スキル宝くじで異世界を生きる。

幼少期

駄目奴隷ことサカリ

　奴隷を解雇された駄目なやつことサカリは街をさまよっていた。理由は１つただ食べ物が欲しかっただけだ。お腹が減っていているが元々奴隷でお金を持っていない。また、売る物もなく途方にくれている。

　するとソコに食べ物を持って歩いてる親子がいた。我慢ができないサカリは食べ物を奪う事にした。犯罪行為だが、学の無くモラルもないサカリは欲望をそのまま行動に移す。

　｢食べものをよこせ～。｣

　襲いかかるサカリだが、弱った肉体はついて来なく両足が絡みつき倒れ込む。
　↓

　屋台に突っ込む。

　↓
　
　屋台は火を使用している。

　↓

　サカリに引火する。

　↓

　店も燃える。損害は、サカリに。

　↓

　払えない。

　↓

　奴隷(鉱山)　

　
　鉱山奴隷になり鉱山の中で勤務しているが鉱山でも他人の飯を食うからいらない存在になっている。
　とうとう、石を皿に盛り付けられる。

　｢なんで私のご飯が石なのですか？｣

　｢石なら沢山あるからいくらでも良いぞ食べて。｣

　その言葉に何故か嬉しがって石に齧り付く。

　パリボリゴリゴリ

　なぜかサカリは石を平気に食べ出した。

　｢あんまり美味しくない。｣

　周りの奴隷たちはおかしい目で見ているが気にしていないサカリは食べ続ける。暫くするたと騒ぎ出す。

　「お腹が痛いー。うえー。」

　これ以上迷惑をかけられると困る為、損害は以前の奴隷契約の主人に行くことになった。前主人は意義を申し立てたが却下された。また、サカリは鉱山から解放されモンスターがいる森に追放になった。

　モンスターがいる森でどうなったかと言うと冒険者にであって食べ物を盗み返り討ちにあい亡くなったみたいだ。残念な奴だった。