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プロローグ
街にはいるのに交渉
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歩くこと半日以上やっと街に入る門の前にやってきた俺だがいろいろ不安な事がある。身分を証明出
来る物が無いし、必要な物もしらない。
もし異世界からきた事が分かったらどうなるのか不安でウロウロしていると門の警備員から声をかけられた。
「おい、そこの人。門を閉めるからはやくこっちに来てくれ。」
そう言われて俺は慌てつつ門に向かう。
「すいません。身分を証明する物がなくて慌ていたんです。どうにかなりませんかね?」
「身分証明書がないのか困ったな?犯罪歴はないよな?お金はもっているか?身分証書が無くて入るには銀貨5枚いるよ。あと犯罪歴確認の水晶に触らないといけないぞ。」
「はい、銀貨5枚あります。犯罪歴は無いです。」
そう言って銀貨5枚を払い水晶にに触れる。
「大丈夫だ。これが入場許可証だ無くすなよ。」
入場許可証を受け取り街の中にはいる。街規模は大きくないみたいだけど宿屋や冒険者ギルドの場所はわからないので警備員にお手軽な宿を紹介してもらうことにした。
「初めてきた街なんですが手軽な宿を教えて頂けませんか?」
「宿かい?ん~なら『田舎の宿』を教えるよ。安くて料理もぼちぼちだ。場所はここを真っ直ぐいったら突き当たりを左に行くと1~2分で右に見える宿だ。場所は分かり易いと思う。」
「ありがとうございます。いって見ます。」
そう言って俺は歩き出した。街の様子を伺いながら教えてもらった通りに行ったら『田舎の宿』が見えてきた。本当に分かり易い場所だった。さっそく中に入ってみる。
「すいません。1人ですが泊まれますか?後食事もお願いしたいのですが。」
「いらっしゃいませ。1人様ですね。はい、大丈夫ですよ。1泊料金は銀貨5枚です。食事は大銅貨5枚からですよ。」
「わかりました。銀貨6枚払いますので夕食と朝食をお願いします。」
「あら、計算が速いわね。ありがとうでは部屋に案内します。204号室になります。」
「水浴びとかはできますか?」
「お風呂はないんです。タオルで服程度ならサービスのしますよ。庭に井戸があるんで汲んでもらうなら使って大丈夫ですよ。」
「ありがとう、食後に使わせてもらうよ。」
そう言って部屋に行ってから食堂に向かう。食堂では料理が準備してあった。何人か人がいたが真行寺紗理奈はいなかった。アイツはどこにいったんだ、訓練もしないで放置しやがって取り敢えずご飯を食べてみることにした。心のなかで頂きますをしてから食べ出した。鶏肉みたいなソテーとパサパサしたパンと野菜スープが夕食のメニューである。食べれるが少し塩味が足りないような気がした。全体的に薄味みたいだ。お腹が減ったのでペロリと平らげたら厨房から人が出てきた。
「良い食べっぷりだな、料理人として気持ちいいぜ。」
「いやーお腹がへっていたのですぐ食べちゃいましたよ。この街にきて初めての食事だったので、」
「そうかい、そりゃー良かった。じゃあこれも食べな。」
そういって残り物のパンをくれた。
「ありがとうございます。後から食べさせて頂きます。」
「うん、そうか俺は洗い物があるからまたな。」
そういって厨房に戻っていく料理人
「ちょっとまってください。パンのお礼で洗うのを手伝っていいですか?」
「物好きだね。いいぞ、ただし皿を割るなよ。」
「はい。よろしくお願いします。」
料理人の後に付いていって皿を洗う事にした。洗い方はわからないので料理人が洗っているやり方を見て実戦した。基本的にスポンジや洗剤は無いから濡れたタオルで洗うか、木べら等でこすって落とす方法だった。洗っている間に疑問がわいてきた。
「すいません、洗った皿はどうやって乾燥するのですか?」
「置いておいてから乾いたタオルで拭くんだ。」
「そうなんですね。どうせなら皿を立て掛けられるような棚をつくって洗った皿を立てて水を切るようにすれば勝手にあるていど乾燥させてくれるのですがね。」
「なんだと!そりゃー便利だな。さっそく明日つくってもらうかな。良いアイディアをありがとうよ。」
「え!食器乾燥棚ってないんですね。」
「そんな名前なのか、作って売り出したら売れるぞ。そうだ、アイディアばっかり教えてもらうのは悪いから商品が出来て売れたら利益の半分はお前にあげるぞ。そう言えば名前も言ってなかったな。俺はボーロンって言うんだよろしく。」
「すいません。俺はダイスケって言います。よろしくお願いします。ですが半分頂くのは流石に多いと思います。少し食料と水を分けて貰えればかまいませんよ。そう長くこの街にいないので。」
「そうかい、と言うことはあんたは冒険者かい?」
「いや、明日冒険者ギルドで登録しようと思っているんです。」
「そうか、わかった。その条件でのろう。いつ準備すればいい?」
「出来たら明日朝からでもかまいませんか?保存の効く物がいいのですが。」
「いいよ。朝食を食べてから来るといいよ。」
「わかりました。では失礼します。」
手伝いが終わり食料の目処がたったのでタオルを部屋から取ってきて井戸に向かった。井戸か、懐かしいな実家にも使っていなかったが井戸があったので使い方はわかったのでさっそく水を汲んで桶に移して体を拭く、ひんやりとした感覚を味わいながら体を拭いていく。拭き終わると井戸水の味がどんなか少し飲む事にした。
「ゴクン」
ピローん
またあの音がなった。
『スキル異食を習得しました。』
ん~異食とはなんだろう、読んだことある小説では変な物もある程度食べられるスキルだと思うのだが、小さい頃にアリとかティッシュペーパーとか砂利を食べた事があるからではないだろうか。取り敢えず井戸周辺の草を集めて部屋に戻る事にした。
部屋に戻るとさっそく草をちょっと食べてみる事にした。スキル異食があるから大丈夫だ。
「もぐもぐ、苦い。」
ピローん
また鳴ったよ。何のスキルだよ。
『スキル毒耐性を習得しました。』
ええ~って事はこれは毒草なのか!残りは収納袋に入れておく事にした何かの役にたつだろう。毒耐性は配達日先の倉庫でキイロスズメバチに数カ所刺されたからだろうか、あの時は1週間くらい熱が40℃になったり下がったり繰り返していたからな。とほほあのことが役にたつ日がくるとは、明日も速いから寝る事にした。真行寺紗理奈は明日は現れるよな無責任すぎるぜ異世界無料体験サービスの管理よ。
習得スキル
異食
毒耐性
残金 銀貨×9
来る物が無いし、必要な物もしらない。
もし異世界からきた事が分かったらどうなるのか不安でウロウロしていると門の警備員から声をかけられた。
「おい、そこの人。門を閉めるからはやくこっちに来てくれ。」
そう言われて俺は慌てつつ門に向かう。
「すいません。身分を証明する物がなくて慌ていたんです。どうにかなりませんかね?」
「身分証明書がないのか困ったな?犯罪歴はないよな?お金はもっているか?身分証書が無くて入るには銀貨5枚いるよ。あと犯罪歴確認の水晶に触らないといけないぞ。」
「はい、銀貨5枚あります。犯罪歴は無いです。」
そう言って銀貨5枚を払い水晶にに触れる。
「大丈夫だ。これが入場許可証だ無くすなよ。」
入場許可証を受け取り街の中にはいる。街規模は大きくないみたいだけど宿屋や冒険者ギルドの場所はわからないので警備員にお手軽な宿を紹介してもらうことにした。
「初めてきた街なんですが手軽な宿を教えて頂けませんか?」
「宿かい?ん~なら『田舎の宿』を教えるよ。安くて料理もぼちぼちだ。場所はここを真っ直ぐいったら突き当たりを左に行くと1~2分で右に見える宿だ。場所は分かり易いと思う。」
「ありがとうございます。いって見ます。」
そう言って俺は歩き出した。街の様子を伺いながら教えてもらった通りに行ったら『田舎の宿』が見えてきた。本当に分かり易い場所だった。さっそく中に入ってみる。
「すいません。1人ですが泊まれますか?後食事もお願いしたいのですが。」
「いらっしゃいませ。1人様ですね。はい、大丈夫ですよ。1泊料金は銀貨5枚です。食事は大銅貨5枚からですよ。」
「わかりました。銀貨6枚払いますので夕食と朝食をお願いします。」
「あら、計算が速いわね。ありがとうでは部屋に案内します。204号室になります。」
「水浴びとかはできますか?」
「お風呂はないんです。タオルで服程度ならサービスのしますよ。庭に井戸があるんで汲んでもらうなら使って大丈夫ですよ。」
「ありがとう、食後に使わせてもらうよ。」
そう言って部屋に行ってから食堂に向かう。食堂では料理が準備してあった。何人か人がいたが真行寺紗理奈はいなかった。アイツはどこにいったんだ、訓練もしないで放置しやがって取り敢えずご飯を食べてみることにした。心のなかで頂きますをしてから食べ出した。鶏肉みたいなソテーとパサパサしたパンと野菜スープが夕食のメニューである。食べれるが少し塩味が足りないような気がした。全体的に薄味みたいだ。お腹が減ったのでペロリと平らげたら厨房から人が出てきた。
「良い食べっぷりだな、料理人として気持ちいいぜ。」
「いやーお腹がへっていたのですぐ食べちゃいましたよ。この街にきて初めての食事だったので、」
「そうかい、そりゃー良かった。じゃあこれも食べな。」
そういって残り物のパンをくれた。
「ありがとうございます。後から食べさせて頂きます。」
「うん、そうか俺は洗い物があるからまたな。」
そういって厨房に戻っていく料理人
「ちょっとまってください。パンのお礼で洗うのを手伝っていいですか?」
「物好きだね。いいぞ、ただし皿を割るなよ。」
「はい。よろしくお願いします。」
料理人の後に付いていって皿を洗う事にした。洗い方はわからないので料理人が洗っているやり方を見て実戦した。基本的にスポンジや洗剤は無いから濡れたタオルで洗うか、木べら等でこすって落とす方法だった。洗っている間に疑問がわいてきた。
「すいません、洗った皿はどうやって乾燥するのですか?」
「置いておいてから乾いたタオルで拭くんだ。」
「そうなんですね。どうせなら皿を立て掛けられるような棚をつくって洗った皿を立てて水を切るようにすれば勝手にあるていど乾燥させてくれるのですがね。」
「なんだと!そりゃー便利だな。さっそく明日つくってもらうかな。良いアイディアをありがとうよ。」
「え!食器乾燥棚ってないんですね。」
「そんな名前なのか、作って売り出したら売れるぞ。そうだ、アイディアばっかり教えてもらうのは悪いから商品が出来て売れたら利益の半分はお前にあげるぞ。そう言えば名前も言ってなかったな。俺はボーロンって言うんだよろしく。」
「すいません。俺はダイスケって言います。よろしくお願いします。ですが半分頂くのは流石に多いと思います。少し食料と水を分けて貰えればかまいませんよ。そう長くこの街にいないので。」
「そうかい、と言うことはあんたは冒険者かい?」
「いや、明日冒険者ギルドで登録しようと思っているんです。」
「そうか、わかった。その条件でのろう。いつ準備すればいい?」
「出来たら明日朝からでもかまいませんか?保存の効く物がいいのですが。」
「いいよ。朝食を食べてから来るといいよ。」
「わかりました。では失礼します。」
手伝いが終わり食料の目処がたったのでタオルを部屋から取ってきて井戸に向かった。井戸か、懐かしいな実家にも使っていなかったが井戸があったので使い方はわかったのでさっそく水を汲んで桶に移して体を拭く、ひんやりとした感覚を味わいながら体を拭いていく。拭き終わると井戸水の味がどんなか少し飲む事にした。
「ゴクン」
ピローん
またあの音がなった。
『スキル異食を習得しました。』
ん~異食とはなんだろう、読んだことある小説では変な物もある程度食べられるスキルだと思うのだが、小さい頃にアリとかティッシュペーパーとか砂利を食べた事があるからではないだろうか。取り敢えず井戸周辺の草を集めて部屋に戻る事にした。
部屋に戻るとさっそく草をちょっと食べてみる事にした。スキル異食があるから大丈夫だ。
「もぐもぐ、苦い。」
ピローん
また鳴ったよ。何のスキルだよ。
『スキル毒耐性を習得しました。』
ええ~って事はこれは毒草なのか!残りは収納袋に入れておく事にした何かの役にたつだろう。毒耐性は配達日先の倉庫でキイロスズメバチに数カ所刺されたからだろうか、あの時は1週間くらい熱が40℃になったり下がったり繰り返していたからな。とほほあのことが役にたつ日がくるとは、明日も速いから寝る事にした。真行寺紗理奈は明日は現れるよな無責任すぎるぜ異世界無料体験サービスの管理よ。
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異食
毒耐性
残金 銀貨×9
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