1 / 1
すっぽり隠れる体格差
しおりを挟む(ジェラールぅ。)
音がしないように、静かに扉を開けた。
(なんだ、いるじゃないか。)
呼んだくせに出てこないから、どうしたのかと思った。
(それにしても、こんなときに筋トレかよぉ。)
ジェラールは、扉に背を向けていた。
部屋の中央に置かれたソファの肘掛と背にそれぞれ片手を乗せ、ソファの座面に向かい合って素早く前後運動をしている。
(おいおいぃ、どんだけトレーニングが好きなんだよ。ソファが壊れそうだぞ。ガタガタいってるじゃないか。)
(ん?)
なにやら、揺れているものが見える。
(ジェラールの正面、なんか置いてあるのか?)
ジェラールの身体ですっぽり覆われて見えないが、腰の辺りから、白くて細い棒のようなものが左右に飛び出ている。
それは、ジェラールの腰の動きに合わせてぶらぶらと激しく揺れて‥‥。
‥‥。
‥‥‥‥。
足だ!
よく見れば、ジェラールの衣服も、腰の辺りが緩められている。
ベルとジェラールが、まさに致している現場だったのだ。
思わず力が入り、扉がギッと鳴った。
ジェラールが反射的に動いた。
「きゃぁ、んんぁぁぁんぅっ!」
局部は突き刺したまま、片手でベルを抱え上げるものだから、勢いでずっぽりと根元まで埋まってしまったのだ。
(え、えぇ、え◯べんんんん!!)
「なんだ、お前か。」
ジェラールはいつの間にか片手に持っていた短剣をしまい、テーブルからクロスを引き抜くと、くったりとしたベルをそれで覆い隠した。
リュビ族の領地で、ジェラールの幼馴染が目撃した光景でした。
お客さんを招待したのに、その直前に燃え上がってしまった二人笑
お客さんが来たのに気付きませんでした。
10
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる