27 / 45
第25話
しおりを挟む
「ここまで来るのも暑かっただろ?どうぞ。」
曾おばあちゃんがカルピスを置いてくれた。
「おばあちゃん、ありがとう!いただきます!」
「ばあちゃん、ありがとう!」
私とパパはほとんど同時にお礼を言った。
確かに15分くらいの間だけどここまで歩いて来るまでに暑くてのどが渇いた。
氷をたくさん入れてくれていて冷たくて美味しい!
私もパパもすぐにカルピスを飲み干してしまった。
「悠人、お店の方にはもう連れて行ったのか?」
曾おばあちゃんがパパに聞いた。
「いきなり店の方に連れて行くとややこしくなりそうだから先にこっちに連れてきたんだ。
じいちゃんとばあちゃんにも先に会せた方が良いかと思って。」
「父さんと母さんには連絡したのか?」
「携帯を家に置いてきたからまだ連絡はしてないよ。」
「せっかく携帯電話を持たせてくれているんだから、出掛ける時には持っていきなよ。」
「出かけるときに見たらほとんど充電が切れてたから置いてきたんだよ…。
あまり使い過ぎると、電話代が高くなって父さんと母さんに怒られるしね…。」
パパ、高校生の時から携帯電話を持っていたんだ。
現代では高校生がスマホを持っているのは普通だけど、この時代でもそれは普通なのか?
「ところで、雪愛ちゃんはどうしてここに来ることになったのかな?」
パパが聞いてきた。
「そのこともママがおじいちゃんに電話で説明したんだけど、おじいちゃんは覚えていないんだよね?」
「すまんが忘れてしまった…。」
曾おじいちゃんは困った顔で言った。
「おじいちゃん、大丈夫だよ。
実はママがおじいちゃんに電話をする2日前に私のパパが突然倒れて、そのまま病院へ入院することになったの。
それでママは病院でずっとパパに付き添っていないといけなくて、なかなか私の面倒を見るのが難しいから何日間かでも私を預かってもらえないか?っておじいちゃんに電話して頼んだの…。」
「雪愛ちゃん、それは大変だったね!」
パパは言った。
まさか未来の自分の事だとは思っていないだろう…。
「そのことは進は知ってるのか!?」
曾おじいちゃんは言った。
「それが、進おじいちゃんは今はお仕事で海外にいて連絡を取るのが難しいらしいの…。」
「そうか、進は夫婦で海外に居ることが多いんじゃな…。」
「それに、ママの実家も遠いし近くに頼れる親戚もいなくて、親戚で場所的に1番近いのがここらしいの。
私は子供だから親戚関係の事とかは難しくて分からないんだけどね…。」
「まあ、色々と事情もあるよね…。」
パパが言った。
「そういう事情だったら遠慮なく何日でも泊まっていきなさい!うちは大丈夫じゃから!」
曾おばあちゃんが言ってくれた。
やっぱり、この時代の曾おばあちゃんも優しい!
「おばあちゃん、おじいちゃん、ありがとう!よろしくお願いします!」
「雪愛ちゃん、とりあえず無事に着いたことをお母さんに連絡した方がいいんじゃない?
心配してるんじゃないのかな?」
パパが言った。
やっぱり、そうきたか。この時代にママも、代わりに電話をかけられる人もいないし、やばいな…。
曾おばあちゃんがカルピスを置いてくれた。
「おばあちゃん、ありがとう!いただきます!」
「ばあちゃん、ありがとう!」
私とパパはほとんど同時にお礼を言った。
確かに15分くらいの間だけどここまで歩いて来るまでに暑くてのどが渇いた。
氷をたくさん入れてくれていて冷たくて美味しい!
私もパパもすぐにカルピスを飲み干してしまった。
「悠人、お店の方にはもう連れて行ったのか?」
曾おばあちゃんがパパに聞いた。
「いきなり店の方に連れて行くとややこしくなりそうだから先にこっちに連れてきたんだ。
じいちゃんとばあちゃんにも先に会せた方が良いかと思って。」
「父さんと母さんには連絡したのか?」
「携帯を家に置いてきたからまだ連絡はしてないよ。」
「せっかく携帯電話を持たせてくれているんだから、出掛ける時には持っていきなよ。」
「出かけるときに見たらほとんど充電が切れてたから置いてきたんだよ…。
あまり使い過ぎると、電話代が高くなって父さんと母さんに怒られるしね…。」
パパ、高校生の時から携帯電話を持っていたんだ。
現代では高校生がスマホを持っているのは普通だけど、この時代でもそれは普通なのか?
「ところで、雪愛ちゃんはどうしてここに来ることになったのかな?」
パパが聞いてきた。
「そのこともママがおじいちゃんに電話で説明したんだけど、おじいちゃんは覚えていないんだよね?」
「すまんが忘れてしまった…。」
曾おじいちゃんは困った顔で言った。
「おじいちゃん、大丈夫だよ。
実はママがおじいちゃんに電話をする2日前に私のパパが突然倒れて、そのまま病院へ入院することになったの。
それでママは病院でずっとパパに付き添っていないといけなくて、なかなか私の面倒を見るのが難しいから何日間かでも私を預かってもらえないか?っておじいちゃんに電話して頼んだの…。」
「雪愛ちゃん、それは大変だったね!」
パパは言った。
まさか未来の自分の事だとは思っていないだろう…。
「そのことは進は知ってるのか!?」
曾おじいちゃんは言った。
「それが、進おじいちゃんは今はお仕事で海外にいて連絡を取るのが難しいらしいの…。」
「そうか、進は夫婦で海外に居ることが多いんじゃな…。」
「それに、ママの実家も遠いし近くに頼れる親戚もいなくて、親戚で場所的に1番近いのがここらしいの。
私は子供だから親戚関係の事とかは難しくて分からないんだけどね…。」
「まあ、色々と事情もあるよね…。」
パパが言った。
「そういう事情だったら遠慮なく何日でも泊まっていきなさい!うちは大丈夫じゃから!」
曾おばあちゃんが言ってくれた。
やっぱり、この時代の曾おばあちゃんも優しい!
「おばあちゃん、おじいちゃん、ありがとう!よろしくお願いします!」
「雪愛ちゃん、とりあえず無事に着いたことをお母さんに連絡した方がいいんじゃない?
心配してるんじゃないのかな?」
パパが言った。
やっぱり、そうきたか。この時代にママも、代わりに電話をかけられる人もいないし、やばいな…。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる