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第二章
開店5ヶ月目 助っ人最終月 最終回
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ルサールカの問題が終わり、バタバタしていたらもう5ヶ月目になった。
みんなと別れが近づいてくる。
「みんな5ヶ月間お疲れ様。本当に助かった。ありがとうございました。無事倒産は免れました。これからもカフェ続けていけます。」
「まだ、別れは早すぎますぅ!別れても日本に来ますよ~」
「それは無理だな。国に戻ったら、日本に行く道は閉めてしまうらしい。」
「そんな~もう店長に会えないなんて寂しすぎます~」
「今日、サタナキアが閉店を過ぎたら迎えに来る。それに乗って悪魔の国に帰る…」
「私も、国に戻らないと文句言われてしまいます。これは、・・・仕方ないことですね。」
「日本に来る道は、閉められても、また呼べばいい。」
「おじいちゃん!小次郎さん。お久しぶり!」
「叶奈。楽しんでるか?」
「うん!おじいちゃんのおかげていい経験で来たよ!ありがとう!」
「それはよかったなぁ~叶奈が喜べばそれでいい。で、仲間も増えたようだな。」
「あぁ・・・紹介するね。レムレムちゃんとルサールカさんだよ。」
「よろしくぅ」
「ルサールカです。叶奈店長にはお世話になっています。」
「レムレムちゃんとルサールカさんは初めましてだよね。こちらが私のおじいちゃんと小次郎さんだよ」
「紹介が遅れたな。わしが幸兵衛とボディガードの小次郎だ。よろしく頼む。」
「もう助っ人は、終わりだと思って久々に来たらまぁまぁ繁盛してるじゃないか!」
「まぁねぇ~レムレムちゃんのおかげだよ。すごく接客上手なんだよ。助かった。」
「そんなに上手なのか?見た目はギャルに見えるが中身はちゃんとしてるんだなぁ~関心関心」
「おじいちゃん。私のことバカにしてたでしょ。これでも渋谷で接客やってたんだから早いに決まってるでしょ!」
「わしが悪かった。レムレムちゃん許しておくれ。」
「今回は、許してあげる!」
「ありがとう。レムレムちゃん、助かったわい」
「今日は何しに来たの?おじいちゃん?」
「今日が最後だと思って、見送りに来ただけじゃ。5か月間叶奈を助けてもらったから。お礼もかねてここに来た。終わるまで待っているから安心して仕事していいぞ。」
「じゃあコーヒーもどうぞ!小次郎さんも良かったらゆっくりしていってください。」
「はい。頂きます。」
「ねぇ・・・アゼル様?」
「私初めて会ったけど小次郎様って人間の匂いがしないんだけど…人間?」
「レムレムもそう思うか?俺達も人間じゃないのは気づいていたけど何者なんだろうな?」
「小次郎がどうしたって?」
「うわぁ!いつの間に居たんだよ!じいさん!」
「今更、気づいたのか?遅いぞ?」
「気づいてたけど、聞かなかっただけだよ!」
「小次郎は鬼だ・・・人間に紛れて生活をしておる。なぜかと言うと、腹を空かせていたのじゃ・・・可哀そうだろ。だからガタイもいいし、背は高い。昼は少し弱いが、わしのボディガードに最適だと思ってお願いしたのじゃ!わかったかのぅ」
「みんなお腹減っていたら拾うのかよ。優しすぎるだろ!」
「レムレム感動したよ!おじいちゃん優しい~見直したよ~」
「そうじゃろ!そうじゃろ!もっと褒めてくれ」
「レムレム気をつけろ!騙されるなよ!」
「人聞きの悪いこと言うな!わしは騙していない。」
「「ね!」」
息ぴったりにおじいちゃんとレムレムは返事をする。
「・・・・・・」
アゼルは、2人に呆れていた。
そして、営業終了の時間が近づいて来た。
「よし!これで今日の仕事、終わりね。」
「みんなお疲れ様!助っ人、助かった!ありがとうございました!とても楽しい5ヶ月間でした。別れるのは、寂しくなるけど来れる機会があったらまた来てね。待ってるから!」
「うぅ・・・店長と別れるのヤダよ。私、もっとここに居たい。」
「わがまま言うな!サタナキアが来たら帰るぞ・・・でも困ったらいつでも呼べよ!わかったか!」
「うん!何かあったら呼ぶよ。」
「私のことも忘れないでくださいよ。いつでも駆けつけますから」
「忘れるわけないよぉ~また遊びに来てね。」
そしてサタナキアが迎えに来た。
「アゼル様、レムレムお迎えに来ました。帰りますよ。叶奈様ありがとうございました。また来た時はよろしくお願いいたします。」
「来た時は、お願いいたします。」
「帰りたくないよ~サタナキア様、無理矢理、手引っ張らないで~お願いだよ~私、ここにいる!」
「ダメです!ルシファー様が待ってます。レムレムも連れて帰るように言われています。」
「それでも嫌だ!帰りたくない!」
「わかまま言うなって帰るぞ!」
「いやー!店長~帰りたくないよー」
「じゃあ、俺は先に帰るからな…店長!ラファエル!またな!」
「アゼル!レムレム!またね!いつかまた来てね!待ってるから!」
「またな!アゼル!レムレム!」
レムレムはアゼルとサタナキアに連れられて帰って行った。
「後は、私だけか・・・寂しくなるな。店長と会えなくなるのは・・・」
「また、いつか会えるよ。だから安心して国に帰って!ラファエル!」
「わかった。店長がそういうならまた会える気がしてきた。」
アラキバが、迎えに来た。
「ラファエル様、迎えに参りました。」
「まさか、迎えに来るとは・・・」
「ミカエル様に頼まれまして、お迎えに参りました。お初にお目にかかります。店長、私ミカエル様に仕えています。アラキバと申します。宜しくお願い致します。」
「こちらこそ、よろしくお願いいたします。」
「それでは、ラファエル様そろそろ帰りましょう。ミカエル様がお待ちですよ。」
「わ・・・わかった。では、店長・・・私は帰る。さよなら・・・だ」
「さようなら・・・ラファエル。」
ラファエルは、アラキバと一緒に帰って行った。
「あぁ・・・みんな帰っちゃた。寂しいなぁ~」
「さっき・・・叶奈は、また会える気がするって言ってたじゃろ・・・それを信じて待つが良い。じゃないと叶うものも叶わなくなる。」
「そうだね。信じて待ってみるか!今日のお店はこれにて閉店っと・・・さーて明日も頑張りますか!」
私は、今日も店を閉めて、寝た。
天の国編
「ただいま、戻りました!ミカエル様」
「戻ったか、待っていたぞ!ラファエルよ!」
「待っていないでしょ・・・待っているフリなんてしないでください。」
「息子の帰りを待ってないわけないだろ!我が息子よ!」
「どうせ、仕事もしていないで、女性を囲んでのんびり過ごしていたんだろ。」
「ギクッ!そんなことないぞ!きちんと仕事をしていた。なぁ~アラキバ!」
「…ミカエル様は、ラファエル様が言った通り仕事は残念ながらしていません。女性に囲まれながら少しですが、急ぎの書類のみ…終わりました。とても説得するのが大変でした。」
「苦労をかけたなぁ~アラキバ」
「いえ…ラファエル様が戻ってきて、とても嬉しいです。」
「アラキバ…正直に話すなよ。私が怒られるだろ。」
「正直に話さないとストレスで倒れてしまいます。話せるのはラファエルだけですから!」
「おい…お前なぁ~」
「言いにくいのですが…」
「何だ?ラファエル」
「もう一度、日本に行ってきます。」
「何!どういうことだ!ラファエル!」
「困ります!絶対行かせるわけにはいきません!これ以上、ミカエル様の世話は、無理です!」
「そう言わずに、ミカエル様のこと頼んだよ。アラキバ。反対されても日本に行きます。いつ帰るかは未定です。では、行ってきます!」
「おい!ラファエル!」
「ラファエル様~行かないでください!私を疲労で殺す気ですか!」
「これからも頼むな!ア・ラ・キ・バ」
ミカエルがアラキバの肩の上にニコニコしながら手を置いた。
「ひぃぃぃ!勘弁してください!」
アラキバの悲鳴が天の国中に、響いた。
悪魔の国編
「戻りました~ルシファー様」
「戻ったよ~ルシファー様~」
「お二人をお連れしました。ルシファー様」
「帰ってきたか。アゼル、レムレム、そしてサタナキアご苦労だった。」
「じゃあ・・・俺は、日本に行ってくる!」
「おい、待て待て!帰って来てすぐに店に戻るつもりか!」
「当たり前だろ!ここに居てもつまんないから行くんだよ!」
「アゼル様、お店に戻るんですかぁ?じゃあ、私も行く!」
「ダメだ!レムレムはうるさいから、連れて行かない!」
「えー、アゼル様の意地悪。うるさいことは、私の長所なんですよ!私からうるさいことを取ったら何にもいいところないじゃないですか」
「レムレムは、うるさいだけじゃなく可愛いところも、何をやらせても器用なところもレムレムの長所ですよ。アゼル様よりも仕事していたじゃありませんか!もっと自信持ってください。」
「サタナキア様…」
「サタナキア、レムレムを褒めているけど、俺のこともわからない様に悪口、言っているだろ!」
「何のことですか。言っている意味がよく分かりませんが…」
「まぁ…落ち着け!アゼル、レムレムも連れていけ。」
「マジかよ…」
「やった!ありがとうございます!ルシファー様!器が大きいですね!」
「アゼルより仕事が出来るから。ちゃんと手伝って来いよ!辛かったらいつでも帰ってこい!」
「今日は、なんかルシファー様優しいですね。いつものルシファー様じゃないみたい…」
「仕事をサボる都合を作るために優しくしてるんじゃねーの?監視カメラは回収してないみたいだから俺達を監視するのも仕事にすれば、サボる口実になるからな。」
「このわ…私がそ…そんなこと考えるわけないだろ…なサタナキア?」
「アゼル様の言う通り、ルシファー様が考えそうなことですね。困りましたねぇ~日本に行けない様に道は塞いでしまいました。私が帰り道に通ってきた。抜け道でしたら使えると思います。」
「抜け道だったのか!通りで俺が、日本に使った道とは違ったんだな!」
「あの道は、土から出ないといけませんから。出て行ったら人間がびっくりするという道なのです。ですが、帰り道に使った道は、自由にお忍びでいけるルシファー様専用の抜け道なのです!」
「なんで俺には、人間がびっくりする様な道を行かせたんだよ!」
「面白いからです。土から手が出るなんて面白いから。行かせたんですよ!ね!ルシファー様?」
「そこまで言わなくてもいいんじゃないのか?ますますサタナキアの性格が悪くなっているな」
「ルシファー様私のことそんなに褒めないでください。照れるじゃないですか!言ってもいいじゃないですか?アゼル様とレムレムはいつ戻ってくるか分からないんですし、ルシファー様の抜け道を使って日本に行くわけですからね…」
「いや…私は、サタナキアのことを褒めているわけでは…」
「まぁ…そういうことなのでルシファー様のことはこの私に任せて・・・アゼル様とレムレムは抜け道を使って、日本に行ってらっしゃいませ。早く行かないと、抜け道のゲート閉めてしまいますよ~」
「え!マジか。二人の話聞いていただけなのにゲート閉めるつもりか!」
「そんな話している場合ではないですよ。アゼル様!サタナキア様、本気でゲート閉める気ですよぉ!」
「急ぐぞ!レムレム!」
「了解です!アゼル様!」
アゼルとレムレムは、抜け道を使って日本に向かった。
「やっと、行きましたか。世話がかかりますね。さっさと行けばいいのに…」
「あの状況じゃ言えないと何も言えないと思うが…」
「何か言いました?ルシファー様。」
「いや…何も…」
「じゃあ・・・始めましょうか…楽しい人間監視を!」
サタナキアは1000台以上のカメラを人間界に密かに設置していた。サタナキアの楽しみは人間観察。叶奈の店にも開店前から設置していた。本人は、アゼルとレムレムにバレない様に楽しみたいらしい。
「フフフフ…今度はどんな問題を起こしてくれるか楽しみにしていますよ。アゼル様、レムレム。」
日本
「はっくしょん!」
「くしゅん!」
「誰か噂していませんか?アゼル様…」
「そうだな。きっと悪口でも言っているんじゃないのか?」
「そうですね。気にしないで行きましょう!店長どんな顔するかな?早く会いたいなーってここどこですかー!お店の近くじゃないですよね。」
「完全に道に迷ったな…ゲートの場所が全然違う場所に出るなんて…」
「アゼル様~場所、分かりましたよ~さぁ、行きましょ!」
1時間後
「おっ!アゼル、レムレムも来たんですね。」
「ラファエルも来たのか!店の前で何しているんだ?」
「ラファエル様~」
「レムレム!抱きつくなよ!…中々、緊張して、店の中に入れなくてな」
「緊張?」
「すぐ戻ってくるなんてみっともないだろ?それに今日は定休日みたいだしな…」
「本当だ!今日、休みだ!」
「店の前に居てもしょうがないからとにかく入ろうぜ!」
店の中に入った瞬間、大きい音が響いた。
パーン、パパーン、パーン
「「「!!!!!!」」」
「ラファエル、アゼル、レムレム~お帰りなさーい!」
「店長!これは…どうしたんですか?」
「歓迎のパーティーだよ!戻ってくるの待ってたよ!」
「店長~会いたかったよぉ~」
「私もレムレムに会いたかったよ~お帰り。また、よろしくね。」
「戻ってくること知ってたのか?」
「知るわけないじゃない。(事前にサタナキアさんとアラキバさんから連絡貰ってたことは、内緒にしておこう…)」
「そっか…そうだよな・・・知るわけないか…」
「と、とにかく今日はパーティーしてたくさん楽しもう!たくさん食べてね!」
「「「いただきまーす。」」」
私達は、この後もパーティーを楽しんだ。明日からも、みんなとこの店に居られるなんて、夢だと思った。また、楽しい、ドタバタな毎日が始まるのであった。
みんなと別れが近づいてくる。
「みんな5ヶ月間お疲れ様。本当に助かった。ありがとうございました。無事倒産は免れました。これからもカフェ続けていけます。」
「まだ、別れは早すぎますぅ!別れても日本に来ますよ~」
「それは無理だな。国に戻ったら、日本に行く道は閉めてしまうらしい。」
「そんな~もう店長に会えないなんて寂しすぎます~」
「今日、サタナキアが閉店を過ぎたら迎えに来る。それに乗って悪魔の国に帰る…」
「私も、国に戻らないと文句言われてしまいます。これは、・・・仕方ないことですね。」
「日本に来る道は、閉められても、また呼べばいい。」
「おじいちゃん!小次郎さん。お久しぶり!」
「叶奈。楽しんでるか?」
「うん!おじいちゃんのおかげていい経験で来たよ!ありがとう!」
「それはよかったなぁ~叶奈が喜べばそれでいい。で、仲間も増えたようだな。」
「あぁ・・・紹介するね。レムレムちゃんとルサールカさんだよ。」
「よろしくぅ」
「ルサールカです。叶奈店長にはお世話になっています。」
「レムレムちゃんとルサールカさんは初めましてだよね。こちらが私のおじいちゃんと小次郎さんだよ」
「紹介が遅れたな。わしが幸兵衛とボディガードの小次郎だ。よろしく頼む。」
「もう助っ人は、終わりだと思って久々に来たらまぁまぁ繁盛してるじゃないか!」
「まぁねぇ~レムレムちゃんのおかげだよ。すごく接客上手なんだよ。助かった。」
「そんなに上手なのか?見た目はギャルに見えるが中身はちゃんとしてるんだなぁ~関心関心」
「おじいちゃん。私のことバカにしてたでしょ。これでも渋谷で接客やってたんだから早いに決まってるでしょ!」
「わしが悪かった。レムレムちゃん許しておくれ。」
「今回は、許してあげる!」
「ありがとう。レムレムちゃん、助かったわい」
「今日は何しに来たの?おじいちゃん?」
「今日が最後だと思って、見送りに来ただけじゃ。5か月間叶奈を助けてもらったから。お礼もかねてここに来た。終わるまで待っているから安心して仕事していいぞ。」
「じゃあコーヒーもどうぞ!小次郎さんも良かったらゆっくりしていってください。」
「はい。頂きます。」
「ねぇ・・・アゼル様?」
「私初めて会ったけど小次郎様って人間の匂いがしないんだけど…人間?」
「レムレムもそう思うか?俺達も人間じゃないのは気づいていたけど何者なんだろうな?」
「小次郎がどうしたって?」
「うわぁ!いつの間に居たんだよ!じいさん!」
「今更、気づいたのか?遅いぞ?」
「気づいてたけど、聞かなかっただけだよ!」
「小次郎は鬼だ・・・人間に紛れて生活をしておる。なぜかと言うと、腹を空かせていたのじゃ・・・可哀そうだろ。だからガタイもいいし、背は高い。昼は少し弱いが、わしのボディガードに最適だと思ってお願いしたのじゃ!わかったかのぅ」
「みんなお腹減っていたら拾うのかよ。優しすぎるだろ!」
「レムレム感動したよ!おじいちゃん優しい~見直したよ~」
「そうじゃろ!そうじゃろ!もっと褒めてくれ」
「レムレム気をつけろ!騙されるなよ!」
「人聞きの悪いこと言うな!わしは騙していない。」
「「ね!」」
息ぴったりにおじいちゃんとレムレムは返事をする。
「・・・・・・」
アゼルは、2人に呆れていた。
そして、営業終了の時間が近づいて来た。
「よし!これで今日の仕事、終わりね。」
「みんなお疲れ様!助っ人、助かった!ありがとうございました!とても楽しい5ヶ月間でした。別れるのは、寂しくなるけど来れる機会があったらまた来てね。待ってるから!」
「うぅ・・・店長と別れるのヤダよ。私、もっとここに居たい。」
「わがまま言うな!サタナキアが来たら帰るぞ・・・でも困ったらいつでも呼べよ!わかったか!」
「うん!何かあったら呼ぶよ。」
「私のことも忘れないでくださいよ。いつでも駆けつけますから」
「忘れるわけないよぉ~また遊びに来てね。」
そしてサタナキアが迎えに来た。
「アゼル様、レムレムお迎えに来ました。帰りますよ。叶奈様ありがとうございました。また来た時はよろしくお願いいたします。」
「来た時は、お願いいたします。」
「帰りたくないよ~サタナキア様、無理矢理、手引っ張らないで~お願いだよ~私、ここにいる!」
「ダメです!ルシファー様が待ってます。レムレムも連れて帰るように言われています。」
「それでも嫌だ!帰りたくない!」
「わかまま言うなって帰るぞ!」
「いやー!店長~帰りたくないよー」
「じゃあ、俺は先に帰るからな…店長!ラファエル!またな!」
「アゼル!レムレム!またね!いつかまた来てね!待ってるから!」
「またな!アゼル!レムレム!」
レムレムはアゼルとサタナキアに連れられて帰って行った。
「後は、私だけか・・・寂しくなるな。店長と会えなくなるのは・・・」
「また、いつか会えるよ。だから安心して国に帰って!ラファエル!」
「わかった。店長がそういうならまた会える気がしてきた。」
アラキバが、迎えに来た。
「ラファエル様、迎えに参りました。」
「まさか、迎えに来るとは・・・」
「ミカエル様に頼まれまして、お迎えに参りました。お初にお目にかかります。店長、私ミカエル様に仕えています。アラキバと申します。宜しくお願い致します。」
「こちらこそ、よろしくお願いいたします。」
「それでは、ラファエル様そろそろ帰りましょう。ミカエル様がお待ちですよ。」
「わ・・・わかった。では、店長・・・私は帰る。さよなら・・・だ」
「さようなら・・・ラファエル。」
ラファエルは、アラキバと一緒に帰って行った。
「あぁ・・・みんな帰っちゃた。寂しいなぁ~」
「さっき・・・叶奈は、また会える気がするって言ってたじゃろ・・・それを信じて待つが良い。じゃないと叶うものも叶わなくなる。」
「そうだね。信じて待ってみるか!今日のお店はこれにて閉店っと・・・さーて明日も頑張りますか!」
私は、今日も店を閉めて、寝た。
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「ただいま、戻りました!ミカエル様」
「戻ったか、待っていたぞ!ラファエルよ!」
「待っていないでしょ・・・待っているフリなんてしないでください。」
「息子の帰りを待ってないわけないだろ!我が息子よ!」
「どうせ、仕事もしていないで、女性を囲んでのんびり過ごしていたんだろ。」
「ギクッ!そんなことないぞ!きちんと仕事をしていた。なぁ~アラキバ!」
「…ミカエル様は、ラファエル様が言った通り仕事は残念ながらしていません。女性に囲まれながら少しですが、急ぎの書類のみ…終わりました。とても説得するのが大変でした。」
「苦労をかけたなぁ~アラキバ」
「いえ…ラファエル様が戻ってきて、とても嬉しいです。」
「アラキバ…正直に話すなよ。私が怒られるだろ。」
「正直に話さないとストレスで倒れてしまいます。話せるのはラファエルだけですから!」
「おい…お前なぁ~」
「言いにくいのですが…」
「何だ?ラファエル」
「もう一度、日本に行ってきます。」
「何!どういうことだ!ラファエル!」
「困ります!絶対行かせるわけにはいきません!これ以上、ミカエル様の世話は、無理です!」
「そう言わずに、ミカエル様のこと頼んだよ。アラキバ。反対されても日本に行きます。いつ帰るかは未定です。では、行ってきます!」
「おい!ラファエル!」
「ラファエル様~行かないでください!私を疲労で殺す気ですか!」
「これからも頼むな!ア・ラ・キ・バ」
ミカエルがアラキバの肩の上にニコニコしながら手を置いた。
「ひぃぃぃ!勘弁してください!」
アラキバの悲鳴が天の国中に、響いた。
悪魔の国編
「戻りました~ルシファー様」
「戻ったよ~ルシファー様~」
「お二人をお連れしました。ルシファー様」
「帰ってきたか。アゼル、レムレム、そしてサタナキアご苦労だった。」
「じゃあ・・・俺は、日本に行ってくる!」
「おい、待て待て!帰って来てすぐに店に戻るつもりか!」
「当たり前だろ!ここに居てもつまんないから行くんだよ!」
「アゼル様、お店に戻るんですかぁ?じゃあ、私も行く!」
「ダメだ!レムレムはうるさいから、連れて行かない!」
「えー、アゼル様の意地悪。うるさいことは、私の長所なんですよ!私からうるさいことを取ったら何にもいいところないじゃないですか」
「レムレムは、うるさいだけじゃなく可愛いところも、何をやらせても器用なところもレムレムの長所ですよ。アゼル様よりも仕事していたじゃありませんか!もっと自信持ってください。」
「サタナキア様…」
「サタナキア、レムレムを褒めているけど、俺のこともわからない様に悪口、言っているだろ!」
「何のことですか。言っている意味がよく分かりませんが…」
「まぁ…落ち着け!アゼル、レムレムも連れていけ。」
「マジかよ…」
「やった!ありがとうございます!ルシファー様!器が大きいですね!」
「アゼルより仕事が出来るから。ちゃんと手伝って来いよ!辛かったらいつでも帰ってこい!」
「今日は、なんかルシファー様優しいですね。いつものルシファー様じゃないみたい…」
「仕事をサボる都合を作るために優しくしてるんじゃねーの?監視カメラは回収してないみたいだから俺達を監視するのも仕事にすれば、サボる口実になるからな。」
「このわ…私がそ…そんなこと考えるわけないだろ…なサタナキア?」
「アゼル様の言う通り、ルシファー様が考えそうなことですね。困りましたねぇ~日本に行けない様に道は塞いでしまいました。私が帰り道に通ってきた。抜け道でしたら使えると思います。」
「抜け道だったのか!通りで俺が、日本に使った道とは違ったんだな!」
「あの道は、土から出ないといけませんから。出て行ったら人間がびっくりするという道なのです。ですが、帰り道に使った道は、自由にお忍びでいけるルシファー様専用の抜け道なのです!」
「なんで俺には、人間がびっくりする様な道を行かせたんだよ!」
「面白いからです。土から手が出るなんて面白いから。行かせたんですよ!ね!ルシファー様?」
「そこまで言わなくてもいいんじゃないのか?ますますサタナキアの性格が悪くなっているな」
「ルシファー様私のことそんなに褒めないでください。照れるじゃないですか!言ってもいいじゃないですか?アゼル様とレムレムはいつ戻ってくるか分からないんですし、ルシファー様の抜け道を使って日本に行くわけですからね…」
「いや…私は、サタナキアのことを褒めているわけでは…」
「まぁ…そういうことなのでルシファー様のことはこの私に任せて・・・アゼル様とレムレムは抜け道を使って、日本に行ってらっしゃいませ。早く行かないと、抜け道のゲート閉めてしまいますよ~」
「え!マジか。二人の話聞いていただけなのにゲート閉めるつもりか!」
「そんな話している場合ではないですよ。アゼル様!サタナキア様、本気でゲート閉める気ですよぉ!」
「急ぐぞ!レムレム!」
「了解です!アゼル様!」
アゼルとレムレムは、抜け道を使って日本に向かった。
「やっと、行きましたか。世話がかかりますね。さっさと行けばいいのに…」
「あの状況じゃ言えないと何も言えないと思うが…」
「何か言いました?ルシファー様。」
「いや…何も…」
「じゃあ・・・始めましょうか…楽しい人間監視を!」
サタナキアは1000台以上のカメラを人間界に密かに設置していた。サタナキアの楽しみは人間観察。叶奈の店にも開店前から設置していた。本人は、アゼルとレムレムにバレない様に楽しみたいらしい。
「フフフフ…今度はどんな問題を起こしてくれるか楽しみにしていますよ。アゼル様、レムレム。」
日本
「はっくしょん!」
「くしゅん!」
「誰か噂していませんか?アゼル様…」
「そうだな。きっと悪口でも言っているんじゃないのか?」
「そうですね。気にしないで行きましょう!店長どんな顔するかな?早く会いたいなーってここどこですかー!お店の近くじゃないですよね。」
「完全に道に迷ったな…ゲートの場所が全然違う場所に出るなんて…」
「アゼル様~場所、分かりましたよ~さぁ、行きましょ!」
1時間後
「おっ!アゼル、レムレムも来たんですね。」
「ラファエルも来たのか!店の前で何しているんだ?」
「ラファエル様~」
「レムレム!抱きつくなよ!…中々、緊張して、店の中に入れなくてな」
「緊張?」
「すぐ戻ってくるなんてみっともないだろ?それに今日は定休日みたいだしな…」
「本当だ!今日、休みだ!」
「店の前に居てもしょうがないからとにかく入ろうぜ!」
店の中に入った瞬間、大きい音が響いた。
パーン、パパーン、パーン
「「「!!!!!!」」」
「ラファエル、アゼル、レムレム~お帰りなさーい!」
「店長!これは…どうしたんですか?」
「歓迎のパーティーだよ!戻ってくるの待ってたよ!」
「店長~会いたかったよぉ~」
「私もレムレムに会いたかったよ~お帰り。また、よろしくね。」
「戻ってくること知ってたのか?」
「知るわけないじゃない。(事前にサタナキアさんとアラキバさんから連絡貰ってたことは、内緒にしておこう…)」
「そっか…そうだよな・・・知るわけないか…」
「と、とにかく今日はパーティーしてたくさん楽しもう!たくさん食べてね!」
「「「いただきまーす。」」」
私達は、この後もパーティーを楽しんだ。明日からも、みんなとこの店に居られるなんて、夢だと思った。また、楽しい、ドタバタな毎日が始まるのであった。
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