件でも左様にお思いでしたか」
「はい。ですが、あまりに身勝手な願いです。誰かに寄り掛かる前に、私自身が決心すべきでした」
「お心は定まったのでござるな」
「もちろんです。当家を巡る禍根はここで絶ちます」
辺境伯は寝台から立ち上がると、寝台の近くに置かれた棚に近寄り、中から一本の巻物を取り出し、俺に手渡した。
「拝見しても?」
「どうぞ」
巻物を解き、目を走らせ――――何度も我が目を疑った。疑わざるを得なかった。
「…………驚きましたな。いや、驚いた。異界に来てから最も驚きましたぞ」
「ははは……。とっておきの悪戯が成功した気分ですよ」
「これを事前にご用意なさったということは……」
「あなたをお呼び立てした時には、あなたを頼ろうと考えていました。ただ、心持ちは大きく異なります。ただ頼るのではありません。私も戦います。」
「見事なお覚悟にござりますが、これは本当によろしいので?」
「構いません。私の身に何が起こるか分からないのです。その時は、好きなようにお使いください。ゲルトに勝つために」
青白い顔の辺境伯は子どものように屈託のない笑みを浮かべた。
翌朝、辺境伯は血を吐き倒れ、意識を失われた。
屋敷の女中が一人、行方知れずとなった。
辺境伯は昼と同じく寝台の上で身体を起こしていた。
しかし、室内におられるのは辺境伯お一人のみ。
奥方もベンノ殿も、ミナもいない。
怪訝に思っていると、辺境伯が薄く笑った。
「人払いをしたのです」
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「何故左様にお思いに?」
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「……お見逸れ致しました」
俺が頭を下げると、辺境伯は「いいえ」と申された。
「サイトー殿も数多くの家臣と領民を抱える領主です。彼らの行く末を考えれば、慎重になって当然のこと」
「お気遣い痛み入ります」
「あなたの目から見て、今後どうなるとお考えになりますか?」
「……戦になります」
短く告げると、辺境伯は長く息を吐いた。
「どうして戦になるとお考えなのです?」
「ゲルトは焦っております。そろそろ我慢が効かなくなる頃合かと」
「焦る……ですか? ゲルトは圧倒的に優位な立場にあるのですよ?」
「辺境伯がミナの結婚相手を探しておられるからでござります」
「うまくいっておりませんよ。どこからも色好い返事はないのですからね」
「考えを変える者が出ないとは限りません」
「どうでしょうか……」
「辺境伯領は決して小さくはござらん。多少の面倒事は引き受けても、手に入れたいと思う者がいてもおかしくはない。ミナが結婚してしまえば、ゲルトが辺境伯家を手に入れる術はなくなる。ゲルトに変わって、婿入りした者の実家が幅を利かせることとなりましょう」
辺境伯が口を閉じた。
俺はそのまま話を続ける。
「己が築き上げたものがあと一歩のところで崩れ去ろうとしているのでござります。切羽詰まった者はなんでもする。邪魔者は辺境伯、貴殿にござる。貴殿を取り除くためならば、戦の一つや二つ、起こしましょうぞ」
「……理由は? 戦の理由はどうするのです? 形だけであっても、私はゲルトの主筋に当たります。私相手に戦など、ただの謀反にしかなりません」
「どうとでもなりましょう。例えば、辺境伯が帝室への反逆を企てたので誅殺した、などと」
「帝室への反逆!?」
「貴殿の父上は帝室に振り回された挙句にお亡くなりになった。動機は十分にござろう? あとは帝室の忠臣のフリをして後釜に座ればよい。帝都に人脈のあるゲルトならば可能やもしれませんぞ」
「私が邪魔なら私一人を殺せばよいではないですか! 以前もそうしたのだから……!」
「やはり、辺境伯のご病気は毒でござったか」
「気付いた時には手遅れでした。それに確たる証拠もありません。おかげでネッカーの町に引き籠り、暗殺に怯える毎日です」
「残念ながら、貴殿お一人では済みませぬ。どうせ事を起こすならこの際だ。奥方やベンノ殿、そしてミナ。己の邪魔になる者は謀反人として根こそぎ討ち取る。ゲルトは左様に考えておりましょう」
「ヴィルヘルミナまで、ですか?」
「ゲルトにとって、ミナは辺境伯の地位を手に入れるための道具。しかし、道具にならないのならば討ち取った方がよろしい。だからこその戦です。全ての事を成すには戦のどさくさに紛れるしかない。貴殿お一人を暗殺するだけでは足らぬのでござります」
「…………私は奴に対抗したつもりでしたが、より悪い結果を招いただけだったのですね」
辺境伯は肩を落とした。
「……分からないことが一つあります」
「は?」
「サイトー殿、あなたは全てをご存じのはず。ならばどうして、私に礼を尽くされた? 沈みゆく泥船に返礼など不要でしょう?」
「泥船を下りるつもりがないからでござるな」
俺の答えに、辺境伯はさらに怪訝そうな顔になった。
「……余計に分からなくなりました。あなたの領地も領民も危険に晒すことになるかもしれないんですよ?」
「重々承知の上でござる」
「ではなぜ?」
「勝算がござる」
「は?」
「戦となっても、我らはゲルトに勝てまする」
「馬鹿な……。あなた方、異世界のサムライの強さはヴィルヘルミナから聞いています。ですが、ゲルトだけでも三千ほどの兵を集められるのですよ?」
「存じております」
「日和見の家臣団や寄騎貴族がゲルトに味方すれば倍の六千です。金に物を言わせて傭兵や冒険者をかき集めればさらにその数は……」
「それも存じております」
「ご存知でいながらどうしてなのです!? 戦となれば、負ける未来しか私には……!」
「確かに、戦は数が大事。数に勝った方が戦に勝つのが道理にございます」
「それを理解されているのに勝算などと――――」
「が、敵は同床異夢の烏合の衆にござります」
「――――は?」
「日ノ本では、斯様な者共が何度も戦に敗れております。付け入る隙がいくらでもあるのですからな」
「……敵に調略を仕掛けて寝返らせるおつもりですか? ですが事はそう簡単ではありませんよ? 我々には、そうさせるだけの利は何も……」
「寝返りなど不要。付け入る隙があるのならば、討ち取った方が早うござります」
「しょ、正面切って戦って勝つおつもりなのですか?」
「然り。ただし、被害なしとは参りません。ネッカーの町が焼け落ちる程度はお覚悟下さい」
「……私の民や家臣……家族はどうなります?」
「人についてはご安心を。町は燃えても、人は生かしてご覧にいれましょう」
「サムライは魔法を使えぬと聞きましたが……あなたの仰ることはまるで魔法です」
「では、俺の提案にはお乗りになりませぬか?」
「……いいえ。乗ります」
辺境伯は力強い口調で答える。
「あなたと初めてお会いした時、お願いしたことを覚えておられますか?」
「俺も判官のようにあって欲しいと、そう申されましたな」
「淡い期待を込めてのお願いでした。子供の夢のようなものです。異世界から来たお方が、私の苦境を救ってはくれぬかと……」
「溺れる者は藁をも掴む。異変だけでなく、ゲルトの件でも左様にお思いでしたか」
「はい。ですが、あまりに身勝手な願いです。誰かに寄り掛かる前に、私自身が決心すべきでした」
「お心は定まったのでござるな」
「もちろんです。当家を巡る禍根はここで絶ちます」
辺境伯は寝台から立ち上がると、寝台の近くに置かれた棚に近寄り、中から一本の巻物を取り出し、俺に手渡した。
「拝見しても?」
「どうぞ」
巻物を解き、目を走らせ――――何度も我が目を疑った。疑わざるを得なかった。
「…………驚きましたな。いや、驚いた。異界に来てから最も驚きましたぞ」
「ははは……。とっておきの悪戯が成功した気分ですよ」
「これを事前にご用意なさったということは……」
「あなたをお呼び立てした時には、あなたを頼ろうと考えていました。ただ、心持ちは大きく異なります。ただ頼るのではありません。私も戦います。」
「見事なお覚悟にござりますが、これは本当によろしいので?」
「構いません。私の身に何が起こるか分からないのです。その時は、好きなようにお使いください。ゲルトに勝つために」
青白い顔の辺境伯は子どものように屈託のない笑みを浮かべた。
翌朝、辺境伯は血を吐き倒れ、意識を失われた。
屋敷の女中が一人、行方知れずとなった。
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