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第24話
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「おーい!じいちゃん!」
パパはもう1度、おじいちゃんを呼んだ。
「悠人か。こっちへ来てくれ。」
おじいちゃんの声が聞こえた。
「雪愛ちゃん、入ろうか。どうぞ。」
「うん。ありがとう。」
私達はおじいちゃんの家に入り、パパに案内されておじいちゃんとおばあちゃんの居る部屋に入った。
やっぱり、現代の私が知っている曾おばあちゃんの家とほぼ同じだ。
畳の部屋でおじいちゃんとおばあちゃん、私にとっては曾おじいちゃんと曾おばあちゃんが2人でテレビのバラエティー番組を観ている。
テレビの映像が私がいつも観ているテレビよりも荒い気がするし、テレビが分厚い。
「じいちゃん、雪愛ちゃんを連れて来たよ。
今日、迎えに行くのを忘れてたでしょ?」
部屋に入るか入らないかくらいでパパが少し怒ったような感じで言った。
テレビを観ていた曾おじいちゃんと曾おばあちゃんが振り向いた。
やっぱり、私が知っている曾おばあちゃんと曾おじいちゃんより若い。
まあ、曾おじいちゃんは現代では5年前の私が4歳の時に亡くなっているので、あまり記憶が無い。
「雪愛ちゃん?その子は誰じゃ?」
曾おじいちゃんは不思議そうに言った。
曾おばあちゃんも不思議そうな顔で見ている。
「えっ!?じいちゃん、この子のお母さんから頼まれているんじゃないの?」
「うん?何のことじゃ?」
「あの、私は風林 進(すすむ)の孫で風林 雪愛です。」
「進の孫か。進はわしの従兄弟じゃ。かなり前から会っていないな。」
「2週間くらい前にお母さんからおじいちゃんへ、今日から5日間、私を預かってくれるように電話でお願いしたはずなんです。」
「うーん。言われてみれば頼まれたような気がする…。」
「じいちゃん!」
「じいさん!」
パパと曾おばあちゃんが同時に曾おじいちゃんに突っ込んだ。
「じいちゃんが忘れてたから、そのせいで雪愛ちゃんは道に迷って熱中症で倒れたんだよ!
たまたま、僕が見つけたから良かったけど1つ間違えると危なかったんだよ!」
パパは怒って言った。
「雪愛ちゃん、すまなかったな!本当に申し訳ない。」
曾おじいちゃんは本当に申し訳なさそうに謝ってくれた。
何だかかわいそうだ。
「雪愛ちゃん、ごめんね!うちのじいさんは最近、年のせいか忘れっぽくて。大変だったね。」
曾おばあちゃんも謝ってくれた。
「いえいえ、大丈夫ですよ!こちらこそ、急にお願いして来てしまってすみません。」
「雪愛ちゃん、うちのじいちゃんとばあちゃんにも敬語で話さなくて良いよ。」
パパが言った。
「そうだね。親戚だし、敬語で話すのも疲れるだろ?」
曾おばあちゃんもそう言ってくれた。
「おばあちゃん、じゃあ、そうさせてもらうよ。ありがとう。」
「私はお茶でも入れて来るよ。雪愛ちゃんはカルピスで良いかい?」
「うん!カルピスがいい!」
曾おばあちゃんは台所へ行った。
曾おばあちゃんとのこういうやり取りは現代とあまり変わらない。
「雪愛ちゃん、座ろうか?」
パパがそう言って座布団を渡してくれた。
「そうだね。ありがとう。」
立ちっぱなしで話していたので、私とパパは座布団を敷いて畳に座った。
パパはもう1度、おじいちゃんを呼んだ。
「悠人か。こっちへ来てくれ。」
おじいちゃんの声が聞こえた。
「雪愛ちゃん、入ろうか。どうぞ。」
「うん。ありがとう。」
私達はおじいちゃんの家に入り、パパに案内されておじいちゃんとおばあちゃんの居る部屋に入った。
やっぱり、現代の私が知っている曾おばあちゃんの家とほぼ同じだ。
畳の部屋でおじいちゃんとおばあちゃん、私にとっては曾おじいちゃんと曾おばあちゃんが2人でテレビのバラエティー番組を観ている。
テレビの映像が私がいつも観ているテレビよりも荒い気がするし、テレビが分厚い。
「じいちゃん、雪愛ちゃんを連れて来たよ。
今日、迎えに行くのを忘れてたでしょ?」
部屋に入るか入らないかくらいでパパが少し怒ったような感じで言った。
テレビを観ていた曾おじいちゃんと曾おばあちゃんが振り向いた。
やっぱり、私が知っている曾おばあちゃんと曾おじいちゃんより若い。
まあ、曾おじいちゃんは現代では5年前の私が4歳の時に亡くなっているので、あまり記憶が無い。
「雪愛ちゃん?その子は誰じゃ?」
曾おじいちゃんは不思議そうに言った。
曾おばあちゃんも不思議そうな顔で見ている。
「えっ!?じいちゃん、この子のお母さんから頼まれているんじゃないの?」
「うん?何のことじゃ?」
「あの、私は風林 進(すすむ)の孫で風林 雪愛です。」
「進の孫か。進はわしの従兄弟じゃ。かなり前から会っていないな。」
「2週間くらい前にお母さんからおじいちゃんへ、今日から5日間、私を預かってくれるように電話でお願いしたはずなんです。」
「うーん。言われてみれば頼まれたような気がする…。」
「じいちゃん!」
「じいさん!」
パパと曾おばあちゃんが同時に曾おじいちゃんに突っ込んだ。
「じいちゃんが忘れてたから、そのせいで雪愛ちゃんは道に迷って熱中症で倒れたんだよ!
たまたま、僕が見つけたから良かったけど1つ間違えると危なかったんだよ!」
パパは怒って言った。
「雪愛ちゃん、すまなかったな!本当に申し訳ない。」
曾おじいちゃんは本当に申し訳なさそうに謝ってくれた。
何だかかわいそうだ。
「雪愛ちゃん、ごめんね!うちのじいさんは最近、年のせいか忘れっぽくて。大変だったね。」
曾おばあちゃんも謝ってくれた。
「いえいえ、大丈夫ですよ!こちらこそ、急にお願いして来てしまってすみません。」
「雪愛ちゃん、うちのじいちゃんとばあちゃんにも敬語で話さなくて良いよ。」
パパが言った。
「そうだね。親戚だし、敬語で話すのも疲れるだろ?」
曾おばあちゃんもそう言ってくれた。
「おばあちゃん、じゃあ、そうさせてもらうよ。ありがとう。」
「私はお茶でも入れて来るよ。雪愛ちゃんはカルピスで良いかい?」
「うん!カルピスがいい!」
曾おばあちゃんは台所へ行った。
曾おばあちゃんとのこういうやり取りは現代とあまり変わらない。
「雪愛ちゃん、座ろうか?」
パパがそう言って座布団を渡してくれた。
「そうだね。ありがとう。」
立ちっぱなしで話していたので、私とパパは座布団を敷いて畳に座った。
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