父を助けに18年

クルミ

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プロローグ1

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2017年8月
僕の名前は風林 悠人(かぜばやし ゆうと)。
今年で36歳。性別は男性。
ありきたりだけど、職業は会社員。
香川県東さぬき市にある佃町(つくだまち)に住んでいる。
大学の4年間は県外に住んでいたが、生まれも育ちもこの佃町だ。
香川県と言えば「さぬきうどん」が有名だし、「香川県」と聞けば県外の人はまず、それが思い浮かぶと思う。
最近ではそれにちなんで「うどん県」とも呼ばれている。
佃町について少し説明すると、風光明媚と言えば聞こえは良いが、海と山、自然が豊かなこと以外はこれと言って目立つものもない田舎だ。
人口で言えば7,000人くらい。
人がたくさん集まるのは海水浴シーズンの夏場くらいである。
ちなみに、海水浴場と隣接する形で松原がある。「佃の松原」と呼ばれ国立公園にも指定されている。
電車は1時間に1本、バスは1日に2~3本と公共交通機関の便は悪いので、自動車が交通の中心となる。
なので香川県で生活するとなると成人はほぼ1人に1台がマイカーを持っている。
中には僕の母のように免許を取るタイミングを逃したままずっと持っていない人もいるが。
少し、話が脱線してしまったかな?
地元紹介の続きはおいおいということで。

ところで、最近はふと頭痛がしたり目がかすむことがある。
4月に職場で受けた健康診断では特に異常はなかったはずだ。
ここ数ヶ月間、仕事が忙しくて残業や休日出勤ばかりであまり休んでいなくて家族で過ごす時間もあまりなかったように思う。
きっと疲れとストレスがたまってるんだろう。
仕事が落ち着いたら、有給を取って家族と旅行にでも行ってゆっくりしたいな。

しかし、年を重ねるごとに1年という時間が経つのが早く感じる。
気がついたらもう36歳だ。
高校3年生の時から2倍分、歳を取ったことになる。当たり前だけど。
今は毎日の生活に追われているだけのような気がするが、あの時は僕にも夢があったはずだ。
あの時の僕は何をしていただろう。
ふと自分が高校生の頃を振り返る。
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