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夕立3
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八月最終週のセミの鳴き声と大人たちの顔が、溶けてしまうのではという暑さの中。
櫂のアパートからも由里たちの家からも近い大学の駅で待ち合わせをして舞浜駅に向かった。着くなり青いキャップを被った黄色のティシャツ、半ズボンをはいた被った小さな体は、太陽を味方につけたように元気よくはしゃぎまわっていた。
が、急に立ち止まり笑顔を消して、隼は真面目な顔でいった。
「今日は、櫂はお母さんのことを『ゆうちゃん』って呼んでね」
そういえば、以前別れ際あだ名で呼べとそ言っていたことを思い出す。あの時はただの冗談だと思っていたが、案外真面目だったようだ。隼は真っ直ぐに櫂を見つめてくる。櫂が少し戸惑っていると、由里も苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
「……また、その話? いい加減にしなさいよ」
「だって、なんか変じゃん。いつも櫂はお母さんのこと『高梨さん』っていうけど、ボクも『高梨』だし。その代わり、お母さんも『櫂』って呼ぶんだぞ。一人だけ櫂のことを『稲葉君』なんていったら、おかしいじゃんか」
今だけは嘘でもいいから普通の家族でありたい。本当の父親じゃないということはわかってる。だけど、今だけは許してくれたっていいだろう。切実な隼の瞳の奥には、そんな思いが滲んでいた。由里の目が吊り上がり始めるが、それをやんわりと櫂が制した。
「わかった。じゃあ、俺は『由里さん』って呼べばいいんだな」
櫂が承諾すれば、由里が不満そうな瞳をよこしていた。
「まぁ、今日一日くらいやりたいようにさせるのも悪くないんじゃない? いつも隼も頑張ってるんだし」
櫂の言葉で由里が押し黙り、渋々頷く。すると、隼の要求していたあだ名じゃないことに不服そうではあるが満面の笑みを浮かべて、また走り回っていた。
エントランスに入った途端、また隼はあちこち飛び跳ねる。笑ってしまうほどの元気の良さに思わず櫂が声をかけた。
「最初から飛ばしてたら夜までもたないぞ」
「大丈夫! めちゃくちゃ楽しみにしてたから!」
子供らしい理由付けに苦笑しながら櫂が見守っていると、横にいた由里もあきれ顔をしながら苦言を呈していた。
「いつもそういっておきながら、結局疲れて抱っこってせがんでくるじゃない」
「だから大丈夫だって! 今日は櫂もいるし!」
隼は由里の苦言も軽々と払いのけて、時折クランキーチョコレートを口に放り込みながら飛び回り続けていた。そして、隼に手を引っ張られ、いつの間にか三人で絶叫アトラクションの長い行列に並んでいた。
行列に並び始めると隼と櫂二人でクランキーチョコレートを頬張り、由里は二人の様子に笑っていた。
「そういえば、ディズニーランドは初めて?」
櫂が隼に尋ねると、腕組みをしてうーんと頭をひねり出す。そんなに難しい質問したかなと思いながら、返答を待つと、ぽんと手をたたく。
「やっぱり初めて! だよね、お母さん?」
「……そうね」
答える由里の瞳はほんの少し陰りが見えた気がしたが、すぐにそれは消えて目を細め隼の頭を撫でていた。
由里の温かく包み込むような微笑み。そこから更なる元気を受け取ったように、隼の顔にも笑顔が零れていた。ガソリンを補給した隼はあちこち話題を飛ばしながらも、楽しそうにお喋りを続けていた。
「普段のお母さんは、だらしないんだよ。しょっちゅうリビングの床でゴロゴロしてるし、お菓子ぼりぼり食べてるし」
という家の暴露話にまで話が及んだときは、由里の頭から角が生えていた。
「余計なこと言うんじゃないの!」
「え、いいじゃん。本当のことなんだから」
「いっていいことと悪いことがある」
「櫂ならいいじゃん。ね?」
同意を求めてくる隼に「別に恥ずかしいことじゃないよな」と一緒に頷く櫂。由里の目はさらに吊り上がり始めていた。隼はこんな時の対処法を学習したのか、櫂を盾にして後ろに隠れていた。由里ははぁっと溜息をついて怒りに蓋をしていた。そのままそっとしておけば、収まりそうなのに子供という生き物はやっぱり大人しくできないらしい。
「お母さん、ちょっと優しくなったよね。やっぱ櫂がいると違うのかなぁ」
櫂と由里の顔をにやにやしながら、交互に見つめてくる。せっかく静まりかけた火に油を注いぎ始める隼。由里の双眸が一気に炎が燃え盛り始めていた。
「そんなに怒られたいの!?」
鋭い声に、ヒッと小さな悲鳴が背後から響く。どうみても隼に分が悪いが仕方なく「まぁまぁ」と由里を治めようと口を開きかけるが、凄まじい威力の睨みに気圧されて、結局口を閉ざしていた。やはり、アイラインの効果は凄まじい。再認識していると、乗り物の順番がちょうど回ってきた。由里の怒りは、乱高下するコースターに吹き飛ばされ、降りるときにはすっかりいつもの笑窪と共に笑顔を取り戻していた。
「手繋ごうよ」
そういうのと同時に櫂の手を遠慮がちに握ってくる。それをしっかりと握り返してやると、隼は更に熱く火照らせて力を込めていた。隼は満面の笑みを櫂に向けてくる。まっすぐで素直で透き通った瞳。こんな時代が自分にもあったのだろうか。一瞬思い返そうとしたが、すぐにそんな記憶あるはずがないと途中でやめた。
隼は片親ではあるが、二人揃った両親を持っているはずの自分以上の愛情を由里からもらえているんだろう。その証拠がこの笑顔だ。少しだけ、隼が羨ましいと思いながら櫂も微笑む。隼はもう片方の手を由里に預けて、二人に挟まれながら幸せそうな笑顔を浮かべていた。
混雑したレストランテーブルで昼食をとり終えて由里がトイレから戻ってくる間、櫂と隼はテーブル席で座りながら次何に乗ろうかと、パンフレットを広げていた。その時、ふと隼が呟いた。
「さっき、ディズニーきたの初めてって言ったけど……本当はさぁ。たぶん、ここに来たの二回目なんだと思う」
急にそんなことを言いはじめる隼。急に違う話になることは今に始まったことじゃないが、少し怪訝に思いながら櫂もそれに応じる。
「そうだったのか。でも、何でさっき初めてって?」
由里も隼に確認されたとき、頷いていた。そんなこと嘘をついたって、なんの意味もないことなのに。
「ここに来たの二人じゃなくて裕美おばさんもいたから。思い出したくないかなって」
由里の家でみた家族写真が蘇る。『裕美』は由里の妹だ。確かあの写真の話をしたとき、家族以上の絆だと言っていたはずだ。由里の話しぶりも、決していがみ合っているような口調じゃなかった。
「どうして、由里さんが思い出したくないって思ったんだ?」
「遠くに行っちゃったから」
「引っ越しちゃったってこと?」
「死んじゃったんだ」
隼から予想外の言葉が飛び出して、絶句する。こんなこと隼の口から言わせるべきじゃなかったと、後悔の波のまれながら唐突に宮下親子の息子が塾にやってきたときのことを思い出した。博司が由里と裕美を間違えて、それが分かった時。
『……そうですよね。そんなはずないんですもんね』
そういっていた。由里の態度もおかしかった。早く話を切り上げたいという態度に出ていたのは、隼を迎えに行きたいからだとばかり思っていたが、本当は妹の話をしたくなかったから。ぼんやりしていた焦点が急に合い始める。
「ごめん、そんな話」
「いいよ。ボクまだ一歳か二歳くらいだったからほとんど覚えてないし。なんで死んじゃったのかもよく知らない。だけど、たぶん突然だったんだと思う。僕も裕美おばさんのことが大好きだったのと、お母さんが泣いていたのは何となく覚えてるんだ」
「そう……だったのか……」
由里は一人じゃないと思っていた。支えてくれる妹の存在があると。けれど、それは数年前いなくなっていた。
お互いに励まし合い力を合わせ、お互いの手を取り合って家から飛び出してきたのに。突然、消えた。ただでさえ、隼の父親がいなくて辛い思いをしていたのに、更なる過酷な出来事が襲っていたなんて。
神崎の前に暗い顔をして現れたのは、三年前。隼人が今五歳だから、時期が一致する。妹の死から間もなくだったのだろう。失意の中でもどうにか立ち上がろうとして、癒えない傷を抱えながら神崎の元へやってきたのかもしれない。
花時雨の中で、切なく揺れる儚い横顔が鮮明に蘇る。今にも消えてしまいそうな、悲しげな瞳が。
櫂のアパートからも由里たちの家からも近い大学の駅で待ち合わせをして舞浜駅に向かった。着くなり青いキャップを被った黄色のティシャツ、半ズボンをはいた被った小さな体は、太陽を味方につけたように元気よくはしゃぎまわっていた。
が、急に立ち止まり笑顔を消して、隼は真面目な顔でいった。
「今日は、櫂はお母さんのことを『ゆうちゃん』って呼んでね」
そういえば、以前別れ際あだ名で呼べとそ言っていたことを思い出す。あの時はただの冗談だと思っていたが、案外真面目だったようだ。隼は真っ直ぐに櫂を見つめてくる。櫂が少し戸惑っていると、由里も苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
「……また、その話? いい加減にしなさいよ」
「だって、なんか変じゃん。いつも櫂はお母さんのこと『高梨さん』っていうけど、ボクも『高梨』だし。その代わり、お母さんも『櫂』って呼ぶんだぞ。一人だけ櫂のことを『稲葉君』なんていったら、おかしいじゃんか」
今だけは嘘でもいいから普通の家族でありたい。本当の父親じゃないということはわかってる。だけど、今だけは許してくれたっていいだろう。切実な隼の瞳の奥には、そんな思いが滲んでいた。由里の目が吊り上がり始めるが、それをやんわりと櫂が制した。
「わかった。じゃあ、俺は『由里さん』って呼べばいいんだな」
櫂が承諾すれば、由里が不満そうな瞳をよこしていた。
「まぁ、今日一日くらいやりたいようにさせるのも悪くないんじゃない? いつも隼も頑張ってるんだし」
櫂の言葉で由里が押し黙り、渋々頷く。すると、隼の要求していたあだ名じゃないことに不服そうではあるが満面の笑みを浮かべて、また走り回っていた。
エントランスに入った途端、また隼はあちこち飛び跳ねる。笑ってしまうほどの元気の良さに思わず櫂が声をかけた。
「最初から飛ばしてたら夜までもたないぞ」
「大丈夫! めちゃくちゃ楽しみにしてたから!」
子供らしい理由付けに苦笑しながら櫂が見守っていると、横にいた由里もあきれ顔をしながら苦言を呈していた。
「いつもそういっておきながら、結局疲れて抱っこってせがんでくるじゃない」
「だから大丈夫だって! 今日は櫂もいるし!」
隼は由里の苦言も軽々と払いのけて、時折クランキーチョコレートを口に放り込みながら飛び回り続けていた。そして、隼に手を引っ張られ、いつの間にか三人で絶叫アトラクションの長い行列に並んでいた。
行列に並び始めると隼と櫂二人でクランキーチョコレートを頬張り、由里は二人の様子に笑っていた。
「そういえば、ディズニーランドは初めて?」
櫂が隼に尋ねると、腕組みをしてうーんと頭をひねり出す。そんなに難しい質問したかなと思いながら、返答を待つと、ぽんと手をたたく。
「やっぱり初めて! だよね、お母さん?」
「……そうね」
答える由里の瞳はほんの少し陰りが見えた気がしたが、すぐにそれは消えて目を細め隼の頭を撫でていた。
由里の温かく包み込むような微笑み。そこから更なる元気を受け取ったように、隼の顔にも笑顔が零れていた。ガソリンを補給した隼はあちこち話題を飛ばしながらも、楽しそうにお喋りを続けていた。
「普段のお母さんは、だらしないんだよ。しょっちゅうリビングの床でゴロゴロしてるし、お菓子ぼりぼり食べてるし」
という家の暴露話にまで話が及んだときは、由里の頭から角が生えていた。
「余計なこと言うんじゃないの!」
「え、いいじゃん。本当のことなんだから」
「いっていいことと悪いことがある」
「櫂ならいいじゃん。ね?」
同意を求めてくる隼に「別に恥ずかしいことじゃないよな」と一緒に頷く櫂。由里の目はさらに吊り上がり始めていた。隼はこんな時の対処法を学習したのか、櫂を盾にして後ろに隠れていた。由里ははぁっと溜息をついて怒りに蓋をしていた。そのままそっとしておけば、収まりそうなのに子供という生き物はやっぱり大人しくできないらしい。
「お母さん、ちょっと優しくなったよね。やっぱ櫂がいると違うのかなぁ」
櫂と由里の顔をにやにやしながら、交互に見つめてくる。せっかく静まりかけた火に油を注いぎ始める隼。由里の双眸が一気に炎が燃え盛り始めていた。
「そんなに怒られたいの!?」
鋭い声に、ヒッと小さな悲鳴が背後から響く。どうみても隼に分が悪いが仕方なく「まぁまぁ」と由里を治めようと口を開きかけるが、凄まじい威力の睨みに気圧されて、結局口を閉ざしていた。やはり、アイラインの効果は凄まじい。再認識していると、乗り物の順番がちょうど回ってきた。由里の怒りは、乱高下するコースターに吹き飛ばされ、降りるときにはすっかりいつもの笑窪と共に笑顔を取り戻していた。
「手繋ごうよ」
そういうのと同時に櫂の手を遠慮がちに握ってくる。それをしっかりと握り返してやると、隼は更に熱く火照らせて力を込めていた。隼は満面の笑みを櫂に向けてくる。まっすぐで素直で透き通った瞳。こんな時代が自分にもあったのだろうか。一瞬思い返そうとしたが、すぐにそんな記憶あるはずがないと途中でやめた。
隼は片親ではあるが、二人揃った両親を持っているはずの自分以上の愛情を由里からもらえているんだろう。その証拠がこの笑顔だ。少しだけ、隼が羨ましいと思いながら櫂も微笑む。隼はもう片方の手を由里に預けて、二人に挟まれながら幸せそうな笑顔を浮かべていた。
混雑したレストランテーブルで昼食をとり終えて由里がトイレから戻ってくる間、櫂と隼はテーブル席で座りながら次何に乗ろうかと、パンフレットを広げていた。その時、ふと隼が呟いた。
「さっき、ディズニーきたの初めてって言ったけど……本当はさぁ。たぶん、ここに来たの二回目なんだと思う」
急にそんなことを言いはじめる隼。急に違う話になることは今に始まったことじゃないが、少し怪訝に思いながら櫂もそれに応じる。
「そうだったのか。でも、何でさっき初めてって?」
由里も隼に確認されたとき、頷いていた。そんなこと嘘をついたって、なんの意味もないことなのに。
「ここに来たの二人じゃなくて裕美おばさんもいたから。思い出したくないかなって」
由里の家でみた家族写真が蘇る。『裕美』は由里の妹だ。確かあの写真の話をしたとき、家族以上の絆だと言っていたはずだ。由里の話しぶりも、決していがみ合っているような口調じゃなかった。
「どうして、由里さんが思い出したくないって思ったんだ?」
「遠くに行っちゃったから」
「引っ越しちゃったってこと?」
「死んじゃったんだ」
隼から予想外の言葉が飛び出して、絶句する。こんなこと隼の口から言わせるべきじゃなかったと、後悔の波のまれながら唐突に宮下親子の息子が塾にやってきたときのことを思い出した。博司が由里と裕美を間違えて、それが分かった時。
『……そうですよね。そんなはずないんですもんね』
そういっていた。由里の態度もおかしかった。早く話を切り上げたいという態度に出ていたのは、隼を迎えに行きたいからだとばかり思っていたが、本当は妹の話をしたくなかったから。ぼんやりしていた焦点が急に合い始める。
「ごめん、そんな話」
「いいよ。ボクまだ一歳か二歳くらいだったからほとんど覚えてないし。なんで死んじゃったのかもよく知らない。だけど、たぶん突然だったんだと思う。僕も裕美おばさんのことが大好きだったのと、お母さんが泣いていたのは何となく覚えてるんだ」
「そう……だったのか……」
由里は一人じゃないと思っていた。支えてくれる妹の存在があると。けれど、それは数年前いなくなっていた。
お互いに励まし合い力を合わせ、お互いの手を取り合って家から飛び出してきたのに。突然、消えた。ただでさえ、隼の父親がいなくて辛い思いをしていたのに、更なる過酷な出来事が襲っていたなんて。
神崎の前に暗い顔をして現れたのは、三年前。隼人が今五歳だから、時期が一致する。妹の死から間もなくだったのだろう。失意の中でもどうにか立ち上がろうとして、癒えない傷を抱えながら神崎の元へやってきたのかもしれない。
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