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第二章 国家解体
第39話
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宰相サガラは小走りで王宮内を移動していた。手には一枚の紙を持ち、力強く握られている。
途中で逢う人の挨拶や会釈にも気付かず、只管に目的地へと急いでいた。
「陛下!」
そして漸く目的の人物と出会う。
「サガラ、その様に急いでどうしたのです?」
「申し訳ございませぬ。しかし、事態が事態でしたもので」
「ふむ、国家存亡の危機ですか?」
「それに近しい事とお考えいただければ幸いです」
王は皮肉交じりで話したがサガラはそれすらも真面に取り合おうとはしなかった。
そこで王は気持ちを切り替える。
「なるほど、では執務室へと移動しましょう」
「はっ!」
王の仕事は各大臣の報告を受けることとそれに関して許可を出す事が主だ。
それ以外にも王室財産の管理なども行っている。
だがこうして各大臣からの相談や、謀議等々国家運営において重要事項が発生した場合にはその限りではない。
故に執務室に大臣を招き入れるときは周囲に話が漏れないことが前提となっている。
「さあ、お入りください」
「失礼いたします」
この部屋は決して話が漏れぬような設計が為されている。
それこそ、レイブル王国から魔法に於ける対処法をも取り入れているのだ。
此処以上に話をして漏洩する心配を抱かなくてよい場所はないと胸を張れる場所だ。
「陛下、さっそくお話いたしたいのですが、ヴェーラー大臣をお呼びください」
「そうですか、わかりました」
室内に設えられた電話で王はヴェーラーを呼び出した。
幸い彼はこの日王宮にて執務を行っていた為、十分と掛からずこの部屋に駆け込んできた。
「お、お待たせいたしました!」
王からの呼び出しに執務室へとダブルパンチが彼を急がせたのは言うまでもない。
「先ずは座ってください。それと水が必要ですね」
この部屋に於いて水を出すのは王の役割だった。
下手に臣下が動き王に万が一の事があってはたまらないとの考えからだ。
「も、申し訳ございません……」
出された水を一気に飲み干し、ヴェーラーは上着のボタンを外し楽にして呼吸を整える。
「それではよろしいですかな?」
「ええ、始めてください」
そして、サガラは王命によって動き始めていたターボ社の報告を行う。
「最初に言っておきます。ターボ社の土地建物、及び資産でございますが、殆どが現金化されておりました」
「現金化とはどういう事でしょうか?」
「融資を断ったワヤル銀行は接収したその日にカルガード不動産にすべてを売却していました」
その報告に王とヴェーラーは絶句する。
「手際が良すぎる……」
「その通りだヴェーラー大臣。これを見てください」
そしてサガラは一つの資料を国王へ提出する。
「これは……」
「カルガード不動産の実態です」
王とヴェーラーは隅々まで読み込む。すると最後にとんでもない爆弾が仕掛けられていたことに気付く。
「これは⁉」
「なぜこんなことが出来るのだ!」
「法律の穴を突かれたということです」
カルガード不動産は確かにボルドル王国の不動産業を営む会社だが、その実態はイラバニア帝国のフロント企業だったのだ。
しかも巧妙にイラバニア帝国と悟られぬよう、間に幾つも会社と人間を挟んでの進出を果たしていた。
「敵対国であろうと我が国で商売をすることは禁止致しておりません。ましてやイラバニア帝国は我が国の経済をある程度支えております故、強く出ることもできません」
サガラの言葉に一同溜息を吐くしかなかった。
「しかし、サガラ宰相。こうなると最初からこの会社はターボ社を狙って設立されたように思えるのだが」
「確かに私もそれは考えた。だが、設立時期から考えるとそうとも言い切れない。もしかしたらイラバニア帝国にとって絶妙なタイミングで許可を得ただけに過ぎないのかもしれない」
「しかし、サガラ。イラバニア帝国は我が国で相当な耳目が存在していると考えられますが?」
「はっ⁉ 確かに、陛下の仰る通りですな!」
ヴェーラーは王の言葉にハッとなる。誰もが知らなかった飛行機という技術。それを開発したターボ社という地方の小さな工場。それをして、イラバニア帝国の情報収集能力の高さに舌を巻いた。
「実は陛下の仰る通りでございます。現在内務省の人間が一丸となって防諜対策に当たっておりますが、ことは王国全土に及ぶ可能性がございます。とてもではありませんが人が足りませぬ……」
サガラはどうせならば予算も足りないと言いたかった。しかし、日頃ヴェーラー軍務大臣の発言に異を唱える彼にとって、目の前で予算云々を言い出すことは憚られた。
「これは軍も動員するべきでしょうか、陛下?」
「そうですね…… 軍を動かすとなると別に勘繰られる可能性を考えなければなりません。ここは警察と私の衛兵団を動員しましょう。確かサガラの命で合同チームを発足させていましたね」
「はっ。今回の件に関しまして内務省の人間と衛兵団の者を一チーム編成いたしました」
「ならばこれからは一致協力して事に当たれると考えてよろしいですね?」
王はサガラとヴェーラーに厳しい視線を向けた。
「はっ! 陛下のお気持ちを裏切るような者はございませぬ!」
「陛下のご意向に逆らう者は軍が叩きのめしましょう!」
ヴェーラーの発言にサガラは顔を顰める。
「表立って軍は動かないことを祈ります。軍は国を守る肝心要なのですからね」
「ははっ!」
後にボルドルの帝国狩りと呼ばれる合同捜査は両国間の関係を決定する。
一方、ワヤル銀行頭取アカルント・シューターは連日の取り調べを受けていた。
サリー・ダナマが引き続き取り調べを、別室ではヘインたちが待機してじっくり話を聴いている。
「では貴方は売却した会社について殆ど知らないと?」
「はい。何しろ金は出すから飛び入りでも買いたいと……」
「それで貴方は売却を決定した」
ダナマの視線が強くなる。
それに萎縮するシューターに彼女はため息を吐く。
「しかし不思議ですね。ターボ社の資産価値を貴方はなぜ融資不適格にしたのですか?」
「それは……」
隣でマイク越しとは言えリアルタイムで聴いているヘインはどうにももどかしい思いをしていた。
「どうにもこの辺りになると口を割らなくなるな」
「ああ、どうしたんだろうな。早く話せば楽なのにな」
マークはタバコを吹かしながら答える。
彼等もターボ社については調査した。その結果他の銀行ならば融資出来るだけの価値があったのだ。
惜しむらくは経営者ボーデル・ドートンが、他の銀行を頼ることなく諦めたことだ。
「では、話を変えましょうか。貴方が売却した会社ですが、あれの大元はご存知ですか?」
「い、いいえ。存じ上げません。親会社が有るのですか」
「ええ、カルガード社はイラバニア帝国のフロント企業です」
その発言にシューターは顔を蒼白にして席を立つ!
「ば、バカな……」
彼なりにカルガード社を調べていた。当初、資格を得て間もないカルガード社を怪しんでいたのは間違いなかった。
但し、それは資金面の話だ。それでも彼が調べた中でイラバニア帝国の存在を確認する事は出来なかった。
「事実です。まあ民間企業が調べるには厳しいでしょう」
この反応でダナマはシューターが帝国の企業と知りながら売却した線が消えたと考える。
途中で逢う人の挨拶や会釈にも気付かず、只管に目的地へと急いでいた。
「陛下!」
そして漸く目的の人物と出会う。
「サガラ、その様に急いでどうしたのです?」
「申し訳ございませぬ。しかし、事態が事態でしたもので」
「ふむ、国家存亡の危機ですか?」
「それに近しい事とお考えいただければ幸いです」
王は皮肉交じりで話したがサガラはそれすらも真面に取り合おうとはしなかった。
そこで王は気持ちを切り替える。
「なるほど、では執務室へと移動しましょう」
「はっ!」
王の仕事は各大臣の報告を受けることとそれに関して許可を出す事が主だ。
それ以外にも王室財産の管理なども行っている。
だがこうして各大臣からの相談や、謀議等々国家運営において重要事項が発生した場合にはその限りではない。
故に執務室に大臣を招き入れるときは周囲に話が漏れないことが前提となっている。
「さあ、お入りください」
「失礼いたします」
この部屋は決して話が漏れぬような設計が為されている。
それこそ、レイブル王国から魔法に於ける対処法をも取り入れているのだ。
此処以上に話をして漏洩する心配を抱かなくてよい場所はないと胸を張れる場所だ。
「陛下、さっそくお話いたしたいのですが、ヴェーラー大臣をお呼びください」
「そうですか、わかりました」
室内に設えられた電話で王はヴェーラーを呼び出した。
幸い彼はこの日王宮にて執務を行っていた為、十分と掛からずこの部屋に駆け込んできた。
「お、お待たせいたしました!」
王からの呼び出しに執務室へとダブルパンチが彼を急がせたのは言うまでもない。
「先ずは座ってください。それと水が必要ですね」
この部屋に於いて水を出すのは王の役割だった。
下手に臣下が動き王に万が一の事があってはたまらないとの考えからだ。
「も、申し訳ございません……」
出された水を一気に飲み干し、ヴェーラーは上着のボタンを外し楽にして呼吸を整える。
「それではよろしいですかな?」
「ええ、始めてください」
そして、サガラは王命によって動き始めていたターボ社の報告を行う。
「最初に言っておきます。ターボ社の土地建物、及び資産でございますが、殆どが現金化されておりました」
「現金化とはどういう事でしょうか?」
「融資を断ったワヤル銀行は接収したその日にカルガード不動産にすべてを売却していました」
その報告に王とヴェーラーは絶句する。
「手際が良すぎる……」
「その通りだヴェーラー大臣。これを見てください」
そしてサガラは一つの資料を国王へ提出する。
「これは……」
「カルガード不動産の実態です」
王とヴェーラーは隅々まで読み込む。すると最後にとんでもない爆弾が仕掛けられていたことに気付く。
「これは⁉」
「なぜこんなことが出来るのだ!」
「法律の穴を突かれたということです」
カルガード不動産は確かにボルドル王国の不動産業を営む会社だが、その実態はイラバニア帝国のフロント企業だったのだ。
しかも巧妙にイラバニア帝国と悟られぬよう、間に幾つも会社と人間を挟んでの進出を果たしていた。
「敵対国であろうと我が国で商売をすることは禁止致しておりません。ましてやイラバニア帝国は我が国の経済をある程度支えております故、強く出ることもできません」
サガラの言葉に一同溜息を吐くしかなかった。
「しかし、サガラ宰相。こうなると最初からこの会社はターボ社を狙って設立されたように思えるのだが」
「確かに私もそれは考えた。だが、設立時期から考えるとそうとも言い切れない。もしかしたらイラバニア帝国にとって絶妙なタイミングで許可を得ただけに過ぎないのかもしれない」
「しかし、サガラ。イラバニア帝国は我が国で相当な耳目が存在していると考えられますが?」
「はっ⁉ 確かに、陛下の仰る通りですな!」
ヴェーラーは王の言葉にハッとなる。誰もが知らなかった飛行機という技術。それを開発したターボ社という地方の小さな工場。それをして、イラバニア帝国の情報収集能力の高さに舌を巻いた。
「実は陛下の仰る通りでございます。現在内務省の人間が一丸となって防諜対策に当たっておりますが、ことは王国全土に及ぶ可能性がございます。とてもではありませんが人が足りませぬ……」
サガラはどうせならば予算も足りないと言いたかった。しかし、日頃ヴェーラー軍務大臣の発言に異を唱える彼にとって、目の前で予算云々を言い出すことは憚られた。
「これは軍も動員するべきでしょうか、陛下?」
「そうですね…… 軍を動かすとなると別に勘繰られる可能性を考えなければなりません。ここは警察と私の衛兵団を動員しましょう。確かサガラの命で合同チームを発足させていましたね」
「はっ。今回の件に関しまして内務省の人間と衛兵団の者を一チーム編成いたしました」
「ならばこれからは一致協力して事に当たれると考えてよろしいですね?」
王はサガラとヴェーラーに厳しい視線を向けた。
「はっ! 陛下のお気持ちを裏切るような者はございませぬ!」
「陛下のご意向に逆らう者は軍が叩きのめしましょう!」
ヴェーラーの発言にサガラは顔を顰める。
「表立って軍は動かないことを祈ります。軍は国を守る肝心要なのですからね」
「ははっ!」
後にボルドルの帝国狩りと呼ばれる合同捜査は両国間の関係を決定する。
一方、ワヤル銀行頭取アカルント・シューターは連日の取り調べを受けていた。
サリー・ダナマが引き続き取り調べを、別室ではヘインたちが待機してじっくり話を聴いている。
「では貴方は売却した会社について殆ど知らないと?」
「はい。何しろ金は出すから飛び入りでも買いたいと……」
「それで貴方は売却を決定した」
ダナマの視線が強くなる。
それに萎縮するシューターに彼女はため息を吐く。
「しかし不思議ですね。ターボ社の資産価値を貴方はなぜ融資不適格にしたのですか?」
「それは……」
隣でマイク越しとは言えリアルタイムで聴いているヘインはどうにももどかしい思いをしていた。
「どうにもこの辺りになると口を割らなくなるな」
「ああ、どうしたんだろうな。早く話せば楽なのにな」
マークはタバコを吹かしながら答える。
彼等もターボ社については調査した。その結果他の銀行ならば融資出来るだけの価値があったのだ。
惜しむらくは経営者ボーデル・ドートンが、他の銀行を頼ることなく諦めたことだ。
「では、話を変えましょうか。貴方が売却した会社ですが、あれの大元はご存知ですか?」
「い、いいえ。存じ上げません。親会社が有るのですか」
「ええ、カルガード社はイラバニア帝国のフロント企業です」
その発言にシューターは顔を蒼白にして席を立つ!
「ば、バカな……」
彼なりにカルガード社を調べていた。当初、資格を得て間もないカルガード社を怪しんでいたのは間違いなかった。
但し、それは資金面の話だ。それでも彼が調べた中でイラバニア帝国の存在を確認する事は出来なかった。
「事実です。まあ民間企業が調べるには厳しいでしょう」
この反応でダナマはシューターが帝国の企業と知りながら売却した線が消えたと考える。
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