223 / 229
最終章 薔薇魔女のキセキ
番外編2 溺愛は、任務の後で 前
しおりを挟む「んあああああ……」
王宮内にある、近衛騎士の詰め所。
そこで書類にまみれながら、ルスラーンは机に顎だけを突いて、だらしなく両腕を下にだらりと垂らす姿勢で座って? いた。
「あらら」
シモンがそれを見て、呆れた声を出す。
「どうされたんです、筆頭」
「……シモンさん……俺、向いてねえす……」
「レオナ様がこの姿を見られたら、どう言うでしょうねえ」
「うっ」
「ま、婚約もまだですからね。ディート様、近々またマーカムに来られるらしいですし? 女心は変わりやすいですからねえ」
「ぐぬぬぬ」
めきゃ。
「あ、やべ」
机の天板が、顎だけの力で真っ二つになった。
「あらあら。発注はご自分でどうぞ。巡回に行ってまいりますね」
「はい……」
――くっそ忙しいんだよ!
心の中で毒づくルスラーン。
近衛筆頭とは、強いだけでは務まらない。マーカム王国のあらゆる規範、式典、伝統を頭に入れなければならないのだ。勉強だけで一日のほとんどを費やし、その後鍛錬。ジャンルーカからの引き継ぎ、団員への教育もある。巡回任務を免除されているとはいえ、本当に目まぐるしい毎日だった。
そんな時。
「緊急伝令! 緊急伝令です!」
騎士が、バタバタと近衛の詰め所に走ってきた。
「どうしたっ」
「大変です! 北の森でスタンピードの予兆ありとのこと!」
「なっ、んだと! 情報はどこからだっ」
「ダイモン辺境伯ヴァジーム様です! 団長が、至急本部へ参集して欲しいとのこと!」
「わかった。ありがとう」
即座に立ち上がって衣服を整え、走り出す。
ルスラーンは全ての思考を停止して、目の前の緊急事態へと意識を集中させた。
※ ※ ※
――レオナちゃん、レオナちゃん!
マーカム南の別荘地で、やがて産まれてくる弟か妹、そしてマリーの子のために刺繍に勤しんでいたレオナ。
頭の中に突如響いてきた声は……
――!? リサちゃん?
――そ。大変だよ! なんか、やばいのいっぱい生まれた気配、した!
――やばいの、いっぱい?
――うん! それに、ブラックさんが、呼んでるの。
――ブラックさんて……まさか、ブラックドラゴンのこと?
――そうそう! ブラックさんのとこ、いっぱいいっぱい、やばいの!
「まさか……」
――スタンピードね!!
――えっと、よくわかんないけど、とにかく急げって言ってた。ごめんねリサ、もう飛んじゃダメってみゆちゃんに言われてて……
――いいのよ! ありがとうリサちゃん! お家できたら、遊びに行くからね!
――うん! ありがとっ!!
レオナは、部屋から出て叫んだ。
「ヒューゴー!」
バンッ、と別の部屋から飛び出てきたヒューゴーは、なぜか左頬が赤い。よく見ると、手形だ。
「どうしましたっ」
「……ヒュー、貴方、まさかまた」
「うぐ」
ヒューゴーは、マリーの大きくなったお腹に耳を貼り付けたまま離れないので、ひっぱたかれる日常を送っている。
「だって、お腹の中から俺のほっぺを蹴るんすよ! 可愛くて!」
――絶対女の子だな。完全に遺伝だな。
「ごほん。……今、リサちゃんから連絡があったの」
「リサちゃん、て……え!」
途端にヒューゴーに緊張感が走る。
「北の辺境にスタンピードの予兆ありよ。お兄様に連絡を」
「はっ!」
さすが専属侍従。瞬時に親バカから仕事モードに切り替わり、通信魔道具のある部屋へと走っていく。
部屋から出てきたマリーが、それを見送った後で振り返る。
「レオナ様……まさか」
「マリー。行ってくるわね」
「っ……ヒューゴーも連れて行ってください」
「でも」
「任務です。お願いいたします」
「わかったわ」
ここから北の辺境領まで、馬で三日はかかる。馬車なら六日だ。
「……間に合えば良いのだけれど」
レオナは大きなため息をついてから顔を上げると、スイに荷造りを指示した。
※ ※ ※
騎士団本部の、会議室。
コの字に並べられた木の机の正面に座るのは、騎士団長ジョエル・ブノワ。
その右に副団長ジャンルーカ・ファーノ。
左に、魔術師団団長ラザール・アーレンツ。
ルスラーンが入室した時には、既に第一騎士団師団長セレスタン・オベール、第二騎士団師団長ウルリヒ、第三騎士団師団長リンジー、そして魔術師団副師団長ブランドンも着席していた。
「遅いよー、ルスー」
ニコニコと言うジョエル。だが、その目は笑っていない。
「申し訳ありません!」
言いながら着席すると同時に、ジャンルーカが口を開いた。
「皆、伝令で聞いていると思いますが、先ほど北の辺境伯ヴァジーム卿からスタンピードの予兆ありとの緊急通信が入りました」
全員が頷く。
「至急援軍を編成し、送りこまなければなりません。前例から言うと、物量にまず耐えること。そして何日間にも渡り戦い続けることが必要です」
ジャンルーカの言を受けて、ラザールが付け足す。
「……殲滅重視を推奨する」
静寂が、会議室を包んだ。
「あー。……ってことは、バフ(強化魔法)が得意な部隊編成ですねえ」
ブランドンがそれを破って穏やかに言うと、
「第三は出番なさそやな」
リンジーが腕を組む。
「ブルザークとガルアダへ援軍要請するなら、うちが迎えにいきますが」
ウルリヒが言うと
「頼みたい。第一は、王都周辺の混乱を抑えるのに注力せざるを得ないだろう」
セレスタンがそれに同意しながら頭をかいた。民衆もそうだが、貴族たちがパニックに陥るのは避けなければならない。
目を閉じて全ての発言を聞いていたジョエルが、深く息を吐いた。
「ジャンは、宰相閣下を通じて周辺諸国に援軍要請。リンジーと協力して情報統制も頼む」
「は!」
「了解やでえ」
「魔術師団は、前衛にバフ。後衛に回復部隊。薬草、ポーションもギルドに要請してかきあつめてくれ」
「承知した」
「お任せを」
「第二は国境巡回と援軍の導線確保」
「はっ」
「近衛と第一は王宮と王都の警護強化」
「はっ」
「……」
一人だけ、返事ができないルスラーン。
「……はー。ルス?」
「……っ」
「もー。わかってるよー。セレスタン!」
「はっ」
「悪いけど、近衛のことも、頼むねー」
「はは。わかってた! おいルス、後で酒おごれよ」
「! あざっす! カトリーヌさんが許してくれたら、いくらでも」
(セレスタンは恐妻家で有名で、妻であるシャルリーヌの姉のカトリーヌは、本当に怖い。騎士団員たちからも、恐れられている。)
「っ! おんまーーーえーーーはーーーーーーーー!」
がばり、とセレスタンがルスラーンの首を羽交い絞めにして、頭頂を拳でグリグリする。
「いだだ! いだだだ!」
それをガン無視して続ける団長。
「主力はルスラーンと僕で行くからねー」
「!」
「……だろうと思ったぞ」
ラザールが、半眼鏡を押し上げる。
「ぱぱっと撃退しちゃおー。ね、みんなー?」
ジャンルーカ、セレスタン、ウルリヒ、そしてリンジーで王都を守る。
前線は、ジョエル、ラザール、ルスラーン。
「ほなら、えげつない結界敷くんは、ありやんな?」
リンジーがにやにやしている。
「……あからさまなのは、やめてねー?」
「っしゃ。新しいのん試すええ機会やわ~」
じゃあ散会するか、という雰囲気になった時に立ち上がるのは。
「あの!」
近衛筆頭で一番年下の漆黒の竜騎士、ルスラーンだ。
「みなさん! ありがとうございます! どうか、宜しくお願いいたします!」
深く頭を下げる彼に、全員の微笑みが優しい。
「……礼を言うことではない。王国の危機だ。全力で対処する」
「ザール君つめたーい! ま、でも、そーいうことー! ……全員、気を引き締めろ! 散会っ!」
「「「「「おうっ!」」」」」
頭を下げたまま戻れないルスラーンの肩を、優しくぽんぽんと叩くのはジャンルーカだ。
「さあ、一刻も早く、助けに行きましょう」
「はい!!」
※ ※ ※
「もっと良い時に行きたかったな」
馬上のレオナは、そう溜息をつく。
馬車で行くことも考えたが、一刻も早く北の辺境領ダイモンへ行くために、最低限の荷物だけで馬を駆っている。
先頭を走るのはヒューゴー。マリーと離れたくないなら残って良いのよ、と言ったら
「冗談はやめてもらえますか」
と割とガチで怒られ、さらに背後を走るテオとスイに無理してはダメよ、と言ったら
「レオナさんだけには、言われたくないですね」
「おなじく」
と冷たく言われてしまったレオナである。
――あれーえ? 私、ご主人様じゃなかったのかしらーん? トホホですわよー!
おそらくこんなに侍従とメイドに怒られる主人も珍しい、というかいないであろう、とひそかに落ち込む。
挙句の果てにフィリベルトには
「だろうと思ったよ」
と通信魔道具の向こう側で呆れた声を出され
「無理して倒れたら、外出禁止令を出すからね」
と脅されている。
「今夜はとりあえず、この町で宿を取りましょう」
ヒューゴーが、とある町の手前で馬の速度を緩めた。
最短ルートで北上するレオナたちは、王都の西をかすめて北へ直進している。
日が落ち始めたので、その足を止めることにしたようだ。
「野宿でも構わなくてよ」
レオナの発言に、全員が驚いて馬を止める――ブルルルル、と馬たちが大きく鼻を鳴らし、ちょうど地面に生えている草を食んだ。
「……あのねえ……俺がルスにぶっ殺されますって」
ヒューゴーに同調して何度も頷く、テオとスイ。
――なんだろう、このアウェイ感!
「じゃあ、夜通し走るのはどう?」
「はあ?」
「回復魔法しながら。ね」
「……それ、馬には効くんすか」
「じゃーん!」
レオナの手の中には、フィリベルトが開発した馬を補助する魔道具が、四つある。
「じゃーんてなんすか。――は?」
絶句したヒューゴーの代わりに、スイが冷たい声で言った。
「確信犯ですね」
「へへへー」
「ヒュー兄さん、あきらめましょう」
テオが、ヒューゴーを慰めている。
「いやだから、殺されんの俺なんだけどおおおおお!!」
「『殺さないで! 私のわがままだったのよ!』て言うから。ね?」
「んだから、そーいう問題じゃねえんだっつの! あああ! もう! 知らねーぞ!!」
ヒューゴーが馬から降りると、レオナからひったくるように魔道具を奪い取り、順番に取り付けていく。
――レオナには、分かっている。
ヒューゴーは未だに、北の森を再訪できていない。
勝手ではあるが、彼の思い残しを回収する旅にしたい、という思いもあるのだ。
「うし。……行きますか」
顔を上げるヒューゴーにレオナは
「ヒュー。ずっと一緒にいるからね」
と告げた。
ヒューゴーは何度か目を瞬かせた後に、
「……はい」
と頷いた。
※ ※ ※
「ソゾン! 前線はどうなっとる!」
その頃、ダイモン伯爵ヴァジームは、辺境伯邸の自室の通信魔道具前で怒鳴っていた。
『どんどん湧いてきてます! このままでは、明日の朝には森から溢れてくるかと!』
辺境騎士団の団長に就任したソゾン(復興祭交流試合で、ルスラーンと準決勝で戦った相手)が、緊迫した声で報告する。
「ちい。結界はどうじゃ!」
『想定よりはるかに多いです! 持って二日が限度かもしれません!』
「くそう、魔石をありったけ支給して回れ!」
『は!』
「前線に辺境騎士団を送り届けつつ、住民たちを最優先で避難させろ!」
『おまかせを!』
なぜか、マーカム王国北の森に何十年かに一度起こる、スタンピード(魔獣襲来)。
それからこの土地を守ったのが、『雷槍の悪魔』の異名を持つ『英雄』ことヴァジーム・ダイモン。ルスラーンの父親だ。ブラックドラゴンスレイヤーでもある、まさに先駆者である。
自身の経験からも、何度も辺境騎士団に訓練をしてきたし、住民たちへもその恐怖を伝えることと避難方法の確立、備蓄を促してきた。領主として、できうる限りのことはやってきた、その自負があった。
「なんだこの凶悪さは……」
だが、以前のスタンピードとは比べものにならない脅威が、襲い掛かってきている。
魔獣の量も、湧く速さも、その一体一体の強ささえも、段違いに恐ろしくなっているのだ。
「何が起こっておるのだ……まさか……奈落戦争の名残ではあるまいな」
嫌な予感とともに、窓の外を見やるヴァジームの眉間には、深い深い皺が刻まれている。
「頼む……間に合ってくれ……」
辺境領の武力では、耐えることで精いっぱい。王都からの援軍とともに殲滅に移行しなければ、とてももたない。
ヴァジームは大きく息を吐いてから、壁に立てかけてある雷槍に目を移した。
「あれが振るえなくなったら引退しようと思っておったが、どうなることやらじゃのー」
うぞうぞと蠢く大量の邪悪な存在を感じながら、ヴァジームは独り、溜息をついた。
-----------------------------
お読み頂き、ありがとうございます!
ファンアート置き場にも置かせて頂きましたが、ルスラーンを書いていただきました!
嬉しすぎたので、ここにも貼っておきます……まさに私の脳内ルスラーンは、これそのものです!!
近衛の騎士服、めちゃくちゃかっこいいーーーーーーー♡
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
魔力値1の私が大賢者(仮)を目指すまで
ひーにゃん
ファンタジー
誰もが魔力をもち魔法が使える世界で、アンナリーナはその力を持たず皆に厭われていた。
運命の【ギフト授与式】がやってきて、これでまともな暮らしが出来るかと思ったのだが……
与えられたギフトは【ギフト】というよくわからないもの。
だが、そのとき思い出した前世の記憶で【ギフト】の使い方を閃いて。
これは少し歪んだ考え方の持ち主、アンナリーナの一風変わった仲間たちとの日常のお話。
冒険を始めるに至って、第1章はアンナリーナのこれからを書くのに外せません。
よろしくお願いします。
この作品は小説家になろう様にも掲載しています。
【完結済】悪役令嬢の妹様
紫
ファンタジー
星守 真珠深(ほしもり ますみ)は社畜お局様街道をひた走る日本人女性。
そんな彼女が現在嵌っているのが『マジカルナイト・ミラクルドリーム』というベタな乙女ゲームに悪役令嬢として登場するアイシア・フォン・ラステリノーア公爵令嬢。
ぶっちゃけて言うと、ヒロイン、攻略対象共にどちらかと言えば嫌悪感しかない。しかし、何とかアイシアの断罪回避ルートはないものかと、探しに探してとうとう全ルート開き終えたのだが、全ては無駄な努力に終わってしまった。
やり場のない気持ちを抱え、気分転換にコンビニに行こうとしたら、気づけば悪楽令嬢アイシアの妹として転生していた。
―――アイシアお姉様は私が守る!
最推し悪役令嬢、アイシアお姉様の断罪回避転生ライフを今ここに開始する!
※長編版をご希望下さり、本当にありがとうございます<(_ _)>
既に書き終えた物な為、激しく拙いですが特に手直し他はしていません。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
悪役令息(冤罪)が婿に来た
花車莉咲
恋愛
前世の記憶を持つイヴァ・クレマー
結婚等そっちのけで仕事に明け暮れていると久しぶりに参加した王家主催のパーティーで王女が婚約破棄!?
王女が婚約破棄した相手は公爵令息?
王女と親しくしていた神の祝福を受けた平民に嫌がらせをした?
あれ?もしかして恋愛ゲームの悪役令嬢じゃなくて悪役令息って事!?しかも公爵家の元嫡男って…。
その時改めて婚約破棄されたヒューゴ・ガンダー令息を見た。
彼の顔を見た瞬間強い既視感を感じて前世の記憶を掘り起こし彼の事を思い出す。
そうオタク友達が話していた恋愛小説のキャラクターだった事を。
彼が嫌がらせしたなんて事実はないという事を。
その数日後王家から正式な手紙がくる。
ヒューゴ・ガンダー令息と婚約するようにと「こうなったらヒューゴ様は私が幸せする!!」
イヴァは彼を幸せにする為に奮闘する。
「君は…どうしてそこまでしてくれるんだ?」「貴方に幸せになってほしいからですわ!」
心に傷を負い悪役令息にされた男とそんな彼を幸せにしたい元オタク令嬢によるラブコメディ!
※ざまぁ要素はあると思います。
※何もかもファンタジーな世界観なのでふわっとしております。
転生したので好きに生きよう!
ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。
不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。
奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。
※見切り発車感が凄い。
※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。
虐殺者の称号を持つ戦士が元公爵令嬢に雇われました
オオノギ
ファンタジー
【虐殺者《スレイヤー》】の汚名を着せられた王国戦士エリクと、
【才姫《プリンセス》】と帝国内で謳われる公爵令嬢アリア。
互いに理由は違いながらも国から追われた先で出会い、
戦士エリクはアリアの護衛として雇われる事となった。
そして安寧の地を求めて二人で旅を繰り広げる。
暴走気味の前向き美少女アリアに振り回される戦士エリクと、
不器用で愚直なエリクに呆れながらも付き合う元公爵令嬢アリア。
凸凹コンビが織り成し紡ぐ異世界を巡るファンタジー作品です。
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
