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 特に何もなかったドワーフの国から魔国にあると言うダンジョンにむかっている。
 理由はダンジョンではクリア報酬として貴重なスキルや武器・世界の知識が与えられるからだ。知識についてはスキルで学ぶ事ができないので手に入れたいものだ。
 スキル《創造》でも自分の知らない物質や知識は作る事が出来ない。変なところで制限がかかるのだ。その制限を少しでも無くす為に異世界の知識を手に入れないと行けないクウキだった。


 馬車で二日間くらい魔国周辺に移動してしいると、大勢から監視されているような気配を感じた。敵視されているというよりは食料がやってきたという感じた。様子をみながら進んでいき野営の準備にとりかかる。

 「誰かにみられているよな?」

 「んー、そうだがたいしたことないぞクウキ!」

 監視されているので監視者の食欲をそそりイライラさせる行為を行う。

 モンスターも呼び込みような強烈な匂いのバーベキューを実施する。もちろん対策は行っている。

 どんな対策かと言うと煙や臭いは結界の外にでるが、外敵は近くに寄れなくなっている。モンスターを監視者に当たらせる為だ。サシコより監視者の正体は知らせてもらっているがどうせなら自ら出てきて貰いたいものだ。



 もくもく、ジュージュー、モグモグ。



 「クウキ、上手いぞ!サイコーだ!」

 といった言葉と音が聞こえると辺りに大量の旨そうな匂いが漂う。その匂いに吊られて大量のモンスターが結界の周りに集まってきた。

 監視者達は驚いていたが、気配をけしそうとするが美味しそうな匂いが体に染みついてしまいモンスターから襲われ始めた。



 「くるな、獣ども立ち去れ!」 



 監視者が声を出してモンスターと戦いだした。監視者として失格だ。他の監視者もモンスターと戦いだしたが、数が多い為中々戦闘が終わらない。

 クウキ達はその戦いを見ながら食事をやっている。約30分の戦闘でモンスター達はほとんどが死に至った。監視者達も数名軽く負傷していた。ここが好機と読んだクウキが一人の監視者に近付き話かける。


 「どーも、ヴァンパイア族の人元気ですか?」



 「・・・」



 いきなりの登場に言葉がでないヴァンパイア族、しかも性別は女、くのいちのような黒装束で少しエロい。暗くて分からないが下着は履いていない。うん異世界万歳。


 「寒くないのか?」



 そう尋ねる俺に答えるヴァンパイア族、



 「夜は我々にとって最高な環境、寒くはない。お前は何やつ?」



 「ただの冒険者だけどなにか?」



 「そんな事があるか、ただの冒険者が我々を補足する事は出来ない。何ものだ?」



 「だから、迷って冒険者になったおっさんだよ。ババア!」



 「え!ババア??」



 「だって124歳だろお前は、うんババアだな。」



 「なななぜ私の歳を知っている?鑑定持ちか?」



 「いや、顔に書いてあるよ。ヴァンパイアで124歳、名前はビヒッチ?笑 スリーサイズは、」



 「いいうなあ~~」



 俺の口を塞ごうとしているが結界に邪悪されて出来ない。泣き出したのでおっぱいをもんでみる。



 「もみもみ」



 中々いい感触だった。揉まれたビヒッチは我を取り戻し恥ずかしそうに顔を真っ赤にした。



 「きゃー」
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