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第二章 運命の出会いと砂漠の陰謀
〈76〉砂漠の王子9
しおりを挟む――公開演習まであと十三日。
王立学院での講義が、再開された。
アリスター第一王子の尽力により、最低限の演習協定は結べたとのことだが、何がきっかけでどうなるか分からない、とレオナの周辺(特に宰相と副団長)は神経を尖らせている。
周辺諸国の軍事力が入国する、という衝撃的なニュースは、のんびりとして大らかな農業王国の人々にとってはまるで現実味がなく、『どうやらうちの騎士団が、他国の部隊と演習するらしい』『魔術師団が見れるらしい』『お祭りだ、屋台の準備だ』と肯定的に受け止められていた。
貴族の子息達とて同様で、もしかすると他国のより強い者と繋がりができるかも、と物騒なことを軽く論じる者もいた。
レオナは、ザワつくクラスルームで、いつも通りにカミロの魔法制御講義を受ける準備をしていたが、特に男子学生達の無責任なおしゃべり――どこが一番強いか予想など――が否が応でも耳に入ってしまい、どうしてもイライラしてしまっていた。
何度も脳裏に、白く冷たくなったフィリベルトの姿が、チラついてしまうのだ。
「レオナ」
前の席のゼルが振り返って、困ったように微笑んだ。
「……寒いぞ?」
「え? あっ! ごめんなさい……」
知らない間にローゼン家伝統の、例のやつが出てしまっていたようだ。
「はは。お陰で目が覚めた」
レオナが机の上で固く握っていた拳を、ゼルがさりげなくぽんぽんとして、また前に向き直る。
――励まされちゃった……
ゼルの方が不安で大変なはずなのに申し訳ない、と思っていると、右隣のヒューゴーと左隣のシャルリーヌがそれぞれレオナにそっと
「学院の警備も強化されています。大丈夫です」
「周りが平和なのは良いことでしょ?」
と言葉をかけてくれた。
分かっている。
理性では。
「おはようございます、皆さん」
カミロが入って来た。
「再開早々大変ですが、遅れを取り戻すためにも、今日から頑張りましょう。本日の魔法制御は、魔力暴走についてです――」
そう言ってカミロは、ハイクラスルーム内を見渡す。学生全員が静かに聴講していることを確かめると、続けた。
「持って生まれた魔力の量や属性は決まっていますが、何らかのきっかけで魔力が暴走することがあり、大変危険な状態になることもあります。それを起こさないために、自身の魔力量を把握しておき、日頃から自分の意志で魔力を使うこと、逆に使わないこと、を意識しましょう。では具体的にどうするかと言うと――」
私の魔力の量? 分からないわ。
測れなかったし、自分でも底が知れないもの。
料理やお菓子作りにいくら魔法を使おうと、足りないなんて思ったことはないし。
ヒューゴーやお兄様に使ったものだって、周りからすると有り得ないくらい高度な治癒魔法だそうだけれど、使った後少し疲れたな、と感じたぐらい。
攻撃魔法は、実習でしか使ったことないけれど……
レオナは頬杖をついて、自身の意識の底に潜っていく。
計り知れない、強大な何かが眠っている場所が身体の奥底にあるが、その蓋を開けたことはなかった。だが、最近は時折ガタガタとそのイレモノが揺れるようなのだ。
出たがっているの?
――なんてね。疲れてるのね……
「レオナ? 大丈夫?」
シャルリーヌの囁く声は、レオナの耳には入っているが心には届いていない。
その様子を見て、ヒューゴーが心配そうにレオナの顔を窺うが、やはり目に入っていない。
ちりり。
「!?」
レオナは、咄嗟に胸元に手を当てた。
――な、なんだろう? 今、熱かった……?
今すぐ確かめたいが、ブラウスのボタンを外すわけにはいかない。レオナは、ここでようやく不安そうにヒューゴーを見やった。
見慣れた、意志の強そうな目が気遣う様子を見て、ようやく心配されていたことを認識する。
シャルリーヌにも視線を配ると、目が合った。講義そっちのけで自分を見てくれていたのかと気づき、レオナは申し訳なく思った。
気を取り直して少し微笑んでから前を向き、口の動きだけで『だいじょうぶ』と言う。
胸に感じた熱さは収まっていた。
気のせいだったか、とレオナはホッとして講義に注意を向けた。
※ ※ ※
「……」
「落ち込むのは後にしいやぁ」
マナー講義の時間、図書室の目立たない一角。
防音結界の中で、リンジーと話すのが定例になっているヒューゴーは、珍しく落ち込んでいた。
「気持ちは分かるけどな……あんなレーちゃん見てもうたらしんどいな」
そして、いつもなら飄々としているリンジーもまた、珍しくヒューゴーを励ましている。
フィリベルトの件以来、レオナの様子が明らかにおかしい。
時折ぼうっとしていたり、魔力が漏れ出したり、イラついているのが傍目にも分かる。レオナが今まで理性的に振舞ってきた分、違和感としてありありと目に付いてしまう。
「……俺のせいだ……」
「ちゃうやろ、悪いのは仕掛けたやつやろ」
「……」
「自分責めたいのは分かるけどな、レーちゃんが一回でもヒューのせいて言うたか?」
「いや……だが……何がドラゴンスレイヤーだっ! フィリ様の一番近くに居たのにっっ……」
項垂れるヒューゴーに対し、ガシガシ頭をかいて珍しくイラついたリンジーは
「あんなあ……ま、しゃあないか」
ぬわん
――と、いきなり闇に包まれた。
「!? り、……」
「だまりや」
黒い影となったリンジーは、ヒューゴーの眉間を人差し指でちょん、と突いた。
「!?」
「どうや、動かれへんやろ」
「が、ぐ」
「力なんぞ関係あらへん。これは頭ん中いじっとる」
パチィン、とリンジーが指を鳴らすと、黒い闇が消え去り、ヒューゴーの身体に自由が戻った。
「わあったか、ボケカス。ちなみに今のはヒュー相手やったら、せいぜい持ってあと二秒やけどな。あーしんど! フィリ様のは多分、これの濃縮したようなもんや。やった奴は十中八九、命賭けとる。禁呪中の禁呪や」
リンジーは、本当にしんどそうに自分の肩を揉む。相当な魔力を使うのだろうということが、よく分かった。
「……どうすればいい」
ヒューゴーの目に光が戻った。
「第三騎士団として正式に九番――ゼルのことを報告して、学院内に騎士団本部への緊急通信を設置してもらうのが、手っ取り早いやろ。それだけでも警戒基準を引き上げられるハズや。王子となると近衛も動くやろ? ゼル次第やけど」
「分かった。俺からも話しておく」
すると、今度はリンジーが溜息をつく。
「それはそうとヒュー、黒いのになんか言うたやろ……やりにくうてしゃーないで」
「あー……ごめん」
ルスラーンにいらぬ助言をしたのは、ヒューゴーである。
「あんにゃろ、相当気合い入れとるんかなんか知らんけど、わいの気配察知しよる」
「うへえ」
思わず言うヒューゴー。
任務中のリンジーの気配を探せる人間など、この世に数える程しか存在しないのに、の『うへえ』である。
「営業妨害すんなや」
ポカッと肩をゲンコツで軽く殴られる。
「わりい……ありがとな、リン」
「わかりゃええ。レーちゃんのことは頼んだで。しばらくわいは離れとくさかい、ソレ起動しとき。ほな」
ヒューゴーは、この付き合いの長い相棒に感謝し、もう一度気合いを入れた。
「……もう、好きなようにはさせない」
手の中にはカミロから受け取ったばかりの、属性検知の記録魔道具が握られていた。
※ ※ ※
次のマナーの講義は粛々と受講し終わり(実は毎回退屈なのは内緒だし、しかもヒューゴーは毎回サボる)お昼を食べに食堂にやって来たレオナ、シャルリーヌ、ヒューゴー、ゼルの四人は、配膳カウンターで、何を食べようか他の学生達と同様にメニューを見ていた。すると、
「こんにちはみなさん! 今日は揚げ鶏がお勧めですよ!」
いつものハリーが、カウンター越しに元気よく声を掛けてくれた。
「まあ、ハリーさん。ごきげんよう。作って下さったのですね」
ごま油とレシピの提供は、レオナである。
「ええ! お陰様で大好評ですよ! あっ、そちらの方は、もう大丈夫なんですか?」
そういえば、ゼルを寮から運んでいる時に、気遣って駆けつけて来てくれたな、とレオナは思い出す。
「ええ。ご心配をおかけしまして」
「ん? 俺のことか?」
ゼルが聞くと
「うん、ヒューゴーが運んでる時に、声を掛けてくれたの」
シャルリーヌが、サラダを取りながら補足する。
「なるほど。それはありがとう。――もしかして、部屋に食事も運んでくれていたのか? 手間を取らせたのに食べられずすまなかった」
「いえいえ! 食事運びは僕の仕事ですから!」
と、ニコニコしているハリーの横から
「はい、揚げたてですよゥ」
と揚げ鶏の皿を差し出す、見慣れない人物が目に入る。
ものすごくガタイが良い。
華奢で小柄なハリーと並ぶと、余計際立っている。ゼルと遜色がない筋肉質の体つきが、カウンター越しにも分かり、何より健康的に日焼けした肌が、褐色肌のゼルと似ていると思わせた。
「あ、こら! 勝手に! ――すみません、新人なんです」
ハリーが慌ててフォローすると
「ははは、気にするな。うまそうだ、頂こう」
ゼルはその皿を素直に受け取り、トレイに乗せた。
「俺にも同じのください」
ヒューゴーがその新人に声を掛けた。
「はあい、お待ちをォー」
「……」
奥から別の皿を運んでくるその新人を、ヒューゴーがじっと見ているのに、レオナは気づいた。観察している感じがする。
「お待たせしましたァ」
「ありがとう」
ジュワジュワと油の音がまだしている。本当に揚げたてだ。口の中を火傷しなきゃいいけど、とレオナが思っていると、ヒューゴーはいつの間にか、手に持っていた小さな懐中時計のようなものを見ている。
「?」
レオナが覗き見ると
「……レオナは? 取らなくて良いのか?」
と苦笑された。
「あっ、私にもひとつ」
「はいよォ」
元気にまた皿を差し出された。
テーブルについたゼルは、早速あーんと揚げ鶏に齧り付いた。
「さっきの新人さん、なんかゼルに似てるね」
シャルリーヌが、パンをちぎりながら言うと
「ああそうだな。ヒューゴー、そんなに警戒せんでも大丈夫だぞ」
むしゃむしゃ咀嚼しながら、ゼルがあっさりと答える。
「「「⁉︎」」」
三人一斉にゼルを見ると
「さすがシャルだな」
軽く言ってのけるから、困った。
「ええー……誰なの?」
シャルリーヌがすかさず唸る。
「んー。確信が持てたら知らせよう。それでいいか?」
「危険な奴ではないんだな?」
ヒューゴーが聞くと
「もし俺の思っている奴だとしたら、そうだな」
これうまいな、とゼルはあっけらかんとしている。
「……本当に大丈夫なのね?」
レオナが念を押すと
「ああ。それより次のデートはいつにする?」
と茶化しながら言う。
「おい」
「ちょっと、ゼル!」
ヒューゴーとシャルリーヌが止めようとするが
「公開演習が無事に終わったら、行くと約束してくれ」
俄に真剣になったゼルの様子に、二人は黙った。
「分かったわ。約束ね」
レオナは頷いた。――その約束が、少しでもゼルの心の糧になるのなら、という気持ちだった。誘惑してあげる、と言って連れ出した責任でもある。
「楽しみだ」
だが柔らかく笑むゼルに、レオナは図らずもドキドキしてしまった。一足飛びに大人の男になっていく、積極的な彼に正直気圧されっぱなしで、時々否が応でも男性として意識してしまうのだ。
一方でシャルリーヌとヒューゴーは、これをルスラーンが知った時の場面を想像して、ゾッとするのであった。
(ちょっとヒューゴー、どうするのよこれ)
(……やべえすね……血の海の予感しかしねえ)
ヒューゴーは、揚げ鶏をごきゅんと飲み込んでから、来たるべき決戦を想像して、気を引き締めるしかなかった。
(漆黒の竜騎士対、闘舞の王子かあ……)
そしてちょっと、いやだいぶ面白そうだと思ったのがシャルリーヌにバレて、テーブルの下で脛を蹴られた――地味に痛かった。
※ ※ ※
「あれほど、目立ったことはしないでくださいって言ったでしょう! 何を考えていらっしゃるんですか!」
「うーん、さすがにバレたかなァ」
「わざとでしょう! 全く、私の苦労を一体なんだと……」
「怒るなよォ、ハーリドォ」
「今はハリーです!」
「はは。ゼルヴァティウスが元気そうで安心したァ」
「……はあ。あのゼル様の隣の人物は公爵家の侍従でヒューゴーと言いますが、非公式のドラゴンスレイヤーとの情報が」
「うはァ、どうりですごい恐かったァ」
「……面白がって! また! もう!」
「怒るなよゥ」
「とにかくもう大人しく」
「それは無理だな」
「っ」
タウィーザは、冷たく言い放つ。
「死蝶は放たれた。実際公爵令息は療養中なのだろう。一刻の猶予もない」
「……その通りです」
「演習まで時間もない。さぞザウバアは焦っているだろう。たたき落として終わらせる」
「ですが、タウィーザ様は動けないのでは」
「ふ。俺は今、焼け死んでいるんだろう?」
「……」
「隠れ家の一つをわざとバラしたんだが、昨夜火が放たれた。お前だろう? ローゼンの馬車といい、相変わらず仕事が早すぎないか?」
「……」
「お前がゼルを、王にしたがっているのは分かっている。あわよくば俺も消したかっただろうに、すまないなァ」
「なぜ……」
「あの時の太陽神殿の神官は、お前の兄だろ」
「……」
「ゼルに全部話すんだな」
「わた、私は!」
「正義というのは厄介だなァ。どいつもこいつもそれを押し付けて、我が物顔で俺達を踏みにじっていく」
「……」
「決めるのはゼルだ。それを忘れるな」
「……わ、わかっています」
分かってないな、と言わんばかりに苦笑して大きく息を吐いた後、タウィーザは、ひと房だけ伸ばしている後ろ髪を指先で弄んで
「早くこれ切りたいんだよゥ」
と笑った。
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∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
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