転生少女、運の良さだけで生き抜きます!

足助右禄

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邪なる者

封印の地

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ルーティアさん達も私とユキさんと一緒に来てくれる事になった。既に撤退を開始し始めている冒険者達の中心者にルーティアさん達は邪竜の所へ行くと告げていた。

「もしもの事があった場合、指揮権はアリアに移譲する。サブはアルドに任せると伝えてくれ。」

「縁起でもない事を言わんで下さい。全員無事に帰るっていつもみたいに言ってくださいよ。」
「そうだな。すまない。先に帰って待っていてくれ。」

冒険者達と別れて装備の確認をする。私はステータスを確認する事にした。

名前 ミナ 性別 女
種族 人間 年齢 13歳
職業 冒険者
クラス レンジャー (トリックスター)レベル 17
筋力  37
耐久力 35
敏捷性 56
知力  37
魅力  76
幸運  100(65535)

生命力 1832
精神力 1970
気力  1890

ギフト
鑑定
アイテムボックス(インベントリ)
(ヘルプ機能)
ラッキーシュート

技能
工作LV3 調理LV2 調合LV2 医術LV1 槍術LV4 小剣術LV5 索敵LV2 弓術LV2 忍び足LV1 隠遁LV1 ハイドウォークLV1 精霊視LV1 精霊魔法LV1 大剣術LV1 長剣術LV1 黒魔法LV1 白魔法LV1 生活魔法LV2 幻覚魔法LV2 罠設置LV1 罠解除LV1 格闘術LV1 短剣術LV2 カーズドチャームLV1 大防御LV1 範囲攻撃ダメージ減衰LV1

アーツ
ダブルアローLV1
エイミングアローLV1
ソニックアローLV1
ステップスラストLV1
フローブリンガーLV1
スラストブレイクLV1
バスタースイングLV1
グラウンドパニッシャーLV1
シールドスローLV1

魔法
ファイアLV1
ティエルフロンドlv1
ラグフリジットLV1
クリムゾンフレアLV1
バインディングLV1
ブリッツバーストLV1
ヒーリングライトLV1
レストレーションLV1
イースイクアリィブリアムLV2

洗浄クリーンLV1
着火ティンダーLV1
加熱ヒーティングLV1

このゴブリンの騒動で色々な魔法を修得できた。精神力もかなり増えているから、魔法戦力としても役に立てる。

だけど細かく検証している暇はない。
とにかく急いで邪竜の所へ向かわなければならないんだ。

鑑定で再確認をしてみたけど、すごい速度でゴブリンの数が減っている。この速度だと30分もしないうちにゴブリンは全滅だろう。

全てを吸収した時に復活するのか、それとも足らなくて復活しないのか、あるいは途中で復活するのか…。

私達が出来るのはただ急いで向かう事だけだった。

「行く前にミナに渡しておくものがある。」

ルーティアさんはそう言って皮袋を取り出して渡してきた。

「ブルーティアーズだ。全部ミナが持っていけ。」
「これって『黒鉄の刃』の所有物じゃ…?」
「これは全てミナの物だよ。クランのメンバーと私とで色々な氷魔法を入れておいた。役に立つ筈だ。」
「いいんでしょうか…?」
「いいんだよ。クランの全員が納得している。」
「分かりました。使わせてもらいます。」

確認すると、22位階魔法のグレイバスターが4つ、ラグフリジットが8つ、29位階魔法のダイアモンドダストが2つ、精霊魔法のフリーズインペイルが5つ入っていた。

それぞれ魔法の効果は、

グレイバスター 基礎ダメージ540 巨大な氷塊を爆発させ広範囲を攻撃する

ダイアモンドダスト 基礎ダメージ960 自分を中心に氷のフィールドを形成し広範囲を包み込む

フリーズインペイル 基礎ダメージ1450 氷の刃を飛ばし一体にダメージを与える

凄い魔法ばかりだ。大切に使わせてもらおう。

ーーーー

「で、巣を通って行くんだよな?」
「それが一番早いと思います。」
『お待ち下さい。』
「何でしょう?」
『主人様をそのような遠方まで歩かせる訳には参りません。私が転移陣を開きましょう。』
「転移!?」

ルーティアさんが反応する。

「転移魔法は失われた魔法だ。」
「ダンジョンの石板とは違うんですか?」
『あれはダンジョンマスターの能力でございます。転移陣は私個人の魔法です。ただ、入り口と出口の双方が無ければ作動しません。』
「駄目じゃねーか。」
『出口側へ私が行って参ります。直ぐに戻りますので少々お待ちを。』

そういうと地面に沈んでいくノスフェランさん。
言った通り直ぐに戻ってきた。

『こちらに転移陣を作れば完成でございます。』

床に魔法陣を描くと、淡い水色の光が立ち昇っていく。

「これが転移陣…。」

ルーティアさんは関心しきりだ。

「さあ、行こうぜ。時間がねぇ。」
「あ、ああ!そうだな!」

準備を整えて各々武器を抜くと、転移陣に入る事にした。

一瞬の浮遊感があり、気がつくと巨大な空洞の中にいた。
ここが邪竜が封印されている所。空気が澱んでいてむせ返りそうな酷い臭いがする。

「ゴブリンが敷き詰まってたんだろ?そいつらはどうなったんだ?」
「食べられちゃったのかなー?」
「灯りをつけるよ。」

ルーティアさんが光の精霊を呼び出す。

「うっ…」
「これは…」

照らし出された光景を見て喉元から込み上げてくるものを必死に堪えた。

少し離れた所には地面に折り重なる様にして死んでいるゴブリン達。壁や天井にも無数のゴブリンが突き刺さっていた。
いずれも原型を留めていない。

ユキさんが私の手をぎゅっと握る。彼女は震えていた。

「こりゃあ随分な暴食っぷりだねぇ……。」
「喰ったというか暴れただけに見えるが…。」

ルーティアさんが光の精霊を飛ばして周囲を探索する。

かなり遠くに光の精霊が見える。
照らし出した先には真っ黒で巨大な竜の頭があった。
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