【本編完結】公爵令嬢は転生者で薔薇魔女ですが、普通に恋がしたいのです

卯崎瑛珠

文字の大きさ
168 / 229
第三章 帝国留学と闇の里

〈157〉寄り添う者 後

しおりを挟む


「はん。報いとはまた大袈裟な」
 ボレスラフが鼻白むと
「大袈裟ではございません!」
 レオナの凛とした声が、パーティホールに響いた。
 傍らには、グングニルと隠密。
 異様な光景に息を呑むゲスト達と、アレクセイ、ディートヘルム。

「レオナ様……」
「レオナ!」
「アレクセイ閣下、ディートヘルム様。ジンライは、こちらの聖獣グングニルによって、命を取り留めましたわ」
「まことか!」
「……よ、良かったっ……」
 二人の反応を見て、嬉しくなるレオナ。
 とても心配してくれていたことが、伝わったからだ。
 
「聖獣グングニルだと? そのような世迷言」
 ボレスラフがすかさず嘲笑するが
「オイラ、ホンモノだよ」
 がそう言うのだから、さすがに驚いている。
 後ろにコバンザメのようにくっついていた小太りのヒゲが
「どうせ魔法で偽っているのだろう! 魔女め!」
 と叫んだ。
 ラマンの父親の、パーリン少将であるのは、レオナは食堂での出来事で知っている。が、あえて
「あら、魔女とは私のことかしら? ローゼン公爵令嬢と知っての狼藉?」
 と高飛車に対応すると、黙った。

 一方、もう一人のコバンザメ――バーコードハゲ――は、震えていた。
「グングニル! もしも本物なら、奇跡をこの目で!」
「ちっ、セース! 本物なわけがないだろう!」
「ですが閣下、を打ち消したのですぞ!」

 途端に、ナジャから殺気が溢れ出た。

「ナジャ、まだよ」
「……はっ」

 マクシムとマリーが居ないことが少し気になったレオナに、
「シモンに早馬を出したのだが」
 とアレクセイが眉を下げる。
 何かあったのか、と頭の隅で気にした瞬間。
 
「そこの女を、拘束する」
 
 ボレスラフが、いきなりレオナを指さし、言った。
「わたくしを?」
「そうだ。邪悪な魔女よ!」
「言いがかりをっ」
 アレクセイが怒りで沸騰するのを、レオナが手で制する。

「そう仰る理由は?」
「このような獣に言葉を操らせている」
「……それだけで、邪悪な魔女と?」
「ラマンを誘惑して堕落させた」
「ラマンを――誘惑して堕落?」
「そうだ」
 ボレスラフが、ニヤつきながら片眉を釣り上げる。
「血起こしなどという邪悪な儀式を、無理矢理行わせた!」


 ――なーに言ってんのー?


 レオナはようやく、敵の目的が分かった。
 ナジャの言う通り、次の『象徴』として教会が薔薇魔女を欲しているのは、セースと呼ばれたバーコードハゲの服装が教会関係者だから、本当。
 だが恐らくボレスラフにとってそれはのだ。
 ツルハ家を徹底的におとしめ、かつ『拘束』という形でレオナを確保しに来たのだろう。
 
「ローゼン公爵令嬢にその嫌疑をかけるだけの証左は、当然お持ちなのだろな?」
 怒りで声が震えているが、アレクセイはギリギリで耐えている。
「もちろんだ。我が軍の諜報機関は優秀だ! 当局でじっくり取り調べをさせてもらう」
「連れて行くだけの確たる証拠を、ここで明示して頂きたい」
「機密文書だよ、アレクセイ」
「明示できないなら、承服しかねる」
「この場でか? おやおや、陸軍大将ともあろうものが、軍の規程をご存じないとでも……」
「うるせえ」

 ディートヘルムが、遮った。

「今、なんと?」
「うるせえ、と言った」
「くく、なんだ、更生などしていないようだな!」
「今すぐてめえらを拘束する」
「ははは! 戯言ざれごとを。一体どういった理由で」
「私邸への不法侵入。海軍大将の名をかたる賊め!」

 この場の全員が、一瞬声を失った。
 
「なにを言っている?」
「そのような下劣な発言、海軍大将のものとは到底思えん。。そちらこそ軍の規程をお忘れか? 陸軍には『逮捕権』があるのだ」
「!! なんだと! よりにもよってこのワシをニセモノで賊と言ったな!」
「ああ。いるんだろう? その軍服もよくできてるな」
「おのれ、どこまでも愚弄しおって!」
「逮捕だ」
「貴様!」
「重要なことを、貴様は忘れている。。今から海に引きずり込むか? タコじじい」


 ――確かに真っ赤だ! タコだ!


「貴様あ!」
「ぶふ、くくくく。その方の負けだ、ボレスラフ」
「へ……!?」


 ――あー! マリー達がなかなか来なかったのは……


「いや、タコじじいか」
「陛下っ!?」

 ボレスラフが、硬直している。
 
「余もニセモノと申すか? ディートヘルム」

 ぱちくりしていたディートヘルムが、ハッとして慌てて最敬礼を取る。
「とんでもございません! 皇帝陛下。我が邸へわざわざのお越しを頂き、光栄の極みでございます」
「うむ。その方の祝いをと思うて来てみれば……いやはや醜いな」
 その後ろには、マクシム、マリー、シモンが。やはり、連れて来てくれたのだ! とレオナは悟る。
 
「すまぬな、ディートヘルム。もう少しそなたの祝いの時間をくれるか」
「もちろんにございます。いかようにでも」
 アレクセイも、その横で頷く。
「うむ。……さて、帝国軍総督ラドスラフ・ブルザークより、この場を借りて通達する。この度、の解体が元老院並びに帝国議会で可決された」
「「「「!!」」」」
「これにより、軍の大幅な再編を行う。海軍大将ボレスラフは解任。ヨナターンが新たな海軍大将となる。これは決定事項である。異議は認めん」
「そ、んなこと……があるわけがあるかー!」
「ほほほ、ホントですよー! ゼーゼー」
「……遅いぞサシャ」
「すすすみません陛下ぁ。たたタコじじいさん、こここちらが正式なつつ通達書です」

 皇帝の封蝋書簡を、パーティホール全体に見せつけてから、サシャがラドスラフに恭しく渡す。

「それからな、言っておくが、その聖獣は本物だ。ジンライは、雷神トールの加護を持つ者。貴様らは、マーカム、ブルザークだけでなく、神のものに手を出した。人が手を下さずとも」

 ラドスラフが、グングニルを振り返る。

「罰は自ずと下ろう」
「うん、オイラ、ゆるさないよ」
 たし、たし、とグングニルがボレスラフら三人の匂いを嗅ぎながら、その周囲を歩く。
「オイラのだいじなこをきずつけて、しかも神の毒をつかったのは、だれ?」
 グルルル、と喉を鳴らしながら、グングニルはぐるぐると歩き続ける。その太くしなやかな尾で、それぞれの手首や腹を撫でながら。
「あときみたち、かんちがいしてるからいっとくけど、薔薇魔女は、まじょじゃない。イゾラの『いと』だよ」

 セースが、真っ青な顔で床に膝を突いた。

「そ、そんな! わた、わたくしは!」
「あー、きみかあ……ざんねんだけど、これがだからね」
 グングニルの目が光る。
「は、はうっ、ひゅ、ひゅ、ひゅ」

 ――膝立ちの姿勢のまま、静かになった。

「あ、しんでないよ。こころだけ、冥界へつれていかれる――そのほうが、たいへんだけどね」
 グングニルがそう言って残りの二人を見やると
「あ、あああ!」
 パーリン少将が、叫びながら走り出し――シモンがすかさず拘束した。
「離せっ! 無礼な!」
「少将も解任だぞ。家に通達書が届いているはずだ」
 背後から、皇帝の無慈悲が襲う。
「貴様は、軍の解体とは無関係だ。教会への贈賄ぞうわい癒着ゆちゃく。安心しろ、ラマンはマクシムが引き取るそうだ」
「な!  な!」

 そのまま泡を吹いて気絶したところを、後からなだれ込んできた諜報員に引き渡され、ボレスラフ、セースも同様。
 
「やれやれ。……その怒りを、収めて頂けますか。グングニル様」
 ラドスラフが、敬意を持ってグングニルに礼をすると
「いーよー!」
 パアッと光って――オスカーに戻った。
 すかさずレオナが駆け寄って抱き上げると、小さな声で「つかれたぁ」と言って、くたりと寝てしまった。

 ――そうして、ようやく場が静かになり。

「レオナ。まさか伝説の隠密まで従えていようとはなあ」
 ラドスラフが、ナジャに目をやってから、半ば呆れた口調で言う。
 レオナはすかさず、その場にひざまずくナジャの肩に手を置き、
「どうかシモンをお許しください。私が口止めを」
 申し出る。
「よい。見なかったことにする。皆の者、よいな?」
「「「は!」」」
「だが一つだけ、その方、隠密に尋ねたい」
「はっ」
「神の毒とは、なにか」

 全員息を呑む中、ナジャが静かに語り出す。
 
「別名イゾラの聖血せいけつと言われ、聖教会本部にまつられております。イゾラはかつて、この世のあらゆる闇を体内に取り込み、浄化した。その際流れ出たものだと言い伝えられております――ほんのわずかで死に至る猛毒だと」
「なるほどな……」
「ですが、非常に神聖なもの。あの程度の身分で持ち出せるとは、到底思えません」
「最高幹部が、関わっていると」
「恐らく」
「わかった」
「では、失礼を」

 そうしてナジャは、黒霧とともに姿を消した――レオナとマリー以外の全員が、驚きで声を発しないまま、ナジャが居た空間を見つめている。

「ラース様。もしかしてまた公務をおろそかにされていませんこと?」

 その沈黙を破るのは、レオナだ。
 
「お? 言うなレオナ。通達、という公務だぞこれは」
「まあ! うふふ」
「またしても、迷惑をかけた。ジンは無事と聞いているが」
「はい。ゲストルームに。後でお会いになって」
「そうか、良かった――アレクセイ」
「は!」
「せっかくだ、招待状はないのだが……余も祝いたい」
「格別のお言葉、嬉しゅう存じます陛下」
「うむ。ディートヘルム」
「はっ」
「……大きくなった」
「!」
「くくく。そなたが小さいころは、ラースと呼んで懐いてくれていたがな」
「ラース……って、陛下!?」
「くくくく。そうだぞ」
「陛下、だった……っ!?」

 レオナが呆気に取られていると、アレクセイが
「陛下が王子であらせられた時、有事から逃れるため我が邸でお預かりしておった。年の離れた、本当の兄弟のようであったな」
 と教えてくれた。


 ――だから、特別ディートヘルムに配慮してたのねー!


「……お、俺は……わ、わたしは……」
 ディートヘルムから、涙が溢れ出す。
「ずっと、お側に、居て下さったのですね……てっきり、もう会えないのだと……」
「そうだぞ。まあ、サシャがうるさいから、全然会えなかったがな。すまなかった」
「陛下……」
「今日は、ラースで良いぞ。ディート。おめでとう。祝杯を、あげよう」
「はい、……はい!」

 そうしてこぼれた満面の笑みで、レオナをはじめこの場の全員が、幸せな気分になった。

「俺、も、混ぜて、ほしーす」
「ジン!」
 ペトラが支えつつ入室してきた、ジンライ。
 その手には、金色のリボンがかけられた箱が。
 その後ろにいつの間にか、オリヴェルとヤンも。きっとペトラとともに付き添ってくれていたのだろう。

「ディートさん、おめでとうっす。これ……」
「ジン! 大丈夫か! ありがとうっ」
 がし、とペトラと代わってその肩を支えながら、ディートヘルムは箱を受け取る。
「開けてみて!」
 ペトラが、ワクワク顔で言う。
 あの表情なら、本当に大丈夫そうだと分かり、マクシムが苦笑しながらジンライのもう片方の肩を支える。
「こ、れは……」

 キラキラと金色に光る、大型ナイフ。
 柄にはツルハ家の紋章、そして刃には。
「『喧嘩友達へ ジンライ』だとー! よし、かかってこい!」
「今は、無理っすよー!」

 わはははは!
 やれー! やったれー!
 ぴゅいっ、ぴゅいいっ

 アレクセイをはじめ、陸軍の軍人たちが煽ると
「次の喧嘩には呼べ! 勝った方に勲章だ!」
 悪ノリ皇帝陛下に全員が慌てる。
「ちょ! ラースさん!?」
「ラースッ!」
「わははは!」
「くくく勲章のむむ無駄使いっ」
「ぐはは! そうと分かれば、毎日稽古だぞ息子よ!」
「嘘だろ!?」
 

 夜が更けるまで。
 ――身分も国も、忘れて。



 ここでもまた幸せだな、とレオナは思ったのだった……
 
しおりを挟む
感想 44

あなたにおすすめの小説

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました

結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから―― ※ 他サイトでも投稿中

【完結】捨てられた双子のセカンドライフ

mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】 王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。 父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。 やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。 これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。 冒険あり商売あり。 さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。 (話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

転生したので好きに生きよう!

ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。 不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。 奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。 ※見切り発車感が凄い。 ※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。

虐殺者の称号を持つ戦士が元公爵令嬢に雇われました

オオノギ
ファンタジー
【虐殺者《スレイヤー》】の汚名を着せられた王国戦士エリクと、 【才姫《プリンセス》】と帝国内で謳われる公爵令嬢アリア。 互いに理由は違いながらも国から追われた先で出会い、 戦士エリクはアリアの護衛として雇われる事となった。 そして安寧の地を求めて二人で旅を繰り広げる。 暴走気味の前向き美少女アリアに振り回される戦士エリクと、 不器用で愚直なエリクに呆れながらも付き合う元公爵令嬢アリア。 凸凹コンビが織り成し紡ぐ異世界を巡るファンタジー作品です。

断罪後の気楽な隠居生活をぶち壊したのは誰です!〜ここが乙女ゲームの世界だったなんて聞いていない〜

白雲八鈴
恋愛
全ては勘違いから始まった。  私はこの国の王子の一人であるラートウィンクルム殿下の婚約者だった。だけどこれは政略的な婚約。私を大人たちが良いように使おうとして『白銀の聖女』なんて通り名まで与えられた。  けれど、所詮偽物。本物が現れた時に私は気付かされた。あれ?もしかしてこの世界は乙女ゲームの世界なのでは?  関わり合う事を避け、婚約者の王子様から「貴様との婚約は破棄だ!」というお言葉をいただきました。  竜の谷に追放された私が血だらけの鎧を拾い。未だに乙女ゲームの世界から抜け出せていないのではと内心モヤモヤと思いながら過ごして行くことから始まる物語。 『私の居場所を奪った聖女様、貴女は何がしたいの?国を滅ぼしたい?』 ❋王都スタンピード編完結。次回投稿までかなりの時間が開くため、一旦閉じます。完結表記ですが、王都編が完結したと捉えてもらえればありがたいです。 *乙女ゲーム要素は少ないです。どちらかと言うとファンタジー要素の方が強いです。 *表現が不適切なところがあるかもしれませんが、その事に対して推奨しているわけではありません。物語としての表現です。不快であればそのまま閉じてください。 *いつもどおり程々に誤字脱字はあると思います。確認はしておりますが、どうしても漏れてしまっています。 *他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。

【完結済】悪役令嬢の妹様

ファンタジー
 星守 真珠深(ほしもり ますみ)は社畜お局様街道をひた走る日本人女性。  そんな彼女が現在嵌っているのが『マジカルナイト・ミラクルドリーム』というベタな乙女ゲームに悪役令嬢として登場するアイシア・フォン・ラステリノーア公爵令嬢。  ぶっちゃけて言うと、ヒロイン、攻略対象共にどちらかと言えば嫌悪感しかない。しかし、何とかアイシアの断罪回避ルートはないものかと、探しに探してとうとう全ルート開き終えたのだが、全ては無駄な努力に終わってしまった。  やり場のない気持ちを抱え、気分転換にコンビニに行こうとしたら、気づけば悪楽令嬢アイシアの妹として転生していた。  ―――アイシアお姉様は私が守る!  最推し悪役令嬢、アイシアお姉様の断罪回避転生ライフを今ここに開始する! ※長編版をご希望下さり、本当にありがとうございます<(_ _)>  既に書き終えた物な為、激しく拙いですが特に手直し他はしていません。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ※小説家になろう様にも掲載させていただいています。 ※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。 ※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。 ※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。 ※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。 ※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。 ※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。 ※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。

ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です

山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」 ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。

処理中です...