異世界無料体験サービスから始まった異世界冒険だと思う。

ダンジョン編

ネコダンジョン攻略

ネコのダンジョンにはいった俺がする事はとりあえず秘密兵器を投入する事だ、モンスターはネコに関係ある者しか出て来ないので効果は抜群なはずた。



　ダンジョンに入ると大量なネコモンスターがいたのでマタマビを投げ込みそこに集中させた。虐殺だと言うかもしれないがモンスターなので皆殺しにする。方々は、ユリ科の植物を濃縮したものを霧吹きで散布するのだ。野菜につく害虫を農薬で殺すように散布するのだ。



　「プシュー、シュー」



　霧吹きの効果でネコモンスター達は急性腎不全を発症してバタバタ倒れていく。その様子はヤブ蚊の大群に殺虫スプレーをぶっかけた用にバタバタと床に倒れていく。凄いを通り過ぎて快感と言った感情があふれてくる。



　エクスやローゼも楽しそうにやっている。またイムは後処理として綺麗にモンスターを捕食・吸収していく。中々いいチームワークなってきた。それからは黙々と集める→スプレーをする。→倒れてる。→捕食する。と言った行動を淡々とこなしていく。



　一日もしないでダンジョンの最下層に到着してしまった。ダンジョンマスターは怒り狂っていた。



　「よくも俺の可愛い配下達を皆殺しにしてくれたな、一生奴隷として扱ってやる。」



　「いやいや、なんでお前に奴隷にされないといけないのだ。そもそも俺にやられると思っていないのが不思議でならないが、」



　「なにを～」





　「ちなみに、罠のダンジョンをクリアしたのは俺だぞ。」



　「へぇ～クリアしたんだ。罠のダンジョン！？はぁ？あの突破が出来ないと言われていた罠のダダンジョーン！？嘘～」



　「本当だ。ちなみにダンジョンは崩壊させたから、ダンジョンマスターも死んでいる。」



　「命だけは助けて下さい。お願いします。」



　急に態度を変えるダンジョンマスター、しかし活かして置いてもメリットがないので知識と経験を吸収してダンジョンの外のネコ村に捨てて置くことにした。千波にダンジョンマスターの容姿はイノシシ顔のモンスターだった。多分モンスターとして討伐される事だろう。こうして短期間で2個のダンジョンをクリアしたのだが、達成感はないに等しい。なんでこの世界の住人はクリアしないで自分達の利益に走るのか不思議におもった。



　また、ダンジョン崩壊によりネコ村は落ちぶれていく事になった。飛び出していった猫は何処にいったかは誰も分からない、きっと猫好きな者達にモフモフされて生活している事だろう。