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拠点編
久しぶりのギルド依頼と奴隷達
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前書き
23話です。
本文
教会という拠点も得た事から資金稼ぎを行うことにした。当然ギルドにいって良さげな依頼を探す事にする。依頼を探していると1件の依頼が目についた。
依頼 盗賊団の討伐
報酬 金貨100枚
内容 最近街周辺にでる盗賊団の殲滅
生死は問わない。盗賊の資産は討伐した者に分ける。
他に良さげな依頼がなかったので受けることにした。参加者は俺とローゼとイムだ。俺が弱らせてローゼとイムがトドメをさすといった戦術だ。ギルドの受付で依頼を受けて街をでて盗賊がいる洞窟までいく事にした。サシコがいるのでいる場所まで安全かつスピーディーに行く事ができる。
「ローゼとイム聞いてくれ俺が盗賊の動きを止めるからトドメをささずに捕獲して一カ所に集めてくれ、殺してもいいが奴隷に落としてお金にするからな。途中出てくる魔物は倒してかまわない。」
「わかりました。」
『わかった~』
「ではいまから俺が身動きを止めるから合図したら罠に気を付けながら盗賊の根城に突入してくやれ」
俺はスキル《煙散布》を使用して麻痺性のある煙を洞窟内に充満させる。30分程で洞窟全体に麻痺性の煙が充満してサシコで確認すると洞窟内には動ける者はいなかった。スキル《煙散布》を辞めると煙がすぐ無くなったのでローゼとイムに突入させて盗賊達を縛り上げる事にした。無抵抗の者を捕まえるだけなので30分もしないくらいで終わった。問題は盗賊に捕まっていた人達だった。同じく麻痺させていたのだが麻痺を治すために、スキル《状態異常回復》を作成し麻痺を治した。盗賊に捕まっていた人達は5名全員女だった。鑑定で確認すると全員奴隷で10歳~16歳だった、犯罪暦はなかったがステータスも悪くスキルもなかった。こう言う場合俺が奴隷達の主人になるみたいなのだが、可愛くもない(俺のタイプではない)ので奴隷として売ろうと考えている。俺のスキルを知られたら面倒と言うこともあるがギルドや奴隷商人に恩を売って置く方がいいと思った。
奴隷の中に没落した貴族令嬢がいた、こいつがマジで面倒くさい服装を整えさせろ、良い物喰わせろ。風呂に入りたいなどといってくる。当然無視だ。
「あんまり五月蝿いとこの洞窟においていくぞ。他人の俺からパンを貰えるだけでも感謝しろよな。それ以上要求するならお前はローゼやイムに命を取られるぞ。他の奴も聞いてくれ特に危害を加える気はない、保護したんだから街までつれていくから。言うことを聞かない奴は見捨てるからな。今日はこの洞窟の前で野営して明日街に向かうからしっかり休んでくれ」
「「「「「はい。」」」」」
奴隷達の為に盗賊が使っていた寝具を渡してやった。盗賊達は拘束して洞窟にいれてある。後は見張りをローゼと交互にやるだけだ、まずローゼに見張りをしてもらって後から代わる事にした。三時間後ローゼと見張りを代わる事にした、特に問題は無いようだ奴隷達も大人しく寝ているみたいだ。サシコに周囲の警戒を任せて盗賊達から押収した武器や防具を鑑定して見た。結果はたいした事が無かったのでスキル《時戻し》を作成し、全ての防具や武器に使用して状態を戻してアイテムボックスに収納した。なんかの時に使えそうなのでとって置く事にした。つまり俺は片付けがあまり出来ない人なのだ。アイテムボックスの整理等をやっていると朝になったので、奴隷達を起こす事にした。
「朝だ、起きてくれ準備をしたらユーバットの街に向かう。期待している所悪いが朝食はなしだ、昨日お前達が食べた分で手持ちが無くなったからな。水はあるから顔を洗ってから身仕度をしてくれ。」
「なんで朝ご飯ないのよ。ありえない。」
そう没落令嬢がいったので、カチンときたので
「おい、没落令嬢よなんでないのかと言うとお前がしこたま喰ったからだろ。お前10人前は喰っていただろうが、それでないんだよ。金がなくて恵んで貰ってからくう量じゃない。」
それを言われた没落令嬢はだんまりして大人しくなった。他の奴隷達は没落令嬢を睨んでいた。食べ物の恨みは怖いのだよ。俺とローゼとイムは食べましたよ。スキル《コンビニ》でおにぎりとお茶を取り寄せてから食べました。費用として商品価格分のお金と送料として商品価格が必要な為価格が2倍になるのだ。日本の物が食べられるので悪くはないがこれを他人に知られるのは不味いのであたえていない。ローゼは奴隷を解放して《眷属化》を行っているので秘密を話している。最初の頃は涙を流しなら上手いですっていってオニギリを食べていた。
街に帰る方法は《転移》で街周辺までいき後は徒歩でいく事にした。奴隷や盗賊達には《催眠術》で《転移》の事が分からないようにしている。こちらの準備が終わったので街に戻ろう。
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