アリスはまだ定義されていない

ナナシ

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選択肢1「一緒に行こう」を選んだ場合のルート

1-A-2 エルフの里 (A:話しかけようを選んだ場合)

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(エルフと会話する選択肢を選んだ後)

(アリスが一歩一歩、慎重に近づいていく)

(耳の長いローブ姿の青年は、アリスの足音に反応し、ゆっくりとこちらを振り向いた。敵意はない。ただ、その瞳には、警戒心と静かな好奇心が滲んでいる)

『???』
「……君は、この森の住人ではないね」

『アリス』
「う、うん。私はアリス」

(青年はその名を一度口の中で繰り返すように呟き、目を細めた)

『???』
「アリス。……変わった名前だな。でも、綺麗だ。口にすると……不思議と余韻が残る」

(彼は視線を森へと向け、わずかに眉をひそめた)

『???』
「この森には、風や小鳥や草花の“ささやき”が満ちているんだけど……今日は、少し違う気がする」

『アリス』
「違うって、どういうこと?」

『???』
「うまく言えない。いつもより音が静かで……呼吸のリズムがずれてるみたいな、そんな感じ」

(彼はひと呼吸置いて、優しく口を開いた)

『???』
「僕はルフェイン。この森を護る者の一人だ。エルフの里で暮らしている。……君さえよければ、案内するよ。森の中は深くて、霧も濃いから、よそ者が一人で歩くのは危ない」

『アリス』
「……ありがとう。よろしくね、ルフェイン」

(ルフェインが軽く頷き、森の奥へと歩き始める。アリスは少し間を置いて、その背を追いかけた)

(そのとき——風が一度だけ、ざわりと逆巻いた)

(気のせいかもしれない。でも、木々の間で何かがこちらを見ていたような、そんな感覚がアリスの背筋を一瞬だけ撫でていった)

【森の道中】

(アリスとルフェインは並んで歩いている。木漏れ日が枝間で揺れ、霧がゆっくりと流れる)

『ルフェイン』(小声)
「やっぱり……この森、なんだかいつもより静かだね。小鳥の声も、風の囁きも、少し弱い気がする」

『アリス』
「ほんとだ……でも、不思議と落ち着く。森が呼吸してるみたいで」

(アリスの言葉に、ルフェインがわずかに驚いたように彼女を見る)

『ルフェイン』
「君、森の鼓動がわかるんだね。ここに来たばかりなのに、よく耳を澄ませてる」

『アリス』(微笑む)
「うん……声が聞こえるような気がして。ちゃんとはわからないけど……“何かを伝えようとしてる”みたいな感じがするの」

(ルフェインは黙って頷き、どこか嬉しそうに歩を進める)



【シーン:エルフの里・昼】

(霧の奥から現れたのは、森の木々と共に築かれた静かな集落だった。木の上に立つ住居、幹に埋め込まれた書庫、空気は澄んでいて、言葉にできない懐かしさを感じさせる)

(里の住人たちは最初、アリスに驚いた表情を見せたが、ルフェインの紹介により徐々に表情を和らげ、受け入れる)

『ルフェイン』
「……ここが僕たちの里だよ。静かだけど、僕にとっては一番安心できる場所なんだ」

『アリス』
「静かで、やさしい……そんな感じがする」

『ルフェイン』(微笑む)
「そう言ってもらえてよかった。よければ、少し里を案内しようか。みんなも君を歓迎してくれると思う」

(アリスはルフェインの顔を見つめ、ふと問いかける)

『アリス』
(……どうしようかな。あなたは、どう思う?)

(選択肢が表示される)

1. 行っておいで。君が感じたままに動いていいんだよ
 →【共感型:他者と心を通わせる】【ルフェイン好感度 +】

2. 無理しなくていい。迷惑かもしれないって気になるなら、今は断ってもいい
 →【慎重・遠慮型:相手を気遣うが自己主張控えめ】【ルフェイン好感度 ±0】

3. 遠慮しないで甘えてみるのもいいかも。案内してもらおうよ
 →【内向型からやや親密型への傾き】【ルフェイン好感度 +】

4. 少し休んだ方がいい。一人の時間も必要だ
 →【慎重/孤立型の傾向】【ルフェイン好感度 ±0】
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