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第 五章 王都と陰謀と武闘大会
第 72話 決勝トーナメント3日目夜中から翌日朝。
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マップを頼りに、宰相の屋敷に着く。やはり門に守衛がいるな。しかも門が閉まっている。さてどうしたものか。
ここは悪いが、屋敷の人間は全員寝て貰おう。
「〈サーチ・屋敷内の人全て〉。〈マルチロック 〉〈スリープ〉。」
お、守衛達は寝たな。屋敷の中も動く者はいないしな。よし、行くか。
正門から堂々と入っていく。
正面玄関口は流石閉まっているな。裏口はどうかな?
残念、裏口も閉まっているよ。さて、どうやって入り込もうかな。魔法の一覧を出して方法を思案する。
うん、これを試してみるか。
「〈ダークチェイン〉。」
黒色のチェインが掌から出て、二階のバルコニーの手摺に絡み付いた。チェインが外れない事を確かめてから登っていく。無事にバルコニーに登りきると続いて呪文を唱える。
「〈サーチ・宰相の寝室〉。」
お、寝室は三階か。バルコニーから部屋に入り込む。
部屋は書斎の様だった。
書斎をでて三階へ向かい、寝室の前にたどり着く。中の気配を伺うが、動いている者はいないようだ。
扉を開けて、中に入ると、大きなベッドに眠る宰相がいた。よし、起きない内に、用件を済ますか。
ベッドの枕の上に封筒を置く。さっさと、部屋から出て、表玄関から鍵を開けて、出ていく。門を閉めて、立ち去った。
まず、第一段階はクリアと。次は証拠集めか、どこから始めるかな。
よし、例の五家を早速やるか。まずは、イストール公爵の屋敷からだ。
ここも守衛がいるが、不真面目なのか、規律が緩いのか、既に酒を飲んで寝てるよ。ここは念入りに。〈スリープ〉をかけておく。続いて呪文を唱えた。
「〈サーチ・イストール公爵邸の人全員〉。〈マルチロック〉〈スリープ〉」
これで動いている光点は無くなったな。
門を開けて敷地に入る。
(お、ラッキー開いてるじゃん。)
正面玄関口から入り込んだ。ステータス画面の本棚にコピーした。隠し金庫や隠し部屋の見取り図を見ながら、その場所に向かう。
何で皆こうお約束に従うのかな。隠し金庫は書斎の壁に掛けてある絵画の裏に有った。鍵等はなく、そのまま中身を全てインベントリィに収納する。収納した書類の中に、隣の帝国に通じている手紙があった。こりゃあアウトだね。
宝石から金貨や白金貨も根こそぎ収納する。ステータス画面の持ち物の画面には白金貨千二百枚、金貨二千枚程あった。闇ギルドからの返事の手紙もあるな。これだけあれば、十分だろう。
次の屋敷行くか。こうして、この後残り四家も訪問して、犯罪の証拠を集め、序でに隠し財産を根こそぎ頂きました。流石に夜明け近くになったので、自分の部屋に戻る。
「やあ、オオガミ君お早う。おや、眠そうだが、どうしたんだい。」
「お早うございます。魔法の本を読んでいたら朝方近くになってしまいまして。」
「そうかい、護衛は大丈夫なんだろうね?」
「お任せください。仕事はきっちりやりますので。」
「頼むよ。」
コンコンコン♪。
ノックの後、扉が開きセバスさんが入ってきた。
「旦那様、王宮より使者が参りまして至急登城せよとの事です。」
「こんな早朝から何事だろうな。セバス、至急馬車の用意を。オオガミ君、悪いが護衛として同行してくれ。」
本心は、出来れば嫌だったがここは仕事なので同行する。
いつもの応接室に行くと部屋の前に騎士が立ち、武器を預けてから中に入った。中には既に国王と宰相と近衛騎士団長の三人がまっていた。俺は侯爵の後ろに控えていると、
「オオガミ、君も関係者だ。座ってくれ。」
と、陛下から座るようにいわれる。陛下の命なので、大人しく座った。
落ち着いたところで、宰相が話し出す。
「実は、今朝私の枕元にこの様な物が置かれていまして。」
と、懐から例の封筒を取り出して見せる。
「それは、何かな?」
侯爵が宰相に訪ねる。
「この封筒には、貴族派の主要五貴族の不正や闇ギルドとの繋がりなどが告発されています。ほかに、闇ギルド本部の場所とギルド員の名簿一覧と取引のある貴族、軍人、商家のリストが入っています。」
(しまったな、証拠も一緒の方が良かったな。今夜中に渡しておこう。)
「なんと、真ですか?」
侯爵も驚きの表情で聞き返す。
「真です。ただ闇ギルドの方は直ぐにも動けますが、残念ながら貴族派の方は証拠がないため、まだ手出しができません。
それに、先に貴族派を捕まえると闇ギルドの者に逃げられる恐れがありますので、出来れば、一斉に捕まえたいところですが。」
「しかし、誰なんだろうね。わざわざこんな事をする人って。」
「うむ。貴族派に恨みのある貴族とかかな?」
陛下の疑問に侯爵がポツリと、
「・・・・親切な冒険者かもしれませんよ。」
と、意味深な事をいう。
(ヤバい、ここは知らん振りだ。)
「どういう意味だい、アルよ。」
「どこかの冒険者が、早く依頼を片付けたくて、私達が動きやすい様に情報を仕入れてくれたんですよ。ね?オオガミ君?」
「はぁ?侯爵、何を言っているのか意味が分かりませんな。」
「朝方まで、本を読んでいたと言ってたね。」
「ええ、そうですよ。」
「君の部屋の明かり、ずっと着いたままだったので、セバスが夜の見回りをした時に中を確認したのだが、誰もいなかったと聞いているよ。オオガミ君、君色々と調べてきたんだよね?」
(あちゃぁー。起きている工作が余計だったかな。夜中出掛けていた事バレているよ。)
「オオガミよ、それは真か?真ならば国の大事ゆえ、隠さずに正直に話して欲しい。この通りだ。」
王様まで頭を下げられては、これ以上の隠し事はかえって、国王派の不利になるか。チッ、しくじったな。仕方ない。
「ふぅ。先に申しておきますが、どうやってとか、誰からとかは詮索無用に願います。それを守って頂けますか?」
「知りたい所だが、この際致し方あるまい。良かろう。約束する。他の者も良いな?」
「致し方ないですな。」
「まあ、しょうがないよね。」
「承知しました。」
国王の問いかけに、宰相、侯爵、近衛騎士団長がうなずいた。
「うむ、ではオオガミよ、詳しく話してくれ。」
「今、闘技大会の期間中なのは皆さん承知だと思います。俺は魔法によって、彼ら貴族派の五家を監視していますが、直接の行動にでたのは一昨日の毒殺未遂だけです。しかもこれは闇ギルドの行動であって、貴族派の直接の攻撃ではないのもご承知だと思います。」
「では彼らがいつ行動を起こすかですが、貴族派としてはもう後がない状況です。闇ギルドを使って、既に三度工作が失敗しているのです。次の攻撃は最後の積もりで来るでしょう。
ならばわざわざ向こうの攻撃を待つ必要は無いのです。攻撃の準備中ならば、守りの備えは疎かになりがちです。こちらから先手を打つべきです。」
「そこで、俺は彼らの屋敷に潜入して、不正の証拠を集めてきました。
本来なら今晩にも宰相閣下の屋敷に置いてくる積もりでしたが、まさかこの場で渡すことになるとはね。フフフ。」
俺はインベントリィから、家別に貴金属や宝石以外の証拠となる手紙や書類を取り出した。
四人はそれぞれを手にして、驚きと共に怒りに震えていた。闇ギルドでの盗品売買や拐った人間の違法人身売買や禁止薬物の密輸や国内での密売。あと、隣国のクロイセン帝国への情報漏洩と対帝国外交の工作など、数え切れない悪事の証拠だったからだ。
「陛下、ここまでの証拠が有れば、こちらから先手を打っても他の貴族たちも反対や文句はないでしょう。
向こうが、気付いて逃げ出す前に今日にでも先手を打ちましょう。」
「そうだな、これだけあれば、証拠としては十分だろうな。宰相にバラン団長どうだ。」
「は、早速今晩にも貴族派の五家を捕縛に向かわせます。」
「王国貴族の恥さらしどもを必ず捕まえてまいります。」
宰相と団長共に勢いこんで返事した。
「あと陛下、当然ですが侯爵の毒殺やリヒトの街を魔物に攻撃させたりと、闇ギルドの行動は目に余ります。ここで一気に壊滅させましょう。
闇ギルド員の名簿リストはその封筒に入れておきました。場所も地図に記しておきました。
こちらは明日始末しましょう。如何ですか?」
「うむ、確かに手を打つなら早い方がいいだろう。逃亡されかねないからな。宰相、どうだ行けるか。」
「はい、明日以降なら問題ないかと。」
「よし、王都の大掃除をするぞ。」
「「「ハッ!」」」
依頼完了までもう少しかな。
ここは悪いが、屋敷の人間は全員寝て貰おう。
「〈サーチ・屋敷内の人全て〉。〈マルチロック 〉〈スリープ〉。」
お、守衛達は寝たな。屋敷の中も動く者はいないしな。よし、行くか。
正門から堂々と入っていく。
正面玄関口は流石閉まっているな。裏口はどうかな?
残念、裏口も閉まっているよ。さて、どうやって入り込もうかな。魔法の一覧を出して方法を思案する。
うん、これを試してみるか。
「〈ダークチェイン〉。」
黒色のチェインが掌から出て、二階のバルコニーの手摺に絡み付いた。チェインが外れない事を確かめてから登っていく。無事にバルコニーに登りきると続いて呪文を唱える。
「〈サーチ・宰相の寝室〉。」
お、寝室は三階か。バルコニーから部屋に入り込む。
部屋は書斎の様だった。
書斎をでて三階へ向かい、寝室の前にたどり着く。中の気配を伺うが、動いている者はいないようだ。
扉を開けて、中に入ると、大きなベッドに眠る宰相がいた。よし、起きない内に、用件を済ますか。
ベッドの枕の上に封筒を置く。さっさと、部屋から出て、表玄関から鍵を開けて、出ていく。門を閉めて、立ち去った。
まず、第一段階はクリアと。次は証拠集めか、どこから始めるかな。
よし、例の五家を早速やるか。まずは、イストール公爵の屋敷からだ。
ここも守衛がいるが、不真面目なのか、規律が緩いのか、既に酒を飲んで寝てるよ。ここは念入りに。〈スリープ〉をかけておく。続いて呪文を唱えた。
「〈サーチ・イストール公爵邸の人全員〉。〈マルチロック〉〈スリープ〉」
これで動いている光点は無くなったな。
門を開けて敷地に入る。
(お、ラッキー開いてるじゃん。)
正面玄関口から入り込んだ。ステータス画面の本棚にコピーした。隠し金庫や隠し部屋の見取り図を見ながら、その場所に向かう。
何で皆こうお約束に従うのかな。隠し金庫は書斎の壁に掛けてある絵画の裏に有った。鍵等はなく、そのまま中身を全てインベントリィに収納する。収納した書類の中に、隣の帝国に通じている手紙があった。こりゃあアウトだね。
宝石から金貨や白金貨も根こそぎ収納する。ステータス画面の持ち物の画面には白金貨千二百枚、金貨二千枚程あった。闇ギルドからの返事の手紙もあるな。これだけあれば、十分だろう。
次の屋敷行くか。こうして、この後残り四家も訪問して、犯罪の証拠を集め、序でに隠し財産を根こそぎ頂きました。流石に夜明け近くになったので、自分の部屋に戻る。
「やあ、オオガミ君お早う。おや、眠そうだが、どうしたんだい。」
「お早うございます。魔法の本を読んでいたら朝方近くになってしまいまして。」
「そうかい、護衛は大丈夫なんだろうね?」
「お任せください。仕事はきっちりやりますので。」
「頼むよ。」
コンコンコン♪。
ノックの後、扉が開きセバスさんが入ってきた。
「旦那様、王宮より使者が参りまして至急登城せよとの事です。」
「こんな早朝から何事だろうな。セバス、至急馬車の用意を。オオガミ君、悪いが護衛として同行してくれ。」
本心は、出来れば嫌だったがここは仕事なので同行する。
いつもの応接室に行くと部屋の前に騎士が立ち、武器を預けてから中に入った。中には既に国王と宰相と近衛騎士団長の三人がまっていた。俺は侯爵の後ろに控えていると、
「オオガミ、君も関係者だ。座ってくれ。」
と、陛下から座るようにいわれる。陛下の命なので、大人しく座った。
落ち着いたところで、宰相が話し出す。
「実は、今朝私の枕元にこの様な物が置かれていまして。」
と、懐から例の封筒を取り出して見せる。
「それは、何かな?」
侯爵が宰相に訪ねる。
「この封筒には、貴族派の主要五貴族の不正や闇ギルドとの繋がりなどが告発されています。ほかに、闇ギルド本部の場所とギルド員の名簿一覧と取引のある貴族、軍人、商家のリストが入っています。」
(しまったな、証拠も一緒の方が良かったな。今夜中に渡しておこう。)
「なんと、真ですか?」
侯爵も驚きの表情で聞き返す。
「真です。ただ闇ギルドの方は直ぐにも動けますが、残念ながら貴族派の方は証拠がないため、まだ手出しができません。
それに、先に貴族派を捕まえると闇ギルドの者に逃げられる恐れがありますので、出来れば、一斉に捕まえたいところですが。」
「しかし、誰なんだろうね。わざわざこんな事をする人って。」
「うむ。貴族派に恨みのある貴族とかかな?」
陛下の疑問に侯爵がポツリと、
「・・・・親切な冒険者かもしれませんよ。」
と、意味深な事をいう。
(ヤバい、ここは知らん振りだ。)
「どういう意味だい、アルよ。」
「どこかの冒険者が、早く依頼を片付けたくて、私達が動きやすい様に情報を仕入れてくれたんですよ。ね?オオガミ君?」
「はぁ?侯爵、何を言っているのか意味が分かりませんな。」
「朝方まで、本を読んでいたと言ってたね。」
「ええ、そうですよ。」
「君の部屋の明かり、ずっと着いたままだったので、セバスが夜の見回りをした時に中を確認したのだが、誰もいなかったと聞いているよ。オオガミ君、君色々と調べてきたんだよね?」
(あちゃぁー。起きている工作が余計だったかな。夜中出掛けていた事バレているよ。)
「オオガミよ、それは真か?真ならば国の大事ゆえ、隠さずに正直に話して欲しい。この通りだ。」
王様まで頭を下げられては、これ以上の隠し事はかえって、国王派の不利になるか。チッ、しくじったな。仕方ない。
「ふぅ。先に申しておきますが、どうやってとか、誰からとかは詮索無用に願います。それを守って頂けますか?」
「知りたい所だが、この際致し方あるまい。良かろう。約束する。他の者も良いな?」
「致し方ないですな。」
「まあ、しょうがないよね。」
「承知しました。」
国王の問いかけに、宰相、侯爵、近衛騎士団長がうなずいた。
「うむ、ではオオガミよ、詳しく話してくれ。」
「今、闘技大会の期間中なのは皆さん承知だと思います。俺は魔法によって、彼ら貴族派の五家を監視していますが、直接の行動にでたのは一昨日の毒殺未遂だけです。しかもこれは闇ギルドの行動であって、貴族派の直接の攻撃ではないのもご承知だと思います。」
「では彼らがいつ行動を起こすかですが、貴族派としてはもう後がない状況です。闇ギルドを使って、既に三度工作が失敗しているのです。次の攻撃は最後の積もりで来るでしょう。
ならばわざわざ向こうの攻撃を待つ必要は無いのです。攻撃の準備中ならば、守りの備えは疎かになりがちです。こちらから先手を打つべきです。」
「そこで、俺は彼らの屋敷に潜入して、不正の証拠を集めてきました。
本来なら今晩にも宰相閣下の屋敷に置いてくる積もりでしたが、まさかこの場で渡すことになるとはね。フフフ。」
俺はインベントリィから、家別に貴金属や宝石以外の証拠となる手紙や書類を取り出した。
四人はそれぞれを手にして、驚きと共に怒りに震えていた。闇ギルドでの盗品売買や拐った人間の違法人身売買や禁止薬物の密輸や国内での密売。あと、隣国のクロイセン帝国への情報漏洩と対帝国外交の工作など、数え切れない悪事の証拠だったからだ。
「陛下、ここまでの証拠が有れば、こちらから先手を打っても他の貴族たちも反対や文句はないでしょう。
向こうが、気付いて逃げ出す前に今日にでも先手を打ちましょう。」
「そうだな、これだけあれば、証拠としては十分だろうな。宰相にバラン団長どうだ。」
「は、早速今晩にも貴族派の五家を捕縛に向かわせます。」
「王国貴族の恥さらしどもを必ず捕まえてまいります。」
宰相と団長共に勢いこんで返事した。
「あと陛下、当然ですが侯爵の毒殺やリヒトの街を魔物に攻撃させたりと、闇ギルドの行動は目に余ります。ここで一気に壊滅させましょう。
闇ギルド員の名簿リストはその封筒に入れておきました。場所も地図に記しておきました。
こちらは明日始末しましょう。如何ですか?」
「うむ、確かに手を打つなら早い方がいいだろう。逃亡されかねないからな。宰相、どうだ行けるか。」
「はい、明日以降なら問題ないかと。」
「よし、王都の大掃除をするぞ。」
「「「ハッ!」」」
依頼完了までもう少しかな。
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