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特別編3:異世界
反撃の狼煙
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レイアさんは私に気遣って走る速度を随分と抑えてくれていた。
私には余裕があるしもっと速度を上げてくれても良いのだけど、何も言わずについて行こう。
見慣れた村の大通りは既に大勢のニンゲンが陣取っているので、私達は裏通りを走っている。
今は夜だけど村の何もかもに火を付けられていて空を赤々と染め上げていた。
この辺りに生存者はいないのだろうか。
角を曲がった時に敵兵に出会す。
「な──」
レイアさんは声を上げようとした兵士の首を一太刀で刎ねる。
血を吹き出しながらゆっくりと倒れる兵士の横をすり抜けて速度を落とさずに走る。
レイアさんも強いんだ。
そんなに強いならここに来たアイツらを倒せるのではないか?
「レイアさん、あの「静かに」
声を掛けようとしたら立ち止まり手で制される。
「嫌…!やめて!」
「うるせえ!」
乾いた音が一度響いた。
生存者がいる…?
「この道は駄目だ。別の道を探そう」
「助けないのですか?あんなに強いのに」
「数が多過ぎる。可哀想だが今は君を守る事を優先する」
そんなのないよ。
私だって戦える。
「助けよう」
「無理だ。目の前の兵を倒しても騒ぎが大きくなればすぐに他の兵らが集まってくる。包囲されてはどうしようもなくなる」
「それでも…レイアさんは私を助けてくれたでしょう?今度は私があの人を助ける番です」
レイアさんの制止を振り切って路地から飛び出す。
正面には同族の女性を囲んだクズどもが3匹。
全員鎧を外している。これならやれる。
「なんだ?おま──」
力任せに左から右へと剣を振るう。
グシャリと嫌な音を立てて一匹が吹き飛ぶ。驚いて動きを止めた一匹の頭に剣を振り下ろして粉砕する。
「このやろう!」
飛び掛かってくるもう一匹に対応する為に剣を手放して右の拳を顔面に叩き付ける。首から嫌な音がして地面に落ちて痙攣していたので、近くに置いてあった剣を背中に突き刺しておいた。
「なっ!?て、てき──」
不意に燃え盛る民家の方から声が聞こえたがすぐに静かになる。レイアさんが始末してくれた様だ。
「何て無茶をするんだ君は…」
「でも助けられたでしょう?」
レイアさんにお礼を言って襲われていた人の所へ。近所のお姉さんだった。
「ルミ…ちゃん…?」
「お姉さん大丈夫ですか?」
「その力、もしかして勇者に覚醒したの…?」
勇者?
「話している暇はないぞ。今すぐここを離れないと敵兵に気付かれる」
「…私は置いていってください」
「何で?」
「私は足手纏いにしかならないから。それに…みんな殺されちゃって私だけ生き残ったってどうしようもないから…」
説得しようと座り込んでいるお姉さんの目の前にしゃがんで目線を合わせる。
お姉さんは力無く項垂れる。その目には生気が無かった。
「そんな事言わないでよ…一緒に行こう?」
「もういいの…この村から出たって頼れるところもない。惨めに生きるのならここで死んだ方がずっといい。放っておいて…」
いつも明るくて元気だったお姉さんはもう目の前には居なかった。
小さな頃からいつも優しくしてくれたお姉さん。何の罪も無い彼女が生きる事を諦めるほど苦しんでいる。
「行こうルミ」
「いいえ」
「このままでは全員見つかってしまうんだ。ここは一度退いて援軍が来たら村を取り戻す。それが最善なんだよ」
私の肩を掴んで立たせようとするレイアさん。
「それでは遅いんです!」
手を振り払って立ち上がる。
「今だって苦しめられている人がいる。それを見捨てて逃げるなんて私には出来ません」
頭に叩き付けた剣を引き抜こうとしたけど剣がボロボロだ。他の得物はないだろうか?
三匹目に突き刺した剣もよく見れば刃こぼれしている。脱ぎ捨てられた鎧の近くで盾と金属製の短い槍をみつけた。
これだ。これならやれる気がする。
盾を左手に、短槍を右手に持つと不思議としっくりくる。どちらも手に持つのは初めてなのに。
勇者…私が勇者として覚醒したから?多分そうに違いない。
死んだってすぐに生き返るのなら何度でも害獣を叩き殺せる。
「ルミ…」
「レイアさん、私は勇者になったみたいです。死んでも生き返るから大丈夫、今から村にいる害獣を全て駆除しますからお姉さんを見ていてください」
レイアさんは引き留めようとするけど私は振り返らない。通りを逆方向に歩き始めた。
ーーーーー
少し歩いたら奴らはいた。
殺した村人達から身に付けていたものを奪い取っている所だった。
「なんだぁ?女が歩いてくるぞ」
「向こうには小隊長がいた筈だが…おい、あの女が持っている盾、小隊長の物だぞ」
「コイツ…タダじゃおかねえ」
ただでは置かないのはこちらの方だ。
相手は3匹。今度は鎧を着ているが今ならやれる気がする。
得物は3匹とも長剣。私は死んでも生き返る。死ぬ前にこの3匹は必ず始末する。
奴らは剣を振りかぶりにじり寄ってくる。
隙だらけだ。私は一番右の奴に狙いをつけて間合いを詰めると短槍を突き出す。
避けようとしているが遅い。喉に穂先を突き刺してすぐに引き抜く。傷口をを押さえながらのたうち回っているがトドメは刺さない。
すぐ隣の奴が剣を振り下ろしてくるが盾で弾き返すして槍を一閃。鎧に防がれたけど後ろに大きく吹き飛ばした。
何故だか分からないけど短槍と盾の扱い方がわかる。不思議な感覚だ。
最後の一匹が背後に回って剣を振り下ろしてくる。避ける事が出来ずに背中を斬られた筈だけど痛みは無い。
振り返りざまに盾を水平にしてスイングしたら鎧の胸元を切り裂いて血が吹き出す。それを蹴り飛ばしておいた。
「ひ、ひぃ…!ま、待ってくれ!」
吹き飛ばした奴は剣を捨ててはいないが命乞いを始める。
「そう言われて一度でも手を止めたのか?」
私は盾を前に構えて突進する。剣を立てて抵抗するが凄まじい勢いで吹き飛んでいく。
その場には刀身が折れた剣が残されていた。
近くに転がる2匹にトドメを刺して吹き飛んでいった最後の一匹を確認すると既に息をしていなかった。
私には余裕があるしもっと速度を上げてくれても良いのだけど、何も言わずについて行こう。
見慣れた村の大通りは既に大勢のニンゲンが陣取っているので、私達は裏通りを走っている。
今は夜だけど村の何もかもに火を付けられていて空を赤々と染め上げていた。
この辺りに生存者はいないのだろうか。
角を曲がった時に敵兵に出会す。
「な──」
レイアさんは声を上げようとした兵士の首を一太刀で刎ねる。
血を吹き出しながらゆっくりと倒れる兵士の横をすり抜けて速度を落とさずに走る。
レイアさんも強いんだ。
そんなに強いならここに来たアイツらを倒せるのではないか?
「レイアさん、あの「静かに」
声を掛けようとしたら立ち止まり手で制される。
「嫌…!やめて!」
「うるせえ!」
乾いた音が一度響いた。
生存者がいる…?
「この道は駄目だ。別の道を探そう」
「助けないのですか?あんなに強いのに」
「数が多過ぎる。可哀想だが今は君を守る事を優先する」
そんなのないよ。
私だって戦える。
「助けよう」
「無理だ。目の前の兵を倒しても騒ぎが大きくなればすぐに他の兵らが集まってくる。包囲されてはどうしようもなくなる」
「それでも…レイアさんは私を助けてくれたでしょう?今度は私があの人を助ける番です」
レイアさんの制止を振り切って路地から飛び出す。
正面には同族の女性を囲んだクズどもが3匹。
全員鎧を外している。これならやれる。
「なんだ?おま──」
力任せに左から右へと剣を振るう。
グシャリと嫌な音を立てて一匹が吹き飛ぶ。驚いて動きを止めた一匹の頭に剣を振り下ろして粉砕する。
「このやろう!」
飛び掛かってくるもう一匹に対応する為に剣を手放して右の拳を顔面に叩き付ける。首から嫌な音がして地面に落ちて痙攣していたので、近くに置いてあった剣を背中に突き刺しておいた。
「なっ!?て、てき──」
不意に燃え盛る民家の方から声が聞こえたがすぐに静かになる。レイアさんが始末してくれた様だ。
「何て無茶をするんだ君は…」
「でも助けられたでしょう?」
レイアさんにお礼を言って襲われていた人の所へ。近所のお姉さんだった。
「ルミ…ちゃん…?」
「お姉さん大丈夫ですか?」
「その力、もしかして勇者に覚醒したの…?」
勇者?
「話している暇はないぞ。今すぐここを離れないと敵兵に気付かれる」
「…私は置いていってください」
「何で?」
「私は足手纏いにしかならないから。それに…みんな殺されちゃって私だけ生き残ったってどうしようもないから…」
説得しようと座り込んでいるお姉さんの目の前にしゃがんで目線を合わせる。
お姉さんは力無く項垂れる。その目には生気が無かった。
「そんな事言わないでよ…一緒に行こう?」
「もういいの…この村から出たって頼れるところもない。惨めに生きるのならここで死んだ方がずっといい。放っておいて…」
いつも明るくて元気だったお姉さんはもう目の前には居なかった。
小さな頃からいつも優しくしてくれたお姉さん。何の罪も無い彼女が生きる事を諦めるほど苦しんでいる。
「行こうルミ」
「いいえ」
「このままでは全員見つかってしまうんだ。ここは一度退いて援軍が来たら村を取り戻す。それが最善なんだよ」
私の肩を掴んで立たせようとするレイアさん。
「それでは遅いんです!」
手を振り払って立ち上がる。
「今だって苦しめられている人がいる。それを見捨てて逃げるなんて私には出来ません」
頭に叩き付けた剣を引き抜こうとしたけど剣がボロボロだ。他の得物はないだろうか?
三匹目に突き刺した剣もよく見れば刃こぼれしている。脱ぎ捨てられた鎧の近くで盾と金属製の短い槍をみつけた。
これだ。これならやれる気がする。
盾を左手に、短槍を右手に持つと不思議としっくりくる。どちらも手に持つのは初めてなのに。
勇者…私が勇者として覚醒したから?多分そうに違いない。
死んだってすぐに生き返るのなら何度でも害獣を叩き殺せる。
「ルミ…」
「レイアさん、私は勇者になったみたいです。死んでも生き返るから大丈夫、今から村にいる害獣を全て駆除しますからお姉さんを見ていてください」
レイアさんは引き留めようとするけど私は振り返らない。通りを逆方向に歩き始めた。
ーーーーー
少し歩いたら奴らはいた。
殺した村人達から身に付けていたものを奪い取っている所だった。
「なんだぁ?女が歩いてくるぞ」
「向こうには小隊長がいた筈だが…おい、あの女が持っている盾、小隊長の物だぞ」
「コイツ…タダじゃおかねえ」
ただでは置かないのはこちらの方だ。
相手は3匹。今度は鎧を着ているが今ならやれる気がする。
得物は3匹とも長剣。私は死んでも生き返る。死ぬ前にこの3匹は必ず始末する。
奴らは剣を振りかぶりにじり寄ってくる。
隙だらけだ。私は一番右の奴に狙いをつけて間合いを詰めると短槍を突き出す。
避けようとしているが遅い。喉に穂先を突き刺してすぐに引き抜く。傷口をを押さえながらのたうち回っているがトドメは刺さない。
すぐ隣の奴が剣を振り下ろしてくるが盾で弾き返すして槍を一閃。鎧に防がれたけど後ろに大きく吹き飛ばした。
何故だか分からないけど短槍と盾の扱い方がわかる。不思議な感覚だ。
最後の一匹が背後に回って剣を振り下ろしてくる。避ける事が出来ずに背中を斬られた筈だけど痛みは無い。
振り返りざまに盾を水平にしてスイングしたら鎧の胸元を切り裂いて血が吹き出す。それを蹴り飛ばしておいた。
「ひ、ひぃ…!ま、待ってくれ!」
吹き飛ばした奴は剣を捨ててはいないが命乞いを始める。
「そう言われて一度でも手を止めたのか?」
私は盾を前に構えて突進する。剣を立てて抵抗するが凄まじい勢いで吹き飛んでいく。
その場には刀身が折れた剣が残されていた。
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