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第十四章 イーストン解放編
第269話 イーストンの現状と今後の戦略。
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「はい、着いた。」
着いた場所はツールの屋敷の玄関口だった。
玄関の扉を開けて『ただいま。』と言いながら中に入ると、そのまま食堂に向かう。イチモンジは遠慮しようとしたが、皆に紹介するから同席せよと申し付ける。
食堂には、まだ誰も来ておらず、食器のセットのために忙しく動いている。
私が入っていくと、みな驚くが、一礼して再び作業に戻る。その様子を見てどこに座れば良いか判らないようで、立ったままのイチモンジに私の右手の三番目に座るように言いつける。あと、メイドにアイリスとアルメイダの二人は許嫁ズの三人の側に四番、五番に食器をセットする様に、申し付ける。
暫くすると、レナード始め、メンバーが部屋に入ってきた。
アイリスとアルメイダには、左手側に座るように告げると、何故かアイリスはニンマリとして私を見ているが、アルメイダは姉ちゃん達と同じ方と喜んでいる。
(アイリス、恐ろしい子・・・。)
思わず、私は虚ろな目をしながら心の中で呟いていた。
最後にサウルが入ってくる。私が既に座っているのを見て、こちらに近寄り、
『お帰りなさいませ、旦那様。』
そう、一礼しながら自分の席に着く。一瞬、隣のイチモンジを見たが黙っている。
「揃った様なので、始めてくれ。あと、そこに座っているのはイチモンジといって、今日から家の騎士団に入ることになった。他にもあと二名イーストンの出身の者が入る予定だ。落ち着いたら、改めて紹介する。見知っておいてくれ。イチモンジ、皆に挨拶を。」
「皆様、お初にお目にかかる。拙者ソウイチロウ・イチモンジと申す。新参者ゆえ、ご指導を宜しく頼みます。」
「という事で、レナード三人増える予定だから。その積もりで。但し、今やっているイーストンへの工作が終わるまで、イーストンでの活動になるから。皆も挨拶してくれるか、ソニアから。」
ソニアから自己紹介が始まり、第一王女と聞いて驚き、セイラも王族と聞いてさらに驚き、シーラが教会の聖女と聞いては驚いていた。アイリスもハイエルフと聞いて驚き、アルメイダも初めは只の獣人族と思っていたようだが、〈シェイプチェンジ〉して小虎の姿を見ると、唖然として口を開けて驚いていた。
レナード、サウルと紹介が続き自己紹介が終わる。
「じゃあ自己紹介も終わったので、始めてくれ。」
昼食は、白身魚の切り身のバター焼きがメインだ。焼き魚とはまた味わいが違い、地中海風の料理だ。オリーブオイルに似たオイルと香草を一杯かけた料理だ。このオイルが何の油かは知らないが、植物性オイルと言う事はわかる。
日本にいた頃は、オリーブ油なんて上等な物は使った事はなかったな。
オイルが一杯掛けられていたが、見た目ほど油っぽくなく、あっさり食べられたな。
腹が立った後は、何故か腹が減る。お代わりして、腹一杯にして、気分を変えた。
「頂きました(にゃ)。」
手を合わせて、『頂きました』をすます。
「サウル、ちょっと良いか?」
「はい、何でしょう旦那様。」
「今晩、イーストンのオサフネ殿のご家族を助け出してくるから、部屋の用意と、早目に住宅を用意してくれるか?」
「畏まりました。明日にも、移れる様にご用意致します。」
「うん、頼んだ。さて。行くぞイチモンジ。」
「は、お供します。」
〈テレポート〉で、再びヒラドに転移する。
移動先の別館の部屋には、ムラマサがいて、食事中だった。
急に現れた私達に警戒するが、私と分かり座っていた椅子に座り直す。
「おっと、脅かしたか?済まないなムラマサ。」
「いえ、それで若の救出の件は済みましたか?」
「ああ、済んだよ。元家臣のお前たちに面と言うのは悪いと思うが、ありぁダメだ。人としての根っこが腐っている。俺が嫌いな貴族のボンボンそのままだ。あれじゃあ統治者になったら統治される領民が良い迷惑だな。私が領民なら反乱を起こすレベルだよ。」
私がそう評すると、二人とも渋い顔をして聞いている。
「まあ、自由を得たのだから、この後どう生きるかは本人次第だな。好きにすれば良い。それで、オサフネはどこにいる?あいつの家族を、ツールに脱出させなければいけないのだが?」
「・・・オサフネ殿は確か、ミカワの事を調べていたかと。昼時ですし、そろそろ戻ってくるかと。」
「そうか。なら、帰ってくるまでの間、ヒラドの事で分かったことを報告してくれるか? 」
「はっ、承知致しました。まずここヒラドにいる駐留軍はその数一万ですが、その内七千以上が所謂奴隷兵士です。帝国兵は、一月前に本国に移動して、入れ替わりに今の奴隷兵士が本国から送られてきたそうです。主にイーストンとサウスラーニとケルンでの奴隷狩りで捕まったものや、精霊種や獣人族ばかりですな。あと、他の街には守備兵として、各千人の衛兵がいた所に奴隷兵士が各千人追加されて現在二千人の兵力です。こちらは、イーストンの奴隷兵士が主です。指揮官を帝国兵士がつとめてます。
あと毎年この季節に各地で収穫した穀物を本国に送っています。次の発送は十日後だそうです。その為に現在ヒラドにはイーストン中の街や周辺の村から収穫物が送られてきています。ここヒラドには帝国から領事が来ており、その領事の下に各街を代官が治めています。
この街の領事はクロドロス伯爵が努めています。この者は文官でして、帝国に於いては名門貴族の出です。名目上駐留軍の指揮官ですが、実務は駐留軍指揮官マンセル大佐が仕切っています。彼は若くして駐留軍指揮官となっただけはあって、戦術能力が高いと言われております。」
「成る程。二人の性格は?」
「まず、言えることは二人ともに非常に上昇志向が強いことですね。クロドロス伯爵は一刻も本国に早く戻りたい様で、赴任し二年目ですが、毎年収穫物を根こそぎ奪っていき、それを本国に送り、点数稼ぎをしています。そのためイーストンの農民や町民は食べる物にも困る程搾り取られています。マンセル大佐は、非常に残酷で粗暴な性格で、結果さえ出せば、兵士の命などどうでも良く、最終的に自分さえ助かればそれで良いと考える男です。」
「ほう、なら居なくなっても困らない男達のようだね。他に注意点は?」
「マンセル大佐の部下で一人武力の高い者がいます。」
「ほう、なんて奴だい?」
「ゲーリッツ大尉と言う男です。」
「ゲーリッツねぇ。覚えておくよ。武器は何を使うのかなそいつは?」
「確か、ハルバードを使うと聞きました。」
「成る程。パワーファイターか、注意しよう。」
一通り、ムラマサからヒラドの情報を聞き出した辺りで、オサフネが帰って来た。
「只今戻りました。あ、伯爵様、お戻りでしたか。若は無事解放出来ましたでしょうか?」
「ああ、安心しな。どうやらミカワって言う街に向かうらしいな。世話役の爺さんがミカワに詳しいらしくてな。」
「マツダイラ様の事ですか?」
「そう、マツダイラの爺さんだ。それがどうかしたか?」
「ええ、確かにマツダイラ家はミカワの以前は領主家でしたが、最近は民に恨まれてますよ。」
「はあ?何で?」
オサフネは話すか迷ったようだが、意を決して話始める。
着いた場所はツールの屋敷の玄関口だった。
玄関の扉を開けて『ただいま。』と言いながら中に入ると、そのまま食堂に向かう。イチモンジは遠慮しようとしたが、皆に紹介するから同席せよと申し付ける。
食堂には、まだ誰も来ておらず、食器のセットのために忙しく動いている。
私が入っていくと、みな驚くが、一礼して再び作業に戻る。その様子を見てどこに座れば良いか判らないようで、立ったままのイチモンジに私の右手の三番目に座るように言いつける。あと、メイドにアイリスとアルメイダの二人は許嫁ズの三人の側に四番、五番に食器をセットする様に、申し付ける。
暫くすると、レナード始め、メンバーが部屋に入ってきた。
アイリスとアルメイダには、左手側に座るように告げると、何故かアイリスはニンマリとして私を見ているが、アルメイダは姉ちゃん達と同じ方と喜んでいる。
(アイリス、恐ろしい子・・・。)
思わず、私は虚ろな目をしながら心の中で呟いていた。
最後にサウルが入ってくる。私が既に座っているのを見て、こちらに近寄り、
『お帰りなさいませ、旦那様。』
そう、一礼しながら自分の席に着く。一瞬、隣のイチモンジを見たが黙っている。
「揃った様なので、始めてくれ。あと、そこに座っているのはイチモンジといって、今日から家の騎士団に入ることになった。他にもあと二名イーストンの出身の者が入る予定だ。落ち着いたら、改めて紹介する。見知っておいてくれ。イチモンジ、皆に挨拶を。」
「皆様、お初にお目にかかる。拙者ソウイチロウ・イチモンジと申す。新参者ゆえ、ご指導を宜しく頼みます。」
「という事で、レナード三人増える予定だから。その積もりで。但し、今やっているイーストンへの工作が終わるまで、イーストンでの活動になるから。皆も挨拶してくれるか、ソニアから。」
ソニアから自己紹介が始まり、第一王女と聞いて驚き、セイラも王族と聞いてさらに驚き、シーラが教会の聖女と聞いては驚いていた。アイリスもハイエルフと聞いて驚き、アルメイダも初めは只の獣人族と思っていたようだが、〈シェイプチェンジ〉して小虎の姿を見ると、唖然として口を開けて驚いていた。
レナード、サウルと紹介が続き自己紹介が終わる。
「じゃあ自己紹介も終わったので、始めてくれ。」
昼食は、白身魚の切り身のバター焼きがメインだ。焼き魚とはまた味わいが違い、地中海風の料理だ。オリーブオイルに似たオイルと香草を一杯かけた料理だ。このオイルが何の油かは知らないが、植物性オイルと言う事はわかる。
日本にいた頃は、オリーブ油なんて上等な物は使った事はなかったな。
オイルが一杯掛けられていたが、見た目ほど油っぽくなく、あっさり食べられたな。
腹が立った後は、何故か腹が減る。お代わりして、腹一杯にして、気分を変えた。
「頂きました(にゃ)。」
手を合わせて、『頂きました』をすます。
「サウル、ちょっと良いか?」
「はい、何でしょう旦那様。」
「今晩、イーストンのオサフネ殿のご家族を助け出してくるから、部屋の用意と、早目に住宅を用意してくれるか?」
「畏まりました。明日にも、移れる様にご用意致します。」
「うん、頼んだ。さて。行くぞイチモンジ。」
「は、お供します。」
〈テレポート〉で、再びヒラドに転移する。
移動先の別館の部屋には、ムラマサがいて、食事中だった。
急に現れた私達に警戒するが、私と分かり座っていた椅子に座り直す。
「おっと、脅かしたか?済まないなムラマサ。」
「いえ、それで若の救出の件は済みましたか?」
「ああ、済んだよ。元家臣のお前たちに面と言うのは悪いと思うが、ありぁダメだ。人としての根っこが腐っている。俺が嫌いな貴族のボンボンそのままだ。あれじゃあ統治者になったら統治される領民が良い迷惑だな。私が領民なら反乱を起こすレベルだよ。」
私がそう評すると、二人とも渋い顔をして聞いている。
「まあ、自由を得たのだから、この後どう生きるかは本人次第だな。好きにすれば良い。それで、オサフネはどこにいる?あいつの家族を、ツールに脱出させなければいけないのだが?」
「・・・オサフネ殿は確か、ミカワの事を調べていたかと。昼時ですし、そろそろ戻ってくるかと。」
「そうか。なら、帰ってくるまでの間、ヒラドの事で分かったことを報告してくれるか? 」
「はっ、承知致しました。まずここヒラドにいる駐留軍はその数一万ですが、その内七千以上が所謂奴隷兵士です。帝国兵は、一月前に本国に移動して、入れ替わりに今の奴隷兵士が本国から送られてきたそうです。主にイーストンとサウスラーニとケルンでの奴隷狩りで捕まったものや、精霊種や獣人族ばかりですな。あと、他の街には守備兵として、各千人の衛兵がいた所に奴隷兵士が各千人追加されて現在二千人の兵力です。こちらは、イーストンの奴隷兵士が主です。指揮官を帝国兵士がつとめてます。
あと毎年この季節に各地で収穫した穀物を本国に送っています。次の発送は十日後だそうです。その為に現在ヒラドにはイーストン中の街や周辺の村から収穫物が送られてきています。ここヒラドには帝国から領事が来ており、その領事の下に各街を代官が治めています。
この街の領事はクロドロス伯爵が努めています。この者は文官でして、帝国に於いては名門貴族の出です。名目上駐留軍の指揮官ですが、実務は駐留軍指揮官マンセル大佐が仕切っています。彼は若くして駐留軍指揮官となっただけはあって、戦術能力が高いと言われております。」
「成る程。二人の性格は?」
「まず、言えることは二人ともに非常に上昇志向が強いことですね。クロドロス伯爵は一刻も本国に早く戻りたい様で、赴任し二年目ですが、毎年収穫物を根こそぎ奪っていき、それを本国に送り、点数稼ぎをしています。そのためイーストンの農民や町民は食べる物にも困る程搾り取られています。マンセル大佐は、非常に残酷で粗暴な性格で、結果さえ出せば、兵士の命などどうでも良く、最終的に自分さえ助かればそれで良いと考える男です。」
「ほう、なら居なくなっても困らない男達のようだね。他に注意点は?」
「マンセル大佐の部下で一人武力の高い者がいます。」
「ほう、なんて奴だい?」
「ゲーリッツ大尉と言う男です。」
「ゲーリッツねぇ。覚えておくよ。武器は何を使うのかなそいつは?」
「確か、ハルバードを使うと聞きました。」
「成る程。パワーファイターか、注意しよう。」
一通り、ムラマサからヒラドの情報を聞き出した辺りで、オサフネが帰って来た。
「只今戻りました。あ、伯爵様、お戻りでしたか。若は無事解放出来ましたでしょうか?」
「ああ、安心しな。どうやらミカワって言う街に向かうらしいな。世話役の爺さんがミカワに詳しいらしくてな。」
「マツダイラ様の事ですか?」
「そう、マツダイラの爺さんだ。それがどうかしたか?」
「ええ、確かにマツダイラ家はミカワの以前は領主家でしたが、最近は民に恨まれてますよ。」
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