魔法少女ほのか 私がマスコットに体を乗っとられて、友達に幽体離脱させられて、魔法の国で女王と決戦で大暴れする話はいかが?

お花畑ラブ子

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第1章 爆裂☆魔法少女ほのかだぞ☆

ブチュ☆キスの力

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「うむ。愛する者同士のキスは呪いを解く力を持っているモフ。それは君たち人間にもわかっていることじゃないかモフ。ほのか様の中身が別物だとしても、相手方がそれをほのか様だと思ったら、大丈夫だと思いますモフ」
「いやいやいやいやいや」
ほのかはブンブンと首を振った。
「まぁ先輩は鈍感だしなぁ。もしかしたらいけるかもしれない。」
咲がいたずらっぽく笑う。
「ほのかいいではないですカ。そのままの体でいいの?キスなんて挨拶ではないですカ」
華麗もニヤニヤと言う。
「だめだめだめだめ。たとえ魔法を解くためでも天馬さんとミッキュ がキスするなんて。そんなうらやましい、いや、人の気持ちを踏みにじるような事は許せない。」
「うむ。何しろこの魔法はとても古いため、情報が少なすぎるモフ。何か手がかりがあれば良いモフが」
「あ、手がかりなら、」
ぐるぐるに縛り上げられた龍を引っ張り上げた。
確かに古代魔法少女のパートナーだった龍なら何か知っているかもしれない。というよりもミッキュ とグルだったからなおさらだ。
そうだみんなで縛り上げよう
乙女の不気味な笑い声が響いた後、長い悲鳴が聞こえてきた。

魔法生物(マジカル)は古来より存在した。
ペガサスやヤマタノオロチ、場所、時間、大きさ、姿形、能力、人知を超える存在達だが、人と共存を選ぶもの、敵対するもの、利用するもの、様々な生物が現れては消え、消えては現れていた。今やミミズの干物のごとく、こってり絞られた、この龍もかつては魔法生物の王として君臨していた。しかし一人の少女との出会いが彼の人生を大きく変えた。元は彼の支配していた村のいけにえの1人であった。その少女は自身の爪よりも小さな生き物であったが、他のいけにえとは違いこちらに対して、問いかけてきた。それは命乞いではなく純粋な興味関心だった。「最後に1つだけ教えて。あなたは何がしたいのか」その問いかけに何千何万年も生きていた王は答えることができなかった。他のいけにえ同様その娘も食ったが疑問はいつまでも王の腹の中でくすぶり続けた。さらに数十年が経って、王は決意した。今まで食った生贄の力を合わせ1人の少女にその力を与えた。これが魔法少女の始まりである。王は魔法生物として魔法少女を助け共に戦っているうちに自分の使命を世界を守ることに捧げることを誓った。魔法少女が活躍するたびにその名声は広く世に伝わるようになった。王のもとに続々と他の魔法生物たちが集まり魔法少女が誕生していた。魔法少女が力をつけていくと、そのたびに新たな敵が現れ世界の平和を守るとともに新たな敵を生み出すジレンマに陥った。自分のやっていることが本当に正しいのか疑問に思ってしまった。はじめのうちはあくまで人間主体であったが、いつしか龍本人が魔法少女として力をふるいたくなった。戦いが激化していき、たくさんの加護を持つ魔法少女も命を落とすようになった。ついに王のパートナーであった魔法少女も力尽きてしまった。深くくいた王は魔法少女の亡骸に宿り魔人少女として戦いを終わらせた。しかしその反動で魔法少女の魂は縛られ古代魔法少女として後のように禍根を残すことになる。
「だが、愚かな私は咲さまをはじめステキな方々に出会い、悔い改め下僕として、さき様に踏んでいただくことを史上の喜びとしております。」
「話が長いんだよこの蛇野郎」
「哀れだ。」

「今回の場合はどうなるんかな?ほのかは生きてるわけだし」
咲がブンブンと龍を振り回しながら言った。
「やっぱりキスですカ?」
「キスはダメッホー」
「てかさー」
ひとりの幼女が、ほのかを抱える。
「ほのか姉ちゃんが魔人少女の契約をすれば元に戻るんじゃないの」
「「「ふぇっ?」」」
上をおさげに結んだ女の子がそこにいた中学生たちに話しかける。彼女の名前はソフィア。魔法国の出身で天馬さんの妹だ。彼女も魔法少女だがこちら側の人間では無い為、自分の魔力が十分にあり魔法生物の助けなしに変身できる。6人めの仲間だ。もちろん兄には内緒である。
「兄ちゃんが結局誰と付き合おうが私には関係ないけど、兄ちゃんが悲しむようなことになったら私何するか分からないから」
彼女自身は認めないがブラコンである。
「確かにもう一度魔人少女の契約をすれば入れ替わるかも」
「ちょっちょっとまて。それではロマンスが全くないじゃないか」
龍が慌てて口を挟む。
「刻むぞ蛇が」
「ひっ!」
この幼女敵なしである。
「魔神少女の契約のために必要な儀式は5人の魔法少女の魔力と魔法生物だ。今ここにあるのは私と咲姉ちゃんと華麗姉ちゃんの3人の魔法少女の魔力。あと2人が必要だな。」
「ソフィアちゃん」
この子には散々振り回されたけれども、味方になったらこうも頼もしいかと思うと涙が出てくる。初めて会った頃は同じ天満さんを狙う恋敵として散々な嫌がらせを受けたけれども今はもう水に流そう。幼女は腰に手をあて、ふんと鼻息荒く言う。
「魔法老婆に助力を頼む」
幼女から老婆へ急転直下である。
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