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アスティア
神界の未来
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《イクシードラスール》を使用している人達には念話で声が届くそうなので、ドゥームとの戦いが終わった事を伝える。
みんな疲れている筈なのにそのまま負傷者の治療や救助、犠牲者の収容を始めていた。
燃える街、崩壊した砦、抉り取られた大地。
みんなの活躍で被害は最小限に抑えてくれたとはいえ、世界中を同時に攻撃されたので被害はかなりの規模だった。
[ワールドコマンドで修復する事を提案します]
アウラさんが言うには私が神になった事で私のギフトや魔法を世界に反映させることができるらしい。ただリソースの消費が激しいので乱発は出来ない。
[レナトゥスのリソースで修復可能です]
それなら実行しよう。元々は彼女達がした事だし使っても問題無いだろう。
表示を操作して《世界修復》を実行。
破壊されたものの修復が始まる。生きてさえいれば人の治療も行われたみたいだ。
「凄まじいですね…」
「まあミナが神様だしこれくらいはやってもね」
地上の様子が映し出された床を見ながらユキさんとリオさんが言っている。
「目の前の瓦礫が突然元に戻ったらビックリするよ?ミナ何か説明したら?」
「え、私?」
そうソラちゃんに言われるけどそんな事出来るのかな?
[ワールドコマンドで世界中に声を伝える事は可能です。リソースの消費は多くありません]
何も知らない人達は混乱しているだろうし、やっておいた方がいいんだろうね。
「堂々と話しなさいよ?噛むのもダメだからね」
「えぇ…無茶振りですよ…」
リオさんに言われるけど何をどう話せばみんなに伝わるんだろう?
[サポートします]
ありがとうアウラさん。
『私はアドラステア。この世界を守護する者です。世界を脅かす侵略者は全て排除されました、もう脅威はありません。世界は傷付き疲弊しましたが、可能な限り修復致しました。失い戻らないものは少なくありませんが平穏は取り戻されました。どうか安心してください』
これでいいのかな?
「おー神様っぽい」
「アウラのサポート有りだけどしっかり出来たわね。お疲れ様」
「素晴らしいです」
「ねーちゃん偉いぞ」
みんなにも好評で良かったよ。
「で、なんでアドラステア?」
「だって、自分の名前名乗ったら恥ずかしいじゃないですか」
地上で自分の名前を名乗るたびに神様ですかとか聞かれたくないし…。
「源氏名?」
「源氏名って…なんでそんな事を知ってるのですかソラちゃん…」
ソラちゃんとユキさんは何やら話をしているけど…まあいいか。
「みんなにお礼も言いたいし、詳しく説明もしないとだから一度集まろうか」
「そうね。それならミナのダンジョンに集まる?」
[既存の階層は避難民で溢れていますので別に階層を作成します]
避難に使ってたんだね。お願いします。
[作成しました。全員をそちらに集めます。集合完了まで少し時間がかかります]
その間にアウレリア様達と話をしておこう。
ーーーー
「まさか彼らを取り込んで改良するなんて、考えもしなかったよ」
真実を司る神、アルメディオ様はそう言って笑っていた。
「ミナが取り込まれそうになって偶然感情や思考が同期した…?お主は何でもありだな…」
ソラちゃんを転生させた大地を司る神、ソルアード様は呆れていた。
「無事に帰って来られたのですから良かったではないですか」
「しかもワールドリソースを大幅に補充してね。ヴェルトラオム様でもこの様な事は出来なかっただろう」
ユキさんを転生させたナーサリア様とリオさんを転生させたソルヴェード様は褒めてくれた。
「ミナ、地球の一件で殆どの神は輪廻の輪に還りました。残る神はここにいる私達と世界の維持にあたっている神達のみです」
この戦いの最中で存在力を消費して世界を修復して消えていった神様も大勢いるのだとアウレリア様は教えてくれた。
「神様が沢山いなくなってしまって、アスティアは大丈夫なのでしょうか?」
「皆様のお陰でアスティアは崩壊せずに済みました。消えていった神々は全てをあなたに託したのです。それを忘れないで下さい」
「はい。ヴェルトラオム様から受け継いだ使命を完うしていきます」
そうなんだよね。私はもう人ではなくて神なんだから、普通に冒険者やったりしちゃいけないんだよね…。
「まあそう堅くなる必要はありません。あなたが引き継いでくれたお陰で綻びも修復できました。私達の役割もそろそろ終わりの様です」
森の神エルナーダ様は穏やかに笑う。
「そういえばミナが死ぬまでは神様達がアスティアを維持してくれるんじゃなかったの?」
「その予定でしたが予想外に早くミナが主神を引き継ぐ事になったのと、私達の存在力を著しく消耗してしまったので、そういう訳にいかなくなってしまいました」
リオさんの質問にアウレリア様は申し訳なさそうに答える。
「こればかりは仕方ないですよ。私はいいですよ。みんなの事を見守っていられれば」
うん。みんな無事だったんだし、私も死んだわけじゃないからいつでもみんなに会えに行けるからね。
「私達はずっとミナさんと一緒だって言ったじゃないですか。ミナさんと一緒にいます」
「ん、人としての生活に未練はないよ」
「私達は家族なんでしょ?ミナだけ置いて地上には戻れないわよ」
みんな私に付き合ってくれると言っている。
[増えたワールドリソースを使って魂の分離を行う事を提案します]
「それってどういう事?それをやったら何が起こるの?」
アウラさんの提案に興味を示したのはリオさん。私もその提案は気になる。
[神としての存在と、地上で人として生きる存在を分離します。地上で人生を終えたら神界に戻り融合して一つに戻ります]
「それが本当に可能ならミナも一緒に暮らせるって事?」
[可能です。更に主神を補佐する者を指名する事も出来ます]
つまり他の人の魂も神格化できるって事?
[その通りです。ミナの魂だけでアスティアを維持するのは負担が大きいので、より多くの魂を神格化する事を提案します]
ええと…まとめると、私は神様と人間に分離できるし、神様としての仕事を手伝ってくれる人も同じ様にできて、その人達も神様と人に分離出来るって事だよね?
[その通りです]
「立候補してもいいですか?」
「私も!」
ユキさんは控えめに手を挙げながらも真剣な眼差しで聞いてくる。ソラちゃんは元気よく手を挙げている。
「あなた達3人だと心配だから私も付き合うわよ。当然でしょ?」
「俺もねーちゃんの眷属何だからいいよな!」
リオさんもテュケ君も志願してくれた。
みんなありがとう!
みんな疲れている筈なのにそのまま負傷者の治療や救助、犠牲者の収容を始めていた。
燃える街、崩壊した砦、抉り取られた大地。
みんなの活躍で被害は最小限に抑えてくれたとはいえ、世界中を同時に攻撃されたので被害はかなりの規模だった。
[ワールドコマンドで修復する事を提案します]
アウラさんが言うには私が神になった事で私のギフトや魔法を世界に反映させることができるらしい。ただリソースの消費が激しいので乱発は出来ない。
[レナトゥスのリソースで修復可能です]
それなら実行しよう。元々は彼女達がした事だし使っても問題無いだろう。
表示を操作して《世界修復》を実行。
破壊されたものの修復が始まる。生きてさえいれば人の治療も行われたみたいだ。
「凄まじいですね…」
「まあミナが神様だしこれくらいはやってもね」
地上の様子が映し出された床を見ながらユキさんとリオさんが言っている。
「目の前の瓦礫が突然元に戻ったらビックリするよ?ミナ何か説明したら?」
「え、私?」
そうソラちゃんに言われるけどそんな事出来るのかな?
[ワールドコマンドで世界中に声を伝える事は可能です。リソースの消費は多くありません]
何も知らない人達は混乱しているだろうし、やっておいた方がいいんだろうね。
「堂々と話しなさいよ?噛むのもダメだからね」
「えぇ…無茶振りですよ…」
リオさんに言われるけど何をどう話せばみんなに伝わるんだろう?
[サポートします]
ありがとうアウラさん。
『私はアドラステア。この世界を守護する者です。世界を脅かす侵略者は全て排除されました、もう脅威はありません。世界は傷付き疲弊しましたが、可能な限り修復致しました。失い戻らないものは少なくありませんが平穏は取り戻されました。どうか安心してください』
これでいいのかな?
「おー神様っぽい」
「アウラのサポート有りだけどしっかり出来たわね。お疲れ様」
「素晴らしいです」
「ねーちゃん偉いぞ」
みんなにも好評で良かったよ。
「で、なんでアドラステア?」
「だって、自分の名前名乗ったら恥ずかしいじゃないですか」
地上で自分の名前を名乗るたびに神様ですかとか聞かれたくないし…。
「源氏名?」
「源氏名って…なんでそんな事を知ってるのですかソラちゃん…」
ソラちゃんとユキさんは何やら話をしているけど…まあいいか。
「みんなにお礼も言いたいし、詳しく説明もしないとだから一度集まろうか」
「そうね。それならミナのダンジョンに集まる?」
[既存の階層は避難民で溢れていますので別に階層を作成します]
避難に使ってたんだね。お願いします。
[作成しました。全員をそちらに集めます。集合完了まで少し時間がかかります]
その間にアウレリア様達と話をしておこう。
ーーーー
「まさか彼らを取り込んで改良するなんて、考えもしなかったよ」
真実を司る神、アルメディオ様はそう言って笑っていた。
「ミナが取り込まれそうになって偶然感情や思考が同期した…?お主は何でもありだな…」
ソラちゃんを転生させた大地を司る神、ソルアード様は呆れていた。
「無事に帰って来られたのですから良かったではないですか」
「しかもワールドリソースを大幅に補充してね。ヴェルトラオム様でもこの様な事は出来なかっただろう」
ユキさんを転生させたナーサリア様とリオさんを転生させたソルヴェード様は褒めてくれた。
「ミナ、地球の一件で殆どの神は輪廻の輪に還りました。残る神はここにいる私達と世界の維持にあたっている神達のみです」
この戦いの最中で存在力を消費して世界を修復して消えていった神様も大勢いるのだとアウレリア様は教えてくれた。
「神様が沢山いなくなってしまって、アスティアは大丈夫なのでしょうか?」
「皆様のお陰でアスティアは崩壊せずに済みました。消えていった神々は全てをあなたに託したのです。それを忘れないで下さい」
「はい。ヴェルトラオム様から受け継いだ使命を完うしていきます」
そうなんだよね。私はもう人ではなくて神なんだから、普通に冒険者やったりしちゃいけないんだよね…。
「まあそう堅くなる必要はありません。あなたが引き継いでくれたお陰で綻びも修復できました。私達の役割もそろそろ終わりの様です」
森の神エルナーダ様は穏やかに笑う。
「そういえばミナが死ぬまでは神様達がアスティアを維持してくれるんじゃなかったの?」
「その予定でしたが予想外に早くミナが主神を引き継ぐ事になったのと、私達の存在力を著しく消耗してしまったので、そういう訳にいかなくなってしまいました」
リオさんの質問にアウレリア様は申し訳なさそうに答える。
「こればかりは仕方ないですよ。私はいいですよ。みんなの事を見守っていられれば」
うん。みんな無事だったんだし、私も死んだわけじゃないからいつでもみんなに会えに行けるからね。
「私達はずっとミナさんと一緒だって言ったじゃないですか。ミナさんと一緒にいます」
「ん、人としての生活に未練はないよ」
「私達は家族なんでしょ?ミナだけ置いて地上には戻れないわよ」
みんな私に付き合ってくれると言っている。
[増えたワールドリソースを使って魂の分離を行う事を提案します]
「それってどういう事?それをやったら何が起こるの?」
アウラさんの提案に興味を示したのはリオさん。私もその提案は気になる。
[神としての存在と、地上で人として生きる存在を分離します。地上で人生を終えたら神界に戻り融合して一つに戻ります]
「それが本当に可能ならミナも一緒に暮らせるって事?」
[可能です。更に主神を補佐する者を指名する事も出来ます]
つまり他の人の魂も神格化できるって事?
[その通りです。ミナの魂だけでアスティアを維持するのは負担が大きいので、より多くの魂を神格化する事を提案します]
ええと…まとめると、私は神様と人間に分離できるし、神様としての仕事を手伝ってくれる人も同じ様にできて、その人達も神様と人に分離出来るって事だよね?
[その通りです]
「立候補してもいいですか?」
「私も!」
ユキさんは控えめに手を挙げながらも真剣な眼差しで聞いてくる。ソラちゃんは元気よく手を挙げている。
「あなた達3人だと心配だから私も付き合うわよ。当然でしょ?」
「俺もねーちゃんの眷属何だからいいよな!」
リオさんもテュケ君も志願してくれた。
みんなありがとう!
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