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真咲をさがせ
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ヒュンッ!
「ここがグリット?」
一瞬で目の前には沢山の人、色んな色の建物が並んでいた。
「この世界にもこんな所があるんだね」
『はい、つむぎ様が最初に着いた地はそもそも辿り着く事すら困難な場所になっております。着いたとしても見た目は初期モンスターしかいない風に見えますが、あれは変化系スライムが作ったもの。皆さん大した場所では無かったとショックを受けて帰られます。あの地以外は基本、このように人が普通に暮らしていますよ』
「そういう事だったんだ。てか、あの見た目で初期モンスターってキモすぎるよ~。僕が冒険者なら逃げてるね」
『ふふっ、ちゃんと倒したじゃないですかその最強の拳で』
「あ、やっぱりそうなんだ?異世界きて最強って本当にあるんだねえ。でもこれからはどんなモンスターが出て来てもドンドン倒せるよ!」
僕は右腕をグルグル回してアピールする。
ドンッ
「あ!すみません!」
しまった、人にぶつかってしまった。
「いえいえ!私の方こそ、周りが見えてなくて申し訳ありません!!」
歳は僕と同じくらいかな?
背も同じくらいで、赤っぽい髪をおさげにくくってい
る。
「すみません、すみません!」
少女は、やりすぎくらいに謝り続けている。
「いや!僕が悪いから!そんなに謝らないで」
「うぅ、ごめんなさい。私いつもこんな感じで」
少女が僕の顔をようやく見る。
「!!…では失礼します!!」
?
今僕の顔を見て驚いてた?
何か急いでいるのだろうか、少女は早足で去って行った。
『……つむぎ様、そういえば私は教えられる範囲までなら教えると言いましたが、つむぎ様が言わないで欲しい事とかはありますか?』
「ええ、そうだなあ。面白い事は事前に聞きたくないかな。あと、嫌な事も!危ない事は教えて欲しいけどね!」
『分かりました』
急にどうしたんだろう。
「あ!さっきの子!僕腕ぶつけちゃったけど、平気なの!?」
僕は慌てて後ろを振り返る。
『その事なら大丈夫ですよ。最強とは言っても人に効く力ではごさいません』
そうだったんだ、まあ、それだけ危険な力って事なのかな。
「あ!あそこって装備屋?」
歩いていると、目の前に武器やら装備品やらが入り口に沢山置かれている店がある。
『そうですね、装備を手に入れたいのならあそこが良いと思います』
よし、ようやく装備を着けられる。
いくら最強とはいえ、身に何も守るものがないのは心細い。
僕は店の前へ行く。
…………。
店前に飾られている装備には全部値札が付いていた。
この世界でのお金って僕たちがいた世界と同じなんだ。
いやそんな事は置いといて、その値段が見たことのない桁だった。
「これって、売ってるんだよね?」
汗が流れてくる。
『はい、ここ【ニーゴの店】ではこのくらいの値段が当たり前です』
「僕こんなお金持ってないよ!?」
『大丈夫です、いくら筋肉だらけのニーゴでもつむぎ様の力ならちょちょいのちょいでございます』
「倒せと!?てか人には効かないんだよね!?」
『冗談でございます』
いや、ブラックジョークすぎるでしょ。
なんだか、ハナの性格がだんだんと分かってきたぞ。
『心配いりません、お金は基本モンスター討伐すれば報酬としてゲットできます。ただ、つむぎ様の場合、あのダンジョンをクリアしているのでもうすでに手持ちはあると思いますが』
「え、僕お金持ってるの?」
『はい、イヤリングを2回タッチしてみて下さい』
僕はハナの言う通りにしてみる。
ブオンッ
目の前に大きく数字が書いてある。
「えーと、ハナさん、これが僕が今持っているお金でしょうか」
『はい、間違いなく』
ただの高校生にとって気を失いそうなくらいの金額がそこには書いていた。
「いやいやいや、これ使って後から請求とかこないよね?」
『こないです。好きな事に使っちゃってオーケーでございます』
「じゃあ、これとこれとこれ下さい」
その数字に恐怖を感じながら僕は目の前にある装備品を何個か選んだ。
店先に出てきたニーゴは思っていたよりも背が小さく、可愛らしいお爺ちゃんだった。
ただ、その見た目に合わず筋肉がモリモリだ。
僕の事を怪しい目で見ている。
「えっと、お金はどうやって支払うの?」
『少々お待ち下さい』
ブオンッ
またあの音がして次は目の前に大量の札束が現れた。
……僕はもうどんな事があっても驚かないぞ。
ニーゴは急に現れた札束に驚いて目をパチパチしている。
何か言われる前に、僕は急いでお金と装備品を交換して店を出る。
「少し休憩しようか」
疲れた僕は店を出てすぐにある、噴水を囲っている石段に腰を下ろす。
「ここがグリット?」
一瞬で目の前には沢山の人、色んな色の建物が並んでいた。
「この世界にもこんな所があるんだね」
『はい、つむぎ様が最初に着いた地はそもそも辿り着く事すら困難な場所になっております。着いたとしても見た目は初期モンスターしかいない風に見えますが、あれは変化系スライムが作ったもの。皆さん大した場所では無かったとショックを受けて帰られます。あの地以外は基本、このように人が普通に暮らしていますよ』
「そういう事だったんだ。てか、あの見た目で初期モンスターってキモすぎるよ~。僕が冒険者なら逃げてるね」
『ふふっ、ちゃんと倒したじゃないですかその最強の拳で』
「あ、やっぱりそうなんだ?異世界きて最強って本当にあるんだねえ。でもこれからはどんなモンスターが出て来てもドンドン倒せるよ!」
僕は右腕をグルグル回してアピールする。
ドンッ
「あ!すみません!」
しまった、人にぶつかってしまった。
「いえいえ!私の方こそ、周りが見えてなくて申し訳ありません!!」
歳は僕と同じくらいかな?
背も同じくらいで、赤っぽい髪をおさげにくくってい
る。
「すみません、すみません!」
少女は、やりすぎくらいに謝り続けている。
「いや!僕が悪いから!そんなに謝らないで」
「うぅ、ごめんなさい。私いつもこんな感じで」
少女が僕の顔をようやく見る。
「!!…では失礼します!!」
?
今僕の顔を見て驚いてた?
何か急いでいるのだろうか、少女は早足で去って行った。
『……つむぎ様、そういえば私は教えられる範囲までなら教えると言いましたが、つむぎ様が言わないで欲しい事とかはありますか?』
「ええ、そうだなあ。面白い事は事前に聞きたくないかな。あと、嫌な事も!危ない事は教えて欲しいけどね!」
『分かりました』
急にどうしたんだろう。
「あ!さっきの子!僕腕ぶつけちゃったけど、平気なの!?」
僕は慌てて後ろを振り返る。
『その事なら大丈夫ですよ。最強とは言っても人に効く力ではごさいません』
そうだったんだ、まあ、それだけ危険な力って事なのかな。
「あ!あそこって装備屋?」
歩いていると、目の前に武器やら装備品やらが入り口に沢山置かれている店がある。
『そうですね、装備を手に入れたいのならあそこが良いと思います』
よし、ようやく装備を着けられる。
いくら最強とはいえ、身に何も守るものがないのは心細い。
僕は店の前へ行く。
…………。
店前に飾られている装備には全部値札が付いていた。
この世界でのお金って僕たちがいた世界と同じなんだ。
いやそんな事は置いといて、その値段が見たことのない桁だった。
「これって、売ってるんだよね?」
汗が流れてくる。
『はい、ここ【ニーゴの店】ではこのくらいの値段が当たり前です』
「僕こんなお金持ってないよ!?」
『大丈夫です、いくら筋肉だらけのニーゴでもつむぎ様の力ならちょちょいのちょいでございます』
「倒せと!?てか人には効かないんだよね!?」
『冗談でございます』
いや、ブラックジョークすぎるでしょ。
なんだか、ハナの性格がだんだんと分かってきたぞ。
『心配いりません、お金は基本モンスター討伐すれば報酬としてゲットできます。ただ、つむぎ様の場合、あのダンジョンをクリアしているのでもうすでに手持ちはあると思いますが』
「え、僕お金持ってるの?」
『はい、イヤリングを2回タッチしてみて下さい』
僕はハナの言う通りにしてみる。
ブオンッ
目の前に大きく数字が書いてある。
「えーと、ハナさん、これが僕が今持っているお金でしょうか」
『はい、間違いなく』
ただの高校生にとって気を失いそうなくらいの金額がそこには書いていた。
「いやいやいや、これ使って後から請求とかこないよね?」
『こないです。好きな事に使っちゃってオーケーでございます』
「じゃあ、これとこれとこれ下さい」
その数字に恐怖を感じながら僕は目の前にある装備品を何個か選んだ。
店先に出てきたニーゴは思っていたよりも背が小さく、可愛らしいお爺ちゃんだった。
ただ、その見た目に合わず筋肉がモリモリだ。
僕の事を怪しい目で見ている。
「えっと、お金はどうやって支払うの?」
『少々お待ち下さい』
ブオンッ
またあの音がして次は目の前に大量の札束が現れた。
……僕はもうどんな事があっても驚かないぞ。
ニーゴは急に現れた札束に驚いて目をパチパチしている。
何か言われる前に、僕は急いでお金と装備品を交換して店を出る。
「少し休憩しようか」
疲れた僕は店を出てすぐにある、噴水を囲っている石段に腰を下ろす。
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